9094540-1「意欲的でとがった人材」を求めるために京都大が今回から導入した特色入試が28日行われ、理学部の59人(定員5人)、教育学部の12人(定員6人)が筆記試験に挑んだ。注目されていた理学部は4時間の筆記試験で、数学の「超難問」4問を課した。



理学部の筆記試験について、学習塾の京進は「いずれの問題も高校数学の範囲で解答可能だが、様々な単元が複合されており、これまでの2次試験に比べて難易度は極めて高い。状態変化を扱ったコインの問題では、規則性を見つけることで正解を推定し証明する必要がある」と講評した。

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コインの問題は、設問の「問1」だけ見れば一見パズルのようだが、予備校関係者は「設問による誘導がなければ数学オリンピック級の難問だろう」と指摘。

京大が昨年末に公開した理学部の出題例の問題は、「難問」として定評のある従来の難易度を超える「超難問」だとして、今回の出題が注目を集めていた。

詳細は(source: 京都新聞 - 京大特色入試に超難問 数学の筆記試験“五輪級”

京都大学理学部 特色入試 サンプル問題 第1問 解説