1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 22:11:13.56 ID:rSHw115r0.net
穂乃果「ねえ、今度みんなでお弁当を食べようよ!」
海未「何を言ってるのですか?お弁当はいつも…」
穂乃果「そうじゃなくて、みんなでお弁当を交換して食べるんだよ」
希「いい考えやね」
穂乃果「でしょ!」
にこ「良いじゃない?たまには、他の子の弁当も食べてみたいって思ってたからね」
海未「しかし、何故そんな事を突然?」
穂乃果「ミカちゃんから、お弁当交換が流行ってるって聞いたんだ」
花陽「良いね!新米の時期になったし、美味しいご飯を炊いて、旬の味を味わって…」
真姫(ど…どうしよう…。私、不器用で料理なんて碌に出来ないのに…)
真姫「い、良いわね…。美味しいお弁当を作ってくるわ」
穂乃果「そう来なくちゃ!」
海未「何を言ってるのですか?お弁当はいつも…」
穂乃果「そうじゃなくて、みんなでお弁当を交換して食べるんだよ」
希「いい考えやね」
穂乃果「でしょ!」
にこ「良いじゃない?たまには、他の子の弁当も食べてみたいって思ってたからね」
海未「しかし、何故そんな事を突然?」
穂乃果「ミカちゃんから、お弁当交換が流行ってるって聞いたんだ」
花陽「良いね!新米の時期になったし、美味しいご飯を炊いて、旬の味を味わって…」
真姫(ど…どうしよう…。私、不器用で料理なんて碌に出来ないのに…)
真姫「い、良いわね…。美味しいお弁当を作ってくるわ」
穂乃果「そう来なくちゃ!」
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 22:20:39.46 ID:rSHw115r0.net
真姫「どうしよう…お母さんに頼んで作って貰うのも良いけど、それじゃあ作ったことにならないから…」
真姫「本屋に寄りましょ…」
ウィーン
真姫「料理本、料理本っと…」
コト
真姫「どれも難しそうね…」ペラ…ペラ…
真姫「これはどうだろう?」
真姫「うーん、これも難しそう…」
アリガトウゴザイマシタ!
ウィーン
真姫「色々買ったのはいいけど、果たして上手くいく事か…」
ガチャ
真姫「ただいま…」
真姫(不器用な私でも、美味しいお弁当作れるかな?)
真姫ママ「おかえり、真姫」
真姫ママ「真姫、料理本なんて珍しいわね」ニコ
真姫「ゔぇえ///」
真姫ママ(あら、真姫ったら顔を赤くしちゃって)
真姫「本屋に寄りましょ…」
ウィーン
真姫「料理本、料理本っと…」
コト
真姫「どれも難しそうね…」ペラ…ペラ…
真姫「これはどうだろう?」
真姫「うーん、これも難しそう…」
アリガトウゴザイマシタ!
ウィーン
真姫「色々買ったのはいいけど、果たして上手くいく事か…」
ガチャ
真姫「ただいま…」
真姫(不器用な私でも、美味しいお弁当作れるかな?)
真姫ママ「おかえり、真姫」
真姫ママ「真姫、料理本なんて珍しいわね」ニコ
真姫「ゔぇえ///」
真姫ママ(あら、真姫ったら顔を赤くしちゃって)
5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 22:25:47.25 ID:rSHw115r0.net
真姫ママ「お料理のお手伝いしてくれるかしら?」
真姫「良いわよ」
真姫ママ「じゃあ、エプロンを出してくるから待っててね」
真姫「う、うん…」
真姫ママ「サイズが合うと良いけど…」
真姫「大丈夫」
真姫ママ「じゃあ、早速…」
真姫ママ「野菜を切りましょ」
真姫「でも、包丁なんて…」
真姫ママ「教えてあげるから」
真姫「良いわよ」
真姫ママ「じゃあ、エプロンを出してくるから待っててね」
真姫「う、うん…」
真姫ママ「サイズが合うと良いけど…」
真姫「大丈夫」
真姫ママ「じゃあ、早速…」
真姫ママ「野菜を切りましょ」
真姫「でも、包丁なんて…」
真姫ママ「教えてあげるから」
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 22:33:32.68 ID:rSHw115r0.net
真姫「でも…」
真姫ママ「良いから、良いから」
真姫ママ「包丁はこうやって持つのよ」
真姫「こ、こう?」
真姫ママ「そう、それで野菜を押さえてる方はグーにするの」
真姫「これで良い?」
真姫ママ「良いよ。後は、こうやって切るのよ」シャキ…シャキ…
真姫「ちょっと、怖い…」
真姫ママ「大丈夫よ。真姫も慣れれば、出来るようになるからね」ニコ
真姫「///」
真姫ママ「良いから、良いから」
真姫ママ「包丁はこうやって持つのよ」
真姫「こ、こう?」
真姫ママ「そう、それで野菜を押さえてる方はグーにするの」
真姫「これで良い?」
真姫ママ「良いよ。後は、こうやって切るのよ」シャキ…シャキ…
真姫「ちょっと、怖い…」
真姫ママ「大丈夫よ。真姫も慣れれば、出来るようになるからね」ニコ
真姫「///」
9: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 23:23:44.18 ID:rSHw115r0.net
真姫ママ「野菜が切り終わったことだから、フライパンに油を敷きましょ」
真姫「何をするの?」
真姫ママ「野菜を炒める為に、フライパンに油を敷くのよ」
真姫ママ「じゃあ、フライパンを出しておいて」
真姫「うん」
真姫ママ「油を敷く前に熱しておくのよ」
真姫「フライパンを熱するの?」
真姫ママ「そうしないと、水分で食材がくっついて焦げてしまうからよ」
真姫「成る程ね」
真姫ママ「じゃあ、コンロを点けて」
カッチャン
真姫ママ「手をかざして、熱いと感じたら油を入れて」
真姫「分かった」
真姫ママ「ママは味噌汁を作るから、何かあったら声を掛けてね」
真姫「何をするの?」
真姫ママ「野菜を炒める為に、フライパンに油を敷くのよ」
真姫ママ「じゃあ、フライパンを出しておいて」
真姫「うん」
真姫ママ「油を敷く前に熱しておくのよ」
真姫「フライパンを熱するの?」
真姫ママ「そうしないと、水分で食材がくっついて焦げてしまうからよ」
真姫「成る程ね」
真姫ママ「じゃあ、コンロを点けて」
カッチャン
真姫ママ「手をかざして、熱いと感じたら油を入れて」
真姫「分かった」
真姫ママ「ママは味噌汁を作るから、何かあったら声を掛けてね」
11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 23:32:11.76 ID:rSHw115r0.net
ボー
真姫(料理って、大変だなぁ…。この調子じゃ、上達しないわよね)
真姫(何としてでも、美味しいお弁当が作れるように頑張らなきゃ!)
真姫(そろそろかな)
真姫「ママ、丁度良くなったよ」
真姫ママ「じゃあ、油を垂らして満遍なく広げて」
真姫「こう?」
真姫ママ「その調子よ。油が温まったら、野菜を入れるのよ」
真姫「結構、良い感じかも」
真姫ママ「じゃあ、野菜を入れて」
シャー!
真姫「そしたら、どうすれば良いの?」
真姫ママ「菜箸でかき混ぜて、均等に炒めて」
シャー、シャー、シャー…
真姫ママ「少し焦げ目が出たら、塩と胡椒を少しまぶして」
パッパッパ…
真姫「出来たわ」
真姫ママ「菜箸でよく混ぜて」
真姫(料理って、大変だなぁ…。この調子じゃ、上達しないわよね)
真姫(何としてでも、美味しいお弁当が作れるように頑張らなきゃ!)
真姫(そろそろかな)
真姫「ママ、丁度良くなったよ」
真姫ママ「じゃあ、油を垂らして満遍なく広げて」
真姫「こう?」
真姫ママ「その調子よ。油が温まったら、野菜を入れるのよ」
真姫「結構、良い感じかも」
真姫ママ「じゃあ、野菜を入れて」
シャー!
真姫「そしたら、どうすれば良いの?」
真姫ママ「菜箸でかき混ぜて、均等に炒めて」
シャー、シャー、シャー…
真姫ママ「少し焦げ目が出たら、塩と胡椒を少しまぶして」
パッパッパ…
真姫「出来たわ」
真姫ママ「菜箸でよく混ぜて」
12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 23:41:55.12 ID:rSHw115r0.net
真姫ママ「そろそろ、止めても良いわよ」
カッチャン
真姫「良い匂い」
真姫ママ「じゃあ、お皿を用意するから盛り付けて」
真姫「こうやってっと…熱っ!」
真姫ママ「大丈夫!?」
真姫「大丈夫よ、このくらい」
真姫ママ「気をつけて、真姫。後で、手当てをしましょ」
真姫「///」
真姫ママ「味噌汁と野菜炒めの出来上がりね」
真姫「そうね」
ピー
真姫ママ「ご飯を濡らして、10分経ったらかき混ぜて」
カパ
真姫「良い香り…それに、良い色」
ホカホカ
真姫ママ「出来た?」
真姫「出来たわ」
真姫ママ「じゃあ、よそって食べましょう」
真姫ママ「いただきます」
真姫「いただきます」
モグモグモグ
真姫ママ「もう少し、野菜を炒めて醤油を効かせた方が良かったかもね」
真姫「う、うん」
真姫ママ「落ち込まないの。ママだって、真姫と同じ頃はこんな感じだったんだから、ね」
真姫「ママ…」
真姫ママ「冷めないうちに食べましょ」
カッチャン
真姫「良い匂い」
真姫ママ「じゃあ、お皿を用意するから盛り付けて」
真姫「こうやってっと…熱っ!」
真姫ママ「大丈夫!?」
真姫「大丈夫よ、このくらい」
真姫ママ「気をつけて、真姫。後で、手当てをしましょ」
真姫「///」
真姫ママ「味噌汁と野菜炒めの出来上がりね」
真姫「そうね」
ピー
真姫ママ「ご飯を濡らして、10分経ったらかき混ぜて」
カパ
真姫「良い香り…それに、良い色」
ホカホカ
真姫ママ「出来た?」
真姫「出来たわ」
真姫ママ「じゃあ、よそって食べましょう」
真姫ママ「いただきます」
真姫「いただきます」
モグモグモグ
真姫ママ「もう少し、野菜を炒めて醤油を効かせた方が良かったかもね」
真姫「う、うん」
真姫ママ「落ち込まないの。ママだって、真姫と同じ頃はこんな感じだったんだから、ね」
真姫「ママ…」
真姫ママ「冷めないうちに食べましょ」
13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/27(火) 23:51:31.98 ID:rSHw115r0.net
真姫ママ「ごちそうさまでした」
真姫「ごちそうさまでした」
真姫ママ「食器を片付けましょ」
真姫「うん」
翌日…
クラスメイト「じゃあね、西木野さん」
真姫「うん」
真姫「さて、帰りにスーパーに寄って食材を買おうかなっと…」
にこ「なにブツブツ言ってんの」
真姫「ゔ、ゔぇえ!に、にこちゃん!」
にこ「なに、なに?お弁当の食材…」
真姫「ちょっと、勝手に見ないで!」
にこ「買い物ね…。にこも丁度、安売りセールに行くところなの」
真姫「そうなの」
にこ「折角だから、一緒に行っても良いかなってね」
真姫「良いわよ」
にこ「じゃあ、早く行くわよ!セールは時間が勝負だから!」
真姫「ごちそうさまでした」
真姫ママ「食器を片付けましょ」
真姫「うん」
翌日…
クラスメイト「じゃあね、西木野さん」
真姫「うん」
真姫「さて、帰りにスーパーに寄って食材を買おうかなっと…」
にこ「なにブツブツ言ってんの」
真姫「ゔ、ゔぇえ!に、にこちゃん!」
にこ「なに、なに?お弁当の食材…」
真姫「ちょっと、勝手に見ないで!」
にこ「買い物ね…。にこも丁度、安売りセールに行くところなの」
真姫「そうなの」
にこ「折角だから、一緒に行っても良いかなってね」
真姫「良いわよ」
にこ「じゃあ、早く行くわよ!セールは時間が勝負だから!」
15: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/28(水) 00:00:33.51 ID:FHgxpjZg0.net
真姫「ちょっと、引っ張らないでよ!」
にこ「なに言ってるの!セールで売り切れたら負けなのよ」
にこ「着いたわ!」
『ええ、5時より生鮮品、お惣菜の割引セールを始めます!』
にこ「後、3分よ!」
真姫「そんなに急ぐ必要ないと…」
にこ「なに言ってるの!?安さはね、主婦の味方なんだよ!節約するのは、セール品で得るほかないのよ」
『これより、生鮮品、お惣菜の割引セールを始めます!』
にこ「行くわよ!真姫、カゴは持ったわね」
真姫「ちょ…ちょっと…」
ダダダ…
にこ「そこ、どきなさい!」
真姫「ま、待ってよ!」
にこ「よし!後はこれよって、ちょっと!」
真姫「はぁ…はぁ…」
にこ「ざっと、こんなもんね」
真姫(スーパーって、こんなに激しい場所だったなんて…主婦の戦いは激しい…)
にこ「じゃあ、真姫のお弁当の食材を買うわよ」
にこ「なに言ってるの!セールで売り切れたら負けなのよ」
にこ「着いたわ!」
『ええ、5時より生鮮品、お惣菜の割引セールを始めます!』
にこ「後、3分よ!」
真姫「そんなに急ぐ必要ないと…」
にこ「なに言ってるの!?安さはね、主婦の味方なんだよ!節約するのは、セール品で得るほかないのよ」
『これより、生鮮品、お惣菜の割引セールを始めます!』
にこ「行くわよ!真姫、カゴは持ったわね」
真姫「ちょ…ちょっと…」
ダダダ…
にこ「そこ、どきなさい!」
真姫「ま、待ってよ!」
にこ「よし!後はこれよって、ちょっと!」
真姫「はぁ…はぁ…」
にこ「ざっと、こんなもんね」
真姫(スーパーって、こんなに激しい場所だったなんて…主婦の戦いは激しい…)
にこ「じゃあ、真姫のお弁当の食材を買うわよ」
17: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/28(水) 00:16:33.21 ID:FHgxpjZg0.net
真姫「え?良いわよ、私の事は…」
にこ「セールの方の手伝いしてもらったんだし、お礼ぐらいはしておかないと気が済まないのよ」
真姫「じゃ、じゃあお願いするわ」
にこ「任せなさい!にこの目に狂いはないから」
にこ「えっと、野菜の肉巻き…」
にこ「人参とインゲンと牛のもも肉ね」
にこ「良い?野菜の美味しさはね、鮮度が命なのよ」
真姫「鮮度?」
にこ「そう。野菜の色とか艶で見極めるのよ!」
にこ「人参はね、この大きさが食べ頃よ!」
真姫「へぇ…」
にこ「もう、真姫も選ぶ!」
真姫「分かったわよ」
真姫「これかしら?」
にこ「これの方が良いわ」
ピッピ…
アリガトウゴザイマシタ!
にこ「良い買い物したわね」
真姫「そうね」
にこ「今日はありがとね」
真姫「別にそんな…」
にこ「そうだ!明日、作り方を教えるわ」
真姫「そ、そんな…そこまでしなくても///」
にこ「お礼だと思って」
真姫「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて」
にこ「じゃ、決まり!明日の放課後、真姫のうちに寄って教えるわ」
にこ「セールの方の手伝いしてもらったんだし、お礼ぐらいはしておかないと気が済まないのよ」
真姫「じゃ、じゃあお願いするわ」
にこ「任せなさい!にこの目に狂いはないから」
にこ「えっと、野菜の肉巻き…」
にこ「人参とインゲンと牛のもも肉ね」
にこ「良い?野菜の美味しさはね、鮮度が命なのよ」
真姫「鮮度?」
にこ「そう。野菜の色とか艶で見極めるのよ!」
にこ「人参はね、この大きさが食べ頃よ!」
真姫「へぇ…」
にこ「もう、真姫も選ぶ!」
真姫「分かったわよ」
真姫「これかしら?」
にこ「これの方が良いわ」
ピッピ…
アリガトウゴザイマシタ!
にこ「良い買い物したわね」
真姫「そうね」
にこ「今日はありがとね」
真姫「別にそんな…」
にこ「そうだ!明日、作り方を教えるわ」
真姫「そ、そんな…そこまでしなくても///」
にこ「お礼だと思って」
真姫「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて」
にこ「じゃ、決まり!明日の放課後、真姫のうちに寄って教えるわ」
18: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/28(水) 00:34:14.12 ID:FHgxpjZg0.net
真姫(とは言ったものの、上手く行くのだろうか…)
真姫『熱っ!』
ガッシャン
真姫『痛たた…』
にこ『やる気あるの!?』
真姫『あ、あるわよ!』
にこ『じゃあ、何で些細な事で失敗するのよ!?』
真姫『私だってね、失敗したくてしてるんじゃないのよ!』
にこ『呆れた…勝手にやってなさい。やる気のない人に教えても無駄だと思うから』
真姫「ううん、そんなに卑下する必要ないわよ!」
真姫「きっと、上手くいくわよ」
翌日…
キンコーン…カンコーン…
穂乃果「いやぁ、今日もパンがうまい!」ハム
海未「穂乃果、たまにはご飯も食べたほうが良いですよ」
穂乃果「ええ~、パンは美味しんだよ」ハム
真姫「海未ちゃんの言う通りよ。栄養バランスを考えないと、体に悪いわよ」
穂乃果「そんなこと言われても…」
ことり「穂乃果ちゃんはパンが好きだからねぇ」
穂乃果「そうだよ!ことりちゃんの言う通りだよ!」
真姫「まあ、良いわ。ところで、お弁当の事なんだけど、何時にする?」
穂乃果「そうだったね!そうだねぇ…来週の金曜日はどうかな?」
海未「良いですね」
ことり「じゃあ、腕によりを掛けちゃうよ!」
キンコーン…カンコーン…
穂乃果「じゃあ、また後で」
真姫「じゃあね」
真姫『熱っ!』
ガッシャン
真姫『痛たた…』
にこ『やる気あるの!?』
真姫『あ、あるわよ!』
にこ『じゃあ、何で些細な事で失敗するのよ!?』
真姫『私だってね、失敗したくてしてるんじゃないのよ!』
にこ『呆れた…勝手にやってなさい。やる気のない人に教えても無駄だと思うから』
真姫「ううん、そんなに卑下する必要ないわよ!」
真姫「きっと、上手くいくわよ」
翌日…
キンコーン…カンコーン…
穂乃果「いやぁ、今日もパンがうまい!」ハム
海未「穂乃果、たまにはご飯も食べたほうが良いですよ」
穂乃果「ええ~、パンは美味しんだよ」ハム
真姫「海未ちゃんの言う通りよ。栄養バランスを考えないと、体に悪いわよ」
穂乃果「そんなこと言われても…」
ことり「穂乃果ちゃんはパンが好きだからねぇ」
穂乃果「そうだよ!ことりちゃんの言う通りだよ!」
真姫「まあ、良いわ。ところで、お弁当の事なんだけど、何時にする?」
穂乃果「そうだったね!そうだねぇ…来週の金曜日はどうかな?」
海未「良いですね」
ことり「じゃあ、腕によりを掛けちゃうよ!」
キンコーン…カンコーン…
穂乃果「じゃあ、また後で」
真姫「じゃあね」
19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/28(水) 00:49:28.84 ID:FHgxpjZg0.net
放課後…
真姫「さて、正門で待ちましょ」
にこ「ごめーん!待った?」
真姫「いいえ、今来たところよ」
にこ「じゃあ、お邪魔するわ」
真姫「どうぞ」
にこ「ところで真姫」
真姫「何、にこちゃん」
にこ「真姫は、料理作ったことある?」
真姫「殆ど無い…」
にこ「じゃあ、一から教えてあげる♡」
真姫「///」
真姫「ここよ」
にこ「相変わらず、大きな家ね」
ガチャ
真姫「ただいま」
にこ「お邪魔します」
真姫ママ「おかえり、真姫。あら、真姫のお友達ね」
にこ「いつもお世話になっております」
真姫ママ「畏まらないで。さあ、上がっていって」
真姫「さて、正門で待ちましょ」
にこ「ごめーん!待った?」
真姫「いいえ、今来たところよ」
にこ「じゃあ、お邪魔するわ」
真姫「どうぞ」
にこ「ところで真姫」
真姫「何、にこちゃん」
にこ「真姫は、料理作ったことある?」
真姫「殆ど無い…」
にこ「じゃあ、一から教えてあげる♡」
真姫「///」
真姫「ここよ」
にこ「相変わらず、大きな家ね」
ガチャ
真姫「ただいま」
にこ「お邪魔します」
真姫ママ「おかえり、真姫。あら、真姫のお友達ね」
にこ「いつもお世話になっております」
真姫ママ「畏まらないで。さあ、上がっていって」
20: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/28(水) 00:58:22.15 ID:FHgxpjZg0.net
真姫「キッチンはこっち」
にこ「あら、ありがと」
にこ「じゃあ、使わせてもらうわね」
にこ「しかし、大きなダイニングキッチン…」
にこ(にこのうちの台所とは大違いね…)
真姫「どうしたの?」
にこ「ちょっと、にこのうちの台所より大きいななんてね」
真姫「そんなことないわよ」
にこ「あ、そう…」
にこ「さて、エプロンも着たわけだし…」
にこ「真姫!調味料は?」
真姫「棚の中にあるわ」
にこ「さて…この献立で行くわよ!」
真姫「なにそれ」
にこ「矢澤家秘伝のレシピノートよ」
真姫「レシピノートね」
にこ「まあ、真姫にだけ特別に教えてあげる」
にこ「あら、ありがと」
にこ「じゃあ、使わせてもらうわね」
にこ「しかし、大きなダイニングキッチン…」
にこ(にこのうちの台所とは大違いね…)
真姫「どうしたの?」
にこ「ちょっと、にこのうちの台所より大きいななんてね」
真姫「そんなことないわよ」
にこ「あ、そう…」
にこ「さて、エプロンも着たわけだし…」
にこ「真姫!調味料は?」
真姫「棚の中にあるわ」
にこ「さて…この献立で行くわよ!」
真姫「なにそれ」
にこ「矢澤家秘伝のレシピノートよ」
真姫「レシピノートね」
にこ「まあ、真姫にだけ特別に教えてあげる」
27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-aN8i) 2015/10/28(水) 17:57:46.26 ID:FHgxpjZg0.net
にこ「誰にも教えないでよ」
真姫「分かってるわ」
にこ「じゃあ…」
にこ「エプロンを着けて!」
真姫「は、はい!」
真姫(反射的に返事してしまった)
にこ「良い?料理はね、笑顔を届けるものなの」
にこ「このレシピノートには笑顔にするメニューが書かれてるの!」
にこ「だから…」
にこ「にっこにっこにー☆ってね。楽しくやるのよ」
にこ「ほら、真姫も」
真姫「え?」
にこ「にっこにっこにー☆」
にこ「ほら!」
真姫「に…にっこにっこにー///」
にこ「まあ、いい出来ね」
真姫(は…恥ずかしかったけど、何となく分かった)
真姫ママ「うふふ…楽しそうにやってるわね」
真姫「分かってるわ」
にこ「じゃあ…」
にこ「エプロンを着けて!」
真姫「は、はい!」
真姫(反射的に返事してしまった)
にこ「良い?料理はね、笑顔を届けるものなの」
にこ「このレシピノートには笑顔にするメニューが書かれてるの!」
にこ「だから…」
にこ「にっこにっこにー☆ってね。楽しくやるのよ」
にこ「ほら、真姫も」
真姫「え?」
にこ「にっこにっこにー☆」
にこ「ほら!」
真姫「に…にっこにっこにー///」
にこ「まあ、いい出来ね」
真姫(は…恥ずかしかったけど、何となく分かった)
真姫ママ「うふふ…楽しそうにやってるわね」
30: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 18:26:59.63 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
にこ「今日のメニューは…」ペラ…ペラ…
にこ「これとこれよ」
真姫「らぶにこ☆おにぎり…と、豚汁?」
にこ「そうよ。らぶにこ☆おにぎりは、とっておきなのよ」
真姫「そうなんだ」
にこ「にこが小さい時、よくお父さんに作ってもらったのよ…って、何話してるのよ…」
真姫「にこちゃんのお父さんが作ってくれたおにぎりなんだ…。思い入れの深い食べ物なのね」
にこ「そう…お父さんのおにぎりには具は入ってなかったけど、おいしかった…」
にこ「なんてね…。気分転換に早速、料理を始めるわよ!」
にこ「これとこれよ」
真姫「らぶにこ☆おにぎり…と、豚汁?」
にこ「そうよ。らぶにこ☆おにぎりは、とっておきなのよ」
真姫「そうなんだ」
にこ「にこが小さい時、よくお父さんに作ってもらったのよ…って、何話してるのよ…」
真姫「にこちゃんのお父さんが作ってくれたおにぎりなんだ…。思い入れの深い食べ物なのね」
にこ「そう…お父さんのおにぎりには具は入ってなかったけど、おいしかった…」
にこ「なんてね…。気分転換に早速、料理を始めるわよ!」
31: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 18:56:26.26 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
にこ「似合うじゃない、真姫のエプロン姿」
真姫「じっと見ないで///」
にこ「良いじゃん☆」
真姫「///」
真姫ママ(高校生の頃の私を思い出すわね)
にこ「先ずは…ご飯はある?」
真姫「待ってて…」
パカ
真姫「残ってるわ」
にこ「じゃあ、そのご飯を使うわ」
ジャー
にこ「塩水で握るのよ」
真姫「そうなんだ…。おにぎりなんて、一度も作った事なかったから知らなかったわ」
にこ「ご飯が手にくっ付かないようにするためなのよ」
キュッ
にこ「とりあえず、水は用意できたから…」
にこ「塩とご飯ね」
パカ
にこ「ボウルにご飯を移すのよ」
真姫「う、うん」
真姫「じっと見ないで///」
にこ「良いじゃん☆」
真姫「///」
真姫ママ(高校生の頃の私を思い出すわね)
にこ「先ずは…ご飯はある?」
真姫「待ってて…」
パカ
真姫「残ってるわ」
にこ「じゃあ、そのご飯を使うわ」
ジャー
にこ「塩水で握るのよ」
真姫「そうなんだ…。おにぎりなんて、一度も作った事なかったから知らなかったわ」
にこ「ご飯が手にくっ付かないようにするためなのよ」
キュッ
にこ「とりあえず、水は用意できたから…」
にこ「塩とご飯ね」
パカ
にこ「ボウルにご飯を移すのよ」
真姫「う、うん」
32: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 19:07:31.48 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
真姫「移したわよ」
にこ「それじゃあ、ご飯に塩をまぶして」
真姫「塩…塩っと」
パッパッパ…
にこ「杓文字でかき混ぜて」
マゼマゼ…
にこ「そしたら、手を濡らして」
真姫「うん」
ペチャペチャ…
にこ「こうやって、握るのよ」
ニギニギ
真姫「熱そうね…」
にこ「慣れれば、熱くないわよ」
モチ…
真姫「熱っ!」
にこ「もう、ちゃんと握る!」
真姫「熱いわよ…」ニギ…ニギ…
にこ「リズムよく握らないと、美味しさが逃げるわよ!」
にこ「それじゃあ、ご飯に塩をまぶして」
真姫「塩…塩っと」
パッパッパ…
にこ「杓文字でかき混ぜて」
マゼマゼ…
にこ「そしたら、手を濡らして」
真姫「うん」
ペチャペチャ…
にこ「こうやって、握るのよ」
ニギニギ
真姫「熱そうね…」
にこ「慣れれば、熱くないわよ」
モチ…
真姫「熱っ!」
にこ「もう、ちゃんと握る!」
真姫「熱いわよ…」ニギ…ニギ…
にこ「リズムよく握らないと、美味しさが逃げるわよ!」
33: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 19:34:16.12 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
にこ「出来たわね」
真姫「ええ」
にこ「ちょっと、形が歪だけど…」
真姫「///」
にこ「でも、良い出来よ。初めてやると崩れて形にならないけど、真姫はきちんとそれらしく出来てる」
にこ「やれば出来るじゃない」
真姫ママ(成長してきたわね)
にこ「次は豚汁を作りたいけど、妹たちのご飯を作らないといけないわ」
真姫「そうなんだ…残念…」
にこ「今度、じっくり教えてあげるから♡」
真姫「///」(にこちゃん、もうかわいいよ)
にこ「それはそうと、おにぎりを食べるにこ☆」
にこまき「にっこにっこにー☆」
にこまき「それじゃあ、いただきます(にこ☆)」
真姫「おいしい!」
にこ「当たり前でしょ。にこが作ったおにぎりなんだから」
真姫「ええ」
にこ「ちょっと、形が歪だけど…」
真姫「///」
にこ「でも、良い出来よ。初めてやると崩れて形にならないけど、真姫はきちんとそれらしく出来てる」
にこ「やれば出来るじゃない」
真姫ママ(成長してきたわね)
にこ「次は豚汁を作りたいけど、妹たちのご飯を作らないといけないわ」
真姫「そうなんだ…残念…」
にこ「今度、じっくり教えてあげるから♡」
真姫「///」(にこちゃん、もうかわいいよ)
にこ「それはそうと、おにぎりを食べるにこ☆」
にこまき「にっこにっこにー☆」
にこまき「それじゃあ、いただきます(にこ☆)」
真姫「おいしい!」
にこ「当たり前でしょ。にこが作ったおにぎりなんだから」
34: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 19:49:17.92 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
にこまき「ごちそうさま」
にこ「それじゃあ、お邪魔しました」
真姫ママ「また、遊びに来てね」
ガッチャン…
真姫「楽しかった」
真姫(料理って、こんなに楽しいものなんだ)
真姫「よし!おいしいお弁当を作るわよ!」
ブー、ブー、ブー…
真姫「あ、メール」
『今日は楽しかったにこ☆
ありがとね』
真姫「私も楽しかったよ」
にこ「それじゃあ、お邪魔しました」
真姫ママ「また、遊びに来てね」
ガッチャン…
真姫「楽しかった」
真姫(料理って、こんなに楽しいものなんだ)
真姫「よし!おいしいお弁当を作るわよ!」
ブー、ブー、ブー…
真姫「あ、メール」
『今日は楽しかったにこ☆
ありがとね』
真姫「私も楽しかったよ」
35: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 19:52:50.60 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
そして…
真姫「明日は金曜日…」
真姫(ちゃんと作れるかしら?)
真姫「大丈夫よ」
真姫「さて、寝ましょ」
カチ
真姫「明日は金曜日…」
真姫(ちゃんと作れるかしら?)
真姫「大丈夫よ」
真姫「さて、寝ましょ」
カチ
37: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 23:39:01.60 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
ピピピッ…ピピピッ…
カチャ
真姫「ご…5時…」ムク
真姫「お弁当を作らなきゃ」
真姫「えっと、野菜の肉巻きと…おにぎりと…」
パカ
真姫「行くわよ!」
ジャー
ニギニギ
真姫「熱っ!」
にこ『リズムよく握らないと、美味しさが逃げるわよ!』
真姫「熱いけど…頑張る!」
ニギニギ
真姫「おにぎりは完成っと」
真姫「次は…野菜の肉巻き』
サク…サク…サク…
真姫「ちょっと切りにくいわ…」
サク…
真姫「痛っ!」
真姫「指、切っちゃった…」
にこ『楽しくやらなきゃ、美味しくなくなるわよ!』
真姫「おいしいお弁当を作らなきゃ!」
ピピピッ…ピピピッ…
真姫「よし!」
シャー
真姫「良い音ね」
カチャ
真姫「ご…5時…」ムク
真姫「お弁当を作らなきゃ」
真姫「えっと、野菜の肉巻きと…おにぎりと…」
パカ
真姫「行くわよ!」
ジャー
ニギニギ
真姫「熱っ!」
にこ『リズムよく握らないと、美味しさが逃げるわよ!』
真姫「熱いけど…頑張る!」
ニギニギ
真姫「おにぎりは完成っと」
真姫「次は…野菜の肉巻き』
サク…サク…サク…
真姫「ちょっと切りにくいわ…」
サク…
真姫「痛っ!」
真姫「指、切っちゃった…」
にこ『楽しくやらなきゃ、美味しくなくなるわよ!』
真姫「おいしいお弁当を作らなきゃ!」
ピピピッ…ピピピッ…
真姫「よし!」
シャー
真姫「良い音ね」
38: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ニククエW 02c3-YKLR) 2015/10/29(木) 23:43:35.04 ID:kPgTLDqR0NIKU.net
真姫「野菜の肉巻きも完成したっと」
真姫「後は、卵焼きも」
真姫ママ「あら、真姫。今日は早いわね」
真姫「お弁当を作るためにね」
真姫ママ「頑張ってね」
真姫「ありがとう」
真姫ママ「綺麗にできてるじゃない」
真姫「そ、そんなこと…」
真姫ママ「ううん。自信を持って」
真姫「ママ…」
真姫ママ「お弁当のおかずを冷まして、保冷剤を入れていくと良いわ」
真姫「行ってきます」
真姫ママ「行ってらっしゃい」
真姫「後は、卵焼きも」
真姫ママ「あら、真姫。今日は早いわね」
真姫「お弁当を作るためにね」
真姫ママ「頑張ってね」
真姫「ありがとう」
真姫ママ「綺麗にできてるじゃない」
真姫「そ、そんなこと…」
真姫ママ「ううん。自信を持って」
真姫「ママ…」
真姫ママ「お弁当のおかずを冷まして、保冷剤を入れていくと良いわ」
真姫「行ってきます」
真姫ママ「行ってらっしゃい」
39: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:02:28.75 ID:y2rJr2LV0.net
キンコーン…カンコーン…
真姫「昼休みね…」
真姫(私のお弁当、上手くできてるかな…)
穂乃果「みんな、お弁当は持ってきた?」
凛「持ってきたにゃー!」
希「持ってきたで」
海未「勿論です」
穂乃果「じゃあ、みんなで交換して食べ合おう!」
μ's「いただきます!」
絵里「希のお弁当、おいしいわね」
希「ありがと、えりち」
凛「海未ちゃんのお弁当、凛の好みだにゃー」
海未「喜んでいただけて幸いです」
真姫「昼休みね…」
真姫(私のお弁当、上手くできてるかな…)
穂乃果「みんな、お弁当は持ってきた?」
凛「持ってきたにゃー!」
希「持ってきたで」
海未「勿論です」
穂乃果「じゃあ、みんなで交換して食べ合おう!」
μ's「いただきます!」
絵里「希のお弁当、おいしいわね」
希「ありがと、えりち」
凛「海未ちゃんのお弁当、凛の好みだにゃー」
海未「喜んでいただけて幸いです」
40: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:03:06.93 ID:y2rJr2LV0.net
真姫(私のお弁当は…!)
にこ「うん…良いじゃない!」
真姫「にこちゃん!」
にこ「らぶにこ☆おにぎり上手く作れてるし、卵焼きもチーズとピーマンで良い味を引き出してるわね」
花陽「私も食べたいです!」
真姫「良いわよ、全員の分作っておいたからね」
凛「それじゃあ、いただくにゃー!」
絵里「おいしいわね、真姫」
希「美味いやん!この肉の焼き加減も良いし、おにぎりもシンプルでええやん」
真姫「みんな、ありがとう…」
にこ「ごちそうさま」
真姫「お粗末様です」
おいしい…それは優しさ
優しさ…それはみんなの笑顔と声
私は優しいお弁当で、昼休みを笑顔の時間に変えた
あ、トマトおいしい♡
終 わ り
にこ「うん…良いじゃない!」
真姫「にこちゃん!」
にこ「らぶにこ☆おにぎり上手く作れてるし、卵焼きもチーズとピーマンで良い味を引き出してるわね」
花陽「私も食べたいです!」
真姫「良いわよ、全員の分作っておいたからね」
凛「それじゃあ、いただくにゃー!」
絵里「おいしいわね、真姫」
希「美味いやん!この肉の焼き加減も良いし、おにぎりもシンプルでええやん」
真姫「みんな、ありがとう…」
にこ「ごちそうさま」
真姫「お粗末様です」
おいしい…それは優しさ
優しさ…それはみんなの笑顔と声
私は優しいお弁当で、昼休みを笑顔の時間に変えた
あ、トマトおいしい♡
終 わ り
42: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:20:09.80 ID:y2rJr2LV0.net
おまけ
凛「ラーメンで行くにゃー!」
凛ママ「ちょっと、お弁当にラーメンはないでしょ!」
凛ママ「作るんだったら、つけ麺でしょ」
凛「それだ!」
凛「麺は普通の麺では伸びちゃうから、米麺で代用するにゃー」
カチャン
凛「麺を茹でて解して…」
グツグツ…
凛「ああ…良い匂い…」
ピピピッ…ピピピッ…
凛「時間になったら、止めて…」
カチャン
凛「昨日、作っておいた醤油ベースのスープを水筒に入れて…」
凛ママ「ああ!何やってんだよ!」バコ
凛「にゃー!」
凛「凛特製、つけ麺弁当の完成!」
凛「ラーメンで行くにゃー!」
凛ママ「ちょっと、お弁当にラーメンはないでしょ!」
凛ママ「作るんだったら、つけ麺でしょ」
凛「それだ!」
凛「麺は普通の麺では伸びちゃうから、米麺で代用するにゃー」
カチャン
凛「麺を茹でて解して…」
グツグツ…
凛「ああ…良い匂い…」
ピピピッ…ピピピッ…
凛「時間になったら、止めて…」
カチャン
凛「昨日、作っておいた醤油ベースのスープを水筒に入れて…」
凛ママ「ああ!何やってんだよ!」バコ
凛「にゃー!」
凛「凛特製、つけ麺弁当の完成!」
44: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:35:39.87 ID:y2rJr2LV0.net
海未「朝早く起きてお弁当を作るのはいつもと変わりませんが、たくさん作るのは初めてです」
海未「みんなのお口に合うものは…」
海未「おにぎりでしょうか?」
海未「それじゃあ、これで行きましょう」
海未「ひじきを水で戻して…」
シャ、シャ…
海未「水で戻したら、人参と油揚げを切って…」
海未「味醂と砂糖と調理酒と出汁を入れて…」
グツグツ…
海未「後は煮込んで…」
ピピピッ…ピピピッ…
海未「うん…甘い香りが広がってきます」
海未「ひじきの煮物は完成しました」
海未「後は…」
1時間後…
海未「やっと、出来ました…」
重箱
海未「少々、調子に乗りすぎてしまいました…」
海未「みんなのお口に合うでしょうか…和食が殆ど占めてしまっていますが…」
海未「みんなのお口に合うものは…」
海未「おにぎりでしょうか?」
海未「それじゃあ、これで行きましょう」
海未「ひじきを水で戻して…」
シャ、シャ…
海未「水で戻したら、人参と油揚げを切って…」
海未「味醂と砂糖と調理酒と出汁を入れて…」
グツグツ…
海未「後は煮込んで…」
ピピピッ…ピピピッ…
海未「うん…甘い香りが広がってきます」
海未「ひじきの煮物は完成しました」
海未「後は…」
1時間後…
海未「やっと、出来ました…」
重箱
海未「少々、調子に乗りすぎてしまいました…」
海未「みんなのお口に合うでしょうか…和食が殆ど占めてしまっていますが…」
46: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:42:36.17 ID:y2rJr2LV0.net
絵里「うーん…お弁当と言っても…」
絵里「そうだわ!」
絵里「おにぎりを作れば、間違いなく大受け間違いなしだわ」
絵里「でも、おにぎりってどうやって作るかしら…」
絵里「…」
希『どうしたん、えりち?』
絵里「おにぎり、作ったことない…」
希『教えてあげる』
絵里「ハラショー…」
その後、おにぎりの虜になったのは言うまでもない
絵里「そうだわ!」
絵里「おにぎりを作れば、間違いなく大受け間違いなしだわ」
絵里「でも、おにぎりってどうやって作るかしら…」
絵里「…」
希『どうしたん、えりち?』
絵里「おにぎり、作ったことない…」
希『教えてあげる』
絵里「ハラショー…」
その後、おにぎりの虜になったのは言うまでもない
47: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:52:03.11 ID:y2rJr2LV0.net
花陽「旬の食材といえば、新米!」
花陽「新米といえば、ホカホカの艶々の宝石!」
花陽「炊飯を明日の朝5時にセットして」ピピッ
花陽「後は…エビフライとかハンバーグとかも作らないと!」
花陽「エビフライ、エビフライっと」
ジュワー…
花陽「ひゃあ…この音は堪りません!」
花陽「香ばしい油の香り、これこそフライの醍醐味です!」
花陽「ハンバーグは、デミグラスソースから作ってこそハンバーグですよね」
花陽「何時間も掛けて、出来上がったのがデミグラスソースと認められる」
花陽「デミグラスソースと…」
数時間後…
グツグツ…
花陽「ぴゃー…デミグラスソースが、私の鼻腔を愉しんでくれます!」
花陽「ハンバーグも完成したし、後はタッパーに入れて冷蔵っと…」
花陽ママ「花陽、お風呂空いたわよ」
花陽「はーい!」
花陽「新米といえば、ホカホカの艶々の宝石!」
花陽「炊飯を明日の朝5時にセットして」ピピッ
花陽「後は…エビフライとかハンバーグとかも作らないと!」
花陽「エビフライ、エビフライっと」
ジュワー…
花陽「ひゃあ…この音は堪りません!」
花陽「香ばしい油の香り、これこそフライの醍醐味です!」
花陽「ハンバーグは、デミグラスソースから作ってこそハンバーグですよね」
花陽「何時間も掛けて、出来上がったのがデミグラスソースと認められる」
花陽「デミグラスソースと…」
数時間後…
グツグツ…
花陽「ぴゃー…デミグラスソースが、私の鼻腔を愉しんでくれます!」
花陽「ハンバーグも完成したし、後はタッパーに入れて冷蔵っと…」
花陽ママ「花陽、お風呂空いたわよ」
花陽「はーい!」
48: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 00:58:55.29 ID:y2rJr2LV0.net
ことり「マカロンに…クッキーに…」
ことり「サンドウィッチが良いかも」
ことり「トマトは真姫ちゃんが好きだったからのトマトサンドと…」
ことり「ツナサンドも作ってっと」
サク…
ことり「残ったパンの耳を焼いて…」
ことり「パン粉にすれば、無駄がなくなるよ」
バスケット
ことり「はぁぁぁぁん…みんな、喜んでくれるかなぁ?」
ことり「ことり、楽しみ♪」
ことり「サンドウィッチが良いかも」
ことり「トマトは真姫ちゃんが好きだったからのトマトサンドと…」
ことり「ツナサンドも作ってっと」
サク…
ことり「残ったパンの耳を焼いて…」
ことり「パン粉にすれば、無駄がなくなるよ」
バスケット
ことり「はぁぁぁぁん…みんな、喜んでくれるかなぁ?」
ことり「ことり、楽しみ♪」
49: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 01:02:27.98 ID:y2rJr2LV0.net
穂乃果「眠いよぉ…」
穂乃果ママ「ほら、学校に遅れるわよ!」
穂乃果「分かってる…」
穂乃果ママ(全く…お弁当を作るって言ったのは誰なの…)
穂乃果ママ(しょうがないから作ったけど…)
穂乃果ママ「ほら、学校に遅れるわよ!」
穂乃果「分かってる…」
穂乃果ママ(全く…お弁当を作るって言ったのは誰なの…)
穂乃果ママ(しょうがないから作ったけど…)
50: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 01:14:14.88 ID:y2rJr2LV0.net
希「みんなのお口に合うお弁当を…」
希「そうやなぁ…」
プルルルル…
希「えりち、どうしたん?」
絵里『おにぎり、作ったことない…』
希「教えてあげる」
絵里『ハラショー…』
希「じゃあ、うちに来れる?」
絵里『ええ』
希「えりちからお弁当のヒントを得るとしよう」
ピンポーン
希「はーい」
ガチャ
絵里「お邪魔するわ」
希「いらっしゃい」
その後、希は豚の生姜焼き弁当を作り、絵里はおにぎりと卵焼きなどを作った
絵里はしばらくの間、おにぎりジャンキーに陥ったのは言うまでもない
希「そうやなぁ…」
プルルルル…
希「えりち、どうしたん?」
絵里『おにぎり、作ったことない…』
希「教えてあげる」
絵里『ハラショー…』
希「じゃあ、うちに来れる?」
絵里『ええ』
希「えりちからお弁当のヒントを得るとしよう」
ピンポーン
希「はーい」
ガチャ
絵里「お邪魔するわ」
希「いらっしゃい」
その後、希は豚の生姜焼き弁当を作り、絵里はおにぎりと卵焼きなどを作った
絵里はしばらくの間、おにぎりジャンキーに陥ったのは言うまでもない
51: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 01:18:03.83 ID:y2rJr2LV0.net
次回予告(嘘)
私、矢澤にこ
歌が大好きな普通の女の子
でも、突然の事故で私の運命が大きく変わってしまう
もうパパに逢えない…ママとも喋れない…
私に残されたのはたった一つ…歌う事だけ…
デビューします!
パパの夢のステージでトップを目指します!
アイドルクイーンのツバサ
そして、私たちの友達
色々な出会いの向こうには、色々な悲しみがあるけど…
歌があれば…歌があれば、きっと心を通わせることができる!
そう信じてるから、意地悪な運命に負けたりしない!
私、矢澤にこ
歌が大好きな普通の女の子
でも、突然の事故で私の運命が大きく変わってしまう
もうパパに逢えない…ママとも喋れない…
私に残されたのはたった一つ…歌う事だけ…
デビューします!
パパの夢のステージでトップを目指します!
アイドルクイーンのツバサ
そして、私たちの友達
色々な出会いの向こうには、色々な悲しみがあるけど…
歌があれば…歌があれば、きっと心を通わせることができる!
そう信じてるから、意地悪な運命に負けたりしない!
52: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ (ワッチョイW 02c3-YKLR) 2015/10/30(金) 01:19:21.77 ID:y2rJr2LV0.net
希「凄いやん」
にこ「いいでしょ」
海未「とはいえ、シリアスな内容になってますね」ペラ…ペラ…
にこ「父親が事故で死んで、母親が記憶喪失で喋れなくなっちゃうし…」
μ's「…」
花陽「でも、アイドルらしい部分もあるよね?」
にこ「あるけど、ドロドロしてるわ」
凛「え、にこちゃんが死んじゃうの!?」
にこ「ぬわんでよ!」
終 わ り
にこ「いいでしょ」
海未「とはいえ、シリアスな内容になってますね」ペラ…ペラ…
にこ「父親が事故で死んで、母親が記憶喪失で喋れなくなっちゃうし…」
μ's「…」
花陽「でも、アイドルらしい部分もあるよね?」
にこ「あるけど、ドロドロしてるわ」
凛「え、にこちゃんが死んじゃうの!?」
にこ「ぬわんでよ!」
終 わ り