希
1: ◆Lkwb1l/Gec 2015/12/06(日) 14:54:01.26
希「・・・・・・はぁ・・・・・・」
にこ「なによ、いきなりため息ついて」
希「・・・・・・別に・・・・・・」
にこ「なんでもないのになんで部室の机に突っ伏してるのよ。もうみんな帰ったわよ」
希「・・・・・・そっか・・・・・・」
にこ「・・・絵里は今日は家の用事があるからってそそくさと帰ったわね」
希「・・・・・・うん、そうやね・・・・・・」
にこ「ダメだこりゃ」
にこ「なによ、いきなりため息ついて」
希「・・・・・・別に・・・・・・」
にこ「なんでもないのになんで部室の机に突っ伏してるのよ。もうみんな帰ったわよ」
希「・・・・・・そっか・・・・・・」
にこ「・・・絵里は今日は家の用事があるからってそそくさと帰ったわね」
希「・・・・・・うん、そうやね・・・・・・」
にこ「ダメだこりゃ」
2: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:55:00.70
にこ「で、もっかい訊くけど何かあったの?ケンカ?」
希「・・・・・・そんなんことちゃうよ・・・・・・ケンカしてたら、練習でペア組まないやんか・・・・・・」
にこ「それもそうか・・・希は今日も絵里とペアだったわね」
希「・・・あとついでに・・・今日誰かとケンカしてたら、わしわししまくらへんよ・・・凛ちゃん若干成長してたわ・・・」
にこ「誰かとケンカをしてはいないけど、今私にケンカを思いっきり売っているのはよくわかったわ」
にこ「ついでに凛は一回ひっぱたかないと」
希「・・・八つ当たりはやめーや・・・凛ちゃんかわいそうやん?」
にこ「うるさいわね!」
希「・・・・・・そんなんことちゃうよ・・・・・・ケンカしてたら、練習でペア組まないやんか・・・・・・」
にこ「それもそうか・・・希は今日も絵里とペアだったわね」
希「・・・あとついでに・・・今日誰かとケンカしてたら、わしわししまくらへんよ・・・凛ちゃん若干成長してたわ・・・」
にこ「誰かとケンカをしてはいないけど、今私にケンカを思いっきり売っているのはよくわかったわ」
にこ「ついでに凛は一回ひっぱたかないと」
希「・・・八つ当たりはやめーや・・・凛ちゃんかわいそうやん?」
にこ「うるさいわね!」
3: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:56:15.99
希「・・・にこっち・・・」
にこ「なによ」
希「・・・構って」
にこ「・・・はぁ?」
希「構って。寂しい」
にこ「いや、あんたなに言ってるのよ?」
希「・・・変なこと言ってるのわかるよ・・・?でも、こんなの、にこっちぐらいにしか言えないんよ」
希「だから構って」
にこ「・・・・・・」
にこ「・・・はぁ・・・しょうがないわねー。こっち来なさい」
にこ「なによ」
希「・・・構って」
にこ「・・・はぁ?」
希「構って。寂しい」
にこ「いや、あんたなに言ってるのよ?」
希「・・・変なこと言ってるのわかるよ・・・?でも、こんなの、にこっちぐらいにしか言えないんよ」
希「だから構って」
にこ「・・・・・・」
にこ「・・・はぁ・・・しょうがないわねー。こっち来なさい」
4: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:56:40.30
希「・・・・・・」モッギュー
にこ「・・・希、やっぱり離れて」
希「・・・えー・・・にこっちが来いって言ったやんか」
にこ「あのねぇ・・・希・・・」
にこ「そのでっかいものがむちゃくちゃ当たって苦しいのよ!!なんで胸がにこの顔に来るように抱きつくのよ!!」
希「・・・にしし・・・うちのおっぱいまくらを堪能できるのは今だけやで?」
にこ「うっさいわ!!」モニュー
希「いやーん、鷲掴みはあかんよー♪」
にこ「ぐぬぬ・・・鷲掴みされても離れないか・・・」
にこ「・・・希、やっぱり離れて」
希「・・・えー・・・にこっちが来いって言ったやんか」
にこ「あのねぇ・・・希・・・」
にこ「そのでっかいものがむちゃくちゃ当たって苦しいのよ!!なんで胸がにこの顔に来るように抱きつくのよ!!」
希「・・・にしし・・・うちのおっぱいまくらを堪能できるのは今だけやで?」
にこ「うっさいわ!!」モニュー
希「いやーん、鷲掴みはあかんよー♪」
にこ「ぐぬぬ・・・鷲掴みされても離れないか・・・」
5: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:57:03.83
希「にこっち・・・」
にこ「なによ」
希「・・・実は寂しかったっていうのもあるんやけど・・・うち、一人暮らしやから、家に帰っても、誰にも甘えられないんよ」
希「最近は、ちょっとずつだけどみんなに甘えたり、素直になれたりしてるとは思うんだけど、でも、寂しさは埋まりきれなくて・・・」
希「・・・うちもまだまだお子様やなぁ・・・温もりがほしいの・・・甘えたい・・・」グスッ
希「・・・μ’sのみんなとは違った・・・家族の温かさ・・・にこっちはすごくしっかりしてるし、お母さん的な感じが、あるから・・・」ポロポロ
希「・・・ごめんなぁ・・・にこっち・・・うちのわがままに付き合わせて」
にこ「・・・・・・はぁ~・・・・・・」
にこ「なに謝ってんのよ。寂しいなら思いっきり甘えなさいよ」
希「・・・にこっち・・・?」
にこ「なによ」
希「・・・実は寂しかったっていうのもあるんやけど・・・うち、一人暮らしやから、家に帰っても、誰にも甘えられないんよ」
希「最近は、ちょっとずつだけどみんなに甘えたり、素直になれたりしてるとは思うんだけど、でも、寂しさは埋まりきれなくて・・・」
希「・・・うちもまだまだお子様やなぁ・・・温もりがほしいの・・・甘えたい・・・」グスッ
希「・・・μ’sのみんなとは違った・・・家族の温かさ・・・にこっちはすごくしっかりしてるし、お母さん的な感じが、あるから・・・」ポロポロ
希「・・・ごめんなぁ・・・にこっち・・・うちのわがままに付き合わせて」
にこ「・・・・・・はぁ~・・・・・・」
にこ「なに謝ってんのよ。寂しいなら思いっきり甘えなさいよ」
希「・・・にこっち・・・?」
6: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:57:42.50
にこ「にこの場合は家に帰れば可愛い妹たちがいるし、ママもいる。でも希は違うでしょ?あの家に一人だから寂しいに決まってるじゃない」
にこ「・・・だから甘えられるときはうんっと甘えなさい・・・それに、私たちはもう・・・・・・っ・・・・・・」
希「・・・にこっち・・・?どうしたん?顔赤くなってるよ?」
にこ「・・・っ・・・・~~~~~~!!!今から言うことは一回しか言わないから耳かっぽじってよく聞きなさい!!」
にこ「私たちはメンバーであって、友達であって、μ’sというひとつの家族みたいなもんでしょうが!わかりなさいよばか!!」
にこ「先輩後輩関係ないわよ!!甘えたければみんなに甘えなさいよ!!」
にこ「・・・だから甘えられるときはうんっと甘えなさい・・・それに、私たちはもう・・・・・・っ・・・・・・」
希「・・・にこっち・・・?どうしたん?顔赤くなってるよ?」
にこ「・・・っ・・・・~~~~~~!!!今から言うことは一回しか言わないから耳かっぽじってよく聞きなさい!!」
にこ「私たちはメンバーであって、友達であって、μ’sというひとつの家族みたいなもんでしょうが!わかりなさいよばか!!」
にこ「先輩後輩関係ないわよ!!甘えたければみんなに甘えなさいよ!!」
7: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:58:07.65
希「・・・!!」ブワッ
にこ「・・・わかった?あんたの寂しさなんて、私たちが全部吹き飛ばしてやるわよ」
希「・・・・・・」コクコク
−−−−−−−−−
−−−−−−
−−−
にこ「・・・おちついた?さ、そろそろ帰るわよ。もう時間もいい具合だし、離れなさい」
希「・・・や・・・まだ甘えたい・・・」
にこ「・・・わかった?あんたの寂しさなんて、私たちが全部吹き飛ばしてやるわよ」
希「・・・・・・」コクコク
−−−−−−−−−
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−−−
にこ「・・・おちついた?さ、そろそろ帰るわよ。もう時間もいい具合だし、離れなさい」
希「・・・や・・・まだ甘えたい・・・」
8: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:58:32.37
にこ「・・・動けないんだけど」
希「・・・・・・・・・やだぁ・・・」
にこ「・・・はぁ・・・しょうがないわねぇ・・・希?今日は私の家でご飯食べて行きなさい」
希「・・・ええの?」
にこ「いいわよ。寂しいんでしょ?それに甘えなさいって言ったじゃない?だから甘やかせてあげるわよ」
希「・・・えへへ・・・ありがとう、にこっち」
にこ「・・・さぁ、帰るわよ・・・・・・ん」
希「・・・ん?」
にこ「なにしてんの、手を繋いであげるって言ってんのよ。ほら、行くわよ」
希「・・・えへへ・・・じゃ、帰ろっか」ギュッ
希「・・・・・・・・・やだぁ・・・」
にこ「・・・はぁ・・・しょうがないわねぇ・・・希?今日は私の家でご飯食べて行きなさい」
希「・・・ええの?」
にこ「いいわよ。寂しいんでしょ?それに甘えなさいって言ったじゃない?だから甘やかせてあげるわよ」
希「・・・えへへ・・・ありがとう、にこっち」
にこ「・・・さぁ、帰るわよ・・・・・・ん」
希「・・・ん?」
にこ「なにしてんの、手を繋いであげるって言ってんのよ。ほら、行くわよ」
希「・・・えへへ・・・じゃ、帰ろっか」ギュッ
9: 名無しで叶える物語 2015/12/06(日) 14:58:58.85
希「・・・ねぇ・・・にこっち」
にこ「なに?」
希「・・・・・・ありがと」
おしまい
にこ「なに?」
希「・・・・・・ありがと」
おしまい