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U-2偵察機を解体してチェックし、再び組み立てるまでのタイムラプス動画 : カラパイア

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 アメリカのロッキード社が、F-104をベースに開発したスパイ用の高高度偵察機U-2偵察機は、飛行時間が4700時間になると、一旦解体され破損や故障がないかを入念にチェックした後、再び組み立てられるという作業が毎回行われるという。

 その様子を早回しで見ることができる動画が公開されていた。
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Amazing time-lapse of the disassembly of an entire U-2 plane

 チェックするパーツは1800か所。それに加え4万以上のリベットも検査され、消耗していたり不備があるところは修理、交換作業がなされる。必要に応じて塗装なども行われる。こういった入念なメンテナンスによりU-2は世界最高水準の稼働率を誇るのだという。

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 U-2は、ドラゴンレディという愛称で米国民に親しまれている。U-2は細長い直線翼を備え、高度25,000mもの高高度を飛行し、偵察用の特殊なカメラを積み、冷戦時代はソ連など共産圏の弾道ミサイル配備状況をはじめとする機密情報を撮影した。

 戦闘機や地対空ミサイルの能力が向上した現在、撃墜される危険のある地域を強行偵察することは困難であるが、電子/光学センサーにより、敵国の付近を飛ぶだけでもかなりの情報収集が可能になっている

 そのため後継機であるSR-71が退役した現在も、湾岸諸国やボスニアに対しては有力な情報収集手段として用いられている。

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コメント

1

1. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 16:39
  • ID:AoI.EWSB0 #

約半年も飛行してるのか、、、すげぇな

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2. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 17:01
  • ID:UV2QB6J10 #

ベースとなった飛行機が
F-104ってんだから、息の長い飛行機だよな

無人偵察機グローバルホークの出現で、すぐにでも
とって変わられると思ったが、そうでも無いご様子

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3. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 18:58
  • ID:NlaV5P0s0 #

後輩のSR-71よりも先輩のU-2の方が長く仕事してるってのもなかなか。

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4. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 19:25
  • ID:8DPtkxGJ0 #

高高度を、このほっそりとした機体が飛んでいる姿は美しいだろうな。

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5. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 19:43
  • ID:05e6.iq50 #

こういうのって撮影できるんだね。
トランスフォーマーの撮影の時に
F35は参考資料の撮影として後部からの撮影は厳禁だった。

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6. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 20:17
  • ID:FpEotAo30 #

パイロットは宇宙服とほぼ同じ気密服で長時間ミッションのために
初期の宇宙飛行士が食べてたようなチューブ食をヘルメットごしに
(ストロー付きで)いただくそうな

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7. 匿名処理班

  • 2015年12月12日 23:13
  • ID:UhjoF8Qu0 #

※5
F35は最新技術のカタマリだから厳しいのは当然だが、
U-2は60年前の骨董品だからね

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