愛媛県公立中学校教師が、生徒にひどい暴行を加えていたことがわかりました。

画像:【問題の起きた中学校】
問題の起きた中学校
NNN

15日に報じられた内容。

事件が発覚したのは愛媛県松山市の市立津田中学校。

同校に勤める40代の中学校教師は今月10日、放課後の教室で友人とふざけていた1年生の

男子生徒(12才)のほおを手でつかんだ状態でトイレに連れ込み、かぎを絞めた上で

「ころしてやろうか?耳を聞こえんようにしてやろうか?」

などと脅し、約20分間、約20回ビンタをした後、頭突きを食らわせたとのこと。

暴行後、まずいと思ったのか、教師は生徒が帰宅する前に生徒宅に電話をかけ、

「ほっぺたを叩いてしまった。申し訳ありません」
「1発2発叩くのは問題ないと思ってしまいました」

などと謝罪。

しかし、帰宅した息子の姿は顔が赤くはれ上がってはっきりと手形が残り、爪のあとも付いていました。

画像:【生徒の顔面に付いた傷跡】
生徒の顔面に付いた傷跡

母親は急いで息子を病院へ連れて行くと、医師は

「顔面と頭部、腕の打撲などで全治2週間」

と診断。

画像:【診断書】
診断書

学校側は翌日、教師と共に生徒宅を訪問。

前日の釈明電話と違い、

「両方のほっぺたをギューッとつまんで平手打ちを17~18回した」

と暴行があったことを認めました。

その上で

「僕は(暴行を受けた)生徒が大好きです」
「これまで半年の人間関係があり、男同士だと思って甘えてしまいました。すいません」

と語りました。

暴行を受けた男子生徒は現在精神的なショックで不登校。

母親は

「やりすぎです。息子は今は学校に行きたくない。教室が怖いと言っている」
「夜中にも起きて下痢をしている。精神的なものだと思う」
「暴行した教師は教師の資格がないと思ってる」

と話しています。

同校の校長は

「普段より職員については重大な事案、こういった事案を引き起こさないよう指導してきたが、それが十分に至らなかったと、大変残念に思っています」

としています。

警察は「傷害」の可能性もあるとみて、捜査しています。

生徒がどのようにふざけていたのかはわかりませんが、体罰は禁じられていますし、明らかにやりすぎ

ですね。Rolling Eyes