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0.66インチのEVF用大型液晶パネルULTIMICRONの最新世代が量産開始、世界最高SXGA+解像度を達成 - Engadget Japanese


セイコーエプソンは、電子ビューファインダー向けのTFT液晶パネル『ULTIMICRON』シリーズの新型『L3FJ63800C』の量産出荷を開始しました。

『ULTIMICRON』は、ミラーレスカメラやカムコーダーなどの搭載された電子ビューファインダーに使用される、高温ポリシリコンTFT液晶パネルです。カラーの表示にはカラーフィルター方式を用いており、カメラを振るなどしてファインダー像が素早く動く際に発生するカラーブレークアップ現象が原理的に発生しない点が特徴。

今回発表され新型パネル『L3FJ63800C』は対角0.66インチで、解像度はSXGA+(1400×RGB×1050、441万ドット)。電子ビューファインダー用量産品の中では、世界最高の解像度としています(2015年11月調査時点)。

L3FJ63800C/製品画像

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従来製品の中でも解像度が高いパネルはXGA(1024×RGB×768ドット)でしたが、『L3FJ63800C』は約2倍となる解像度を実現しています。

約1677万色を表示するほか、色域は従来製品より約30パーセント拡大し、色空間はRGBカバー率98パーセント。表面輝度は650cd/m2、画素ピッチは9.6(3.2×RGB)×9.6μm。

高解像度な電子ビューファインダーが搭載されれば、撮影時に狙ったところへピントを合わせやすくなり、ピントの合っている部分、いわゆるピントの山が掴みやすくなるので、より正確に、自分の思い描いた通りに撮影できるでしょう。ちなみにULTIMICRONはこれまで、オリンパスやライカのミラーレスカメラなどに搭載された実績があります。

0.66インチのEVF用大型液晶パネルULTIMICRONの最新世代が量産開始、世界最高SXGA+解像度を達成

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