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「第二次世界大戦中、ジープの新車はこんな風に出荷されていた…」感心されていた写真:らばQ
2015年12月11日 19:53
 

ジープの箱00
第二次世界大戦時、アメリカ陸軍から要請を受けてクライスラー社が開発したジープ

耐久性と悪路走行性の高さから、大戦中(1940年〜1945年)だけで64万台以上も生産されましたが、その新車が出荷されるときの写真が海外掲示板で注目を集めていました。

いったいどんな状態だったのかというと……。

ジープの箱01
こんな小さな木枠に収まってる!


ジープの箱02
タイヤも工具も全て収まっており、さらに車載工具で全パーツの修理が可能な仕様となっているそうです。


ジープの箱04
別の木枠。空間に無駄がありません。


ジープの箱03
車両の性能だけではなく、運搬コストの観点からも合理的。同種の小型四輪駆動車の代名詞的存在となったのも納得ですね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●父親が働いていた陸軍の基地では、サイズ縮小のために、このようなたくさんのWillys MB(36万生産されたモデル)の木枠を古い倉庫で見つけた。書類(目録)が備えられていなかったために、完全破壊せざるをえなかったらしい。
それらの箱を半分の半分に切り、金属はスクラップにし、木枠は燃やされた。その話を涙ながらに聞いたよ。

↑なぜ人々はそういう車両を盗む方法を考えないのかと思う。

↑トラックから落ちたとか、なんとでもできると思う。美術館でもどこでも寄付したりできたのに。これは金をセーブしたというよりも、かなり無駄にした。

↑盗難の第1ステップ:何も聞くな。

↑盗難の第2ステップ:何も言うな。

●テキサス州サンアントニオに住んでいるが、民生用に改修された空軍基地がある。倉庫の外に何百という飛行機のエンジンがあり、中には飛行機が入っている。いちどチェックしたことがあるが、誰も40年くらい入っていないようだ。一つ買いたいと思うが、誰に連絡していいのかもわからない。

●うちの父親は第二次世界大戦のWillys JEEPを持っている。すごい乗り物だと思う。2013年にリストアして、2014年にオランダからノルマンディ(フランス北西部)まで運転した。
イギリスの退役軍人と撮った写真。
ジープの箱05

JEEPの他の写真。
ジープの箱06
ジープの箱07
ジープの箱08

●自分が所有してるJEEP。組み立て後。
ジープの箱09

●今じゃみんな忘れられて、軍の基地の倉庫に放置されているってことが想像できるかい。


誰もがよく知る車両ですが、運搬面からも優れた設計だったことや、現役引退後の扱いなど、知られていないことも多いものですね。

How new Jeeps were shipped during WW2

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