人間はモチベーション次第で生産性が上がることがわかっていますが、乳牛も同様のようで、幸せだとミルクを多く出すことが、ニューキャッスル大学の研究により明らかになりました。
名前を付けて親しみをこめて呼ぶだけで、3.5%も牛乳の生産量が増加したそうです。
ニューキャッスル大学が550の農家にアンケート調査を実施しました。
質問の中に「牛を名前で呼んでいるか」との項目があり、名前を付けられている牛は、そうでない牛より多くの牛乳を出していることが判明したのです。
家畜には名前を付けないことも多いそうですが、そのうちペットのような名前を付けるのが流行するかもしれません。
このニュースに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分が働いていた乳牛舎では、すべての牛に名前(番号も)がついていた。お気に入りはゴールディだった。いつも僕の頭をなめてきたよ。なのでハグをしてあげた。
↑ゴールディには誰がいい子か言ってやったかい。
↑結構慣れるもんだよ、牛は。群れのリーダーは自分が子供のときに背中に乗せてくれた。クールな牛だったよ。
↑それで食べたらおいしかったのかな。
↑それが理由でうちのおじいちゃんは名前をつけないんだ。
●牛からしたら言葉の意味は理解できない。ただ犬のように応えるだけだ。だからナンバーでも構わない。「17番、いい子だよ」と言うふうに。
↑ただし、ちゃんと名付けられた牛は、自然と農家の人からかわいがられるものだよ。からかったり同情したり。
●名前を付けられたから幸せなのか、名前を付けられる牛は良い扱いを受けるから幸せなのか、だな。
●ちょっとこの記事を呼んでいて悲しくなったよ。牛も名前が欲しいんだって。
●妻のことを牛と呼ぶのはやめて、これから名前で呼んでやろうと思ったよ。
●牛はだいたいかなり知性的で感情的でもあると聞くね。
↑豚だってそうだよ。
牛も愛情を求めたり、承認欲求があるとのことです。
フレンドリーに名前を呼ばれるだけで幸せ度が上昇しやすいのは、人間やペットも一緒ですね。