NPUは8日(現地時間)、2016年内の登場が噂される「Surface Phone」の一部スペックについて、新たな情報を入手したことを伝えています。
「Surface Phone」のコンセプト画像
先日、「Surface Pro」シリーズや「Surface Book」の設計を担当した米マイクロソフト幹部パノス・パナイ氏と同氏の率いる開発チームが、フラッグシップ級のスペックを備えた “新生Surface Phone” の開発を進めているとの情報が伝えられましたが(過去記事)、今回それに付随する新たな情報がリークされました。
NPUが信頼できる情報筋を通じて入手した情報によると、Surface Phoneは高性能な米インテル製の最新プロセッサや、4K(3840×2160)またはWQHD(2560×1440)解像度のディスプレイなどを搭載する、非常に高性能な「Windows 10 Mobile」端末として登場する見込みとのことです。
「Surface」シリーズの開発を率いるパノス・パナイ氏
以下は、今回リークされたSurface Phoneの主なスペック。
OS | Windows 10 Mobile | |
ディスプレイ | サイズ | 5.2インチ または 5.5インチ |
解像度 | 4K(3840×2160)または WQHD(2560×1440) | |
SoC | Intel製 高性能プロセッサ(※型番不詳) | |
メインカメラ | 約1500万画素 | |
フロントカメラ | 約800万画素(LEDフラッシュ 搭載) | |
その他 | 虹彩認証センサー Surface Pen対応 専用純正カバー |
今年8月中旬に初めてリークされたSurface Phoneの情報において、SoCには、インテル製の通信モデム統合型SoC「SoFIA(Atom X3-C3000)」シリーズが採用される見込みとされていましたが(過去記事)、現在それよりも遥かに高性能なモバイル半導体の搭載が検討されていることを、NPUは指摘しています。
また、「Lumia 950」シリーズに採用されているものよりも低画素化の図られたイメージセンサーには、ある先進的な機能を実装しているとのことです。さらに虹彩認証センサーにも改良が施されるほか、ディスプレイは「Surface Pen」による入力を正式にサポートする模様です。
OS | Windows 10 Mobile |
ディスプレイ | 5.2インチ(?)フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | Intel 64-bit クアッドコア SoC(Atom X3シリーズ?) |
メインカメラ | 約1000万画素 (OIS 搭載) |
フロントカメラ | 約500万画素 |
ネットワーク | 4G LTE通信 |
その他 | 虹彩認証機能 USB Type-Cポート |
過去にリークされた「Surface Phone」のスペック
なお、この新生Surface Phoneの登場時期については、早くとも2016年第3四半期の末頃になる見通しとされています。
[NPU]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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