1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2015/12/20(日) 11:04:15.82 ID:CAP_USER*.net
上原浩治「中継ぎピッチャーズバイブル」
レッドソックスの上原浩治投手(40)は来季、セットアッパーとして8回を任される。新加入したメジャー通算225セーブのクレイグ・キンブレル投手(27)との強力コンビは相手球団にとって脅威だろう。
その上原が米国で高く評価される理由のひとつが、フォーシームもスプリットも同じ投球フォームから繰り出し、
ボールの軌道も途中までは同じ、ということだ。メジャーの強打者たちも口をそろえて称賛している。だが、右腕は「ピッチングフォームなんて日々変わると思っている」と話す。どういうことか――。
常に同じ投球フォームで投げるというのは簡単なことではない。ある一定の動きを持続させ、狂いが生じた際にはそれに気づく能力と、
修正する術も兼ね備える必要がある。野球英語で投球フォームのことをメカニックスと呼ぶが、
その名の通り、機械のように狂いなく体を動かすことができれば「いいメカニックスを持っている」と評価される。
抜群の制球力から精密機械の異名を取り、通算355勝をマークしたグレッグ・マダックスの投球フォームは機械のように正確だった。
通算305勝左腕のトム・グラビンは精度の高い時計のようにマウンド上では常に同じ動きを見せていた。
上げた足の使い方、腕の角度、腕を振る速度、リリースポイント、顔の動きなど、チェック項目を挙げたら切りがない。
クセが出れば、相手チームに攻略のきっかけを与えることになるだけに、常に同じフォームから投げることは理想だろう。
だが、上原は「ピッチングフォームなんて日々変わると思っている」。あえてフォームを変えることもあるそうだ。
「セットも、ノーワインドアップも全て変えていますよ。その時、その時に合ったものを作らないといけないので。
同じフォームでずっとというのは工藤(公康=現ソフトバンク監督)さんくらいになれば別やと思うけど、
僕は、フォームは日々変わると思っています。
昨日のフォームと今日のフォームは違うと思っていますし、その時、その時で対処していますよ」
上原のフォームに関する考え方は、その日の登板など短期的には同じであるべきだが、中長期的には同じである必要はないということだ。
確かに登板間隔が1週間近く空いてしまった時、「フォームがバラバラだった。ただ投げているだけって感じやった」などと振り返ることがある。
だから、「『最後の8球』がすごく重要になってくる」と力説する。マウンドで許される投球練習の8球で全ての仕上げを無駄なく行うのだ。
今年はキャンプ終盤に古傷である左のハムストリングを痛め、復帰までにフォームの修正を余儀なくされた。
踏み出した左足への負荷をどれだけ逃がすことができるか。
ブルペンでの投球練習ではその限界点を探り、復帰から3週間ほど過ぎた5月には、まずまず納得できる完成形にたどり着いた。
「その時、その時で対処していますよ」の意味はこういうところにもあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151220-00000005-tospoweb-base
東スポWeb 12月20日(日)10時11分配信
http://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/pitcher/uehara_koji.html
成績
2: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2015/12/20(日) 11:04:28.72 ID:CAP_USER*.net
ところで、上原が140~142キロの球速ながらバットスピードの速いメジャーの強打者から空振りを奪える要因は、フォーシームにスピンが利いているからだけではない。
ホワイトソックスのアドバンス・スカウト、日本でいえば先乗りスコアラーのブライアン・リトル氏はこう説明する。
「投手のチェックポイントに、ストレートや変化球の軌道、球速の範囲(マックスではない)、
けん制時のクセなどいろいろあるが、上原の一番の特長を挙げるとすれば、それは『ディセプション』だ」
ディセプション。相手をいかにだませるかということで、上原の場合は投球フォームでかなり優位に立っているというのだ。リトル氏はこう解説する。
「打者心理として早くボールを見たいというのがあるんだが、上原はボールをリリースするまで、ボールを見せない。
グラブの中や、体の向こうにずっと隠しているんだ。テークバックが小さいから打者には時間的余裕もない」
そこに卓越した武器が加わる。「上原には(打者にとって)脅威となるスプリットがある。このボールは常に頭にあるわけだ。
そこでストレートもスプリットも同じ投球フォーム、腕の角度、軌道で投げてくるから迷いが出る、ということだ。
だから、体調もよく、いいメカニックスで投げているうちは89マイル(142キロ)のストレートであっても捉えるのが難しい、ということだ」
上原が「だまし合いやからね」と話す打者との駆け引きは、投げる前から始まっている。
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1.-
四番ピッチャー名無しさん
- 2015年12月20日 21:03 ID:zH3VitsS0
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西口と上原って同じタイプか?
2.-
四番ピッチャー名無しさん
- 2015年12月20日 23:22 ID:mK32vfA30
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来季は7回から田沢→上原→キンブレルっつう鬼継投がみえるのか
3.-
四番ピッチャー名無しさん
- 2015年12月20日 23:45 ID:XCY1ciWo0
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怪我せず試合で通用するカーブ投げれたら先発でもいけてたろうな。