寒さに強い人と弱い人。その違いは筋肉量にあった。
2015.12.9 09:00 知る・面白 # コメント(-)
太っている人は皮下脂肪がたっぷりついているので寒くない。なんてこと言われてますがそんなことはない。寒さに強い人と弱い人の違いは筋肉量にあるそうです。
筋肉は収縮していない安静時も、細胞内でエネルギーを絶えず消費しています。筋肉量が多いと、この安静時の代謝量(基礎代謝量)が大きくなるので、体が温まりやすく寒さに強い体になります。加えて、筋肉量が増えると、「震え」で発生する熱量も増えます。さらに、その筋肉を使って運動をすれば、その強度と継続時間に応じて、多くの熱が生み出されるのだそうです。
他にも寒さに強い人の要因として、寒さに慣れているかどうかがあげられるそうです。寒さに慣れていると、寒くても体の「震え」が起こらないようになります。これは、寒さにさらされると交感神経の活動が活発になって脂肪が燃え、熱が生み出されるメカニズムが、寒さに幾度となくさらされるうちに発達するためです。これを、「非震え熱産生」と呼ぶそうです。
ということで、寒さに強い体になるには、(1)全身の筋肉量を増加させて基礎代謝量を上昇させること、(2)「非震え熱産生量」を増加させることが有効なのだそうです。
手っ取り早く寒さを回避する方法
そうすぐには筋肉はつかないので、手っ取り早く寒さを回避する方法が紹介されていました。一般的にガタガタと震えがくるような寒さに対して人は急激に運動して体を温めようとしますがある意味これも正解なのだそうです。
簡単な方法として「インターバル速歩」があるそうです。これは、軽い会話ができる程度の速歩きで3分間歩き、3分間ゆっくり歩く、このセットを繰り返す運動法だそうで、セットを1日5回以上、週4日以上繰り返すこと、寒さに強くなるそうです。さらには、インターバル速歩を行うことで体力が10歳分ほど若返ることが科学的に証明されているとのこと。
3分早歩きで3分おそ歩き、これを1日5回ですでに30分歩くことになるわけで、なんとなく効果的なのはわかる気がします。
via:yahoo
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