せっかくお金を払って入った映画館、結末を見ずに途中で退出するとしたら、それなりの理由があるものです。
海外掲示板に、
「上映の途中で映画館を出たことはありますか？ それはどんな作品で、理由は何ですか？」と質問がありました。
回答をご紹介します。
●子供のときに両親が「ジュマンジ」の途中で自分を外に連れ出したのは、ロビン・ウィリアムスが傷ついてしまうことに、自分が耐えられなかったから。
●自分じゃないが、80年代に映画館で働いていた。「ミスティック・ピザ」という映画が公開になったがあまりチケットが売れなかった。しかも始まって20分くらいでほとんどの人が払い戻しをしてくれと言いだす。支配人がもうドアでパスを用意して待っていた。なぜその映画にみんな怒りだすのか自分はわからなかった。
（ジュリア・ロバーツ主演。『コネチカットの田舎町にあるピザハウス「ミスティック・ピザ」で働く3人の若い女性の一夏の恋模様を描いたラブコメディ。：ミスティック・ピザ）
●父、11歳の妹、21歳の自分の3人は、誕生日におばあちゃんを夕食と映画に連れて行くのが良いと考えた。映画は軽いタッチのコメディで、ちょっとつらい思いをしている孫息子が祖母の家に移り住むという話の映画を上映していた。クリスチャンでとても保守的な87歳の祖母を連れていった。映画の中でその孫息子のアレックスが風呂場でマスターベーションをするシーンになったとき、祖母は大声で「映画館の中にいる全員が地獄に落ちる！」と叫び、映画館から出なくちゃいけなくなった。今でもその映画は自分のお気に入りで、見るたびにおばあちゃんを思い出す。
●自分は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の途中で抜けた。悪い映画だったというわけではなく、ポップコーンの機械が爆発し、映画館が火事になったからである。
●「タイタニック」の途中で抜けた。一緒に見ていた友人が、船が沈み始めたときにヒステリックに泣き始め「最後まで見られない」と言ったから。最初から船が沈むことはわかっていたのでイライラしたけど、彼女を慰めることもできずにその場に迷惑をかけるので一緒に出た。
●「恐竜」。怖くて泣き叫んだので父親が連れ出した。
●第二次世界大戦で（サイパンと沖縄）に戦闘機で不時着した男性を知っているが、彼は「プライベート・ライアン」のオマハビーチのシーンで、退出せずにはいられなかった。
●パリを観光中に午後に時間ができたので、チケットとポップコーンとお菓子とドリンクを買って映画を見ることにした。
映画館に入って座ったと思ったら、すぐに立ち上がって出た。
自分の底抜けのバカさにあきれたが、パリにいることを完全に忘れていて、映画がフランス語であることも忘れていた。自分はフランス語を話せない。
●友人の父親が「サウスパーク」に連れて行ってくれたが、20分くらい見てから父親はあまりに柄が悪いと感じて映画館を出た。代わりにフーターズに連れていってくれた。
●出るなんてことはない、だが昼寝はする。昼寝する時間なんてほとんどないんだ。
●「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト」で出た。ひどい婦女暴行シーンは16歳のデートで見たいものではないと気付いたので。
●どんなに映画がひどくても途中で出ない。10ドルのために我慢する。
理由はさまざまですが、ひどい映画だったというよりは、予測と違ったとか年齢相応ではなかったなどのケースが多いようです。
見る前に、最低限の下調べはしておきたいところですね。
have you ever walked out during the movie?
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