ちひろ「Pさんの膝の上争奪戦」
キャラ崩壊注意。
モバP「………」(キーボードカタカタ
佐城雪美(以下雪美)「……P」
モバP「ん? 雪美か、どうした?」
雪美「………」
モバP「……んん? ああ。なるほど」
ポンポン
モバP「おいで」
雪美「ん……♪」(チョコン
モバP「ちょっと体重掛かるぞー」(カタカタ
雪美「大丈夫。Pと私、くっつく……繋がる………」
モバP「この書類終わるまで我慢しててなー」(カタカタ
千川ちひろ(以下ちひろ)「あ、また膝の上に誰か乗せてますね」
本田未央(以下未央)「ほほー、プロデューサーは相変わらずですなぁ」
ちひろ「少し前まではレッスン待機だった仁奈ちゃんが、昨日は千佳ちゃんだったかしら」
未央「あ、私ありすちゃんが膝の上に乗ってたの見たことあるよ」
ちひろ「あら、そういうの人前じゃやりたがらないタイプのありすちゃんも?」
未央「すっごーくリラックスしてたから、多分あの時私には気付かなかったんじゃないかなー?」
ちひろ「今の雪美ちゃんと同じような感じだったんでしょうねぇ」
雪美「……♪」
モバP「………」(カタカタ
島村卯月(以下卯月)「Pさんの膝の上って、やっぱり気持ちいいんでしょうか? おはようございます」
未央「あ、うづきーん。おはよ」
ちひろ「おはようございます。体温高めだって前話してましたし、ああして触れ合ってると温かいんでしょうね」
卯月「へー。最近冷えてきましたし、ああいう光景はこれから何度も見るかもですね」
未央「プロデューサーの膝の上は、まさしくホットスポットってわけだね!」
ちひろ「おかげでキッズアイドルの皆さん元気で、人気もぐんぐんうなぎ上りなんですよね」
未央「むむむ」
卯月「私達も寒さに負けないように頑張らないと、ですね。未央ちゃん!」
ちひろ「ふふっ、頑張ってくださいね」
別の日――
モバP「………」(カタカタ
未央「プロデューサー、今日も頑張ってるね! はいこれ。缶コーヒー」
モバP「お? 悪いな。今すぐお代を……」
未央「あ! お代いらないいらない! これは未央ちゃんの気持ちだからさ!」
モバP「そういうわけには……」
未央「じゃ、じゃあさ! その代わりってわけじゃないんだけど、一つお願いしてもいいかなー?」
モバP「……ふむ。俺に出来ることなら」
未央「えへへ。えっと、さ……膝の上に座っても、いい?」
モバP「?」
未央「こ、こう。最近子ども組の皆がやってるみたいに、ねっ?」
モバP「……あー」
未央「や、やっぱり私くらいの子がそういうお願いするのって変かな……?」
モバP「まぁー、流石に未央の年頃くらいになると意味合いが変わってくるとは思うなぁ」
未央「……だ、だよね。う、うん」
モバP「……まぁ、いいんじゃないか。甘えたい時ってあるもんな」
未央「やっぱり今のは……いいの!? おーー、流石は私のプロデューサー!」
モバP(触発されたのもあるだろうが、年齢に不釣り合いのプレッシャーの中頑張ってるのは確かだもんな)
モバP「どんとこい!」
未央「そ、それじゃあ失礼して、んしょっと」
モバP「おお、やっぱ未央くらいになると感覚も変わってくるな」
未央「ええっ、それって私が重いってこと!?」
モバP「年相応に、な。そしてこれだと俺は仕事ができないことに気がついた」
未央「それはちょっと困るね。えっと……じゃ、じゃあこうやって」(ギュッ
モバP「抱きつくのかっ!? 確かにこれならって、そんな無理しなくても……」
未央「だ、だって仕事の邪魔してまでって考えると申し訳なくって」(ギュー
未央(ひゃー……! プロデューサーの胸板厚い! 温かい!)
モバP「ぐぬぬ、そこまで言われたら頑張るしかないな。しっかり掴まってろよ!」(カタカタ
未央「う、うん!」(ギュギュッ
未央(ひ、ひゃー……!!)
数十分後――
モバP「肩凝った……」
未央「えと、その、何だかごめんね?」
モバP「いやー、無茶して仕事したのは俺の方だから、未央は気にしなくていいぞ」
未央「……ありがと、プロデューサー」
モバP「こっちこそ。役得だった」
未央「!? も、もー! プロデューサーのえっち!」(バシバシッ
モバP「あはははイタイイタイ」
未央(我ながら大胆なことを……! けど、なんだろすっごく安心して元気出たような……)
マスタートレーナー(以下マストレ)「1,2,1,2! 島村、ステップテンポ上げて!」
卯月「はい!」
マストレ「渋谷! ターン前に二人を確かめるな! 呼吸で合わせろ!」
渋谷凛(以下凛)「! はい!」
未央「……! ふっ!」(タンッタタンッ
マストレ「よし、そこまで! 本田、その調子だ。動きに熱があるし柔らかい。確実に力をつけているぞ」
未央「あ、ありがとうございます!」
凛「未央、すごいね」
卯月「未央ちゃん絶好調ですね」
未央「えへへー。今の未央ちゃんに出来ないことはないぞーって感じ?」
マストレ「調子に乗るな、と言いたい所だが。今の本田のテンションで舞台に立てれば世界が変わるぞ」
未央「えっ、本当!?」
凛「マストレさんがここまで褒めるのって滅多にないよね」
卯月「ううー、私達も負けてられないです!」
未央「あはは、まぁ頑張ってくれたまえ! なんちゃって♪」
未央(プロデューサーの膝の上に乗った後から、ずっと胸の奥がポカポカしてる。この気持ちのおかげ、かな?)
――事実、この数日後に行われたニュージェネレーションのライブから、本田未央の人気が更に爆発することとなる。
卯月「未央ちゃん、ソロの新曲の売り上げも上々だそうです」
凛「ほんと、飛ぶ鳥を落とす勢いっていうのかな? 一気に差をつけられた感じ」
未央「そんなに褒めても何も出ないよー? でも、調子が上がって来てるのは自分でも実感してるかな」
日野茜(以下茜)「ポジティブパッションでの活動でも、未央ちゃん熱は燃え上がってます!」
高森藍子(以下藍子)「そんなファンの人の力も自分の物にして、ますます輝いてますよね」
未央「も、もー! えへへへ……」
茜「何だかドーンって勢いに乗った感じですけど、もしや秘密の特訓でもしたんですか!?」
未央「え、特訓?」
卯月「そーです! 何か秘密の練習方法があるなら教えて下さい、未央ちゃん!」
未央「特訓って言っても、ちょっとプロデューサーに……ハッ!?」
凛「……ふーん?」
藍子「これは、問い質す必要がありますね?」
茜「プロデューサーと秘密の特訓してたんですね!? 私もしてもらってきます! ボンバー!」(ピューッ
卯月「あっ、茜ちゃん。待って……!」(タッ
未央「ちょ、ちょっと待って! 茜ちん、うづきん! しぶりん、あーちゃん、近い! 近い!!」
凛「向こうは向こうで実証してくれるだろうし」
藍子「私達は私達で、ちゃんと聞きださないと、ですね」
未央「お、おたすけー!!」
凛「しまった、思ったよりもうらやま……こほん、すごいことやってた」
藍子「茜さんのことです、既に実行しているかもしれません」
凛「……急ごう!」
扉バターンッ
茜「ふぉ……おおお………」(ギュギュー
卯月「つ、次は私ですからね……! 茜ちゃん!」
モバP「ナゼコンナコトニ……グェ」
藍子「茜さん、首、プロデューサーさんの首決まってます」
凛「遅かったか……!」
ちひろ「どうやら皆にもばれてしまったようね」
藍子「ちひろさん?」
ちひろ「実は、Pさんの膝の上に座って作業に付き合ったアイドルは、人気度が100上がるのよ!」
卯月「ひゃくっ!?」
藍子「人気度って?」
ちひろ「ああ! この力でキッズアイドルの人気を不動の物にしていたんですが、今回の未央ちゃんの行動で歯車は動き始めました」
ちひろ「今こそ事務所内で、この事実を公表したいと思います!」
プロデューサーの膝の上でいちゃつけばアイドルとしても成長できる。
その事実は瞬く間に事務所中のアイドル達へと広がっていった。
始めは半信半疑だったアイドル達も、その後複数名のアイドルの人気が爆発的に上がったことから理解を深め、
自然とプロデューサーの膝の上に座ることを意識するようになっていった。
そしてそれは時と共に加熱していき……
櫻井桃華(以下桃華)「ふふ、Pちゃまの逞しい胸に抱かれるのがこんなに心地いいなんて……」
モバP「今日はまた、向き合うように座ってるわけだからな」(カタカタ
桃華「もう、つれませんわ。こんなに積極的にしておりますのに」(ギュッ
モバP「ちひろさんも冗談キツイよな。皆が頑張ってるからこそ、人気も出てるってのに」(カタカタ
桃華「あら、Pちゃまの膝の上でこうしておりますと、本当に元気が出ますのよ?」
モバP「それでやる気出してくれるんだったら、俺に出来る範囲で協力するつもりだよ」
桃華「うふふ、それでこそPちゃまですわ。ですのでどうか、もうしばらくはこのままで……」(ギュッ
神谷奈緒(以下奈緒)「はーい! タイムアーップ! しゅーりょー!!」(ピピーッ
桃華「んもう、無粋にも程がありますわ!」
奈緒「いやいや、そんなこと言ったって皆で決めたルールだろ?」
桃華「私達にはそもそも関係なく過去より続けてきたことですわ。そ
コメント一覧
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- 2015年12月08日 22:17
- うづきんて誰だよしまむーだろhgちゃんと徹底しろよ
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- 2015年12月08日 22:29
- SSのNNにケチ付けてる人の人生ってどんなんだろうな
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- 2015年12月08日 22:29
- 茜ちん辺りでやめておけばちゃんみお可愛いSSで気分よく終われたのに…
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- 2015年12月08日 22:33
- 正直とんでも展開にするよりも普通にイチャイチャさせたほうが良かったんじゃないかと思う。
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- 2015年12月08日 22:44
- 中盤以降急激に失速してしまった感じのおしい作品だな
序盤の雰囲気のまま続ければいい感じだったのに
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- 2015年12月08日 23:00
- あの子とヒャッハーするのか、わかるわ
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- 2015年12月08日 23:01
- なんでしょう、お尻に何か硬いものがあってますね…とか言ってな
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- 2015年12月08日 23:11
- 別に(以下○○)とか堅苦しくしなくても最初から○○でいいと思う
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- 2015年12月08日 23:25
- プロデューサーの膝を壊してしまったかな子がダイエットしてもう一度プロデューサーの膝の上に乗るまでを描いた感動の第二部は無いのですか?
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- 2015年12月09日 00:02
- レス番号10で終わってたほうが良かったのではと思わないでもない
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