転載元:セシル「安価に従え?」【FF4】
セシル「これは?」
赤い翼隊員「隊長、どうされました?」
セシル「クリスタルからなのだろうか、声が聞こえた……安価に従え、と」
黒魔道士「そんなバカな!?侵略者に!?」
白魔道士「水のクリスタルが何かを伝えようと!?」
長老「伝説では確かに、クリスタルに意志があるとされる文がある……」
長老「できない事でもやってのけられる可能性があるが、必ず従わねばならぬ、祝福とも呪いともつかぬもの、それが安価」
長老「そして誰の身にふりかかるかもわからぬ、たとえクリスタルを奪いに来た暗黒騎士であっても……という事か」
セシル「どうすればいいんだ……?」
水のクリスタル「>>2」
力をつける
とんこつラーメン10杯完食
・彡(°)(°)「お!近所のJCやんけ声かけたろ!」
・男の娘「残念実はおと――」男「嘘だ!」
・子供「らんら〜ん♪」熊「あっ」子供「あっ」熊「あっ」もぐもぐ
・シンジ「毛虫なんてどうかな?」 ゲンドウ「・・・・・・」
・悟空「ブルマ先っちょだけ挿れさせてくんねぇか」 ブルマ「はぁ!?」
・【※画像あり】このHカップJKの体操服姿どうみても不自然すぎやろwwwwwwwwwwwww
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セシル「今この状況で!? 修行しろと!?」
黒魔道士「(ツッコミ激しいな)」
白魔道士「(クリスタルよ、私達をお守りください)」
長老「……若人よ、迷いを抱えて勝てるような相手など、無抵抗な村人くらいですぞ」
セシル「!?」
長老「罪の意識に苦しむくらいならば、己の思う道をゆきなされ」
セシル「(バロン王は裏切りたくない……しかし何が真実かを知る手段も無い……それに、僕が帰らなければ僕の大切な人達にも何が起きるか……)」
セシル「(カインは1人でも切り抜けるだろうが、ローザやシドは……)」
セシル「(どのみちバロンには帰らねばならないだろう)」
赤い翼隊員「隊長、どうなさいますか? ……自分達は隊長に従いますよ」
セシル「>>5」
山籠りする
長老「魔道士達の怪我の手当てを急ぐのだ」
白魔道士「レイズ!」
黒魔道士「ちっ、爆撃の被害もバカにならん。しばらくデスマーチだな」
セシル「山ごもりする」
赤い翼隊員「はい!? ああ、だから捕らえた魔道士達も解き放ったんですか」
セシル「我々が帰ってしまえば、赤い翼は他の誰かが扱うだけだ。生死不明としておけば、多少は時間も稼げるはず」
赤い翼隊員「それはそうですが……」
セシル「だが、家族が心配という者も居るだろう。その者達は、飛空艇で直接ではなく、バロンの町に潜入して国外に脱出することを勧める」
〜 試練の山 〜
セシル「…………」
赤い翼隊員「……あの、隊長。唯一の山道らしき所に炎が燃えさかってるんですが」
セシル「他の道を探すか、最悪、ロッククライミングか……」
水のクリスタル「>>7」
氷魔法使える隊員集めて突破
隊員B「ふおぉぉぉ……」
隊員C「はいやぁぁぁ……」
隊員D「タ、タイミングが合わない」
セシル「やはり付け焼刃では無理か……? いや、敵が居るわけではないのだ、何度も挑戦してみよう」
(ビュオオオオ)
赤い翼隊員「! や、やりました!」
セシル「ああ、これだけ集中できれば魔道士の道に踏み出したと言っていいだろう。よく頑張った。ここからは……」
ゾンビー「ォォォォォ……」
セシル「剣士組に任せておけ!(ザンッ)」
パロム「(こそこそ)……おお、暗黒使わなくてもガタイだけでよくやってんじゃん」
ポロム「(こそこそ)シッ、静かに……」
〜 いっぽう そのころ 〜
偽バロン王「おい……赤い翼はまだ帰らんのか?」
ベイガン「お、おかしいですね……」
〜 試練の山 三合目 〜
赤い翼隊員「た、隊長……ここは……こもるには不適切なのではないでしょうか……」
セシル「水が無い上に、アンデッドの巣のようだから病気も心配か?確かに苦行とも言えるが、これはこれで強くなるには適当かも知れない」
赤い翼隊員「普通のゾンビーだけなら、剣でなんとでもなるものの」
セシル「炎や人魂を斬る技術が身につくかも知れない。とりあえず山頂まで往復を繰り返すぞ」
パロム「(こそこそ)おいおい、この山の伝説を知らずに来たのかよ。偶然って怖いなぁ」
ポロム「(こそこそ)試練に失敗した方がどうなるかは私達も知りませんけど……ここがアンデッドのすみかである事を考えると……」
〜 試練の山 山頂 〜
セシル「あれは?」
赤い翼隊員「何かの石碑でしょうか、わざわざ橋までかけてあるんですし」
セシル「ふむ……全員、休憩を取る!」
セシル「扉のように、長方形の溝が彫られているが開く気配は無いようだ」
(キィン)
????「来たか……」
セシル「なんだ!?」
(ガコッ)
赤い翼隊員「隊長!?」
セシル「ここは?……鏡?」
暗黒騎士の行動 >>12
脱ぐ
暗黒騎士「(スッ)」
セシル「兜を……?」
暗黒騎士「僕は、臆病な暗黒騎士だ」
セシル「な、に……僕!?」
暗黒騎士「(カチャッ)陛下の言う事に従っていればいい。陛下は大切な人だから。大切な人のためならば、他の人が傷つくのも仕方ない」
セシル「それは違う!」
暗黒騎士「(チャリッ)違わない。天秤にかけたんだ。ミシディアの人々の生活と、陛下の指令を」
セシル「っ……」
暗黒騎士「(カチャカチャ)お前は僕だ。僕はお前だ。弱さも、汚さも、よく知っているよ」
セシル「……ああ、そうだ。認めよう。確かにお前の言う通りだ」
暗黒騎士「(パサッ)では、この手に討たれ、罪を償うといい」
セシル「いいや、僕はまだ何もしていない。バロン王を放置してここで死んでしまえば、また襲撃される国があるだろう。止めなければいけないんだ!」
暗黒騎士「(ストン)それを行ったとて、罪は許されないだろう」
セシル「そうだろうな。でも、許されないからといって、行動しない理由にはならない。……と言うか」
暗黒騎士「(まっぱ)」
セシル「な ぜ 脱 ぐ!?」
暗黒騎士「認めるのか? 己の露出癖を」
セシル「無い。それは無い。100%無い」
暗黒騎士「心の闇を受け入れるというのか?」
セシル「それは臆病な所や、他者の命を軽視した判断の残酷さのことだよな? 僕は断じて露出魔じゃないぞ?」
暗黒騎士「いいだろう……全裸の力、受け取るがいい!」
セシル「いらない! そんな力いらない!」
(カッ)
????「さらばだ……我が息子よ……」
セシル「このタイミングで!? 僕の実の父さん!? 今ちょっと忙しい……うわっ!」
赤い翼隊員「隊長!? ……えっ」
セシル「」
ポロム「この光のエネルギー……まさかパラディンになれる方がいらっしゃるなんて」
パロム「いやそこじゃねーだろ! なんであのあんちゃん全裸なんだ!?」
ポロム「暗黒の装備が、光の精神で扱えるわけがないでしょ」
パロム「だからって剥がれる必要性はどこにあんだよ!?」
セシル「はっ!(ガキン)」
赤い翼隊員「ふん!(ギィン)」
セシル「身体能力そのものは上がっているようだ。これを使いこなせれば、僕はまだ強くなれる……今度は守るために!」
赤い翼隊員「隊長に教わったことのすべて、そのまま隊長にお返ししますよ! 早く自分を追い抜いてってください!」
パロム「ただの服で修行はじめちまったぜ……全裸で呆然としてたのに、あんちゃんタフだなー」
ポロム「しばらくこの山にいるというのでしたら、一度ミシディアに帰って報告しましょうか」
1週間ほど鍛えなおしたセシルの次の行動 >>16
その時のパロポロコンビの行動 >>18
強大な敵に苦しめられる部下たちを助けにいく
とんこつラーメン10杯完食
謎のとんこつラーメン推し
〜 いっぽう そのころ 〜
ゴルベーザ「……赤い翼は、まだ戻らぬ。となれば、気付かれたか……おまえはローザを人質にとるのだ。ヤツへの交換材料になる」
ベイガン「かしこまりました」
ゴルベーザ「セシルがミシディア近くに潜伏しているとすると、あの山のアンデッドを使えばおまえの力を存分に発揮できることだろう。ゆけ!」
スカルミリョーネ「承知いたしました……ゴルベーザ様は何も心配することなく、ゆっくりお待ちください……」
(シュオン)
ゴルベーザ「エブラーナは滅ぼすしかなかろうな」
ゴルベーザ「飛空艇はよいオモチャだが、バロンも見切りをつけねばならぬとは、ままならぬものよ」
〜 試練の山 入り口 〜
赤い翼隊員「た、隊長ーッ! バロンに帰還していた隊員達から、連絡です!」
セシル「ずいぶん慌てているが、その様子では悪い事があったのか?」
赤い翼隊員「竜騎士達を含め、兵のほとんどを、侵略用の遊撃隊に回されているそうです! しかし、それだけではありません!」
セシル「(カイン……無事で居てくれるといいが)それだけではないとは?」
赤い翼隊員「帰還・潜入した隊員と親しい兵達が、幻獣討伐の任務に赴き、次々と返り討ちに遭っているそうなのです!」
セシル「! 相手も判断が早いということかッ……バロンへ向かおう、正面からぶつかっても勝ち目は薄いが、せめて助けださねば!」
赤い翼隊員「勝ち目が薄い……ですか?」
セシル「砲弾の届かぬ上空から爆撃をするにも、補給が無ければ早々に火薬が尽きる。そもそもバロン城は爆撃に対して強いつくりにしてあるんだ」
セシル「それと、僕達の事がすでにバレているのなら世界各国にバロンの侵略を知らせよう、飛空艇が何隻もまとまって飛んでいては見つかりやすいし……」
セシル「きみ達はダムシアンへ、きみ達はファブールへ、きみ達はトロイアへ向かってくれ」
セシル「そのまま各国の防備を手伝うこともよし、信頼されなければこの赤い翼を手放してもよし、各々の判断で動くことを許可する」
赤い翼隊員「はっ!」
セシル「だが、仲間を装って後から合流してくるスパイも警戒すること」
セシル「救出した隊員は必ず僕の手で送り届けるが、逃げてきたなど判断がつかない者もいるだろう。そういった兵には、重要な位置を任せないように」
赤い翼隊員「(ただの服でも作戦立てるうちの隊長マジイケメン)」
パロム「(ずぞぞぞぞ)……出発するのか?」
ポロム「(ずぞぞぞぞ)ええ、サイトロで常に見張っているけど、もう離陸するところみたい」
パロム「ぷはっ。保存食の『ラーメン』とやらも10食ぶん食べきったし、報告に戻るかー」
(フシュルルルルル……)
スカルミリョーネ「おや?」
ポロム「どなたですの?」
スカルミリョーネ「いや、名乗るほどの者ではないが……このあたりに、黒い鎧の兵士さんたちが居なかったかな?」
パロム「バロンの兵士達なら、さっき飛空艇で飛んでったぜ?」
スカルミリョーネ「…………えっ?」
ポロム「では、私達は用事があるので、これで失礼しますわ」
スカルミリョーネ「(ぽつねん)…………どうしよう」
ローザどうなった? >>24
カイン何してる? >>26
頑張ってホーリーまで覚えたので余裕で逃げてる
特に何もしていない
ローザ「ホーリー」
(ボシュッ!)
ベイガン「い、痛い……何度でも再生するが、痛いぞぉぉぉ!」
ローザ「諦めてくれればいいのに……リフレクで本体には通らないから両腕を消し飛ばし続けてるけれど……(タッタッタッ)」
シド「さすがセシルに追いつきたいがために努力した女は違うな(タッタッタッ)」
ローザ「も、もう、からかわないで。ホーリー」
(ボシュッ!)
ベイガン「ギャーーー!!」
シド「新型の飛空艇は作ってあるが、こやつを案内するのはまずかろうて。一度、城を出て森に入るか?」
ローザ「それが良さそうだわ」
カイン「……ん? 城の中が、何か騒がしいな」
竜騎士A「門番や塔の見張りばかりで退屈してた所です。ちょっと見てきましょう」
竜騎士B「しかしヒマですね。部隊再編されたわりに飛空挺が3隻しかないもんだから、赤い翼の帰還待ち、あるいはシド博士の製造待ちですし」
カイン「魔物の数が増えたがために、軍事力を高めたはずなんだがな……」
竜騎士B「シーッ! いくら隊長でもその発言はマズいでしょう」
(バタン!)
カイン「どうした?」
竜騎士A「た、たいへんです! ローザさんとシド博士が、ベイガン兵長の腕を消し飛ばしながら逃げ回ってて!」
カイン「どういう状況だ!?」
偽バロン王「(セシルへの切り札となるローザ。飛空挺の技師シド。どちらに罪をかぶせるのがよいか)」
ベイガン「ぜぇ……はぁ……シドは……意地でも飛空挺を作らないと」
偽バロン王「ふむ。では各隊長には『何者かに操られているらしきシドに襲われ、その戦っている所を見られたためにローザが敵についた』としておけ」
ベイガン「う、腕は……いつ再生すれば……」
偽バロン王「何事もなく元に戻れば兵達の疑念が増すだろう。見られたおまえのミスだ、バロンの兵力を完全に魔物化するまでそのままに決まっている」
ベイガン「うええぇぇ……」
カイン「ふーむ、ベイガンがローザを説得しようとして必死で追いかけていた、か……理屈は通っているが……」
カイン「しかしセシルがいまだ戻ってこないのも、不自然ではある」
カイン「……シドとローザを探してみるか」
一番先にミストの洞窟にたどりついたのは誰か >>32
テラ
リディア「おじいちゃん、またね」
テラ「おうおう、勉強に励むとよいぞ」
テラ「さてと、うっかり地図を逆に見てしまったわい。でもまあ……ここまで来たんじゃし、ミストの霧の鍾乳洞でも一目見ていくとしよう」
〜 ミストの洞窟 〜
テラ「こりゃどうしたことじゃ。兵士達とおぼしき死体が、ひのふのみ……」
ミストドラゴン「賢者テラ……あなたはダムシアンへ行くのではなかったのですか?」
テラ「ほ、霧のドラゴンとは。なに、ちょっとした観光じゃ」
バロン兵「うう……」
テラ「! まだ息があったか。ケアル!」
バロン兵「かたじけない……ミストの村へ……届けものをしなければ……」
ミストドラゴン「その指輪を持ち込んではなりません……」
バロン兵「行かなければ……ならんのだ……!」
テラ「やれやれ、頑固者は嫌いではないが、無謀すぎる。む? だいぶ大きな炎の力が込められておるな。こいつは発動すれば村ひとつ焼き払うぞ?」
バロン兵「アイテムはアイテムであろう……何もしなければ害は……」
>>35「そこに居るのは……?」
ゼロムス
ゼムス死んでないのにいきなりゼロムスって……
多分ゼムスとは関係の無い唯のミジンコじゃないかな?(必死の苦しい言い訳
ミストドラゴン「と、とてつもない力を感じます……!」
テラ「ふむ……ただの人ではなさそうじゃが。私はテラ。そちらの名前を伺ってもよろしいかな?」
ゼロムス「名はゼロムス……完全暗黒物質……だと思います」
テラ「? なんじゃその自信の無さは」
ゼロムス「いや、自分の肉体は謎の物質ではあるんですが、誰かの意志によって集められたというわけでもなく……暗黒と呼ぶには自然物が多すぎるかなと」
テラ「肉体を見ると、まるっきり青い毛玉に見えるのう」
ゼロムス「無意識のうちにある、青き星への憧れ、でしょうか?」
テラ「青き星……?」
バロン兵「今の……うち……」
ミストドラゴン「逃がすとお思いですか(シュオオオオ)」
バロン兵「ここまでか……」
(……)
バロン兵「……? 冷気が……来ない?」
セシル「大丈夫か」
バロン兵「セ、セシル様!」
セシル「かくかくしかじか……というところだ。僕が帰らなかったばかりに君達がこのような任務に回されてしまったのだろう」
バロン兵「……謝っていただいても、死んでいった兵は帰ってきません。しかしセシル様の道が間違っているとも思いません」
バロン兵「進みましょう。これから犠牲になるかも知れない、無辜の人々を守りぬきましょう。セシル様を信じさせてください」
テラ「なんともはや……にわかには信じがたいが、ミシディアの水のクリスタルの声を聞いたというのか」
セシル「今も時々、ミシディアから語りかけてくるんです」
テラ「それで危機を伝えにか……あつかましい頼みではあるが、私も飛空艇に乗せてはくれんか? 孫娘がダムシアンにおるので心配でな」
セシル「なるほど、乗員には空きがありますし、構いませんよ」
バロン兵「……侵略を考えているというセシル様の予想が正しければ、このボムの指輪もとたんに怪しく思えてきました。飛空挺で保管しますか?」
ミストドラゴン「(私空気。二重の意味で、ってか。やかましいわ)」
ゼロムスのこれからの行動 >>43
ローザとは出会えるか >>45
月に行く
出会え…るかどうかは分からない
ゼロムス「自分の故郷は月だと思うので、帰ってみます(ふよふよ)」
テラ「なぬぅ!? 色々とツッコみたいところはあるが、まず月に行けるのか!?」
ゼロムス「……が、がんばります。食事も必要ないみたいですし」
セシル「スケールが大きすぎて、助けになれそうもないが……無事を祈るよ」
ゼロムス「ありがとうございます。それでは……(ふわ〜)」
赤い翼隊員「可能な限りの人員は回収しました!」
セシル「城にはバロンに忠誠を誓う者も多く残っているし、このあたりが潮時だろう。本格的に居所を探り当てられないうちに、離れるとしよう」
赤い翼隊員「シド博士とローザさんは……」
セシル「……逃げることができたというだけでも、救いだ。今は皆の家族を守ることが先決。ダムシアンに急ごう」
〜 ミストの村 〜
シド「あまり無理をしてもいかん、休む時はゆっくり休むことじゃ」
ローザ「ありがとう、シド」
リディア「(うわあ、綺麗な人……)」
カイン「召喚士の討伐命令だと!?」
竜騎士A「(ビクッ)は、はい……」
カイン「バロンの防衛力を信じているミストの村の召喚士達を、オレ達の手で討てというのか」
竜騎士B「王が危険だと判断されただけの何かが、あったのでしょう……」
カイン「確かに、みなし子のオレ達を拾ってくれた王には、返しきれない恩義がある……騎士とは、忠誠を曲げぬものでもある……だが!」
カイン「(セシルが帰って来ないのは、バロンを離れたとみて間違いないだろう。オレも覚悟を決めねばならんのか?)」
竜騎士C「隊長! 技師シドへの追撃隊が組まれました! すでに出発したようです!」
カイン「迷っている時間すら与えてはくれんか……!」
ミストドラゴン「はいはい冷たい霧冷たい霧」
(ビュゴオォォォ)
ジェネラル「ぐああああ!!」
ダムシアンで追いつくのは誰か >>48
ギルバート何してる? >>50
ルビカンテ
酒場で吟遊詩人の活動をしている
〜 ダムシアン 玉座 〜
ダムシアン王「すでに赤い翼の兵より話は聞いている。不忠をそしる者も居ようが……平穏を望むそなたの心、しかと心に刻み込んだぞ」
セシル「……飛空挺に対する防御は、飛空挺をお使いください。高空よりの爆撃は脅威です」
ダムシアン王「うむ。もちろん我がダムシアンの兵も協力しよう。息子も呪歌の修練に余念が無い。兵達の次の交代時間に呼び集めておく」
セシル「では、顔を合わせておきましょうか」
テラ「キサマぁぁぁーーー!!」
ギルバート「痛い! み、右腕だけは許してください!」
セシル「」
アンナ「やめてお父さん!」
テラ「! アンナ……」
アンナ「私達、本当に愛し合っているの……王様も王妃様も結婚を許してくれて……だから、お父さんにも許してもらいたいと思って、カイポに行こうと」
テラ「ちょ、ちょっと待て。なぜおまえたちの結婚を王が許す話になるんじゃ」
ギルバート「すみません……身分を偽っていたのです。僕はダムシアン王子ギルバート。アンナとは本当に偶然の出会いで……」
テラ「なぬ!? ……むむ、明日も知れぬ吟遊詩人でない事はわかったが、それにしても私はまだ人となりを知らん。アンナを預けるに足るかは――」
(ズズン)
客「おわっ!?」
酒場のマスター「爆発!?」
セシル「戦えない者はできるだけ地下へ! ギルバート、爆発音の方に最短で行ける道を案内してくれ!」
ギルバート「……わ、わかった……僕達がなんとかしないと、アンナも皆も危ない……頑張るよ」
ダムシアン兵「赤いマントに……赤い顔!?」
ダムシアン王「やつは人間か? すさまじい炎の使い手よ!」
セシル「ダムシアン王、ただいま参りました!」
赤い翼隊員「隊長! すでに一隻は離陸していますが、なにぶん砂漠なので、もう一隻は……停泊場所まで走っていける余裕があるかどうか」
ギルバート「あの男は……?」
ルビカンテ「私は火のルビカンテ。>>53」
露出大好きだ
ルビカンテ「(バサッ)」
セシル「」
ギルバート「」
テラ「」
ダムシアン王「」
ルビカンテ「さあ、私の前に立った者から回復してやろう! 私の強く美しい肉体をその目に刻みながら逝くがいい!」
一同「((((戦いたくない……))))」
セシル「しかし剣を交えずには終わらないか。王、行かせてください」
ダムシアン王「う、うむ、気をつけてな……色々と」
テラ「私も手を貸すぞ。アンナを背中に守る限り、この身に敗北は許されん!」
セシル「……ん?」
セシル「この頭に響いてくるのはもしかして、火のクリスタル?」
火のクリスタル「>>55」
テラの行動 >>57
ストリップで勝負するのです
わしが相手じゃ!
セシル「なんで!? 試練の山の声といい、どうして脱がせたがるんだ!? ……ええい!」
ルビカンテ「ほう、パラディンか。試練を乗り越えた者がどのような強さを得たのか、見せてもらおう!」
セシル「(バッ)こ れ が 僕 だ っ!」
ギルバート「」
ダムシアン王「」
ルビカンテ「私の土俵で勝負を挑むとは! 気に入った、全力をもって相手になろう!(バサァ)ダブルバイセップス!」
セシル「……長年帆を張り続けてきた僕の背筋!」
ルビカンテ「フハハハハ! 筋肉量では互角か!」
テラ「ならば……私が相手じゃ!(バサッ)」
ギルバート「」
ダムシアン王「」
テラ「魔法の力を使わず、砂漠の砂と岩を歩き続けてきた脚と、その肉体を支える根幹を見よ……アドミナブル・サイ!」
ルビカンテ「なにっ! 老体にそぐわぬ筋肉……量だけで言えば少ないが……その絞りは人の限界の域!」
ギルバート「(今、僕の目の前では何が起こっているのだろう)」
ルビカンテ「よいものを見せてもらった。一旦ここは退こう。明日の正午に攻撃をかける! 充分準備をしておけ、正々堂々ぶつかり合おうではないか」
テラ「ふん、一昨日来るがよいわ」
セシル「僕はなぜあんな真似をしてしまったんだ……クリスタルもなんであんな事を……」
ダムシアン王「き、気にすることはない、おかげで多少の時間は稼げたのだ。明日は飛空挺も最初から使ってゆくことができる」
ギルバート「非戦闘員も逃がすことができるし……お礼を言いたいくらいだよ」
セシル「……そうだな、前向きに考えよう。ギルバート、きみの歌の詳しい効果を説明してくれないか」
ギルバート「ああ、作戦をつめていこう」
カインの現状 >>60
ローザの現状 >>62
ゴルベーザ倒した
>>61
単身バルバリシアを倒しメーガス三姉妹を下僕につけた
〜 バロン城内 〜
カイン「また別働隊の出撃か? ……お前は誰だ?」
ゴルベーザ「遊撃隊の隊長に任命されたゴルベーザと言う……」
カイン「……!」
(キン!)
カイン「きさま、何を! ……人の気配が消えた!?」
ゴルベーザ「カインよ、なぜそんなにも苦しむ?」
カイン「……何?」
ゴルベーザ「セシルはバロンを離れた。お前もローザも見捨てて、裏切ったのだ」
カイン「なんだと……」
ゴルベーザ「お前も城で待つより、ローザを追いかけぬのか? ローザを手に入れたくはないのか?」
カイン「……ローザはセシルが見捨てたなどと言っても信じまい」
(ガギン!)
ゴルベーザ「ぬぅっ……!」
カイン「そしてオレもな。セシルが行動を起こしたのは、オレ達への信頼の表れだ。きさまなんぞの言に惑わされると思ったか」
ゴルベーザ「おめでたいヤツだ……ならば力を示してやろう」
カイン「?」
ゴルベーザ「わたしの元に居れば、ローザを手に入れられると信じさせてやろうというのだ。参れ黒龍!」
カイン「(シュン)」
ゴルベーザ「動けぬ体に……なにっ!」
(ドスッ)
カイン「どこを見ている」
ゴルベーザ「頭上……から……」
カイン「あいにくだが、オレはわざわざ手の内をくらってやるほどお人よしじゃあない(チャキ)」
スカルミリョーネ「(フォン)」
カイン「な、待てッ!」
(ザクッ)
カイン「石畳をえぐっただけ……逃がしたか。それでも敵の正体は見えてきたな。ゴルベーザ……」
ゴルベーザ「くはぁ……!」
スカルミリョーネ「だ、大丈夫ですかゴルベーザさま」
ゴルベーザ「背中上方から、肺をやられている……っ。さすがは竜騎士隊の隊長よ。助かったぞスカルミリョーネ……」
スカルミリョーネ「は……!」
ゴルベーザ「しばし治療せねばなるまい……ゾットの塔へ……」
〜 ゾットの塔 〜
ローザ「どんなに強い風であっても……必ず隙は存在する……そこを、狙う!」
バルバリシア「あああああっ!」
ローザ「スロウもホールドも効いていた……負ける要素は無いと思ったけれど、予想以上の一方的な勝負だわ」
バルバリシア「うう……ローザは強い……まだ勝てない……」
ローザ「もうやめて。私は真実を知りたいだけなの」
バルバリシア「……わかった、私の知るすべてを話そう」
ゴルベーザ「なぜあの三姉妹が砲撃してくるのだ!? おまえ達、裏切ったか!」
ドグ「ローザさんにはかなわない」
マグ「バルバリシアさまも配下についた」
ラグ「命を助けてもらった借りもある!」
シド「あいにくじゃなぁ! ローザはひとりでここを制圧したわい!」
スカルミリョーネ「」
ゴルベーザ「なん……だと……」
〜 ミスト 〜
ジェネラル「命からがら……ミストドラゴンからのがれ……ようやくここまで……(ゼエゼエ)」
リディア「(ぱちゃぱちゃ)〜♪」
ジェネラル「そこの子供……この女と、この男を見なかったか……?」
リディア「えっ? あ、うん、見たけど」
ミストドラゴン「(リディア、リディア、聞こえますか。その男は悪者です、ローザとシドがバロンに戻った事を言ってはなりません)」
リディア「カイポに行くって聞いたよ」
ジェネラル「や、やはり北か……これから……砂漠越えだと……?」
ローザ「さすがシドのエンタープライズ、速過ぎるくらいだわ」
シド「そんじゃあ、まずは近場のトロイアから行ってみるか!」
ダムシアン戦線におけるルビカンテの行動 >>74
筋肉をアピールしつつも普通に戦っている
(ドゴン!ドゴン!ドゴン!)
ルビカンテ「私としたことが、昨日はあまりの喜びに笑い声まで上げてしまった。しかしもう冷静さは失わぬ、我が肉体の前に散るがいい」
セシル「うおっ!」
テラ「かすっただけでこの威力か! 火のルビカンテと言うだけあって本人に炎は通用せんようじゃし……!」
ギルバート「セシル! 薬だ!」
セシル「すまない……ケアルラ!」
ルビカンテ「その程度の薬や術では苦しみが長引くだけだぞ……私の胸筋からの炎を受けよ! 火炎流!」
ギルバート「う、うわあああああ!!」
テラ「なっ、なんという……天を衝く炎の渦じゃと……」
セシルの行動 >>76
ギルバートを盾にする
最低だ...
ギルバート「セシルぅぅぅぅぅ! あとは頼むよ!」
セシル「ギルバート!?」
ギルバート「あいつの言う通り、回復量が追いつかない……いちかばちかの短期決戦で挑まないと!」
ギルバート「(怖いけど、怖いけど! アンナのためなら、この身を差し出しても惜しくない!)」
ギルバート「一発だけでも防いでみせる!」
テラ「バカ者が……!」
セシル「わかった!(グイッ)」
ギルバート「えっ」
セシル「きみがそこまでの覚悟を持っているなら、遠慮なく使わせてもらう!」
ギルバート「えっちょっ」
テラ「確かに、ただ単に一発防いだ程度では、敵に隙ができる可能性は低いの」
ルビカンテ「そう密集していてはただの的だぞ! ふんッ!」
テラ「今じゃ! ブリザド!」
ギルバート「ひぃ!? ……あれ、冷たくない熱い熱い熱い熱いぃ!」
テラ「気休めじゃが冷風のバリアじゃ!」
ルビカンテ「焼け石に水とはこのことだ。火炎――」
セシル「(ドスッ)」
ルビカンテ「くぅおっ!?」
ルビカンテ「氷つぶての蒸気に紛れて、ギルバートと誤認させたのか……!」
セシル「そうだ……ギルバートが作ってくれたチャンス、このまま心臓を貫かせてもらうッ!」
ギルバート「」(ブスブス……)
テラ「おぬしの勇気は見せてもらったぞ、ギルバート……」
ダムシアン王「見事であったギルバート……」
ギルバート「(あれ? ツッコミ不在?)」
セシル「! 剣の刃を掴んだ!?」
ルビカンテ「このまま剣を溶かし、おまえごと焼き尽くしてやろう!」
セシル「ぐ……おおおおお!」
ルビカンテ「……溶けないだと? ぐッ!」
セシル「(古びてはいるが、パラディンの剣……さすがといったところか。あとは、僕がヤツを貫くだけ! 握り手の感覚ももう無いが、離すものか!)」
ルビカンテ「たとえ心臓を貫かれようと……わたしの意識が途切れる前に……倒すだけだ!」
セシル「うおおおおおお!」
ルビカンテ「はああああああッ!」
赤い翼隊員「砲撃せよ! ゴブリン軍団などに遅れをとってはいられん、隊長を援護に行かねば!」
ダムシアン弓兵「レーシィ達が裏から這い上がってくる! 魔道士隊、ブリザド照射!」
ダムシアン王「さいわい相手の知能は低い、セシル殿の邪魔をさせぬよう、近い方から順番に叩くのだ!」
ダムシアン歩兵「弱者の戦いなんかに興味は無いという事か……くそっ、しかし好都合!」
ダムシアン重騎兵「頼むぞチョコボ! 砂漠の真ん中なんぞに現れた魚人を後悔させてやれ!」
サハギン「うっ ぐぺぺぺーっ!」
テラの援護 >>85
思い出す バイオ
テラ「バイオ!」
ルビカンテ「ぬっ……(普段ならばどうという事はない……しかし今はまずい! いかに精神力で意識をつなぎとめようとも、生命力は枯渇寸前!)」
テラ「細菌の繁殖は、弱った体では耐えられんじゃろう!」
ルビカンテ「見事……だ! 弱き存在でも、力を合わせ……わたしを打ち倒した……」
赤い翼隊員「炎が燃えて、消えてゆく……」
ダムシアン王「やつらのリーダーは倒れたぞ! 皆の者、もうひとふんばりだ!」
兵達「「「「「うおおおお!!!」」」」」
ダムシアン戦役
重傷者:セシル(全身火傷) ギルバート(全身火傷)
〜 トロイア 〜
隊員B「あ! ローザさん!」
ローザ「!」
隊員B「うわ、構えないでください! ……ってことは、やはりお二人もバロンから追われる身に?」
シド「なんじゃい、モノホンの赤い翼の隊員か。セシルは無事か?」
ローザ「セシル! ここにいるの?」
隊員B「すみません、セシル隊長はバロンに向かった後ダムシアンに行くと聞いています。5艇のうち1艇が伝令に飛び回っていますが」
シド「っちゅう事は、ここで待っとればその船が来るのか。と、ローザ?」
ローザ「シド、お願い。ダムシアンに……」
シド「ま、お前が大人しく待っとるわけがないわな。よっしゃ、エンタープライズでひとっとびと行くか!」
全身包帯のセシルを見たローザの第一声 >>88
カイン何してる? >>90
雑魚め!!
更なる修行
〜 ダムシアン 〜
赤い翼隊員「ローザさんシドさん! よくぞご無事で!」
ローザ「ごめんなさい、心配をかけたみたいで。セシルは……?」
赤い翼隊員「大やけどを負って救護室で休んでいます。こちらです、案内しましょう」
(ぱたぱた)
ローザ「セシル! 雑魚め!」
セシル「ふが!?(いきなり罵倒!?)」
ローザ「私の好きなセシルは、そんな弱音は吐かないはずよ!」
セシル「ふがふが(意味ある言葉を発した覚えはないんだけど!?)」
ローザ「私が砲台になるわ。あなたは私のために盾になって!」
セシル「ふが(僕自身もギルバートでやった事だけど……それはそれとしてキャラがブレブレだよローザ……)」
赤い翼隊員「あれって愛情表現なんですか?」
シド「思い込みで動くような娘じゃなかったはずじゃがなあ」
アンナ「ありがとう、お父さん……結婚を認めてくれて」
テラ「ふ、ふん、認めんかったら逃避行に走ったくせによく言うわい」
アンナ「それはごめんなさい。よくよく考えたら王族を説得する方が難しそうだと思って、先にダムシアンに行ったの。カイポに戻ろうとしてた事は信じて」
テラ「……まあ、あやつの男気は見せてもらった。私とてアンナが一番かわいい、おまえの幸せを願っておるよ……披露宴にも出てやろう」
アンナ「はい!」
ギルバート「(チーン)」
ダムシアン王「大丈夫か息子よ」
医者「まあ火傷ですから、薬と魔法でどうにかなるでしょ。内臓も損傷してませんし」
〜 バロン地下水脈 〜
カイン「ハァッ!(ズドム!)」
竜騎士A「一撃でワニ革を完全に貫き、大地をもえぐるとは……」
カイン「なに、修練を詰めばおまえたちもできるさ」
竜騎士B「は、頑張ります!」
カイン「城からの抜け道さえ、こんなにも魔物がはびこっていたとはな。バロンの民の安全のため、何日かけてでも安全を確保するぞ」
竜騎士A「了解!」
ベイガン「それは困りますなぁ」
カイン「!(ガッ)ベイガン!? 不意打ちとは……その両腕! やはり、きさま!」
ベイガン「カイナッツォ様の配下を、これ以上減らされては困るのでねッ!(ザゴッ)」
ベイガンの連れてきたモンスター >>95、>>96
カインの部下の行動 >>98
ゴブリン
バハムート
ベイガンの配下と戦う
幻獣神様何やってるんすか
カイン「ゴブリン軍団に、巨大なドラゴン?」
竜騎士A「ゴブリン軍団は食い止めます」
竜騎士B「ではドラゴンは自分が」
バハムート「青き星に着いたか。見たところ召喚士はいないようだが……」
ベイガン「(この幻獣、明らかにカイナッツォ様よりはるかに強い。『呼び出したらけして無駄口を叩くな』と言われた理由も、本能で理解できる)」
バハムート「竜騎士と出会ったからには、その力を計らせてもらおう」
カイン「力を溜め込んでいる……?」
ベイガン「リフレク!」
カイン「(ベイガンも下がった? 何か、とてつもない力が集まる)おまえ達! 飛べ!」
竜騎士A「え、は、はい!」
竜騎士B「はッ!」
バハムート「メガフレア!!」
(カッ)
ゴブリンは犠牲となったのだ……
竜騎士A「(ザシャッ)なんて威力だ!」
竜騎士B「(ドグシャッ)あんなものを食らえば、ひとたまりもないぞ!」
ベイガン「き、きさまら、私の両腕をぉ! 再生!」
カイン「悪いが向こうに集中させてくれ(ドスッ)」
ベイガン「あへ」
バハムート「まずは見事。しかし、このフレアは真上に飛ばせないわけではないぞ」
カイン「タイミングを間違えれば、照準を合わされるか……」
竜騎士A「飛ぶ方角だけでも散らせてみましょう」
竜騎士B「ゴブリンどもは……今のでだいぶ吹き飛びました、気にせず飛べそうです」
バハムートの行動 >>105
そういえばエブラーナどうなってる? >>107
尻尾でなぎ払う
いたって平和
↑
竜騎士A「フンヌ!(グサッ) ……危ない!B!」
(ドボッ!)
竜騎士B「ぐはっ!」
バハムート「己の肉体を使うことなど無いと思ったか? あいにく、かつて命を失ったといえども今は強靭な体を持っている」
カイン「ハァッ!(ガキン)」
バハムート「! 爪を狙ったか!」
カイン「ただ単にメガフレアを待って飛ぶだけでは、試練にもならない……だろうな」
バハムート「最後まで避け続けることができるかな?」
〜 エブラーナ 〜
エッジ「ミスリルの品、買い取ってきたぜ」
エブラーナ王「よく戻った。最近の不穏な空気もあるので、無事に戻るか不安でな」
エッジ「へっ、モンスターが増えたくらいでどうにかなるような伝令兵じゃねーだろ?」
王妃「これ、公の場ではきちんとした言葉を使いなさい」
エッジ「はいはい。そんじゃ、休暇を取らせてもらいますっと」
エブラーナ王「……やれやれ」
ゴルベーザ「ぐぬぅ……まさか地底からひっそりバブイルの塔に潜入する羽目になるとは思わなんだ」
スカルミリョーネ「水死体達を呼び集めております、軍団を編成し終わるまでしばしの時間お待ちください」
ゴルベーザ「……スカルミリョーネばかり働いているが、ルゲイエはいったい何をしているのだ?」
カインの戦果 >>110
ルゲイエ何してる? >>112
バハムートを仲間にした
悔い改めて地域社会に役立つものづくり
ルゲイエ何やってんの、いや今更か……むしろ他よりも普通か。
他が酷すぎてまともに見える
設定とか詳しいみたいだから大丈夫だと思うけど続編のジ・アフターネタはOK?
(バターン!)
エッジ「おっさん遊びにきた、っとと、悪い悪い治療中か」
ルゲイエ「(ガション)もうおおかた修理済みじゃ。先の短い命とはいえ、整備は欠かせん」
エッジ「……全身を見るのは初めてだけどよ、そんな原型をとどめないほどの改造って、あんたに一体なにがあったんだ?」
ルゲイエ「そうさなあ。知識欲の果てというか、それ以外のすべてを無視した結果というか、ま、個人の暴走じゃよ」
エッジ「いきなりメカに殴られて正気に返るアンタは不気味だった。首が変な方向に曲がって、絶対死んだと思ったぜ」
ルゲイエ「ヒャッヒャッヒャッ。ところでエブラーナは鎖国していたはずじゃが、そこんところはどうなんじゃ」
エッジ「いーのいーの、表向きは誰もいない事になってる、あんただって貿易や布教なんかする気は無いんだろ?」
ルゲイエ「ああ。生命の秘奥から、構造と力の仕組みをつきつめた……その技術を使ってくれさえすればいい」
エッジ「……償いか」
ルゲイエ「どうじゃろう。犠牲になった動物達には悪いが、生命を解き明かすというのは必要なことと思うとる」
ルゲイエ「そんな価値観じゃから操られてしまったのかも知れん。人を実験材料にする前に正気を取り戻せたのは、運が良かっただけじゃ」
ルゲイエ「危険と思うなら、追い出してくれていいんじゃぞ」
エッジ「むしろ危険なら見張っとかねーとまずいだろ? ヘヘッ、またブツリガクってやつの授業をしてくれよ!」
ルゲイエ「おまえ……さてはルゲイエスイッチが見たいだけじゃろ」
〜 ダムシアン 〜
ローザ「私達は一足先にゾットの塔へ戻るわ。敵の元本拠だし、取り戻しに来ないとも限らないから」
シド「高空の要塞なんぞ取り戻されたら厄介きわまるわい。セシル、怪我が癒えたらカインと一緒に追いついてこい!」
セシル「(筆談)『そういえばカインの安否は何か知っているかい?』」
赤い翼隊員「あ、巨大な竜王を乗騎にしたそうです。バロン上空を飛んでいたという報告があります」
セシル「(カイン何やってるんだ!?)」
赤い翼隊員「なお、引き続き斥候には観察を続けてもらっています」
カイン、ベイガンを倒してしまったがバロン王を糾弾しに行く? このまま出奔してセシルと合流する? それとも…… >>120
色々と詰んでるかも知れないゴルベーザの次の行動 >>122
合流
人質作戦
〜 バブイルの塔 〜
ゴルベーザ「なんとか……バブイルの塔を発見することができたな……」
スカルミリョーネ「しばしお休みください。まだ肺の傷も完全にはふさがっておりませんゆえ」
ゴルベーザ「うむ」
ゴルベーザ「(しかし、ルゲイエの行方もわからず、これからどうする……セシル達の弱点は情の深さだ。誰かを人質にするのが手っ取り早いが)」
ゴルベーザ「(やつらと関係が深い者……真っ先に思い浮かぶのはローザ、しかし今のローザに勝てるビジョンが浮かばん)」
ゴルベーザ「(ダムシアンの王子ギルバート……いや、まだ知り合って間もない……モンスターどもの報告によれば盾として使っていたそうだし……)」
ゴルベーザ「(賢者テラも同じ理由で却下だ。カインはやたら強く、シドもほぼ空に居て手出しができん)」
ゴルベーザ「(リディア、パロム、ポロムとは知り合ってすらいないではないか! なんだこの世界!)」
ゴルベーザ「(妙なノイズが入ってしまった……)」
ゴルベーザ「(一番手頃そうな者がセシル自身というのがな……)」
ゴルベーザ「(……ん?)」
ゴルベーザ「(そ れ だ)」
ゴルベーザ「スカルミリョーネ、可能であればセシルをさらってくるのだ。カインとローザに対する牽制として使う」
スカルミリョーネ「かしこまりました……アンデッド達に塔を守らせておきます。どうぞご自愛ください」
〜 ダムシアン 〜
カイン「赤い翼の兵に、突然声をかけられて驚いたぞ」
赤い翼隊員「カインさんの行方はこちらでも調べてましたからね。竜騎士隊に合流していただけるとは頼もしい限りです。あんなドラゴンまで乗りこなして」
(ガチャ)
カイン「さて……これはまた派手にやられたな、セシル」
セシル「(筆談)『無事だったか、独断で動いてしまってすまない』」
カイン「なに、構わんさ。オレも恩義があるとはいえ、王の侵略には腹にすえかねるところがあった。おまえひとりにいいカッコはさせん」
セシル「(筆談)……『ありがとう、カイン』」
カイン「さすがに物資を持ちだすなんて器用な真似はできなかったが、多少の貨幣は持ってきたから使うといい。いつまでも皮の服ではしまらんだろう」
スカルミリョーネ「出遅れた……カインの守りをすり抜けつつ、患者の中からセシルを見分けてさらうには……」
スカルミリョーネの動きに気付く者 >>126
そのコンマ>>126で、50以上なら誘拐成功
赤い翼隊員
スカルナント「あ゛ー」
スカルミリョーネ「シッ、静かに」
スカルナント「…………」
赤い翼隊員「……何か、においませんか?」
ダムシアン兵「ふむ? 一昨日のサハギン達の死臭かな? 砂漠の風で消毒されていると思うが」
赤い翼隊員「(周りは一面砂漠。あらゆる施設は城壁の中に入っている。不意打ちされる心配は無いはずだが、胸騒ぎがするな)」
スカルミリョーネ「(サイトロでは城の中までは見えない……デジョンの応用で私の眼球だけを飛ばし、さぐった……)」
スカルミリョーネ「(この部屋で間違いないはず……居た! 縛ってさるぐつわをかませて運び出すぞ)」
セシル「(ぐッ!? しまった、怪我で体がいうことを聞かない……!)」
スカルナント「……」(よっこいせ)
赤い翼隊員「隊長を連れてどこに行こうというのだ」
スカルミリョーネ「!」
赤い翼隊員「くせものだ! 皆、ローブの男がアンデッドを連れている! 逃がすな!」
ゾンビー「うあ゛ー」
レブナント「へぃあ゛っ」
赤い翼隊員「くそ、あまりに数が多い……」
スカルミリョーネ?「(タッタッタッ)」
赤い翼隊員「投げられるようには作られていないが、当たれッ!」
(ドスッ)
スカルミリョーネ?「ぐげぇ」
赤い翼隊員「やっ……てない!?」
ブラッディボーン「カラカラカラ」
赤い翼隊員「にせもの!? 術者は……どこだ!? くそ、隊長! 隊長ー!」
スカルナント「(タッタッタッ)」
セシル「(抵抗しているが……! ちょっとやそっと肉体が引きちぎれた程度では、離してくれない! どうすれば……!)」
スピリット「ォォォォォォォ」
赤い翼隊員「くっ! ……な、隊長を抱えていたゾンビが、消えた!?」
スカルミリョーネ「(さあ、砂の下をすたこらさっさだ。セシルも窒息して運びやすくなるだろう。2分くらいで地上に出れば死にはすまい)」
赤い翼隊員「隊長ォォォォォーーー!!!」
〜 バブイルの塔 〜
セシル「(こいつが親玉か……)」
スカルミリョーネ「セシルを連れて参りました」
ゴルベーザ「よくやった!」
スカルミリョーネ「(めちゃくちゃ嬉しそうだ)」
ゴルベーザ「よし、生きているようだな……」
スカルミリョーネ「地下にもぐった際に一度は窒息したものの、肺が残っているレブナントに人工呼吸をさせて蘇生させました」
セシル「うげえぇぇぇ! どうりで腐臭がするはずだ!」
ゴルベーザ「褒美を与えよう。何が欲しい?」
スカルミリョーネ「もったいないお言葉。ゴルベーザさまのために働けることこそ至上の喜びでございます」
ゴルベーザ「ならば保管庫の中から好きなものを好きなだけ持ってゆくといい。さあ……手始めに、ローザに土のクリスタルを取って来させるとしよう」
セシルがさらわれた事を知ったカインの行動 >>130
クリスタル強奪指令が届いたローザの行動 >>132
ゴルベーザに投げ槍
ゴルベーザにホーリーをぶちこむ
二人共どっから攻撃してんねんww
どこからってそりゃこっそり乗り込んで?
ゴルベーザ……もはや哀れとしか言えない。
これはもう詰んでるってレベルじゃない
(ばっさばっさ)
バハムート「この塔の中から、強い魔の気配を感じる」
カイン「具体的な場所はわかるか?」
バハムート「上下1フロアぶん程度の誤差はあるかもしれないが……」
ローザ「それくらいなら充分だわ。突入しましょう、穴を開けられる?」
バハムート「メガフレア!」
シド「エンタープライズ、砲撃じゃ!」
カイン「お前達は突入後に敵兵力の掃討を頼む!」
竜騎士達「「わかりました!」」
(ズズン!!)
ゴルベーザ「なにごとだ!?」
スカルミリョーネ「力押しで塔の外壁をブチ破った奴がいるようです。私にお任せを」
ゴルベーザ「いや、それほどの威力となれば十中八九ローザのホーリーだろう。おまえでは分が悪い」
スカルミリョーネ「……私は、ゴルベーザさまのために存在している身。1秒でも長く時間稼ぎをしてごらんにいれましょう」
ゴルベーザ「スカルミリョーネ……」
(ドゴン!!)
ローザ「ホーリー!(ボシュッ)」
カイン「くらえ!(ドボッ)」
ゴルベーザ「ぶぎゃるァッ!?」
スカルミリョーネ「ゴルベーザ様ぁーーー!? スカルナント達の腐肉の壁を貫通してきた!?」
ローザ「>>144」
ついでにコンマ>>144でゴルベーザは
00〜19 スカルミリョーネがなんとかしてくれる
20〜39 重傷を負うものの逃げきれる
40〜59 重傷を負った上に地下まで落ちてしまうが逃げることはできる
60〜79 ローザからは逃げられない、徹底的にボコボコにされたのち洗脳が解ける
80〜99 喋れる程度の重傷で、うまいこと洗脳が解ける
雑魚め
ローザ「雑魚め! 降伏して!」
カイン「ローザに何があったというんだ……?」
ゴルベーザ「…………(ぐったり)」
スカルミリョーネ「すでに重傷だー!? 致し方なし、ゴルベーザ様、少し揺れますが耐えてください……!(ひょい)」
(ガコン)
ローザ「落とし穴?」
カイン「セシル、大丈夫か」
セシル「す……すまない……体が動かず、やつらの好きに扱われてしまった」
スカルミリョーネ「ハァッ!(ずりゅっ)このくらいの幅の穴ならば、わたしの本来の4つのキバで(ガガガガガ……ピタッ)」
スカルミリョーネ「このまま別の換気口あたりから脱出を……ゴルベーザさま、しばらくお待ちください……」
ゴルベーザ「す……すま……ない」
〜 いっぽう そのころ 〜
ジェネラル「お……おおお……ダムシアン城……地下水脈ではオクトマンモスに襲われ、命からがら逃げてくることができたが……ついに来たぞ」
ダムシアン兵「む? バロンの兵士か? ずいぶんボロボロじゃないか、お前も逃げてきたのか」
ジェネラル「(ここは脱走兵のふりをしておくか)はい……」
ダムシアン兵「すぐに医務室へ。赤い翼の隊員達もいる、今まで心細かったろう、もう大丈夫だ」
ジェネラル「セシルさんはどちらに……?」
ダムシアン兵「……それが、昨日、誘拐されてしまってな。カイン殿が救出に向かったが……」
ジェネラル「えっ」
ジェネラル「俺の意味は……?」
〜 エブラーナ 〜
エブラーナ兵「王ーーーッ! 伝説の塔に大穴を開けてしまったバカ者がいます!」
エブラーナ王「なにっ! 月への道が開かれるという謎を探るために、入る道を探していた者達もおるというのに……はやまったマネを!」
エブラーナ兵「巨大なドラゴンと、飛空挺が見えました! バロンの者と思われます!」
エブラーナ王妃「ミシディアが侵略を受けたという情報は入ってきていましたが……バロン王の変心は、どうしたというのでしょう」
カイナッツォ「なんか余計な冤罪背負わされた気がする」
〜 アガルトの村 〜
カイン「ふぅ、大丈夫かセシル?」
セシル「ありがとう……だいぶ楽になった。数日後には歩けるようになると思うよ……」
ローザ「ゴルベーザの傷もかなり深いはずよ。向こうも身動きが取れないでしょうから、今のうちにしっかり休んでおいて」
セシル「ああ。重ね重ね手間をかけてすまない……」
カイン「フッ、それは言いっこなしだぜセシル」
セシルとゴルベーザは互いに怪我が癒えるまで行動不能……次に動くのは誰? >>151
ヤン
〜 ファブール 〜
ヤン「モンク僧長ヤン、ただ今戻りました」
ファブール王「よくぞ無事に戻ってきた。伝令兵から聞いていると思うが、バロンがクリスタルを求めて侵略を繰り返している」
ヤン「はい。修行中のわれわれもマザーボムに襲われ、すんでの所で赤い翼のかたがたに拾っていただきました」
ファブール王「ミシディアに向かった兵はこうして義によって伝えに来てくれたが、ダムシアンも襲われた……わがファブールも守りを固めねばならん」
ヤン「はっ。まさしく」
ファブール王「……といったところで申し訳ないのだが、お前には>>158をしてもらいたい」
安価無効ならコンマ>>158で
00〜19 バロンへの使者
20〜39 バロンへの潜入
40〜59 伝令兵の護衛役
60〜79 赤い翼と連携訓練
80〜99 赤い翼と親交を深めがてら飛空挺で敵本拠探し
赤い翼への使者
ヤン「……と、申されますと? 赤い翼の部隊は、我がファブールとダムシアンとトロイア、それにバロン周辺の偵察をしているのでしたな?」
ファブール王「うむ。すなわち、各国を飛び回る赤い翼すべてを見て、人員を覚えてもらいたい。重要な役目だ、頼む」
ヤン「なるほど。かしこまりました、そのご期待に応えましょう」
ヤン「となるとまずは東に飛んでトロイアを目指すのがよいだろうか?」
赤い翼の魔道士「あ、いえ、竜騎士隊がドラゴンで移動可能なため、バロンの偵察は竜騎士隊が行っています。一番近いのは北に行ってミシディアですね」
ヤン「そうであったか。では王に報告をして参る。移動はお頼みしますぞ」
赤い翼の魔道士「はっ!」
〜 ミシディア 〜
黒魔道士「爆撃だけして後始末もせず帰りやがって、しっかり働いてもらうからな!」
隊員B「は、はい……いえ、水のクリスタルの指示通り修行に入っただけで……」
白魔道士「言い訳しない! 人の言うことだけ聞いていては出世できませんよ!」
隊員C「すみません……」
ヤン「」
赤い翼の魔道士「……まあ、今はこんな感じです」
パロム「あれ? おっさん、ファブールのモンク僧か?」
ヤン「な、なんだね?」
ポロム「パロム! すみません礼儀知らずなもので……わたくしは魔道士みならいのポロム、こっちは双子のパロムですわ」
ヤン「丁寧なご挨拶いたみいる」
パロム「なんで赤い翼の飛空挺に乗ってきたんだ?」
ポロム「だからっ!」
ヤン「はは、よいよい。ファブールは赤い翼の支援を受け、協力して防衛にあたることにした。わたしはまあ……交渉役のようなものだ」
パロム「へー、偉い人だったんだな」
ポロム「>>164」
ただの雑魚か… とっとと我の前から消え失せろ
さもなくば貴様の存在自体を消し去るぞ
ヤン「」
パロム「」
ポロム「……あら、ごめんあそばせ」
パロム「ポ、ポロム?」
ヤン「(童子の戯言にしても、なんというカリスマ……あまり注意を払っていなかったが、身のこなしや、魔力はどの程度のものであろう……?)」
赤い翼の魔道士「そ……そろそろ出発しましょうか! は、ははは……」
長老「これ、何をしておる。>>167」
ついでにコンマ>>166がポロムのレベル
コンマ>>167がパロムのレベル
ゼロムス、修行は終わっておらんぞ
醤油を買ってくるよう言っておいたじゃろ
二人ともそんなに強くないな……
パロム「わ、わりぃわりぃ! 醤油だな、ほらポロム行くぞ!」
ポロム「雑魚が触れるな」
ヤン「(意外と見たままに幼い。年齢のわりにはかなりの修練を積んでいるようだが、可愛い強がりといったところであろう)」
長老「ハァ……無礼なふるまい、お許しください」
ヤン「頭を上げてください。いちいち気にしてはおりません」
長老「ポロムめ、最近この『白魔道士これすなわち死路魔道士、白魔道士の基本は罵倒にあり』という本を読んで影響を受けたようで……」
ヤン「な……なかなか、個性の強いお子さんのようで……」
赤い翼の魔道士「(著者、ローザ・ファレル……? 何してんですかローザさん)」
〜 バロン近くの浜辺 〜
ヤン「こちらが遊撃隊、というわけですかな」
竜騎士B「ええ、我々がそうです。相手にも航空戦力は揃ってますから、とにかく隠密重視で。さいわい海は監視の目も手薄ですしね」
ヤン「隊長のカインどのというのはどちらに……?」
竜騎士A「今、某所でセシルさんの治療をしているそうです。あ、セシルさんは赤い翼の総隊長で、敵の四天王と戦い、瀕死の重傷を負われたとか」
ヤン「四天王!」
竜騎士A「ローザさんが敵から聞き出したところ、土のスカルミリョーネ、水のカイナッツォ、風のバルバリシア、火のルビカンテの4人」
竜騎士B「そのうち最強とも言われる火のルビカンテを、セシルさんが倒しました」
竜騎士A「風のバルバリシアはローザさんが撃破、その部下もろとも傘下に」
竜騎士B「土のスカルミリョーネは主人のゴルベーザとともに行動しているようですが……残るひとり、水のカイナッツォは何をしているのかわかりません」
ヤン「なるほど……貴重な情報、感謝いたす」
竜騎士A「これからヤンさんはトロイアですか。この話はトロイア方面の部隊から聞いたので、もしかしたら新しい情報は無いかも知れませんが」
で、そのカイナッツォは何してる? >>171
ローザにさしの勝負を挑んでる
あかん(確信)
〜 アガルトの村 〜
ドグ「ローザ、四天王のひとり水のカイナッツォから手紙が届いた。危険物は入っていないようだが」
ローザ「わざわざありがとう。えーと……ふむふむ……1対1で勝負がしたいと言ってきたわ」
カイン「なぜよりによって白魔道士と」
ドグ「……あまり他人の悪口は言いたくないが、カイナッツォは人間を利用したり騙したりすることに罪悪感を覚えない性格。正々堂々とは考えにくい」
カイン「ならば見届け人としてオレもついていこう。セシルの具合も少しは良くなってきたし、シドの飛空挺に乗せておいてもらえば安全だ」
ローザ「そうね……お願い」
カイナッツォ「セシルは四天王最強のルビカンテを倒すほどのパラディン。カインは幻獣バハムートにすら打ち勝つ竜騎士」
カイナッツォ「このふたりに対抗するには、ローザをどうにかして手下に引き込まなきゃなぁ」
カイナッツォ「スカルミリョーネなんぞに負けてられるか!」
〜 バロン付近の海岸 夜 〜
ローザ「三本岩の見える浜辺は、ここね」
カイナッツォ「(おいおいカイン連れてきただと、ふざけんな……しかも装備してんのゾットの塔にしまってあったウインドスピアじゃねえか)」
カイン「何か罠のようなものがないだろうか?」
ローザ「精神を集中してみてるけど、魔法のものは特に……ハッ!」
(ザザザザザザ)
カイン「ローザ! ちぃっ、予想はしていたが避けられなかった!」
カイナッツォ「(カインが追いかけてくるのは仕方ない! バロン地下水路にご招待だ!)」
ローザ「(砂地ごと波にさらわれてしまったわ……息は7分くらいもつだろうけど、長い呪文を唱えればもちろんそれだけ息が続かなくなる……)」
カイナッツォ「(カインが追いついてくる前にケリをつける!)」
ローザ「(息が続いているうちにケリをつけるわ!)」
7分……7分!?
このローザはものまね師でも取りに行ったんですかね……
ローザ「シェル…… ……?」
カイナッツォ「(クカカッ、ここらの岩を使って魔封じの結界を張っておいた。大切な息を使って唱えた魔法が不発に終わった絶望はどうだぁ?)」
ローザ「……」(キリキリ)
カイナッツォ「ちょっ、待て! クロスボウの弦を自力で引き絞るとか、それクロスボウである必要が無いだろ! ああああしかもその矢はぁ!」
(ギュバッ)
カイナッツォ「ぎゃあああ!」
ローザ「っ(雷の矢で発生した電気がこっちにまで流れてくるけど……このくらいの痛みは許容範囲! トロイアで買ったグレートボウよ!)」
カイナッツォ「目っ、目がぁぁぁ! 水中でこんなに正確に狙えるとは、見くびっていたぜ……水流のハンマーで肺の空気を吐き出しやがれ!」
ローザ「(水流は、こちらから逆の波を作り出す、いえ、力の向きをそらせれば、致命傷にならなければそれでいいわ)」
カイナッツォ「腕を振り回す動きだけで渦を!? おまえ本当に人間か!? ……だが(ニヤリ)」
カイナッツォが仕込んでおいた、水中に流す薬品とは >>182
ドラゴンパワー+サムソンパワー
ローザ「(何か、味が……?)」
カイナッツォ「気付いたか? これはバロンの白魔道士が偶然発見した調合術。短期間だけ絶大な力を得ることのできる薬を二種類、惜しみなく投入した」
カイナッツォ「ローザぁ……おまえの力は確かにとてつもない。しかしおまえの力が上がったとて、弓の弦がもともとの強さを超えることは決して無い!」
カイナッツォ「このパワーの恩恵を受けられるのはオレさまだけだ! クカカカカ!」
ローザ「(確かに力も魔力も上がっているけれど意味は無い……)」
(ズバン!)
カイナッツォ「ギャアアアア!!」
ローザ「(だってもともと負ける気はしないし……)」
(ザバッ)
カイナッツォ「こ、このままでは雷の矢でやられる……水中に居るのはまずい。くそっ! オレさまが自ら水を出るとは」
(ザバッ)
ローザ「もうやめましょう。バルバリシアの話だけではわからない事もあったけど……クリスタルを求めるゴルベーザも、私達が止めるわ」
カイナッツォ「ク、クカカ……勝ったつもりか?」
(グワッ)
ローザ「! くッ!」
カイナッツォ「(かかったな! 水をまとっていないオレ様に雷は効かん!)」
ローザ「ぐ……はっ!」
カイナッツォ「ガ……!」
ローザ「(雷の矢が弾かれたのを見て、とっさにグレイトボウを叩きつけて、目に刺さったままの矢を押し込んだ……矢じりが脳に届いていれば……)」
カイナッツォ「……」
(ズズン)
ローザ「……ふぅ。ケアルダ……魔法が使えないだけでここまで苦戦する……私もまだまだね」
カイン「ローザ! 無事か!」
ローザ「ええ、ありがとうカイン。さあ、セシルのところに戻りましょう」
(ゴゴゴゴゴ)
ローザ「? 地響き?」
カイン「だんだん強くなってくる……ここに居ては危険だぞ!」
カイナッツォ「クカカカカ……オレは寂しがりやでな。死してなおすさまじい水のカイナッツォの恐ろしさ、とくと味わいながら、死ねぇ!」
(ゴガン!)
ローザ「水路の出口がふさがれたわ!」
カイン「崩落させる気かッ! くそ、どうすればいい!」
「リフレクを使え!」
ローザ「!? わ、わかったわ」
カイン「今の声は」
5
4
3
2
1
バハムート「メガフレア!」
カイン「やはりバハムートか。助かった」
バハムート「たまには暴れておかねば、幻獣は現実世界において力のコントロールができなくなるのでな」
カイン「そういえばミストではあがめられていた海原の主リヴァイアサンも、伝説で船を沈めていたな……」
ローザ「さて、残る四天王はただひとり、土のスカルミリョーネ。ゴルベーザまであと少しね」
カイン「色々と謎は多いヤツだが……正面きって相対すれば、どうにもならない相手ではない。しかし王の心を曲げたのだろうチカラは厄介だな」
ローザ「やっぱり王様もゴルベーザの仲間なのかしら……」
カイン「たとえ本来の優しい王に戻っても、世界を敵に回したツケを支払うことを考えると憂鬱だ」
ローザ「今回はありがとう、カイン。>>191」
カイン「>>194」
貴様は有能な雑魚だ
なんでも良いけど腹減ったからサハギン食いてえ
さすがバロン人。
こわいこいつら
バロン人にとってはこれが普通の挨拶の範疇なのか?
戦闘民族バロン人ならこの程度挨拶やろ(白目)
雑魚と呼ぶことで戒めを与え互いを高めあう文化
ローザ「貴様は有能な雑魚だ」
カイン「なんでも良いけど腹減ったからサハギン食いてえ 」
ローザ「そ、そう。じゃあ帰りに狩っていきましょう(罵倒で喜んでくれるかと思ったけど、そうでもないみたい……)」
〜 月 〜
ゼロムス「はーやれやれ、やっと着いた」
フースーヤ「な、なにものじゃ?」
ゼロムス「おや、あなたは……ええと、気付いたら存在していたというか、一言では説明できないのですが……」
フースーヤ「……敵意は無いのか? まあゆっくり聞こう」
フースーヤ「名前はゼロムス!? ……わかった、おぬしを生み出した存在に心当たりがある」
ゼロムス「えっ、それはどなたです?」
フースーヤ「ゼムス。青き星の生命を滅ぼして移住すればよいという野望を抱いておる月の民じゃ」
何で罵倒されて喜ぶと思ったんですかね…
ゼロムス「ははあ……それで『ゼロ』すなわち出発点である心に、青き星への憧れがあって、こんな青い姿になったと」
フースーヤ「安直な推測じゃがな……それにその毛に覆われた体も、ハゲに対するコンプレックスかも知れぬ」
ゼロムス「それが当たってるとしたら自分、ひどい誕生の仕方をしたもんですね」
フースーヤ「しかし脅威ではある。青き星におぬしが誕生したという事は、他にも悪影響が出ているかもしれん。船を出すべきか……」
ゼロムス「なんでしたら自分が様子を見てきましょうか」
フースーヤ「月から離れることには賛成じゃが、ゼムスがおぬしのボディを利用しないとも限らぬ……この目で見届けねばなるまい」
クルーヤ「(>>202)」
ゼロムスちゃんに和む
再安価>>204
メテオ撃ちたい
フースーヤ「ク、クルーヤ? クルーヤか?」
クルーヤ「(我が息子達を……頼む……ゼロムスちゃん……)」
フースーヤ「」
クルーヤ「(メテオ撃ちたい……)」
フースーヤ「おいクルーヤ!? 本当にそれが最後の言葉でいいのか!? 頼みはわかったがおぬし本当にそれでいいのか!?」
ゼロムス「息子達……?」
フースーヤ「あ、ああ。青き星に降り立ったクルーヤの息子達……さて、やはり船を出すしかないじゃろう」
なんとか治ってきたゴルベーザの次の行動 >>208
突如正気に戻る
〜 ミスリルの村 宿 〜
スカルミリョーネ「熱が引かぬ……ローザのホーリーに貫かれ……光と闇の魔力が、体内で暴れているのが原因か……」
ゴルベーザ「う……」
スカルミリョーネ「ゴルベーザ様……」
ゴルベーザ「ス……スカルミリョーネ……? そうだ、おまえは……スカルミリョーネ……」
スカルミリョーネ「?」
ゴルベーザ「わたしはなぜ、あんなに憎しみに駆られていたのだろう……」
スカルミリョーネ「無理はなさらず。今しばらくお休みください。お話は、のちほど……」
ゴルベーザ「(わたしを操っていた者がいる。そうとしか思えん)」
ゴルベーザ「(しかし感情を支配されていても、判断していたのはわたしだ……わたしの罪は深い)」
ゴルベーザ「(憎しみが途切れたのはバブイルの塔でカインとローザに撃ち抜かれた時。しかしその直前の心の揺らぎが無ければ正気に戻れなかった)」
ゴルベーザ「(わたしに対し、微塵も躊躇わず、命を捧げてくれた……お前のおかげに他ならない)」
ゴルベーザ「ありがとう……スカルミリョーネ」
スカルミリョーネ「!? も、もったいないお言葉……です……!」
スカルミリョーネ「感情を操られていた!?」
ゴルベーザ「そうだ。今のわたしには、もう世界に対する復讐心も残っていない……おまえに見限られても仕方がないと思っている」
スカルミリョーネ「……いいえ。いいえ……!」
スカルミリョーネ「こんな醜い私を1人の人間として認めてくれた。尊厳ある生命として扱ってもらえた」
スカルミリョーネ「私の忠誠は紛れも無くゴルベーザ様……あなたのものです……どんな道を選ぼうとも変わりなく!」
スカルミリョーネ「どうか最後までおともさせてくださいませ……!」
ゴルベーザ「すまない……ありがとう!」
スカルミリョーネ「しかしそうなると……我々の敵はどこに……?」
ゴルベーザ「わたしの記憶において、バブイルの塔にクリスタルを集めれば、月よりの兵器バブイルの巨人が目覚めるとある」
スカルミリョーネ「月……ですか」
ゴルベーザ「しかしその兵器が月の産物だとしても、それを利用しようとする者が月の民とは限らない。月に行く手段も……」
フースーヤはセシルとゴルベーザどちらのもとに来る? >>219
ゴル
(バターン!)
スカルミリョーネ「なにやつ!?」
フースーヤ「私はクルーヤの兄、フースーヤ。話はすべて聞かせてもらった! 自らの力で自分自身を取り戻すとは、嬉しいぞ……!」
ゴルベーザ「ということは、わたしの叔父……!?」
フースーヤ「さよう。このタイミングで出た私こそがラスボスではないかと疑うじゃろうが、このまま放っておけば月からの思念で再び操られるかも知れん」
ゴルベーザ「……なぜ月からの思念だと?」
フースーヤ「私もクルーヤも月の民じゃ、おぬしを操った者に関しても予想はついておる。事件が表面化するまで降りて来られなかった事は詫びよう」
スカルミリョーネ「情報が一気に入ってきて……なにがなんだか……」
ゴルベーザ「少し整理する時間をください。それと……」
ゴルベーザ「そちらの青い毛玉は?」
ゼロムス「あ、どうも……」
ラスボスを青い毛玉とか言っちゃうゴル兄さんかっけぇぇぇ
フースーヤ「――というわけで、要約するとおぬしらは月の民の血が半分流れており、でもって黒幕はたぶんゼムスという月の民、と」
スカルミリョーネ「はしょり過ぎではないか……?」
ゼロムス「自分はセシルさんと面識があるので、説明するのにも都合がいいかなーと」
ゴルベーザ「しかし……セシルからバロン王を奪い、望まぬ侵略行為をさせ……仲間達も引き離そうとした……どんな顔をして会えばよいか」
フースーヤ「おぬしの問題ではなかろう。何も知らないままゼムスを倒しても、ありもしない敵の影におびえる毎日を、何年も過ごすかも知れんのだぞ」
ゴルベーザ「確かに……伝えなければなりませんね」
フースーヤ「では、セシルを回収してこよう。目立つのもまずい、おぬしらはこのままこの村で待っておれ」
ゼロムス「いってきまーす」
魔道船2号(ゴォンゴォンゴォン)
ゴルベーザ「」
スカルミリョーネ「」
ゴルベーザと会ったセシルの第一声 >>223
正気のゴルベーザに対するバルバリシアの姿勢 >>226
その雰囲気……兄さんか!?
何がなんでも鎧を剥ぎ取る
セシル「……」
カイン「……」
ローザ「……」
シド「……(ワシ場違いじゃね?)」
バルバリシア「……」
スカルミリョーネ「……」
ゴルベーザ「……」
セシル「その雰囲気……兄さんか!?」
ゴルベーザ「!?」
スカルミリョーネ「(ひそひそ)ゴルベーザ様の叔父御……セシルめに説明していなかったのか?」
フースーヤ「自力で精神支配を解いたという事は説明したが、うっかり忘れておった」
ゼロムス「しかし自然に気付けたという事は、絆があったということなのかも知れませんね」
セシル「……それは、バロン王や仲間の兵士達を殺された事は許せない……けれど、本当に悪いのは心を操っていた奴だ」
ゴルベーザ「セシル……」
セシル「僕も行く。月へ」
カイン「色々と思うところが無いわけではないが、憎しみにとらわれていたせいだと思っておこう」
ローザ「正直、私やカインへの行動に関しては、そこまでの脅威と思っていなかったし……」
ゴルベーザ「」(グサッ)
バルバリシア「ゴルベーザ様……まさか並んで戦える日が来るとは思いませんでしたわ」
ゴルベーザ「ふがいない主ですまなかったな、バルバリシア」
バルバリシア「いえ、それよりも」
ゴルベーザ「?」
バルバリシア「脱いでください」
ゴルベーザ「」
セシル「(露出魔かと思いきや脱がせたがりでもあった!? なんでこんな奴ばっかりなんだ)」
ゴルベーザ「(しくしく)」
スカルミリョーネ「本当に鎧を剥ぐとは……」
ローザ「すばらしい筋肉ね……」
バルバリシア「満足したわ。案内なさい、月の民とやら」
フースーヤ「う、うむ。しかし無理についてくることは無いのじゃぞ? なぜかバブイルの塔も破壊され、ゼムスへの道も開かれておる」
フースーヤ「実際に支配されておったセオドール(ゴルベーザ)とも会って、ゼムスが真犯人と確信した事じゃし……」
バルバリシア「主の道を好きなように使われて、黙っていられようはずもない」
スカルミリョーネ「同感だ……」
カイン「実質、そいつがバロン王のカタキのようなものだ」
ローザ「セシルの行く所、どこであろうとついて行くわ」
シド「技師が戦えないと思ったら大間違いじゃ!」
風のクリスタル「>>232」
残念だったな真の黒幕は急に出てきてお前たちの仲間面をしているフースーヤだ
えぇ…
つーかこんな喋り方のクリスタルやだ
むしろ怪しいのはこのクリスタルのほうじゃねw
クリスタルにもいろいろあったんだよ
セシル「えっ?」
カイン「どうしたセシル? そんな驚いた顔をして」
セシル「いや、今度は風のクリスタルから声が聞こえたんだ……兄さん、ゼロムス、ちょっと来てくれないか」
ゴルベーザ「(バロンの被害を除けば、ミシディアの建物にしか被害が出ていないからか、弟がとても優しい)」
ゼロムス「なんでしょう」
セシル「クリスタルは、あの御老人が黒幕だと言っているが……彼は信用できるだろうか?」
ゼロムス「えっ? 自分が月に行かなければ動かなさそうだったお人ですが。……でも、ゼムスに関する説明をしたのは彼なんですよね」
ゴルベーザ「……タイミングが良すぎるというのはある。しかしセシルに会うべきか迷っていたわたしの所にセシルを連れてきてくれたのは叔父御だ」
セシル「疑い半分といったところか……」
火のクリスタル「(きっと脱げばわかることでしょう)」
セシル「(あなたには聞いていない)」
土のクリスタル「>>242」
セシル「!?」
水のクリスタル「>>244」
セシル「!?!?」
フースーヤ「>>247」
脱いでほしいかナ…
脱ーげ、それ、脱ーげ!
男の裸見たってねぇ…
バレているなら仕方ない、脱ごう!
セシル「水のクリスタルも何を言っているんだ!? ちょっとまともかと思ってしまったじゃないか!」
水のクリスタル「(女性みなバルバリシアを見習うべき、そうすべき)」
土のクリスタル「(私は……美青年の裸身が見たい、かも)」
フースーヤ「ゼムスがセオドールを支配していたというのは真実……おまえたちはゼムスも倒さねばならないじゃろう」
フースーヤ「しかしその前にこの私が立ちふさがろう」
フースーヤ「私とクルーヤは全裸の真理に辿り着いた。ゼムスが邪悪なるものを誘導する精神波を発していたように、私もまた真理を授ける精神波を発した」
フースーヤ「自然の象徴たるクリスタルにも届くようにな」
セシル「自ら脱いだり脱がそうとしてくる人が多いのはあなたが原因か!」
フースーヤ「なに、ここでおぬしらが負けたとしても死ぬわけではない。ゼムスを倒すのに協力もしよう。ただ単におぬしらが全裸を理解するだけじゃ」
セシル「なにがなんでも負けるわけにはいかないッ!」
バルバリシア「私は別にどっちでも……」
ローザ「おねがい空気を読んで、バルバリシア」
フースーヤ「私の心を動かしてみよ! むん!(ムキッ)」
セシル「イヤだーーー!(ムキッ)」
ゴルベーザ「こ、これが、罰だとでもいうのか……クリスタルに逆らえん!(ムキッ)」
スカルミリョーネ「私の正体を見た者は生かしておけぬと言いたいが、ここはこらえて披露しよう(ムキッ)」
バルバリシア「ヒモなしビキニの破壊力、存分に味わうといいわッ!(ムチッ)」
カイン「1人だけ世界が違う件」
ローザ「その下品な眼をくりぬくの」
カイン「いやローザ、オレがバルバリシアに反応してるわけじゃないぞ!?」
シド「まだまだ若いのう」
ゼロムス「肉体美となると、自分ではどうやっても対抗できません。がんばってください」
カイン「オレ達にも脱げというのか……?」
シド「物理的にブッ飛ばしゃあ済むんじゃないかね?」
カインはどうする? >>252
ローザはどうする? >>254
シドにキスする
雑魚散らし
カイン「要するにだ、フースーヤの心を乱せばよいのだろう」
(チュッ)
シド「ドゥエェ!? きしょいわ! 額とはいえよくもまあワシなんぞに……カインも混乱しとるんじゃないのか!?」
ローザ「乱れ撃ち」
(ガガガガガガガガ)
カイン「ギャァー!!」
セシル「なんで僕までー!?」
スカルミリョーネ「どわあああ!?」
バルバリシア「ひぃっ!?」
ゴルベーザ「いたたたた!!」
フースーヤ「ほう、私に1対1で挑むというのか」
ローザ「私から見た『雑魚』を蹴散らしたまでよ。狙い撃つわ」
フースーヤ「スロウ!」
ローザ「スロウ!」
シド「さすがはローザ、無理矢理まともな戦いに持ち込んだぞ!」
フースーヤ「(あまり長い詠唱をしている余裕は無いか。月の白魔道士に負けない魔力を持ちながら、あの弓矢の技量は脅威)バイオ!」
ローザ「(相手は物理攻撃が不得手のようね。こちらの回復は薬に頼るとしましょう)リフレク!」
フースーヤ「(回復より先に防御を張る冷静さ、見事。自己回復という白魔道士の利点すらためらわず捨てた)精神波!」
ローザ「(あれは……徐々に回復する技? でも私の判断は間違っていなかったはず。フレアでも来ていれば千日手になっていたわ)はッ!」
フースーヤ「う……」
セシル「あれは口封じの矢!」
カイン「普通の白魔道士には無い、これがローザの強みだな」
フースーヤ「フンッ!」
ローザ「く!」
ゴルベーザ「気合で沈黙をはねのけただと!?」
スカルミリョーネ「筋肉は伊達ではないのか……」
バルバリシア「いや筋肉があるだけじゃ普通はできないわよ?」
フースーヤ「この肉体の輝き。これこそ真理と刻みこむがよい」
ローザ「ごめんなさい。何が正しいかなんて、興味は無いの」
ローザ「正義よりも、正しいことよりも、大切なものがある……」
フースーヤ「むッ……!」
ローザ「(攻撃力においては私が有利……!)」
フースーヤ「(バイオが効いている今しか好機は……!)」
ローザ「ここッ!」
フースーヤ「(腕を取られた!? うおっ、揺さぶりだけで、意識が――)」
ローザ「トルネド一本背負い!」
(ズドム!)
ローザ「……ふぅ」
ローザ「これで……」
ローザ「全裸よりもレオタードの方が真理だと証明できたかしら」
セシル「ローザも何かおかしい!」
バルバリシア「こいつが気絶したからなのか、以前ほど脱ぎたいとは思わないわね」
スカルミリョーネ「お見苦しいものを見せてしまいました」
ゴルベーザ「気にするな。それで、もう月にゆくのか?」
ゼロムス「操縦の方法は自分が見ていたので、できますが……」
これからどうする? >>260
幻獣界を支配下におくために乗り込む
乙
全裸より着衣とは分かってるじゃないか
セシル「……心残りとすれば、バロン城の地下に行っておきたい」
カイン「……王の声がするというあれか」
シド「赤い翼の伝令から聞いた事じゃが、確かに気になるのう」
バルバリシア「そう、カイナッツォも倒されたのね」
ローザ「恨む?」
スカルミリョーネ「…… …… …… ……いや」
バルバリシア「正直あまり好きじゃなかったもの。そこまで悲しくはない」
スカルミリョーネ「私が頑張って言葉を選ぼうとした努力を無にするな……」
ゴルベーザ「ルビカンテもカイナッツォも、戦いの中でしか生きられない性質だった……責はわたしが背負ってゆく」
〜 バロン城 地下 〜
バロン王「よくぞ来た、セシル、カイン」
セシル「陛下……」
カイン「本当の、陛下なのか……」
バロン王「私がふがいないために苦労をかけてしまったようだ。ローザ、すまない」
ローザ「いえ、そんな」
シド「この子らは立派にやっとります。何も心配はありません」
バロン王「ああ……私も力を貸したいが、この身は幻獣となった。召喚士の力なくば世界に現れることかなわぬ……」
バハムート(テレパシー)「そうでもない。幻獣王を打ち倒し、召喚士でなくとも『支配権』を認められれば、あるいは」
セシル「幻獣王とは、どこに?」
バハムート(テレパシー)「幻界へ通じる、時空の歪んだ場所があるはず。だいぶ地の奥深くになるがな」
カイン「クリスタルも集まっていないし、ゼムスとやらの侵略計画もそうそう動かないだろう。オレは幻界に行きたい」
ローザ「陛下の無念の思いを晴らさせてあげたいわ」
ゼロムス「時間には余裕があると思います」
ゴルベーザ「であれば、わたしも特に問題は無い」
セシル「よし……行こう、地底に」
シド「時に陛下、あなたほどのお人がなぜ殺されてしまったんですかな?」
バロン王「それは……>>266」
本格的にリディア抜きで話が進みだしたな……
↑
バロン王「本格的にリディア抜きで話が進み出したな……」
セシル「はい?」
カイン「誰ですかそれは?」
バロン王「いや、独り言だ。水のカイナッツォ、あやつが側近に化けていた。酒に酔ったときに持ってこさせた水に無味無臭の毒が入っていた……」
ローザ「私との戦いの時も水の中に薬を流していたし、とても納得できるわ」
シド「おまえたちも国の重鎮になるんじゃから、口にするものには気をつけるんじゃぞ?」
バロン王「うむ……セシル、気をつけてゆけ」
〜 ミスト 〜
リディア「お、お母さんがすごい熱で……!」
ミストドラゴン「わかりました、アントリオンの分泌物を取ってきます」
バハムート(テレパシー)「私が行ってきましょう。あなたはリディアについていてあげてください」
ミストドラゴン「幻獣神様ァ!? なぜ地上に!?」
〜 バロン 城門前 〜
赤い翼隊員「隊長、いつでも出発できます!」
セシル「きみにも心配をかけてしまったな」
赤い翼隊員「いえ、むしろ隊長を守れず醜態を晒したこと、お許しください」
スカルミリョーネ「(ふふん)」
ゴルベーザ「そこは得意げになってはいけないだろう……」
カイン「地下にも世界があるというのはアガルトの村で聞いて知っている。だが『祖先との契約』という赤い石はどこで手に入るのだろうか?」
バルバリシア「ほっほっほほほ。それならゴルベーザ様の指示で動いていた頃に世界中を調査してあるわ。>>272よ」
エブラーナ
セシル「エブラーナ? まったく国交の無い所か……」
ゴルベーザ「その石も、地下へ通ずる井戸に投げ込む必要がある。なくなってしまうとなれば、渡してはくれないだろう」
スカルミリョーネ「バブイルの塔を……地下へ地下へ下りてゆくしかないでしょう……」
バルバリシア「徒歩で? 飛空挺も無しに?」
シド「どのみち地底での海はマグマと聞く。最新型とはいえ、今の飛空挺で熱に耐えるのは無理じゃ。ひとまずセシル達は下りてみてくれ」
ローザ「シドは?」
シド「その間に飛空挺の強化じゃ! あまり高速で飛ぶことはできなくなるが、より頑丈にグレードアップしてやるわい!」
〜 バブイルの塔 地下部分 〜
ゴルベーザ「ここは……現代の机に、現代の薬品類? 誰かいるのか」
ルゲイエ「高所から落ちた弾性の強い物質は、ほぼ同じ高さまで跳ぶ。これを位置エネルギーと呼ぶのじゃ」
エッジ「空気が……『風』が触れるから、まったく同じ高さまでは来ないってか。スゲー理屈だな」
ルゲイエ「事実じゃ。 ……ん? や、やや! ゴ、ゴルベーザさま!」
エッジ「なにっ!」(スチャッ)
セシル「待ってくれ、こちらに戦意は無い!」
カイン「ゴルベーザも何者かに操られていたんだ」
ローザ「――かくかくしかじか、というわけなの」
エッジ「はー……お月さんに、ねえ。にわかには信じがたい話だけどよ」
ルゲイエ「まさかゴルベーザさまも しょうきにもどった とは……」
カイン「おいやめろ」
エッジ「おもしろ……、もとい、いまひとつ信用できねーな! 監視がてら、おれ様もついて行かせてもらうぜ!」
カインェ…
カイン「敵は、月から精神波を飛ばしてくるような存在だぞ? 危険だという事はわかっているのか?」
エッジ「ヘッ、この星の命を殺し尽くそうとしてるんだろ? どのみち危険なら、待ってるよか、こっちから攻める方が性に合ってるんでね!」
セシル「カイン、仕方ないさ。説明するために事情も話してしまったし、素直に力を借りよう」
エッジ「そうこなくっちゃ!」
ルゲイエ「わたしのボディは、もう戦闘に耐えられそうにありません。せめて道具類をお持ちくだされ」
ゴルベーザ「恩に着る」
ルゲイエ「スカルミリョーネ、バルバリシア、ゴルベーザさまをたのむ」
スカルミリョーネ「もとより……そのつもりだ……」
バルバリシア「ほほほ、あんたは気楽に待っていなさい!」
バブイルの塔内部では、何か起きるかな? >>280
巨人とダンスバトルになる
巨人兵「マテ」
スカルミリョーネ「喋った……!?」
巨人兵「(ズッ)」
巨人兵「(タン)」
巨人兵「(ズッズッ)」
巨人兵「(タン!)」
ローザ「…………?」
巨人兵「(ズッ)」
巨人兵「(タン)」
巨人兵「(ズッズッ)」
巨人兵「(タン!)」
エッジ「(ズッ)」
カイン「(タン)」
エッジ「(ズッ)」
カイン「(タン)」
ゴルベーザ「(ズッズッ)」
バルバリシア「(タン!)」
エッジ「(バッ!)」
カイン「(バッ!)」
ゴルベーザ「(バッ!)」
バルバリシア「(バッ!)」
((((ピシガシグッグッ))))
ゴルベーザ「よし、先に進むぞ」
スカルミリョーネ「何が……なんだか……わからない……」
ローザ「見て! 窓の外」
エッジ「これが地底世界か、すげえな」
セシル「向こうに城が見える。塔から出たらひとまずあの場所を目指そう」
カイン「あと何十階ぶん下りればいいのやら、だがな」
ゴルベーザ「マグマの向こうに町のようなものも見える。やはり飛空挺は必要か」
ローザ「シドの方針は正解だったわね」
ジオットの第一声 >>285
戦車隊、撃ち方始め!
ジオット「戦車隊、撃ち方始め!」
砲兵ドワーフ「ラリホー!」
バルバリシア「撃ってきた!? トルネド!」
ローザ「竜巻で防ぎきれなかったぶんは狙い撃つわ」
カイン「砲弾とてオレの槍に貫けぬものは無い」
ゴルベーザ「バロン2人の物理攻撃が強すぎてつらい。なぜ城壁を壊すような砲撃を受けて、涼しい顔なのだ」
セシル「僕も早く失ったぶんを取り戻さないとな……おっと(ドーン!)スカルミリョーネ大丈夫か?」
スカルミリョーネ「あ、ああ……庇ってもらって助かる……(まさかセシルも本来はカインと同じくらい強かったのか……?)」
操縦ドワーフ「王様! 砲塔がどんどん壊されてくー!」
砲兵ドワーフ「でも兵士にケガ人は1人も出てないー!」
ジオット「な、なんという……手加減をしながらでも余裕だというのか」
バルバリシア「(拡声)あー、あー、テステス。早めに矛を収めることね、われらが本気でかかればおまえたちなんて(バチコーン!)あたぁっ!?」
ローザ「挑発しないの」
〜 ドワーフ城 〜
砲兵ドワーフ「悪かったー! 塔から出ずるもの、破壊を撒くという伝説を鵜呑みにして……本当にすまないー!」
門番ドワーフ「地上から来たー!? とんでもないお客様ー!」
衛兵ドワーフ「ラリホー!」
セシル「おおう……みんなテンションが高いな」
エッジ「しっかし、お前ら強かったんだなあ。>>288」
ジオット「まことに申し訳ないことをした。何もしていない者に攻撃を加えるなど、人としてやってはならない事であった。いかなる責めも受けよう」
セシル「頭を上げてください。僕達は幻獣となった方から言われ、幻界へ通じる道を探しているのです、何かご存知のことはありませんか?」
ジオット「それならばマグマの中の小島に、通路として使われるような洞窟がある。実際にもぐって行った者はいないが、おそらく……」
セシル「マグマを渡ることはできないのですか?」
ジオット「町へゆく耐熱船はある。しかし地上の人々の肉体で熱に耐えられるかどうか」
ローザ「やっぱり、シド待ちかしら」
ジオット「地上から大きなものを運び入れるならば、道を開けよう。この石を約束の地に投げ込むといい」
シドを待って幻界の洞窟へ。幻界では…… >>290
リヴァイアサンとアスラの夫婦喧嘩勃発
どいつもこいつも血気盛んやな
〜 幻獣の町 〜
セシル「ローザのレビテトがあって助かったよ。しかしここは」
カイン「あまり歓迎されていないようだ。用件だけをすみやかに済ませた方がいいだろう」
スカルミリョーネ「……フシュルルル……人間も、幻獣も、変わらぬ……価値観が違うだけだ……完全な善など有りはしない……」
バルバリシア「おやめ、嫌われて不機嫌なのはわかるけどローブの下からキバが覗いてるわ」
ゴルベーザ「スカルミリョーネ、わたしは、おまえの心の中にある良さを知っている。そう卑屈になるな」
スカルミリョーネ「……申し訳ございません。ありがとうございます」
ローザ「これは……」
エッジ「なにぃ!? エブラーナの伝説に伝わる与一の弓だぜ! 引ける力があるなら最高の弓じゃねえか!?」
ローザ「そうね、キラーボウと使い分けましょう」
エッジ「へ? 当てやすさも威力も勝ってるってのに、何を使い分けるんだい?」
ローザ「殴りつけるならクロスボウタイプの方がいいでしょ?」
ゴルベーザ「弓を鈍器として活用するか……」
幻獣の司書「うへえ……勘弁してくれよ」
セシル「どうかなさったのですか?」
幻獣の利用客「アスラさまとリヴァイアサンさまが夫婦喧嘩を始めてしまってね」
エッジ「へえ、なんだか知らねえが、バトルして落ち着かせりゃいいのか?」
ゴルベーザ「ローザやカインの姿を見ても臆することのない姿勢からして、エッジも強者のようだが……そう血気にはやることもないのではないだろうか」
シド「よっしゃ、まずは話を聞いてみるとするかの」
セシル「ごめんくだ……」
アスラ「>>296!」
リヴァイアサン「>>298!」
この女誰なの!
どうして誰も私の事を『さん』付けで呼ばないんだ!
見事なまでに噛み合ってねえ……
わろた
アスラ「リヴァイアサンサンってネタは色々な所でやっているから今更でしょう! それより私の質問に答えなさい! この写真の女は!」
リヴァイアサン「スカウトしようとした召喚士だ! それ以上でもそれ以下でもない!」
アスラ「たとえそれが本当だとしても、また船を沈める気ですか!?」
リヴァイアサン「緊急事態なのだ! ミストの村も滅ぼされ…………ん? 滅ぼされていない?」
セシル「あの……」
アスラ「む、人間ですか。この地底の奥深くまで来るとは、ただものではありませんね」
セシル「幻獣オーディンの力を借りるため、幻獣王の支配権を得に来ました」
アスラ「ほう。私達の力を得るのではなく、単に勝負しに来ましたか。いいでしょう、ちょうどストレスが溜まっていたところです。行きますよ!」
エッジ「幻獣の女王が八つ当たりなんかしていいのかよ!?」
カイン「ぼやくのは後だ!(ガキィン)」
リヴァイアサン「ほっほっ、そちらの方はむしろ幻獣に近いようじゃな。あいにくじゃが大人しくしていてもらうぞ」
スカルミリョーネ「手助け無用は構わんが……」
バルバリシア「今さらとりつくろっても無意味だと思うわよ?」
リヴァイアサン「うぐう」
アスラ「プロテス!」
カイン「なんて馬鹿力だ、オレが押されるとは……」
リヴァイアサン「(今までの試練では、自ら攻撃することはなかったはずだが……めっちゃ怒らせた? ワシ結構やばい?)」
ローザ「それなら……ホーリー!」
アスラ「フンッ!(ドガッ)」
ローザ「くぅっ……ま、魔法の力まで逆に利用してカウンターを……」
アスラ「ほう、白魔道士の身で、今の技術を見極めたか。その通り、あらゆるものに反応し、あらゆる力を流して返す」
セシル「ケアルラ! いったん距離を取るんだ!」
アスラ「そう来るならば私も回復させてもらいましょう。ケアルダ」
ゴルベーザ「まずい、向こうの回復量も多い。千日手になりかねないぞ!」
シド「どんなものにもカウンターを返すとなると、うかつにバーサクをかけてもらうわけにもいかん……さすが幻獣の女王!」
エッジ「火遁ッ!」
アスラ「なんだその憐れな術は……」
エッジ「あんたが言うのかよ! くそ、斬りかかった方がいいなこりゃ(ブォン!)うおお!? こえーこえー、分身しといて良かったぜ」
アスラ「天よりの光のごとく降りかかる攻撃も、地に反射した熱のごとき変則的な攻撃も、私の手にかかればいなすことができる」
アスラ「魔法の力とて同じこと。ゆえに私の三面六臂の姿勢を指して人は、天地魔闘の構えと呼ぶ」
セシル「なんか凄いの来た!?」
アスラ「ケアルダ。どうしました、そのままでは私に勝てませんよ」
カイン「気楽に言ってくれる……」
アスラ「カーカカカカ!」
エッジ「キャラがブレッブレだなあんた!」
アスラ「失礼。なにしろ顔が3つもあるもので」
ローザ「……」
ローザ「リフレク」
(フォーン)
アスラ「あ」
〜 いっぽう そのころ 〜
ヤン「ハァッ!」
ダークエルフ「グゲェェェェ!」
ヤン「ふぅ……助力、感謝いたす、ギルバート殿」
ギルバート「いえいえ、トロイア、ファブール、ダムシアンの友好のためです……火傷ももうすっかり良くなりましたしね」
〜 幻界 〜
アスラ「あそこまで追い詰められていたにも関わらず冷静で柔軟な発想力、お見事です。あなたがたは見事に試練を乗り越えました」
ローザ「(敵の回復を止める手段としてリフレクは、わりと思いつくと思うけど……異常なパワーにさらされた状態では想像できないものなのかしら)」
リヴァイアサン「さて、それではお相手するとしよう……準備はよいか?」
ローザ「ええ」
セシル「いざ参る」
セシルの行動 >>306
ゴルベーザの行動 >>308
伝説の剣でメッタ刺し
黒龍召喚
リヴァイアサン「なぜか私の見ていた未来よりも、はるかに良い方向へ運命が傾いたようだ……セシル、ゴルベーザ、おまえたち2人のな」
ゴルベーザ「わたしの場合は、スカルミリョーネのおかげだ。賞賛されるべきはスカルミリョーネと、己ひとりでも進む道を決めたセシルだろう」
セシル「……そんな立派なものじゃない。水のクリスタルに呼びかけられるまでは、本当に奪うつもりだった」
フースーヤ(では、わたしのおかげという事か)
セシル(すごく嫌だけど、確かにその通りなのかも知れない……)
リヴァイアサン「水の龍、海の王を倒してみせよ」
セシル「兄さん、黒龍に足場になってもらうことはできるか?」
ゴルベーザ「ああ。参れ黒龍!」
カイン「飛び移るなら、隙を造るのはオレ達の役目か。シド、ゆくぞ!」
シド「あいよ!」
ローザ「ブリンク!」
カイン「(ガリョッ)っ、外した……」
リヴァイアサン「おおおおお!」
シド「ぬああああ! パワーで負けるわけにはいかんのじゃあぁ!」
セシル「ありがたい、おかげで飛び移れた! 手加減……無用!(ザシャシャシャシャ)」
リヴァイアサン「頭部へ集中するのは正しいが……いささか軽挙に過ぎるぞ!」
(ザザザザザ)
ローザ「カイナッツォよりはるかに大きな水の流れが……地上だというのに!」
シド「いかん、跳べカイン!」
リヴァイアサン「大津波(タイダルウェイブ)!」
ゴルベーザ「うおお! くッ、黒龍も消えてしまった」
こくりゅう「(俺、一度も黒い牙使ってなくね?)」
セシルどうなった? >>312
リヴァイアサンの行動 >>314
要レイズ
丸呑み
(ズゴゴゴゴ)
リヴァイアサン「いただきます(ぱっくん)」
カイン「セシルーーーーー!?」
リヴァイアサン「ブリザラ!」
ゴルベーザ「威力を抑えて短時間で何発も撃ち、渦を氷漬けにするか……近付くのが難しい、詠唱を開始する」
ローザ「シェル! いいわ、ゴルベーザ。私が時間を稼ぎましょう」
シド「ワシもポーション係になろう! 遠距離の攻撃手段を持たないのはワシだけじゃからな」
エッジ「百発百中のニンジャの技、とくと見やがれ!」
リヴァイアサン「ほう、ひとり減っても連携は崩れぬか」
カイン「(ザカッ)セシルは必ず取り戻す! オレの槍めがけて、やれ、ゴルベーザ!」
ゴルベーザ「サンダガ!」
エッジ「うっしゃあ!(バリン)」
シド「ふんぬぁぁぁ!(バキィン)」
ローザ「ケアルガ! あまり無茶をしないで、凍傷は治してもハンマ-
1: ◆xfXcrstrTc 2015/09/10(木) 23:21:20.41 ID:0Z4/KDQX0
セシル「これは?」
赤い翼隊員「隊長、どうされました?」
セシル「クリスタルからなのだろうか、声が聞こえた……安価に従え、と」
黒魔道士「そんなバカな!?侵略者に!?」
白魔道士「水のクリスタルが何かを伝えようと!?」
長老「伝説では確かに、クリスタルに意志があるとされる文がある……」
長老「できない事でもやってのけられる可能性があるが、必ず従わねばならぬ、祝福とも呪いともつかぬもの、それが安価」
長老「そして誰の身にふりかかるかもわからぬ、たとえクリスタルを奪いに来た暗黒騎士であっても……という事か」
セシル「どうすればいいんだ……?」
水のクリスタル「>>2」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/10(木) 23:23:46.12 ID:GLBFrp8r0
力をつける
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/10(木) 23:23:56.23 ID:XAOVHht+O
とんこつラーメン10杯完食
・彡(°)(°)「お!近所のJCやんけ声かけたろ!」
・男の娘「残念実はおと――」男「嘘だ!」
・子供「らんら〜ん♪」熊「あっ」子供「あっ」熊「あっ」もぐもぐ
・シンジ「毛虫なんてどうかな?」 ゲンドウ「・・・・・・」
・悟空「ブルマ先っちょだけ挿れさせてくんねぇか」 ブルマ「はぁ!?」
・【※画像あり】このHカップJKの体操服姿どうみても不自然すぎやろwwwwwwwwwwwww
・巨乳よりも何倍も敏感に反応する膨らみかけのちっぱい!!
・【衝撃画像】壇蜜・フルヌード(乳首丸出し)でフ●ラ○オ!⇒2ch「完全にAVだろ、これ…」
・【※神スレ※】パ●ティに手突っ込んで手マンしてる画像クレメンス → 「シコった」「女だけどシ...
・【wおかえりw】一度足を洗うも結局戻ってきてしまった悲しいA●女優がこちらwwwwwww...
4: ◆xfXcrstrTc 2015/09/10(木) 23:47:52.05 ID:0Z4/KDQX0
セシル「今この状況で!? 修行しろと!?」
黒魔道士「(ツッコミ激しいな)」
白魔道士「(クリスタルよ、私達をお守りください)」
長老「……若人よ、迷いを抱えて勝てるような相手など、無抵抗な村人くらいですぞ」
セシル「!?」
長老「罪の意識に苦しむくらいならば、己の思う道をゆきなされ」
セシル「(バロン王は裏切りたくない……しかし何が真実かを知る手段も無い……それに、僕が帰らなければ僕の大切な人達にも何が起きるか……)」
セシル「(カインは1人でも切り抜けるだろうが、ローザやシドは……)」
セシル「(どのみちバロンには帰らねばならないだろう)」
赤い翼隊員「隊長、どうなさいますか? ……自分達は隊長に従いますよ」
セシル「>>5」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/10(木) 23:50:48.33 ID:ts2y9EfDO
山籠りする
6: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 00:18:48.59 ID:6xQ9h9TT0
長老「魔道士達の怪我の手当てを急ぐのだ」
白魔道士「レイズ!」
黒魔道士「ちっ、爆撃の被害もバカにならん。しばらくデスマーチだな」
セシル「山ごもりする」
赤い翼隊員「はい!? ああ、だから捕らえた魔道士達も解き放ったんですか」
セシル「我々が帰ってしまえば、赤い翼は他の誰かが扱うだけだ。生死不明としておけば、多少は時間も稼げるはず」
赤い翼隊員「それはそうですが……」
セシル「だが、家族が心配という者も居るだろう。その者達は、飛空艇で直接ではなく、バロンの町に潜入して国外に脱出することを勧める」
〜 試練の山 〜
セシル「…………」
赤い翼隊員「……あの、隊長。唯一の山道らしき所に炎が燃えさかってるんですが」
セシル「他の道を探すか、最悪、ロッククライミングか……」
水のクリスタル「>>7」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 00:24:50.62 ID:Wz0jJDj20
氷魔法使える隊員集めて突破
8: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 00:41:25.65 ID:6xQ9h9TT0
隊員B「ふおぉぉぉ……」
隊員C「はいやぁぁぁ……」
隊員D「タ、タイミングが合わない」
セシル「やはり付け焼刃では無理か……? いや、敵が居るわけではないのだ、何度も挑戦してみよう」
(ビュオオオオ)
赤い翼隊員「! や、やりました!」
セシル「ああ、これだけ集中できれば魔道士の道に踏み出したと言っていいだろう。よく頑張った。ここからは……」
ゾンビー「ォォォォォ……」
セシル「剣士組に任せておけ!(ザンッ)」
パロム「(こそこそ)……おお、暗黒使わなくてもガタイだけでよくやってんじゃん」
ポロム「(こそこそ)シッ、静かに……」
9: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 01:02:33.70 ID:6xQ9h9TT0
〜 いっぽう そのころ 〜
偽バロン王「おい……赤い翼はまだ帰らんのか?」
ベイガン「お、おかしいですね……」
〜 試練の山 三合目 〜
赤い翼隊員「た、隊長……ここは……こもるには不適切なのではないでしょうか……」
セシル「水が無い上に、アンデッドの巣のようだから病気も心配か?確かに苦行とも言えるが、これはこれで強くなるには適当かも知れない」
赤い翼隊員「普通のゾンビーだけなら、剣でなんとでもなるものの」
セシル「炎や人魂を斬る技術が身につくかも知れない。とりあえず山頂まで往復を繰り返すぞ」
パロム「(こそこそ)おいおい、この山の伝説を知らずに来たのかよ。偶然って怖いなぁ」
ポロム「(こそこそ)試練に失敗した方がどうなるかは私達も知りませんけど……ここがアンデッドのすみかである事を考えると……」
10: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 01:14:26.75 ID:6xQ9h9TT0
〜 試練の山 山頂 〜
セシル「あれは?」
赤い翼隊員「何かの石碑でしょうか、わざわざ橋までかけてあるんですし」
セシル「ふむ……全員、休憩を取る!」
セシル「扉のように、長方形の溝が彫られているが開く気配は無いようだ」
(キィン)
????「来たか……」
セシル「なんだ!?」
(ガコッ)
赤い翼隊員「隊長!?」
セシル「ここは?……鏡?」
暗黒騎士の行動 >>12
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 01:17:43.75 ID:GDCQSKtNO
脱ぐ
13: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 01:42:17.34 ID:6xQ9h9TT0
暗黒騎士「(スッ)」
セシル「兜を……?」
暗黒騎士「僕は、臆病な暗黒騎士だ」
セシル「な、に……僕!?」
暗黒騎士「(カチャッ)陛下の言う事に従っていればいい。陛下は大切な人だから。大切な人のためならば、他の人が傷つくのも仕方ない」
セシル「それは違う!」
暗黒騎士「(チャリッ)違わない。天秤にかけたんだ。ミシディアの人々の生活と、陛下の指令を」
セシル「っ……」
暗黒騎士「(カチャカチャ)お前は僕だ。僕はお前だ。弱さも、汚さも、よく知っているよ」
セシル「……ああ、そうだ。認めよう。確かにお前の言う通りだ」
暗黒騎士「(パサッ)では、この手に討たれ、罪を償うといい」
セシル「いいや、僕はまだ何もしていない。バロン王を放置してここで死んでしまえば、また襲撃される国があるだろう。止めなければいけないんだ!」
暗黒騎士「(ストン)それを行ったとて、罪は許されないだろう」
セシル「そうだろうな。でも、許されないからといって、行動しない理由にはならない。……と言うか」
暗黒騎士「(まっぱ)」
セシル「な ぜ 脱 ぐ!?」
14: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 01:56:00.25 ID:6xQ9h9TT0
暗黒騎士「認めるのか? 己の露出癖を」
セシル「無い。それは無い。100%無い」
暗黒騎士「心の闇を受け入れるというのか?」
セシル「それは臆病な所や、他者の命を軽視した判断の残酷さのことだよな? 僕は断じて露出魔じゃないぞ?」
暗黒騎士「いいだろう……全裸の力、受け取るがいい!」
セシル「いらない! そんな力いらない!」
(カッ)
????「さらばだ……我が息子よ……」
セシル「このタイミングで!? 僕の実の父さん!? 今ちょっと忙しい……うわっ!」
赤い翼隊員「隊長!? ……えっ」
セシル「」
ポロム「この光のエネルギー……まさかパラディンになれる方がいらっしゃるなんて」
パロム「いやそこじゃねーだろ! なんであのあんちゃん全裸なんだ!?」
ポロム「暗黒の装備が、光の精神で扱えるわけがないでしょ」
パロム「だからって剥がれる必要性はどこにあんだよ!?」
15: ◆xfXcrstrTc 2015/09/11(金) 02:11:00.97 ID:6xQ9h9TT0
セシル「はっ!(ガキン)」
赤い翼隊員「ふん!(ギィン)」
セシル「身体能力そのものは上がっているようだ。これを使いこなせれば、僕はまだ強くなれる……今度は守るために!」
赤い翼隊員「隊長に教わったことのすべて、そのまま隊長にお返ししますよ! 早く自分を追い抜いてってください!」
パロム「ただの服で修行はじめちまったぜ……全裸で呆然としてたのに、あんちゃんタフだなー」
ポロム「しばらくこの山にいるというのでしたら、一度ミシディアに帰って報告しましょうか」
1週間ほど鍛えなおしたセシルの次の行動 >>16
その時のパロポロコンビの行動 >>18
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 02:12:50.65 ID:Wz0jJDj20
強大な敵に苦しめられる部下たちを助けにいく
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 03:31:31.88 ID:6gGcbuVb0
とんこつラーメン10杯完食
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 04:15:20.49 ID:Hn53xU8AO
謎のとんこつラーメン推し
21: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 01:01:23.20 ID:FQuzu7BG0
〜 いっぽう そのころ 〜
ゴルベーザ「……赤い翼は、まだ戻らぬ。となれば、気付かれたか……おまえはローザを人質にとるのだ。ヤツへの交換材料になる」
ベイガン「かしこまりました」
ゴルベーザ「セシルがミシディア近くに潜伏しているとすると、あの山のアンデッドを使えばおまえの力を存分に発揮できることだろう。ゆけ!」
スカルミリョーネ「承知いたしました……ゴルベーザ様は何も心配することなく、ゆっくりお待ちください……」
(シュオン)
ゴルベーザ「エブラーナは滅ぼすしかなかろうな」
ゴルベーザ「飛空艇はよいオモチャだが、バロンも見切りをつけねばならぬとは、ままならぬものよ」
22: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 01:14:27.07 ID:FQuzu7BG0
〜 試練の山 入り口 〜
赤い翼隊員「た、隊長ーッ! バロンに帰還していた隊員達から、連絡です!」
セシル「ずいぶん慌てているが、その様子では悪い事があったのか?」
赤い翼隊員「竜騎士達を含め、兵のほとんどを、侵略用の遊撃隊に回されているそうです! しかし、それだけではありません!」
セシル「(カイン……無事で居てくれるといいが)それだけではないとは?」
赤い翼隊員「帰還・潜入した隊員と親しい兵達が、幻獣討伐の任務に赴き、次々と返り討ちに遭っているそうなのです!」
セシル「! 相手も判断が早いということかッ……バロンへ向かおう、正面からぶつかっても勝ち目は薄いが、せめて助けださねば!」
赤い翼隊員「勝ち目が薄い……ですか?」
セシル「砲弾の届かぬ上空から爆撃をするにも、補給が無ければ早々に火薬が尽きる。そもそもバロン城は爆撃に対して強いつくりにしてあるんだ」
セシル「それと、僕達の事がすでにバレているのなら世界各国にバロンの侵略を知らせよう、飛空艇が何隻もまとまって飛んでいては見つかりやすいし……」
セシル「きみ達はダムシアンへ、きみ達はファブールへ、きみ達はトロイアへ向かってくれ」
セシル「そのまま各国の防備を手伝うこともよし、信頼されなければこの赤い翼を手放してもよし、各々の判断で動くことを許可する」
赤い翼隊員「はっ!」
セシル「だが、仲間を装って後から合流してくるスパイも警戒すること」
セシル「救出した隊員は必ず僕の手で送り届けるが、逃げてきたなど判断がつかない者もいるだろう。そういった兵には、重要な位置を任せないように」
赤い翼隊員「(ただの服でも作戦立てるうちの隊長マジイケメン)」
23: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 01:22:07.58 ID:FQuzu7BG0
パロム「(ずぞぞぞぞ)……出発するのか?」
ポロム「(ずぞぞぞぞ)ええ、サイトロで常に見張っているけど、もう離陸するところみたい」
パロム「ぷはっ。保存食の『ラーメン』とやらも10食ぶん食べきったし、報告に戻るかー」
(フシュルルルルル……)
スカルミリョーネ「おや?」
ポロム「どなたですの?」
スカルミリョーネ「いや、名乗るほどの者ではないが……このあたりに、黒い鎧の兵士さんたちが居なかったかな?」
パロム「バロンの兵士達なら、さっき飛空艇で飛んでったぜ?」
スカルミリョーネ「…………えっ?」
ポロム「では、私達は用事があるので、これで失礼しますわ」
スカルミリョーネ「(ぽつねん)…………どうしよう」
ローザどうなった? >>24
カイン何してる? >>26
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 01:23:51.83 ID:qL9beNbKo
頑張ってホーリーまで覚えたので余裕で逃げてる
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 01:25:17.69 ID:Ku5tL9IPo
特に何もしていない
28: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 01:36:58.63 ID:FQuzu7BG0
ローザ「ホーリー」
(ボシュッ!)
ベイガン「い、痛い……何度でも再生するが、痛いぞぉぉぉ!」
ローザ「諦めてくれればいいのに……リフレクで本体には通らないから両腕を消し飛ばし続けてるけれど……(タッタッタッ)」
シド「さすがセシルに追いつきたいがために努力した女は違うな(タッタッタッ)」
ローザ「も、もう、からかわないで。ホーリー」
(ボシュッ!)
ベイガン「ギャーーー!!」
シド「新型の飛空艇は作ってあるが、こやつを案内するのはまずかろうて。一度、城を出て森に入るか?」
ローザ「それが良さそうだわ」
29: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 01:46:29.62 ID:FQuzu7BG0
カイン「……ん? 城の中が、何か騒がしいな」
竜騎士A「門番や塔の見張りばかりで退屈してた所です。ちょっと見てきましょう」
竜騎士B「しかしヒマですね。部隊再編されたわりに飛空挺が3隻しかないもんだから、赤い翼の帰還待ち、あるいはシド博士の製造待ちですし」
カイン「魔物の数が増えたがために、軍事力を高めたはずなんだがな……」
竜騎士B「シーッ! いくら隊長でもその発言はマズいでしょう」
(バタン!)
カイン「どうした?」
竜騎士A「た、たいへんです! ローザさんとシド博士が、ベイガン兵長の腕を消し飛ばしながら逃げ回ってて!」
カイン「どういう状況だ!?」
31: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 02:06:43.13 ID:FQuzu7BG0
偽バロン王「(セシルへの切り札となるローザ。飛空挺の技師シド。どちらに罪をかぶせるのがよいか)」
ベイガン「ぜぇ……はぁ……シドは……意地でも飛空挺を作らないと」
偽バロン王「ふむ。では各隊長には『何者かに操られているらしきシドに襲われ、その戦っている所を見られたためにローザが敵についた』としておけ」
ベイガン「う、腕は……いつ再生すれば……」
偽バロン王「何事もなく元に戻れば兵達の疑念が増すだろう。見られたおまえのミスだ、バロンの兵力を完全に魔物化するまでそのままに決まっている」
ベイガン「うええぇぇ……」
カイン「ふーむ、ベイガンがローザを説得しようとして必死で追いかけていた、か……理屈は通っているが……」
カイン「しかしセシルがいまだ戻ってこないのも、不自然ではある」
カイン「……シドとローザを探してみるか」
一番先にミストの洞窟にたどりついたのは誰か >>32
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 02:20:48.59 ID:wtDrPS3VO
テラ
34: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 02:42:47.53 ID:FQuzu7BG0
リディア「おじいちゃん、またね」
テラ「おうおう、勉強に励むとよいぞ」
テラ「さてと、うっかり地図を逆に見てしまったわい。でもまあ……ここまで来たんじゃし、ミストの霧の鍾乳洞でも一目見ていくとしよう」
〜 ミストの洞窟 〜
テラ「こりゃどうしたことじゃ。兵士達とおぼしき死体が、ひのふのみ……」
ミストドラゴン「賢者テラ……あなたはダムシアンへ行くのではなかったのですか?」
テラ「ほ、霧のドラゴンとは。なに、ちょっとした観光じゃ」
バロン兵「うう……」
テラ「! まだ息があったか。ケアル!」
バロン兵「かたじけない……ミストの村へ……届けものをしなければ……」
ミストドラゴン「その指輪を持ち込んではなりません……」
バロン兵「行かなければ……ならんのだ……!」
テラ「やれやれ、頑固者は嫌いではないが、無謀すぎる。む? だいぶ大きな炎の力が込められておるな。こいつは発動すれば村ひとつ焼き払うぞ?」
バロン兵「アイテムはアイテムであろう……何もしなければ害は……」
>>35「そこに居るのは……?」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 02:45:08.52 ID:gDe4KXlbO
ゼロムス
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 11:55:02.42 ID:Sw66g5fd0
ゼムス死んでないのにいきなりゼロムスって……
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 12:05:00.47 ID:VePegjLr0
多分ゼムスとは関係の無い唯のミジンコじゃないかな?(必死の苦しい言い訳
41: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 23:33:26.57 ID:FQuzu7BG0
ミストドラゴン「と、とてつもない力を感じます……!」
テラ「ふむ……ただの人ではなさそうじゃが。私はテラ。そちらの名前を伺ってもよろしいかな?」
ゼロムス「名はゼロムス……完全暗黒物質……だと思います」
テラ「? なんじゃその自信の無さは」
ゼロムス「いや、自分の肉体は謎の物質ではあるんですが、誰かの意志によって集められたというわけでもなく……暗黒と呼ぶには自然物が多すぎるかなと」
テラ「肉体を見ると、まるっきり青い毛玉に見えるのう」
ゼロムス「無意識のうちにある、青き星への憧れ、でしょうか?」
テラ「青き星……?」
バロン兵「今の……うち……」
ミストドラゴン「逃がすとお思いですか(シュオオオオ)」
バロン兵「ここまでか……」
(……)
バロン兵「……? 冷気が……来ない?」
セシル「大丈夫か」
バロン兵「セ、セシル様!」
42: ◆xfXcrstrTc 2015/09/12(土) 23:53:45.33 ID:FQuzu7BG0
セシル「かくかくしかじか……というところだ。僕が帰らなかったばかりに君達がこのような任務に回されてしまったのだろう」
バロン兵「……謝っていただいても、死んでいった兵は帰ってきません。しかしセシル様の道が間違っているとも思いません」
バロン兵「進みましょう。これから犠牲になるかも知れない、無辜の人々を守りぬきましょう。セシル様を信じさせてください」
テラ「なんともはや……にわかには信じがたいが、ミシディアの水のクリスタルの声を聞いたというのか」
セシル「今も時々、ミシディアから語りかけてくるんです」
テラ「それで危機を伝えにか……あつかましい頼みではあるが、私も飛空艇に乗せてはくれんか? 孫娘がダムシアンにおるので心配でな」
セシル「なるほど、乗員には空きがありますし、構いませんよ」
バロン兵「……侵略を考えているというセシル様の予想が正しければ、このボムの指輪もとたんに怪しく思えてきました。飛空挺で保管しますか?」
ミストドラゴン「(私空気。二重の意味で、ってか。やかましいわ)」
ゼロムスのこれからの行動 >>43
ローザとは出会えるか >>45
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 23:55:44.99 ID:7b6+4DJkO
月に行く
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 00:08:15.11 ID:wS6zRn1Co
出会え…るかどうかは分からない
46: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 00:26:15.78 ID:3Fw1ILz70
ゼロムス「自分の故郷は月だと思うので、帰ってみます(ふよふよ)」
テラ「なぬぅ!? 色々とツッコみたいところはあるが、まず月に行けるのか!?」
ゼロムス「……が、がんばります。食事も必要ないみたいですし」
セシル「スケールが大きすぎて、助けになれそうもないが……無事を祈るよ」
ゼロムス「ありがとうございます。それでは……(ふわ〜)」
赤い翼隊員「可能な限りの人員は回収しました!」
セシル「城にはバロンに忠誠を誓う者も多く残っているし、このあたりが潮時だろう。本格的に居所を探り当てられないうちに、離れるとしよう」
赤い翼隊員「シド博士とローザさんは……」
セシル「……逃げることができたというだけでも、救いだ。今は皆の家族を守ることが先決。ダムシアンに急ごう」
〜 ミストの村 〜
シド「あまり無理をしてもいかん、休む時はゆっくり休むことじゃ」
ローザ「ありがとう、シド」
リディア「(うわあ、綺麗な人……)」
47: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 00:48:31.35 ID:3Fw1ILz70
カイン「召喚士の討伐命令だと!?」
竜騎士A「(ビクッ)は、はい……」
カイン「バロンの防衛力を信じているミストの村の召喚士達を、オレ達の手で討てというのか」
竜騎士B「王が危険だと判断されただけの何かが、あったのでしょう……」
カイン「確かに、みなし子のオレ達を拾ってくれた王には、返しきれない恩義がある……騎士とは、忠誠を曲げぬものでもある……だが!」
カイン「(セシルが帰って来ないのは、バロンを離れたとみて間違いないだろう。オレも覚悟を決めねばならんのか?)」
竜騎士C「隊長! 技師シドへの追撃隊が組まれました! すでに出発したようです!」
カイン「迷っている時間すら与えてはくれんか……!」
ミストドラゴン「はいはい冷たい霧冷たい霧」
(ビュゴオォォォ)
ジェネラル「ぐああああ!!」
ダムシアンで追いつくのは誰か >>48
ギルバート何してる? >>50
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 00:51:37.97 ID:smwygPuOO
ルビカンテ
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 01:10:56.58 ID:wS6zRn1Co
酒場で吟遊詩人の活動をしている
51: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 01:44:06.97 ID:3Fw1ILz70
〜 ダムシアン 玉座 〜
ダムシアン王「すでに赤い翼の兵より話は聞いている。不忠をそしる者も居ようが……平穏を望むそなたの心、しかと心に刻み込んだぞ」
セシル「……飛空挺に対する防御は、飛空挺をお使いください。高空よりの爆撃は脅威です」
ダムシアン王「うむ。もちろん我がダムシアンの兵も協力しよう。息子も呪歌の修練に余念が無い。兵達の次の交代時間に呼び集めておく」
セシル「では、顔を合わせておきましょうか」
テラ「キサマぁぁぁーーー!!」
ギルバート「痛い! み、右腕だけは許してください!」
セシル「」
アンナ「やめてお父さん!」
テラ「! アンナ……」
アンナ「私達、本当に愛し合っているの……王様も王妃様も結婚を許してくれて……だから、お父さんにも許してもらいたいと思って、カイポに行こうと」
テラ「ちょ、ちょっと待て。なぜおまえたちの結婚を王が許す話になるんじゃ」
ギルバート「すみません……身分を偽っていたのです。僕はダムシアン王子ギルバート。アンナとは本当に偶然の出会いで……」
テラ「なぬ!? ……むむ、明日も知れぬ吟遊詩人でない事はわかったが、それにしても私はまだ人となりを知らん。アンナを預けるに足るかは――」
52: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 01:55:07.91 ID:3Fw1ILz70
(ズズン)
客「おわっ!?」
酒場のマスター「爆発!?」
セシル「戦えない者はできるだけ地下へ! ギルバート、爆発音の方に最短で行ける道を案内してくれ!」
ギルバート「……わ、わかった……僕達がなんとかしないと、アンナも皆も危ない……頑張るよ」
ダムシアン兵「赤いマントに……赤い顔!?」
ダムシアン王「やつは人間か? すさまじい炎の使い手よ!」
セシル「ダムシアン王、ただいま参りました!」
赤い翼隊員「隊長! すでに一隻は離陸していますが、なにぶん砂漠なので、もう一隻は……停泊場所まで走っていける余裕があるかどうか」
ギルバート「あの男は……?」
ルビカンテ「私は火のルビカンテ。>>53」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 01:57:32.85 ID:kNIXCOeYO
露出大好きだ
54: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 02:11:59.31 ID:3Fw1ILz70
ルビカンテ「(バサッ)」
セシル「」
ギルバート「」
テラ「」
ダムシアン王「」
ルビカンテ「さあ、私の前に立った者から回復してやろう! 私の強く美しい肉体をその目に刻みながら逝くがいい!」
一同「((((戦いたくない……))))」
セシル「しかし剣を交えずには終わらないか。王、行かせてください」
ダムシアン王「う、うむ、気をつけてな……色々と」
テラ「私も手を貸すぞ。アンナを背中に守る限り、この身に敗北は許されん!」
セシル「……ん?」
セシル「この頭に響いてくるのはもしかして、火のクリスタル?」
火のクリスタル「>>55」
テラの行動 >>57
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 02:19:07.16 ID:S5ODcsrto
ストリップで勝負するのです
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 02:32:45.74 ID:9ABjS3THO
わしが相手じゃ!
58: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 03:20:39.58 ID:3Fw1ILz70
セシル「なんで!? 試練の山の声といい、どうして脱がせたがるんだ!? ……ええい!」
ルビカンテ「ほう、パラディンか。試練を乗り越えた者がどのような強さを得たのか、見せてもらおう!」
セシル「(バッ)こ れ が 僕 だ っ!」
ギルバート「」
ダムシアン王「」
ルビカンテ「私の土俵で勝負を挑むとは! 気に入った、全力をもって相手になろう!(バサァ)ダブルバイセップス!」
セシル「……長年帆を張り続けてきた僕の背筋!」
ルビカンテ「フハハハハ! 筋肉量では互角か!」
テラ「ならば……私が相手じゃ!(バサッ)」
ギルバート「」
ダムシアン王「」
テラ「魔法の力を使わず、砂漠の砂と岩を歩き続けてきた脚と、その肉体を支える根幹を見よ……アドミナブル・サイ!」
ルビカンテ「なにっ! 老体にそぐわぬ筋肉……量だけで言えば少ないが……その絞りは人の限界の域!」
ギルバート「(今、僕の目の前では何が起こっているのだろう)」
59: ◆xfXcrstrTc 2015/09/13(日) 03:33:13.45 ID:3Fw1ILz70
ルビカンテ「よいものを見せてもらった。一旦ここは退こう。明日の正午に攻撃をかける! 充分準備をしておけ、正々堂々ぶつかり合おうではないか」
テラ「ふん、一昨日来るがよいわ」
セシル「僕はなぜあんな真似をしてしまったんだ……クリスタルもなんであんな事を……」
ダムシアン王「き、気にすることはない、おかげで多少の時間は稼げたのだ。明日は飛空挺も最初から使ってゆくことができる」
ギルバート「非戦闘員も逃がすことができるし……お礼を言いたいくらいだよ」
セシル「……そうだな、前向きに考えよう。ギルバート、きみの歌の詳しい効果を説明してくれないか」
ギルバート「ああ、作戦をつめていこう」
カインの現状 >>60
ローザの現状 >>62
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 03:33:49.30 ID:smwygPuOO
ゴルベーザ倒した
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 03:45:17.58 ID:gv8qWJ/GO
>>61
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/13(日) 03:36:08.53 ID:67uJ9wI/0
単身バルバリシアを倒しメーガス三姉妹を下僕につけた
68: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 00:24:21.27 ID:uUSklWH30
〜 バロン城内 〜
カイン「また別働隊の出撃か? ……お前は誰だ?」
ゴルベーザ「遊撃隊の隊長に任命されたゴルベーザと言う……」
カイン「……!」
(キン!)
カイン「きさま、何を! ……人の気配が消えた!?」
ゴルベーザ「カインよ、なぜそんなにも苦しむ?」
カイン「……何?」
ゴルベーザ「セシルはバロンを離れた。お前もローザも見捨てて、裏切ったのだ」
カイン「なんだと……」
ゴルベーザ「お前も城で待つより、ローザを追いかけぬのか? ローザを手に入れたくはないのか?」
カイン「……ローザはセシルが見捨てたなどと言っても信じまい」
69: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 00:25:59.16 ID:uUSklWH30
(ガギン!)
ゴルベーザ「ぬぅっ……!」
カイン「そしてオレもな。セシルが行動を起こしたのは、オレ達への信頼の表れだ。きさまなんぞの言に惑わされると思ったか」
ゴルベーザ「おめでたいヤツだ……ならば力を示してやろう」
カイン「?」
ゴルベーザ「わたしの元に居れば、ローザを手に入れられると信じさせてやろうというのだ。参れ黒龍!」
カイン「(シュン)」
ゴルベーザ「動けぬ体に……なにっ!」
(ドスッ)
カイン「どこを見ている」
ゴルベーザ「頭上……から……」
カイン「あいにくだが、オレはわざわざ手の内をくらってやるほどお人よしじゃあない(チャキ)」
70: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 00:28:05.33 ID:uUSklWH30
スカルミリョーネ「(フォン)」
カイン「な、待てッ!」
(ザクッ)
カイン「石畳をえぐっただけ……逃がしたか。それでも敵の正体は見えてきたな。ゴルベーザ……」
ゴルベーザ「くはぁ……!」
スカルミリョーネ「だ、大丈夫ですかゴルベーザさま」
ゴルベーザ「背中上方から、肺をやられている……っ。さすがは竜騎士隊の隊長よ。助かったぞスカルミリョーネ……」
スカルミリョーネ「は……!」
ゴルベーザ「しばし治療せねばなるまい……ゾットの塔へ……」
71: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 00:31:43.08 ID:uUSklWH30
〜 ゾットの塔 〜
ローザ「どんなに強い風であっても……必ず隙は存在する……そこを、狙う!」
バルバリシア「あああああっ!」
ローザ「スロウもホールドも効いていた……負ける要素は無いと思ったけれど、予想以上の一方的な勝負だわ」
バルバリシア「うう……ローザは強い……まだ勝てない……」
ローザ「もうやめて。私は真実を知りたいだけなの」
バルバリシア「……わかった、私の知るすべてを話そう」
ゴルベーザ「なぜあの三姉妹が砲撃してくるのだ!? おまえ達、裏切ったか!」
ドグ「ローザさんにはかなわない」
マグ「バルバリシアさまも配下についた」
ラグ「命を助けてもらった借りもある!」
シド「あいにくじゃなぁ! ローザはひとりでここを制圧したわい!」
スカルミリョーネ「」
ゴルベーザ「なん……だと……」
72: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 00:48:32.73 ID:uUSklWH30
〜 ミスト 〜
ジェネラル「命からがら……ミストドラゴンからのがれ……ようやくここまで……(ゼエゼエ)」
リディア「(ぱちゃぱちゃ)〜♪」
ジェネラル「そこの子供……この女と、この男を見なかったか……?」
リディア「えっ? あ、うん、見たけど」
ミストドラゴン「(リディア、リディア、聞こえますか。その男は悪者です、ローザとシドがバロンに戻った事を言ってはなりません)」
リディア「カイポに行くって聞いたよ」
ジェネラル「や、やはり北か……これから……砂漠越えだと……?」
ローザ「さすがシドのエンタープライズ、速過ぎるくらいだわ」
シド「そんじゃあ、まずは近場のトロイアから行ってみるか!」
ダムシアン戦線におけるルビカンテの行動 >>74
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/15(火) 00:52:18.20 ID:gJBK4zAoo
筋肉をアピールしつつも普通に戦っている
75: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 01:25:57.29 ID:uUSklWH30
(ドゴン!ドゴン!ドゴン!)
ルビカンテ「私としたことが、昨日はあまりの喜びに笑い声まで上げてしまった。しかしもう冷静さは失わぬ、我が肉体の前に散るがいい」
セシル「うおっ!」
テラ「かすっただけでこの威力か! 火のルビカンテと言うだけあって本人に炎は通用せんようじゃし……!」
ギルバート「セシル! 薬だ!」
セシル「すまない……ケアルラ!」
ルビカンテ「その程度の薬や術では苦しみが長引くだけだぞ……私の胸筋からの炎を受けよ! 火炎流!」
ギルバート「う、うわあああああ!!」
テラ「なっ、なんという……天を衝く炎の渦じゃと……」
セシルの行動 >>76
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/15(火) 01:31:46.36 ID:CKGQDYzvO
ギルバートを盾にする
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/15(火) 12:20:31.57 ID:dOMJkzu/0
最低だ...
82: ◆xfXcrstrTc 2015/09/15(火) 23:47:32.17 ID:uUSklWH30
ギルバート「セシルぅぅぅぅぅ! あとは頼むよ!」
セシル「ギルバート!?」
ギルバート「あいつの言う通り、回復量が追いつかない……いちかばちかの短期決戦で挑まないと!」
ギルバート「(怖いけど、怖いけど! アンナのためなら、この身を差し出しても惜しくない!)」
ギルバート「一発だけでも防いでみせる!」
テラ「バカ者が……!」
セシル「わかった!(グイッ)」
ギルバート「えっ」
セシル「きみがそこまでの覚悟を持っているなら、遠慮なく使わせてもらう!」
ギルバート「えっちょっ」
テラ「確かに、ただ単に一発防いだ程度では、敵に隙ができる可能性は低いの」
ルビカンテ「そう密集していてはただの的だぞ! ふんッ!」
テラ「今じゃ! ブリザド!」
ギルバート「ひぃ!? ……あれ、冷たくない熱い熱い熱い熱いぃ!」
テラ「気休めじゃが冷風のバリアじゃ!」
ルビカンテ「焼け石に水とはこのことだ。火炎――」
セシル「(ドスッ)」
ルビカンテ「くぅおっ!?」
83: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 00:00:32.13 ID:aTvOqQW30
ルビカンテ「氷つぶての蒸気に紛れて、ギルバートと誤認させたのか……!」
セシル「そうだ……ギルバートが作ってくれたチャンス、このまま心臓を貫かせてもらうッ!」
ギルバート「」(ブスブス……)
テラ「おぬしの勇気は見せてもらったぞ、ギルバート……」
ダムシアン王「見事であったギルバート……」
ギルバート「(あれ? ツッコミ不在?)」
セシル「! 剣の刃を掴んだ!?」
ルビカンテ「このまま剣を溶かし、おまえごと焼き尽くしてやろう!」
セシル「ぐ……おおおおお!」
ルビカンテ「……溶けないだと? ぐッ!」
セシル「(古びてはいるが、パラディンの剣……さすがといったところか。あとは、僕がヤツを貫くだけ! 握り手の感覚ももう無いが、離すものか!)」
ルビカンテ「たとえ心臓を貫かれようと……わたしの意識が途切れる前に……倒すだけだ!」
セシル「うおおおおおお!」
ルビカンテ「はああああああッ!」
84: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 00:14:49.49 ID:aTvOqQW30
赤い翼隊員「砲撃せよ! ゴブリン軍団などに遅れをとってはいられん、隊長を援護に行かねば!」
ダムシアン弓兵「レーシィ達が裏から這い上がってくる! 魔道士隊、ブリザド照射!」
ダムシアン王「さいわい相手の知能は低い、セシル殿の邪魔をさせぬよう、近い方から順番に叩くのだ!」
ダムシアン歩兵「弱者の戦いなんかに興味は無いという事か……くそっ、しかし好都合!」
ダムシアン重騎兵「頼むぞチョコボ! 砂漠の真ん中なんぞに現れた魚人を後悔させてやれ!」
サハギン「うっ ぐぺぺぺーっ!」
テラの援護 >>85
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 00:18:02.65 ID:9brLnpzK0
思い出す バイオ
86: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 00:38:30.02 ID:aTvOqQW30
テラ「バイオ!」
ルビカンテ「ぬっ……(普段ならばどうという事はない……しかし今はまずい! いかに精神力で意識をつなぎとめようとも、生命力は枯渇寸前!)」
テラ「細菌の繁殖は、弱った体では耐えられんじゃろう!」
ルビカンテ「見事……だ! 弱き存在でも、力を合わせ……わたしを打ち倒した……」
赤い翼隊員「炎が燃えて、消えてゆく……」
ダムシアン王「やつらのリーダーは倒れたぞ! 皆の者、もうひとふんばりだ!」
兵達「「「「「うおおおお!!!」」」」」
ダムシアン戦役
重傷者:セシル(全身火傷) ギルバート(全身火傷)
87: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 00:57:38.72 ID:aTvOqQW30
〜 トロイア 〜
隊員B「あ! ローザさん!」
ローザ「!」
隊員B「うわ、構えないでください! ……ってことは、やはりお二人もバロンから追われる身に?」
シド「なんじゃい、モノホンの赤い翼の隊員か。セシルは無事か?」
ローザ「セシル! ここにいるの?」
隊員B「すみません、セシル隊長はバロンに向かった後ダムシアンに行くと聞いています。5艇のうち1艇が伝令に飛び回っていますが」
シド「っちゅう事は、ここで待っとればその船が来るのか。と、ローザ?」
ローザ「シド、お願い。ダムシアンに……」
シド「ま、お前が大人しく待っとるわけがないわな。よっしゃ、エンタープライズでひとっとびと行くか!」
全身包帯のセシルを見たローザの第一声 >>88
カイン何してる? >>90
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 01:01:40.74 ID:j3HvYx+DO
雑魚め!!
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 01:13:03.60 ID:wYU+5QT8O
更なる修行
92: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 01:56:23.52 ID:aTvOqQW30
〜 ダムシアン 〜
赤い翼隊員「ローザさんシドさん! よくぞご無事で!」
ローザ「ごめんなさい、心配をかけたみたいで。セシルは……?」
赤い翼隊員「大やけどを負って救護室で休んでいます。こちらです、案内しましょう」
(ぱたぱた)
ローザ「セシル! 雑魚め!」
セシル「ふが!?(いきなり罵倒!?)」
ローザ「私の好きなセシルは、そんな弱音は吐かないはずよ!」
セシル「ふがふが(意味ある言葉を発した覚えはないんだけど!?)」
ローザ「私が砲台になるわ。あなたは私のために盾になって!」
セシル「ふが(僕自身もギルバートでやった事だけど……それはそれとしてキャラがブレブレだよローザ……)」
赤い翼隊員「あれって愛情表現なんですか?」
シド「思い込みで動くような娘じゃなかったはずじゃがなあ」
93: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 02:07:14.31 ID:aTvOqQW30
アンナ「ありがとう、お父さん……結婚を認めてくれて」
テラ「ふ、ふん、認めんかったら逃避行に走ったくせによく言うわい」
アンナ「それはごめんなさい。よくよく考えたら王族を説得する方が難しそうだと思って、先にダムシアンに行ったの。カイポに戻ろうとしてた事は信じて」
テラ「……まあ、あやつの男気は見せてもらった。私とてアンナが一番かわいい、おまえの幸せを願っておるよ……披露宴にも出てやろう」
アンナ「はい!」
ギルバート「(チーン)」
ダムシアン王「大丈夫か息子よ」
医者「まあ火傷ですから、薬と魔法でどうにかなるでしょ。内臓も損傷してませんし」
94: ◆xfXcrstrTc 2015/09/16(水) 02:24:00.61 ID:aTvOqQW30
〜 バロン地下水脈 〜
カイン「ハァッ!(ズドム!)」
竜騎士A「一撃でワニ革を完全に貫き、大地をもえぐるとは……」
カイン「なに、修練を詰めばおまえたちもできるさ」
竜騎士B「は、頑張ります!」
カイン「城からの抜け道さえ、こんなにも魔物がはびこっていたとはな。バロンの民の安全のため、何日かけてでも安全を確保するぞ」
竜騎士A「了解!」
ベイガン「それは困りますなぁ」
カイン「!(ガッ)ベイガン!? 不意打ちとは……その両腕! やはり、きさま!」
ベイガン「カイナッツォ様の配下を、これ以上減らされては困るのでねッ!(ザゴッ)」
ベイガンの連れてきたモンスター >>95、>>96
カインの部下の行動 >>98
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 02:32:27.76 ID:GVX6mN/3O
ゴブリン
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 02:33:09.28 ID:MqaEbGgBO
バハムート
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 02:51:27.85 ID:MgXK+iLto
ベイガンの配下と戦う
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/16(水) 07:02:46.65 ID:xOX5j0teo
幻獣神様何やってるんすか
102: ◆xfXcrstrTc 2015/09/17(木) 23:32:58.29 ID:PEkAeO9y0
カイン「ゴブリン軍団に、巨大なドラゴン?」
竜騎士A「ゴブリン軍団は食い止めます」
竜騎士B「ではドラゴンは自分が」
バハムート「青き星に着いたか。見たところ召喚士はいないようだが……」
ベイガン「(この幻獣、明らかにカイナッツォ様よりはるかに強い。『呼び出したらけして無駄口を叩くな』と言われた理由も、本能で理解できる)」
バハムート「竜騎士と出会ったからには、その力を計らせてもらおう」
カイン「力を溜め込んでいる……?」
ベイガン「リフレク!」
カイン「(ベイガンも下がった? 何か、とてつもない力が集まる)おまえ達! 飛べ!」
竜騎士A「え、は、はい!」
竜騎士B「はッ!」
バハムート「メガフレア!!」
(カッ)
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/17(木) 23:37:36.38 ID:T0ckoInYO
ゴブリンは犠牲となったのだ……
104: ◆xfXcrstrTc 2015/09/17(木) 23:50:12.75 ID:PEkAeO9y0
竜騎士A「(ザシャッ)なんて威力だ!」
竜騎士B「(ドグシャッ)あんなものを食らえば、ひとたまりもないぞ!」
ベイガン「き、きさまら、私の両腕をぉ! 再生!」
カイン「悪いが向こうに集中させてくれ(ドスッ)」
ベイガン「あへ」
バハムート「まずは見事。しかし、このフレアは真上に飛ばせないわけではないぞ」
カイン「タイミングを間違えれば、照準を合わされるか……」
竜騎士A「飛ぶ方角だけでも散らせてみましょう」
竜騎士B「ゴブリンどもは……今のでだいぶ吹き飛びました、気にせず飛べそうです」
バハムートの行動 >>105
そういえばエブラーナどうなってる? >>107
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/17(木) 23:51:29.00 ID:OpgVIB4iO
尻尾でなぎ払う
106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 00:05:00.75 ID:FGLxm5KLO
いたって平和
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 00:11:36.49 ID:20Ra1YTtO
↑
108: ◆xfXcrstrTc 2015/09/18(金) 01:21:17.89 ID:sZNPvEef0
竜騎士A「フンヌ!(グサッ) ……危ない!B!」
(ドボッ!)
竜騎士B「ぐはっ!」
バハムート「己の肉体を使うことなど無いと思ったか? あいにく、かつて命を失ったといえども今は強靭な体を持っている」
カイン「ハァッ!(ガキン)」
バハムート「! 爪を狙ったか!」
カイン「ただ単にメガフレアを待って飛ぶだけでは、試練にもならない……だろうな」
バハムート「最後まで避け続けることができるかな?」
109: ◆xfXcrstrTc 2015/09/18(金) 01:36:52.29 ID:sZNPvEef0
〜 エブラーナ 〜
エッジ「ミスリルの品、買い取ってきたぜ」
エブラーナ王「よく戻った。最近の不穏な空気もあるので、無事に戻るか不安でな」
エッジ「へっ、モンスターが増えたくらいでどうにかなるような伝令兵じゃねーだろ?」
王妃「これ、公の場ではきちんとした言葉を使いなさい」
エッジ「はいはい。そんじゃ、休暇を取らせてもらいますっと」
エブラーナ王「……やれやれ」
ゴルベーザ「ぐぬぅ……まさか地底からひっそりバブイルの塔に潜入する羽目になるとは思わなんだ」
スカルミリョーネ「水死体達を呼び集めております、軍団を編成し終わるまでしばしの時間お待ちください」
ゴルベーザ「……スカルミリョーネばかり働いているが、ルゲイエはいったい何をしているのだ?」
カインの戦果 >>110
ルゲイエ何してる? >>112
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 01:38:04.17 ID:qulRXP2+O
バハムートを仲間にした
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 02:00:11.65 ID:K+acthcb0
悔い改めて地域社会に役立つものづくり
113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 05:22:25.61 ID:J+Cd8w0V0
ルゲイエ何やってんの、いや今更か……むしろ他よりも普通か。
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 10:46:13.59 ID:wohB+i9zO
他が酷すぎてまともに見える
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/18(金) 15:21:39.23 ID:nUyD9qpfo
設定とか詳しいみたいだから大丈夫だと思うけど続編のジ・アフターネタはOK?
118: >>116あいにくプレイしてません… ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 00:31:22.97 ID:ISJzWG2Y0
(バターン!)
エッジ「おっさん遊びにきた、っとと、悪い悪い治療中か」
ルゲイエ「(ガション)もうおおかた修理済みじゃ。先の短い命とはいえ、整備は欠かせん」
エッジ「……全身を見るのは初めてだけどよ、そんな原型をとどめないほどの改造って、あんたに一体なにがあったんだ?」
ルゲイエ「そうさなあ。知識欲の果てというか、それ以外のすべてを無視した結果というか、ま、個人の暴走じゃよ」
エッジ「いきなりメカに殴られて正気に返るアンタは不気味だった。首が変な方向に曲がって、絶対死んだと思ったぜ」
ルゲイエ「ヒャッヒャッヒャッ。ところでエブラーナは鎖国していたはずじゃが、そこんところはどうなんじゃ」
エッジ「いーのいーの、表向きは誰もいない事になってる、あんただって貿易や布教なんかする気は無いんだろ?」
ルゲイエ「ああ。生命の秘奥から、構造と力の仕組みをつきつめた……その技術を使ってくれさえすればいい」
エッジ「……償いか」
ルゲイエ「どうじゃろう。犠牲になった動物達には悪いが、生命を解き明かすというのは必要なことと思うとる」
ルゲイエ「そんな価値観じゃから操られてしまったのかも知れん。人を実験材料にする前に正気を取り戻せたのは、運が良かっただけじゃ」
ルゲイエ「危険と思うなら、追い出してくれていいんじゃぞ」
エッジ「むしろ危険なら見張っとかねーとまずいだろ? ヘヘッ、またブツリガクってやつの授業をしてくれよ!」
ルゲイエ「おまえ……さてはルゲイエスイッチが見たいだけじゃろ」
119: ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 00:44:49.28 ID:ISJzWG2Y0
〜 ダムシアン 〜
ローザ「私達は一足先にゾットの塔へ戻るわ。敵の元本拠だし、取り戻しに来ないとも限らないから」
シド「高空の要塞なんぞ取り戻されたら厄介きわまるわい。セシル、怪我が癒えたらカインと一緒に追いついてこい!」
セシル「(筆談)『そういえばカインの安否は何か知っているかい?』」
赤い翼隊員「あ、巨大な竜王を乗騎にしたそうです。バロン上空を飛んでいたという報告があります」
セシル「(カイン何やってるんだ!?)」
赤い翼隊員「なお、引き続き斥候には観察を続けてもらっています」
カイン、ベイガンを倒してしまったがバロン王を糾弾しに行く? このまま出奔してセシルと合流する? それとも…… >>120
色々と詰んでるかも知れないゴルベーザの次の行動 >>122
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 00:45:28.04 ID:NJ4Kfb1h0
合流
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 00:48:21.69 ID:oF3Xfguh0
人質作戦
124: ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 01:00:42.75 ID:ISJzWG2Y0
〜 バブイルの塔 〜
ゴルベーザ「なんとか……バブイルの塔を発見することができたな……」
スカルミリョーネ「しばしお休みください。まだ肺の傷も完全にはふさがっておりませんゆえ」
ゴルベーザ「うむ」
ゴルベーザ「(しかし、ルゲイエの行方もわからず、これからどうする……セシル達の弱点は情の深さだ。誰かを人質にするのが手っ取り早いが)」
ゴルベーザ「(やつらと関係が深い者……真っ先に思い浮かぶのはローザ、しかし今のローザに勝てるビジョンが浮かばん)」
ゴルベーザ「(ダムシアンの王子ギルバート……いや、まだ知り合って間もない……モンスターどもの報告によれば盾として使っていたそうだし……)」
ゴルベーザ「(賢者テラも同じ理由で却下だ。カインはやたら強く、シドもほぼ空に居て手出しができん)」
ゴルベーザ「(リディア、パロム、ポロムとは知り合ってすらいないではないか! なんだこの世界!)」
ゴルベーザ「(妙なノイズが入ってしまった……)」
ゴルベーザ「(一番手頃そうな者がセシル自身というのがな……)」
ゴルベーザ「(……ん?)」
ゴルベーザ「(そ れ だ)」
ゴルベーザ「スカルミリョーネ、可能であればセシルをさらってくるのだ。カインとローザに対する牽制として使う」
スカルミリョーネ「かしこまりました……アンデッド達に塔を守らせておきます。どうぞご自愛ください」
125: ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 01:20:11.05 ID:ISJzWG2Y0
〜 ダムシアン 〜
カイン「赤い翼の兵に、突然声をかけられて驚いたぞ」
赤い翼隊員「カインさんの行方はこちらでも調べてましたからね。竜騎士隊に合流していただけるとは頼もしい限りです。あんなドラゴンまで乗りこなして」
(ガチャ)
カイン「さて……これはまた派手にやられたな、セシル」
セシル「(筆談)『無事だったか、独断で動いてしまってすまない』」
カイン「なに、構わんさ。オレも恩義があるとはいえ、王の侵略には腹にすえかねるところがあった。おまえひとりにいいカッコはさせん」
セシル「(筆談)……『ありがとう、カイン』」
カイン「さすがに物資を持ちだすなんて器用な真似はできなかったが、多少の貨幣は持ってきたから使うといい。いつまでも皮の服ではしまらんだろう」
スカルミリョーネ「出遅れた……カインの守りをすり抜けつつ、患者の中からセシルを見分けてさらうには……」
スカルミリョーネの動きに気付く者 >>126
そのコンマ>>126で、50以上なら誘拐成功
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 01:21:13.60 ID:iBMA0xHD0
赤い翼隊員
127: ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 01:44:56.82 ID:ISJzWG2Y0
スカルナント「あ゛ー」
スカルミリョーネ「シッ、静かに」
スカルナント「…………」
赤い翼隊員「……何か、においませんか?」
ダムシアン兵「ふむ? 一昨日のサハギン達の死臭かな? 砂漠の風で消毒されていると思うが」
赤い翼隊員「(周りは一面砂漠。あらゆる施設は城壁の中に入っている。不意打ちされる心配は無いはずだが、胸騒ぎがするな)」
スカルミリョーネ「(サイトロでは城の中までは見えない……デジョンの応用で私の眼球だけを飛ばし、さぐった……)」
スカルミリョーネ「(この部屋で間違いないはず……居た! 縛ってさるぐつわをかませて運び出すぞ)」
セシル「(ぐッ!? しまった、怪我で体がいうことを聞かない……!)」
スカルナント「……」(よっこいせ)
赤い翼隊員「隊長を連れてどこに行こうというのだ」
スカルミリョーネ「!」
赤い翼隊員「くせものだ! 皆、ローブの男がアンデッドを連れている! 逃がすな!」
128: ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 02:00:35.69 ID:ISJzWG2Y0
ゾンビー「うあ゛ー」
レブナント「へぃあ゛っ」
赤い翼隊員「くそ、あまりに数が多い……」
スカルミリョーネ?「(タッタッタッ)」
赤い翼隊員「投げられるようには作られていないが、当たれッ!」
(ドスッ)
スカルミリョーネ?「ぐげぇ」
赤い翼隊員「やっ……てない!?」
ブラッディボーン「カラカラカラ」
赤い翼隊員「にせもの!? 術者は……どこだ!? くそ、隊長! 隊長ー!」
スカルナント「(タッタッタッ)」
セシル「(抵抗しているが……! ちょっとやそっと肉体が引きちぎれた程度では、離してくれない! どうすれば……!)」
スピリット「ォォォォォォォ」
赤い翼隊員「くっ! ……な、隊長を抱えていたゾンビが、消えた!?」
スカルミリョーネ「(さあ、砂の下をすたこらさっさだ。セシルも窒息して運びやすくなるだろう。2分くらいで地上に出れば死にはすまい)」
赤い翼隊員「隊長ォォォォォーーー!!!」
129: ◆xfXcrstrTc 2015/09/20(日) 02:23:59.35 ID:ISJzWG2Y0
〜 バブイルの塔 〜
セシル「(こいつが親玉か……)」
スカルミリョーネ「セシルを連れて参りました」
ゴルベーザ「よくやった!」
スカルミリョーネ「(めちゃくちゃ嬉しそうだ)」
ゴルベーザ「よし、生きているようだな……」
スカルミリョーネ「地下にもぐった際に一度は窒息したものの、肺が残っているレブナントに人工呼吸をさせて蘇生させました」
セシル「うげえぇぇぇ! どうりで腐臭がするはずだ!」
ゴルベーザ「褒美を与えよう。何が欲しい?」
スカルミリョーネ「もったいないお言葉。ゴルベーザさまのために働けることこそ至上の喜びでございます」
ゴルベーザ「ならば保管庫の中から好きなものを好きなだけ持ってゆくといい。さあ……手始めに、ローザに土のクリスタルを取って来させるとしよう」
セシルがさらわれた事を知ったカインの行動 >>130
クリスタル強奪指令が届いたローザの行動 >>132
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 02:25:52.01 ID:lbqT5ch1O
ゴルベーザに投げ槍
132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 02:30:26.07 ID:F2dWKS/AO
ゴルベーザにホーリーをぶちこむ
133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 02:39:39.83 ID:gK94a5ftO
二人共どっから攻撃してんねんww
134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 02:44:50.77 ID:+OwnvTJp0
どこからってそりゃこっそり乗り込んで?
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 02:49:50.05 ID:Z/MTZP1uO
ゴルベーザ……もはや哀れとしか言えない。
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/20(日) 10:24:25.84 ID:4Awm3KGVO
これはもう詰んでるってレベルじゃない
140: ◆xfXcrstrTc 2015/09/21(月) 23:23:32.06 ID:lHDA5Nnv0
(ばっさばっさ)
バハムート「この塔の中から、強い魔の気配を感じる」
カイン「具体的な場所はわかるか?」
バハムート「上下1フロアぶん程度の誤差はあるかもしれないが……」
ローザ「それくらいなら充分だわ。突入しましょう、穴を開けられる?」
バハムート「メガフレア!」
シド「エンタープライズ、砲撃じゃ!」
カイン「お前達は突入後に敵兵力の掃討を頼む!」
竜騎士達「「わかりました!」」
(ズズン!!)
ゴルベーザ「なにごとだ!?」
スカルミリョーネ「力押しで塔の外壁をブチ破った奴がいるようです。私にお任せを」
ゴルベーザ「いや、それほどの威力となれば十中八九ローザのホーリーだろう。おまえでは分が悪い」
スカルミリョーネ「……私は、ゴルベーザさまのために存在している身。1秒でも長く時間稼ぎをしてごらんにいれましょう」
ゴルベーザ「スカルミリョーネ……」
142: ◆xfXcrstrTc 2015/09/21(月) 23:35:51.12 ID:lHDA5Nnv0
(ドゴン!!)
ローザ「ホーリー!(ボシュッ)」
カイン「くらえ!(ドボッ)」
ゴルベーザ「ぶぎゃるァッ!?」
スカルミリョーネ「ゴルベーザ様ぁーーー!? スカルナント達の腐肉の壁を貫通してきた!?」
ローザ「>>144」
ついでにコンマ>>144でゴルベーザは
00〜19 スカルミリョーネがなんとかしてくれる
20〜39 重傷を負うものの逃げきれる
40〜59 重傷を負った上に地下まで落ちてしまうが逃げることはできる
60〜79 ローザからは逃げられない、徹底的にボコボコにされたのち洗脳が解ける
80〜99 喋れる程度の重傷で、うまいこと洗脳が解ける
144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/21(月) 23:39:08.22 ID:0lxCyiBrO
雑魚め
146: ◆xfXcrstrTc 2015/09/22(火) 00:00:04.75 ID:4ShAI7Zv0
ローザ「雑魚め! 降伏して!」
カイン「ローザに何があったというんだ……?」
ゴルベーザ「…………(ぐったり)」
スカルミリョーネ「すでに重傷だー!? 致し方なし、ゴルベーザ様、少し揺れますが耐えてください……!(ひょい)」
(ガコン)
ローザ「落とし穴?」
カイン「セシル、大丈夫か」
セシル「す……すまない……体が動かず、やつらの好きに扱われてしまった」
スカルミリョーネ「ハァッ!(ずりゅっ)このくらいの幅の穴ならば、わたしの本来の4つのキバで(ガガガガガ……ピタッ)」
スカルミリョーネ「このまま別の換気口あたりから脱出を……ゴルベーザさま、しばらくお待ちください……」
ゴルベーザ「す……すま……ない」
149: ◆xfXcrstrTc 2015/09/22(火) 00:12:04.74 ID:4ShAI7Zv0
〜 いっぽう そのころ 〜
ジェネラル「お……おおお……ダムシアン城……地下水脈ではオクトマンモスに襲われ、命からがら逃げてくることができたが……ついに来たぞ」
ダムシアン兵「む? バロンの兵士か? ずいぶんボロボロじゃないか、お前も逃げてきたのか」
ジェネラル「(ここは脱走兵のふりをしておくか)はい……」
ダムシアン兵「すぐに医務室へ。赤い翼の隊員達もいる、今まで心細かったろう、もう大丈夫だ」
ジェネラル「セシルさんはどちらに……?」
ダムシアン兵「……それが、昨日、誘拐されてしまってな。カイン殿が救出に向かったが……」
ジェネラル「えっ」
ジェネラル「俺の意味は……?」
150: ◆xfXcrstrTc 2015/09/22(火) 00:26:12.67 ID:4ShAI7Zv0
〜 エブラーナ 〜
エブラーナ兵「王ーーーッ! 伝説の塔に大穴を開けてしまったバカ者がいます!」
エブラーナ王「なにっ! 月への道が開かれるという謎を探るために、入る道を探していた者達もおるというのに……はやまったマネを!」
エブラーナ兵「巨大なドラゴンと、飛空挺が見えました! バロンの者と思われます!」
エブラーナ王妃「ミシディアが侵略を受けたという情報は入ってきていましたが……バロン王の変心は、どうしたというのでしょう」
カイナッツォ「なんか余計な冤罪背負わされた気がする」
〜 アガルトの村 〜
カイン「ふぅ、大丈夫かセシル?」
セシル「ありがとう……だいぶ楽になった。数日後には歩けるようになると思うよ……」
ローザ「ゴルベーザの傷もかなり深いはずよ。向こうも身動きが取れないでしょうから、今のうちにしっかり休んでおいて」
セシル「ああ。重ね重ね手間をかけてすまない……」
カイン「フッ、それは言いっこなしだぜセシル」
セシルとゴルベーザは互いに怪我が癒えるまで行動不能……次に動くのは誰? >>151
151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 00:28:19.87 ID:KgBulixco
ヤン
157: ◆xfXcrstrTc 2015/09/23(水) 22:45:09.72 ID:5ID1OvXZ0
〜 ファブール 〜
ヤン「モンク僧長ヤン、ただ今戻りました」
ファブール王「よくぞ無事に戻ってきた。伝令兵から聞いていると思うが、バロンがクリスタルを求めて侵略を繰り返している」
ヤン「はい。修行中のわれわれもマザーボムに襲われ、すんでの所で赤い翼のかたがたに拾っていただきました」
ファブール王「ミシディアに向かった兵はこうして義によって伝えに来てくれたが、ダムシアンも襲われた……わがファブールも守りを固めねばならん」
ヤン「はっ。まさしく」
ファブール王「……といったところで申し訳ないのだが、お前には>>158をしてもらいたい」
安価無効ならコンマ>>158で
00〜19 バロンへの使者
20〜39 バロンへの潜入
40〜59 伝令兵の護衛役
60〜79 赤い翼と連携訓練
80〜99 赤い翼と親交を深めがてら飛空挺で敵本拠探し
158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 22:48:28.01 ID:Yg+HXg70o
赤い翼への使者
160: ◆xfXcrstrTc 2015/09/23(水) 23:27:41.36 ID:5ID1OvXZ0
ヤン「……と、申されますと? 赤い翼の部隊は、我がファブールとダムシアンとトロイア、それにバロン周辺の偵察をしているのでしたな?」
ファブール王「うむ。すなわち、各国を飛び回る赤い翼すべてを見て、人員を覚えてもらいたい。重要な役目だ、頼む」
ヤン「なるほど。かしこまりました、そのご期待に応えましょう」
ヤン「となるとまずは東に飛んでトロイアを目指すのがよいだろうか?」
赤い翼の魔道士「あ、いえ、竜騎士隊がドラゴンで移動可能なため、バロンの偵察は竜騎士隊が行っています。一番近いのは北に行ってミシディアですね」
ヤン「そうであったか。では王に報告をして参る。移動はお頼みしますぞ」
赤い翼の魔道士「はっ!」
〜 ミシディア 〜
黒魔道士「爆撃だけして後始末もせず帰りやがって、しっかり働いてもらうからな!」
隊員B「は、はい……いえ、水のクリスタルの指示通り修行に入っただけで……」
白魔道士「言い訳しない! 人の言うことだけ聞いていては出世できませんよ!」
隊員C「すみません……」
ヤン「」
赤い翼の魔道士「……まあ、今はこんな感じです」
162: ◆xfXcrstrTc 2015/09/23(水) 23:52:52.45 ID:5ID1OvXZ0
パロム「あれ? おっさん、ファブールのモンク僧か?」
ヤン「な、なんだね?」
ポロム「パロム! すみません礼儀知らずなもので……わたくしは魔道士みならいのポロム、こっちは双子のパロムですわ」
ヤン「丁寧なご挨拶いたみいる」
パロム「なんで赤い翼の飛空挺に乗ってきたんだ?」
ポロム「だからっ!」
ヤン「はは、よいよい。ファブールは赤い翼の支援を受け、協力して防衛にあたることにした。わたしはまあ……交渉役のようなものだ」
パロム「へー、偉い人だったんだな」
ポロム「>>164」
164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 00:20:12.53 ID:XWWWI8WeO
ただの雑魚か… とっとと我の前から消え失せろ
さもなくば貴様の存在自体を消し去るぞ
165: ◆xfXcrstrTc 2015/09/24(木) 00:34:33.03 ID:2uHjpcAB0
ヤン「」
パロム「」
ポロム「……あら、ごめんあそばせ」
パロム「ポ、ポロム?」
ヤン「(童子の戯言にしても、なんというカリスマ……あまり注意を払っていなかったが、身のこなしや、魔力はどの程度のものであろう……?)」
赤い翼の魔道士「そ……そろそろ出発しましょうか! は、ははは……」
長老「これ、何をしておる。>>167」
ついでにコンマ>>166がポロムのレベル
コンマ>>167がパロムのレベル
166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 00:37:54.27 ID:n78d2N9A0
ゼロムス、修行は終わっておらんぞ
167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 00:38:06.04 ID:dr7HKOLio
醤油を買ってくるよう言っておいたじゃろ
168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 00:40:20.14 ID:n78d2N9A0
二人ともそんなに強くないな……
169: ◆xfXcrstrTc 2015/09/24(木) 00:57:01.27 ID:2uHjpcAB0
パロム「わ、わりぃわりぃ! 醤油だな、ほらポロム行くぞ!」
ポロム「雑魚が触れるな」
ヤン「(意外と見たままに幼い。年齢のわりにはかなりの修練を積んでいるようだが、可愛い強がりといったところであろう)」
長老「ハァ……無礼なふるまい、お許しください」
ヤン「頭を上げてください。いちいち気にしてはおりません」
長老「ポロムめ、最近この『白魔道士これすなわち死路魔道士、白魔道士の基本は罵倒にあり』という本を読んで影響を受けたようで……」
ヤン「な……なかなか、個性の強いお子さんのようで……」
赤い翼の魔道士「(著者、ローザ・ファレル……? 何してんですかローザさん)」
170: ◆xfXcrstrTc 2015/09/24(木) 01:25:57.42 ID:2uHjpcAB0
〜 バロン近くの浜辺 〜
ヤン「こちらが遊撃隊、というわけですかな」
竜騎士B「ええ、我々がそうです。相手にも航空戦力は揃ってますから、とにかく隠密重視で。さいわい海は監視の目も手薄ですしね」
ヤン「隊長のカインどのというのはどちらに……?」
竜騎士A「今、某所でセシルさんの治療をしているそうです。あ、セシルさんは赤い翼の総隊長で、敵の四天王と戦い、瀕死の重傷を負われたとか」
ヤン「四天王!」
竜騎士A「ローザさんが敵から聞き出したところ、土のスカルミリョーネ、水のカイナッツォ、風のバルバリシア、火のルビカンテの4人」
竜騎士B「そのうち最強とも言われる火のルビカンテを、セシルさんが倒しました」
竜騎士A「風のバルバリシアはローザさんが撃破、その部下もろとも傘下に」
竜騎士B「土のスカルミリョーネは主人のゴルベーザとともに行動しているようですが……残るひとり、水のカイナッツォは何をしているのかわかりません」
ヤン「なるほど……貴重な情報、感謝いたす」
竜騎士A「これからヤンさんはトロイアですか。この話はトロイア方面の部隊から聞いたので、もしかしたら新しい情報は無いかも知れませんが」
で、そのカイナッツォは何してる? >>171
171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 01:29:32.57 ID:XWWWI8WeO
ローザにさしの勝負を挑んでる
172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 08:03:43.46 ID:lZPbghpgo
あかん(確信)
176: ◆xfXcrstrTc 2015/09/26(土) 23:18:25.50 ID:I6CY0A1c0
〜 アガルトの村 〜
ドグ「ローザ、四天王のひとり水のカイナッツォから手紙が届いた。危険物は入っていないようだが」
ローザ「わざわざありがとう。えーと……ふむふむ……1対1で勝負がしたいと言ってきたわ」
カイン「なぜよりによって白魔道士と」
ドグ「……あまり他人の悪口は言いたくないが、カイナッツォは人間を利用したり騙したりすることに罪悪感を覚えない性格。正々堂々とは考えにくい」
カイン「ならば見届け人としてオレもついていこう。セシルの具合も少しは良くなってきたし、シドの飛空挺に乗せておいてもらえば安全だ」
ローザ「そうね……お願い」
カイナッツォ「セシルは四天王最強のルビカンテを倒すほどのパラディン。カインは幻獣バハムートにすら打ち勝つ竜騎士」
カイナッツォ「このふたりに対抗するには、ローザをどうにかして手下に引き込まなきゃなぁ」
カイナッツォ「スカルミリョーネなんぞに負けてられるか!」
177: ◆xfXcrstrTc 2015/09/26(土) 23:38:52.70 ID:I6CY0A1c0
〜 バロン付近の海岸 夜 〜
ローザ「三本岩の見える浜辺は、ここね」
カイナッツォ「(おいおいカイン連れてきただと、ふざけんな……しかも装備してんのゾットの塔にしまってあったウインドスピアじゃねえか)」
カイン「何か罠のようなものがないだろうか?」
ローザ「精神を集中してみてるけど、魔法のものは特に……ハッ!」
(ザザザザザザ)
カイン「ローザ! ちぃっ、予想はしていたが避けられなかった!」
カイナッツォ「(カインが追いかけてくるのは仕方ない! バロン地下水路にご招待だ!)」
ローザ「(砂地ごと波にさらわれてしまったわ……息は7分くらいもつだろうけど、長い呪文を唱えればもちろんそれだけ息が続かなくなる……)」
カイナッツォ「(カインが追いついてくる前にケリをつける!)」
ローザ「(息が続いているうちにケリをつけるわ!)」
178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/26(土) 23:43:04.37 ID:lM5MOYleO
7分……7分!?
179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/26(土) 23:46:37.84 ID:N/um7pL1o
このローザはものまね師でも取りに行ったんですかね……
180: ◆xfXcrstrTc 2015/09/26(土) 23:54:40.90 ID:I6CY0A1c0
ローザ「シェル…… ……?」
カイナッツォ「(クカカッ、ここらの岩を使って魔封じの結界を張っておいた。大切な息を使って唱えた魔法が不発に終わった絶望はどうだぁ?)」
ローザ「……」(キリキリ)
カイナッツォ「ちょっ、待て! クロスボウの弦を自力で引き絞るとか、それクロスボウである必要が無いだろ! ああああしかもその矢はぁ!」
(ギュバッ)
カイナッツォ「ぎゃあああ!」
ローザ「っ(雷の矢で発生した電気がこっちにまで流れてくるけど……このくらいの痛みは許容範囲! トロイアで買ったグレートボウよ!)」
カイナッツォ「目っ、目がぁぁぁ! 水中でこんなに正確に狙えるとは、見くびっていたぜ……水流のハンマーで肺の空気を吐き出しやがれ!」
ローザ「(水流は、こちらから逆の波を作り出す、いえ、力の向きをそらせれば、致命傷にならなければそれでいいわ)」
カイナッツォ「腕を振り回す動きだけで渦を!? おまえ本当に人間か!? ……だが(ニヤリ)」
カイナッツォが仕込んでおいた、水中に流す薬品とは >>182
182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/26(土) 23:57:32.01 ID:N/um7pL1o
ドラゴンパワー+サムソンパワー
185: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 00:37:13.00 ID:yhuVpftH0
ローザ「(何か、味が……?)」
カイナッツォ「気付いたか? これはバロンの白魔道士が偶然発見した調合術。短期間だけ絶大な力を得ることのできる薬を二種類、惜しみなく投入した」
カイナッツォ「ローザぁ……おまえの力は確かにとてつもない。しかしおまえの力が上がったとて、弓の弦がもともとの強さを超えることは決して無い!」
カイナッツォ「このパワーの恩恵を受けられるのはオレさまだけだ! クカカカカ!」
ローザ「(確かに力も魔力も上がっているけれど意味は無い……)」
(ズバン!)
カイナッツォ「ギャアアアア!!」
ローザ「(だってもともと負ける気はしないし……)」
(ザバッ)
カイナッツォ「こ、このままでは雷の矢でやられる……水中に居るのはまずい。くそっ! オレさまが自ら水を出るとは」
(ザバッ)
ローザ「もうやめましょう。バルバリシアの話だけではわからない事もあったけど……クリスタルを求めるゴルベーザも、私達が止めるわ」
カイナッツォ「ク、クカカ……勝ったつもりか?」
186: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 00:50:33.77 ID:yhuVpftH0
(グワッ)
ローザ「! くッ!」
カイナッツォ「(かかったな! 水をまとっていないオレ様に雷は効かん!)」
ローザ「ぐ……はっ!」
カイナッツォ「ガ……!」
ローザ「(雷の矢が弾かれたのを見て、とっさにグレイトボウを叩きつけて、目に刺さったままの矢を押し込んだ……矢じりが脳に届いていれば……)」
カイナッツォ「……」
(ズズン)
ローザ「……ふぅ。ケアルダ……魔法が使えないだけでここまで苦戦する……私もまだまだね」
カイン「ローザ! 無事か!」
ローザ「ええ、ありがとうカイン。さあ、セシルのところに戻りましょう」
189: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 01:11:27.79 ID:yhuVpftH0
(ゴゴゴゴゴ)
ローザ「? 地響き?」
カイン「だんだん強くなってくる……ここに居ては危険だぞ!」
カイナッツォ「クカカカカ……オレは寂しがりやでな。死してなおすさまじい水のカイナッツォの恐ろしさ、とくと味わいながら、死ねぇ!」
(ゴガン!)
ローザ「水路の出口がふさがれたわ!」
カイン「崩落させる気かッ! くそ、どうすればいい!」
「リフレクを使え!」
ローザ「!? わ、わかったわ」
カイン「今の声は」
5
4
3
2
1
バハムート「メガフレア!」
190: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 01:30:25.14 ID:yhuVpftH0
カイン「やはりバハムートか。助かった」
バハムート「たまには暴れておかねば、幻獣は現実世界において力のコントロールができなくなるのでな」
カイン「そういえばミストではあがめられていた海原の主リヴァイアサンも、伝説で船を沈めていたな……」
ローザ「さて、残る四天王はただひとり、土のスカルミリョーネ。ゴルベーザまであと少しね」
カイン「色々と謎は多いヤツだが……正面きって相対すれば、どうにもならない相手ではない。しかし王の心を曲げたのだろうチカラは厄介だな」
ローザ「やっぱり王様もゴルベーザの仲間なのかしら……」
カイン「たとえ本来の優しい王に戻っても、世界を敵に回したツケを支払うことを考えると憂鬱だ」
ローザ「今回はありがとう、カイン。>>191」
カイン「>>194」
191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 01:34:10.37 ID:OEo18suzO
貴様は有能な雑魚だ
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 02:01:56.06 ID:1naeZJZrO
なんでも良いけど腹減ったからサハギン食いてえ
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 02:05:12.22 ID:OEo18suzO
さすがバロン人。
196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 14:56:00.53 ID:Yz29+RRqO
こわいこいつら
197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 15:08:39.13 ID:tiN8STrO0
バロン人にとってはこれが普通の挨拶の範疇なのか?
198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 17:59:05.71 ID:VFz+I0yl0
戦闘民族バロン人ならこの程度挨拶やろ(白目)
199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 18:35:54.19 ID:zEKh9Rm10
雑魚と呼ぶことで戒めを与え互いを高めあう文化
200: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 23:47:53.98 ID:yhuVpftH0
ローザ「貴様は有能な雑魚だ」
カイン「なんでも良いけど腹減ったからサハギン食いてえ 」
ローザ「そ、そう。じゃあ帰りに狩っていきましょう(罵倒で喜んでくれるかと思ったけど、そうでもないみたい……)」
〜 月 〜
ゼロムス「はーやれやれ、やっと着いた」
フースーヤ「な、なにものじゃ?」
ゼロムス「おや、あなたは……ええと、気付いたら存在していたというか、一言では説明できないのですが……」
フースーヤ「……敵意は無いのか? まあゆっくり聞こう」
フースーヤ「名前はゼロムス!? ……わかった、おぬしを生み出した存在に心当たりがある」
ゼロムス「えっ、それはどなたです?」
フースーヤ「ゼムス。青き星の生命を滅ぼして移住すればよいという野望を抱いておる月の民じゃ」
201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 23:50:34.46 ID:REtefwFZo
何で罵倒されて喜ぶと思ったんですかね…
202: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 23:54:21.66 ID:yhuVpftH0
ゼロムス「ははあ……それで『ゼロ』すなわち出発点である心に、青き星への憧れがあって、こんな青い姿になったと」
フースーヤ「安直な推測じゃがな……それにその毛に覆われた体も、ハゲに対するコンプレックスかも知れぬ」
ゼロムス「それが当たってるとしたら自分、ひどい誕生の仕方をしたもんですね」
フースーヤ「しかし脅威ではある。青き星におぬしが誕生したという事は、他にも悪影響が出ているかもしれん。船を出すべきか……」
ゼロムス「なんでしたら自分が様子を見てきましょうか」
フースーヤ「月から離れることには賛成じゃが、ゼムスがおぬしのボディを利用しないとも限らぬ……この目で見届けねばなるまい」
クルーヤ「(>>202)」
203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 23:54:32.63 ID:zEKh9Rm10
ゼロムスちゃんに和む
204: ◆xfXcrstrTc 2015/09/27(日) 23:54:47.62 ID:yhuVpftH0
再安価>>204
205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/27(日) 23:58:12.69 ID:LfDmr+55o
メテオ撃ちたい
206: もう私は駄目かも知れない ◆xfXcrstrTc 2015/09/28(月) 00:00:05.41 ID:RFJgAN3K0
フースーヤ「ク、クルーヤ? クルーヤか?」
クルーヤ「(我が息子達を……頼む……ゼロムスちゃん……)」
フースーヤ「」
クルーヤ「(メテオ撃ちたい……)」
フースーヤ「おいクルーヤ!? 本当にそれが最後の言葉でいいのか!? 頼みはわかったがおぬし本当にそれでいいのか!?」
ゼロムス「息子達……?」
フースーヤ「あ、ああ。青き星に降り立ったクルーヤの息子達……さて、やはり船を出すしかないじゃろう」
なんとか治ってきたゴルベーザの次の行動 >>208
208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 00:03:53.40 ID:mPjJFnywO
突如正気に戻る
215: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 00:27:36.59 ID:HuWWmCpI0
〜 ミスリルの村 宿 〜
スカルミリョーネ「熱が引かぬ……ローザのホーリーに貫かれ……光と闇の魔力が、体内で暴れているのが原因か……」
ゴルベーザ「う……」
スカルミリョーネ「ゴルベーザ様……」
ゴルベーザ「ス……スカルミリョーネ……? そうだ、おまえは……スカルミリョーネ……」
スカルミリョーネ「?」
ゴルベーザ「わたしはなぜ、あんなに憎しみに駆られていたのだろう……」
スカルミリョーネ「無理はなさらず。今しばらくお休みください。お話は、のちほど……」
ゴルベーザ「(わたしを操っていた者がいる。そうとしか思えん)」
ゴルベーザ「(しかし感情を支配されていても、判断していたのはわたしだ……わたしの罪は深い)」
ゴルベーザ「(憎しみが途切れたのはバブイルの塔でカインとローザに撃ち抜かれた時。しかしその直前の心の揺らぎが無ければ正気に戻れなかった)」
ゴルベーザ「(わたしに対し、微塵も躊躇わず、命を捧げてくれた……お前のおかげに他ならない)」
ゴルベーザ「ありがとう……スカルミリョーネ」
スカルミリョーネ「!? も、もったいないお言葉……です……!」
217: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 00:46:03.88 ID:HuWWmCpI0
スカルミリョーネ「感情を操られていた!?」
ゴルベーザ「そうだ。今のわたしには、もう世界に対する復讐心も残っていない……おまえに見限られても仕方がないと思っている」
スカルミリョーネ「……いいえ。いいえ……!」
スカルミリョーネ「こんな醜い私を1人の人間として認めてくれた。尊厳ある生命として扱ってもらえた」
スカルミリョーネ「私の忠誠は紛れも無くゴルベーザ様……あなたのものです……どんな道を選ぼうとも変わりなく!」
スカルミリョーネ「どうか最後までおともさせてくださいませ……!」
ゴルベーザ「すまない……ありがとう!」
スカルミリョーネ「しかしそうなると……我々の敵はどこに……?」
ゴルベーザ「わたしの記憶において、バブイルの塔にクリスタルを集めれば、月よりの兵器バブイルの巨人が目覚めるとある」
スカルミリョーネ「月……ですか」
ゴルベーザ「しかしその兵器が月の産物だとしても、それを利用しようとする者が月の民とは限らない。月に行く手段も……」
フースーヤはセシルとゴルベーザどちらのもとに来る? >>219
219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 00:48:29.89 ID:z1mcTHAFo
ゴル
220: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 01:41:07.55 ID:HuWWmCpI0
(バターン!)
スカルミリョーネ「なにやつ!?」
フースーヤ「私はクルーヤの兄、フースーヤ。話はすべて聞かせてもらった! 自らの力で自分自身を取り戻すとは、嬉しいぞ……!」
ゴルベーザ「ということは、わたしの叔父……!?」
フースーヤ「さよう。このタイミングで出た私こそがラスボスではないかと疑うじゃろうが、このまま放っておけば月からの思念で再び操られるかも知れん」
ゴルベーザ「……なぜ月からの思念だと?」
フースーヤ「私もクルーヤも月の民じゃ、おぬしを操った者に関しても予想はついておる。事件が表面化するまで降りて来られなかった事は詫びよう」
スカルミリョーネ「情報が一気に入ってきて……なにがなんだか……」
ゴルベーザ「少し整理する時間をください。それと……」
ゴルベーザ「そちらの青い毛玉は?」
ゼロムス「あ、どうも……」
221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 01:48:09.75 ID:03WTFspoO
ラスボスを青い毛玉とか言っちゃうゴル兄さんかっけぇぇぇ
222: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 01:57:10.28 ID:HuWWmCpI0
フースーヤ「――というわけで、要約するとおぬしらは月の民の血が半分流れており、でもって黒幕はたぶんゼムスという月の民、と」
スカルミリョーネ「はしょり過ぎではないか……?」
ゼロムス「自分はセシルさんと面識があるので、説明するのにも都合がいいかなーと」
ゴルベーザ「しかし……セシルからバロン王を奪い、望まぬ侵略行為をさせ……仲間達も引き離そうとした……どんな顔をして会えばよいか」
フースーヤ「おぬしの問題ではなかろう。何も知らないままゼムスを倒しても、ありもしない敵の影におびえる毎日を、何年も過ごすかも知れんのだぞ」
ゴルベーザ「確かに……伝えなければなりませんね」
フースーヤ「では、セシルを回収してこよう。目立つのもまずい、おぬしらはこのままこの村で待っておれ」
ゼロムス「いってきまーす」
魔道船2号(ゴォンゴォンゴォン)
ゴルベーザ「」
スカルミリョーネ「」
ゴルベーザと会ったセシルの第一声 >>223
正気のゴルベーザに対するバルバリシアの姿勢 >>226
223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 01:59:11.83 ID:dVgszDe3O
その雰囲気……兄さんか!?
226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 02:13:12.91 ID:jpmy9RSeo
何がなんでも鎧を剥ぎ取る
227: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 02:33:15.28 ID:HuWWmCpI0
セシル「……」
カイン「……」
ローザ「……」
シド「……(ワシ場違いじゃね?)」
バルバリシア「……」
スカルミリョーネ「……」
ゴルベーザ「……」
セシル「その雰囲気……兄さんか!?」
ゴルベーザ「!?」
スカルミリョーネ「(ひそひそ)ゴルベーザ様の叔父御……セシルめに説明していなかったのか?」
フースーヤ「自力で精神支配を解いたという事は説明したが、うっかり忘れておった」
ゼロムス「しかし自然に気付けたという事は、絆があったということなのかも知れませんね」
228: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 02:59:33.60 ID:HuWWmCpI0
セシル「……それは、バロン王や仲間の兵士達を殺された事は許せない……けれど、本当に悪いのは心を操っていた奴だ」
ゴルベーザ「セシル……」
セシル「僕も行く。月へ」
カイン「色々と思うところが無いわけではないが、憎しみにとらわれていたせいだと思っておこう」
ローザ「正直、私やカインへの行動に関しては、そこまでの脅威と思っていなかったし……」
ゴルベーザ「」(グサッ)
バルバリシア「ゴルベーザ様……まさか並んで戦える日が来るとは思いませんでしたわ」
ゴルベーザ「ふがいない主ですまなかったな、バルバリシア」
バルバリシア「いえ、それよりも」
ゴルベーザ「?」
バルバリシア「脱いでください」
ゴルベーザ「」
セシル「(露出魔かと思いきや脱がせたがりでもあった!? なんでこんな奴ばっかりなんだ)」
231: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 03:24:27.03 ID:HuWWmCpI0
ゴルベーザ「(しくしく)」
スカルミリョーネ「本当に鎧を剥ぐとは……」
ローザ「すばらしい筋肉ね……」
バルバリシア「満足したわ。案内なさい、月の民とやら」
フースーヤ「う、うむ。しかし無理についてくることは無いのじゃぞ? なぜかバブイルの塔も破壊され、ゼムスへの道も開かれておる」
フースーヤ「実際に支配されておったセオドール(ゴルベーザ)とも会って、ゼムスが真犯人と確信した事じゃし……」
バルバリシア「主の道を好きなように使われて、黙っていられようはずもない」
スカルミリョーネ「同感だ……」
カイン「実質、そいつがバロン王のカタキのようなものだ」
ローザ「セシルの行く所、どこであろうとついて行くわ」
シド「技師が戦えないと思ったら大間違いじゃ!」
風のクリスタル「>>232」
232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 03:27:26.75 ID:03WTFspoO
残念だったな真の黒幕は急に出てきてお前たちの仲間面をしているフースーヤだ
234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 06:38:48.19 ID:9RDHGqxuO
えぇ…
236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 09:57:43.43 ID:9RDHGqxuO
つーかこんな喋り方のクリスタルやだ
237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 11:45:16.97 ID:4pdL3rhhO
むしろ怪しいのはこのクリスタルのほうじゃねw
238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 12:35:21.73 ID:vTpoNF6aO
クリスタルにもいろいろあったんだよ
241: ◆xfXcrstrTc 2015/09/29(火) 23:34:37.68 ID:HuWWmCpI0
セシル「えっ?」
カイン「どうしたセシル? そんな驚いた顔をして」
セシル「いや、今度は風のクリスタルから声が聞こえたんだ……兄さん、ゼロムス、ちょっと来てくれないか」
ゴルベーザ「(バロンの被害を除けば、ミシディアの建物にしか被害が出ていないからか、弟がとても優しい)」
ゼロムス「なんでしょう」
セシル「クリスタルは、あの御老人が黒幕だと言っているが……彼は信用できるだろうか?」
ゼロムス「えっ? 自分が月に行かなければ動かなさそうだったお人ですが。……でも、ゼムスに関する説明をしたのは彼なんですよね」
ゴルベーザ「……タイミングが良すぎるというのはある。しかしセシルに会うべきか迷っていたわたしの所にセシルを連れてきてくれたのは叔父御だ」
セシル「疑い半分といったところか……」
火のクリスタル「(きっと脱げばわかることでしょう)」
セシル「(あなたには聞いていない)」
土のクリスタル「>>242」
セシル「!?」
水のクリスタル「>>244」
セシル「!?!?」
フースーヤ「>>247」
242: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:35:34.30 ID:uECMck+q0
脱いでほしいかナ…
243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:43:44.02 ID:nnSIFWEJO
脱ーげ、それ、脱ーげ!
244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:44:02.94 ID:R3TIrYCdo
男の裸見たってねぇ…
247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 23:45:07.59 ID:eVw91FE+o
バレているなら仕方ない、脱ごう!
249: ◆xfXcrstrTc 2015/09/30(水) 00:16:40.54 ID:M60d81ps0
セシル「水のクリスタルも何を言っているんだ!? ちょっとまともかと思ってしまったじゃないか!」
水のクリスタル「(女性みなバルバリシアを見習うべき、そうすべき)」
土のクリスタル「(私は……美青年の裸身が見たい、かも)」
フースーヤ「ゼムスがセオドールを支配していたというのは真実……おまえたちはゼムスも倒さねばならないじゃろう」
フースーヤ「しかしその前にこの私が立ちふさがろう」
フースーヤ「私とクルーヤは全裸の真理に辿り着いた。ゼムスが邪悪なるものを誘導する精神波を発していたように、私もまた真理を授ける精神波を発した」
フースーヤ「自然の象徴たるクリスタルにも届くようにな」
セシル「自ら脱いだり脱がそうとしてくる人が多いのはあなたが原因か!」
フースーヤ「なに、ここでおぬしらが負けたとしても死ぬわけではない。ゼムスを倒すのに協力もしよう。ただ単におぬしらが全裸を理解するだけじゃ」
セシル「なにがなんでも負けるわけにはいかないッ!」
バルバリシア「私は別にどっちでも……」
ローザ「おねがい空気を読んで、バルバリシア」
251: ◆xfXcrstrTc 2015/09/30(水) 01:37:20.65 ID:M60d81ps0
フースーヤ「私の心を動かしてみよ! むん!(ムキッ)」
セシル「イヤだーーー!(ムキッ)」
ゴルベーザ「こ、これが、罰だとでもいうのか……クリスタルに逆らえん!(ムキッ)」
スカルミリョーネ「私の正体を見た者は生かしておけぬと言いたいが、ここはこらえて披露しよう(ムキッ)」
バルバリシア「ヒモなしビキニの破壊力、存分に味わうといいわッ!(ムチッ)」
カイン「1人だけ世界が違う件」
ローザ「その下品な眼をくりぬくの」
カイン「いやローザ、オレがバルバリシアに反応してるわけじゃないぞ!?」
シド「まだまだ若いのう」
ゼロムス「肉体美となると、自分ではどうやっても対抗できません。がんばってください」
カイン「オレ達にも脱げというのか……?」
シド「物理的にブッ飛ばしゃあ済むんじゃないかね?」
カインはどうする? >>252
ローザはどうする? >>254
252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 01:40:38.37 ID:SsTQzyhVO
シドにキスする
254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 01:47:57.82 ID:wzfhzMx9o
雑魚散らし
255: ◆xfXcrstrTc 2015/09/30(水) 02:08:47.43 ID:M60d81ps0
カイン「要するにだ、フースーヤの心を乱せばよいのだろう」
(チュッ)
シド「ドゥエェ!? きしょいわ! 額とはいえよくもまあワシなんぞに……カインも混乱しとるんじゃないのか!?」
ローザ「乱れ撃ち」
(ガガガガガガガガ)
カイン「ギャァー!!」
セシル「なんで僕までー!?」
スカルミリョーネ「どわあああ!?」
バルバリシア「ひぃっ!?」
ゴルベーザ「いたたたた!!」
フースーヤ「ほう、私に1対1で挑むというのか」
ローザ「私から見た『雑魚』を蹴散らしたまでよ。狙い撃つわ」
フースーヤ「スロウ!」
ローザ「スロウ!」
シド「さすがはローザ、無理矢理まともな戦いに持ち込んだぞ!」
256: ◆xfXcrstrTc 2015/09/30(水) 02:47:23.62 ID:M60d81ps0
フースーヤ「(あまり長い詠唱をしている余裕は無いか。月の白魔道士に負けない魔力を持ちながら、あの弓矢の技量は脅威)バイオ!」
ローザ「(相手は物理攻撃が不得手のようね。こちらの回復は薬に頼るとしましょう)リフレク!」
フースーヤ「(回復より先に防御を張る冷静さ、見事。自己回復という白魔道士の利点すらためらわず捨てた)精神波!」
ローザ「(あれは……徐々に回復する技? でも私の判断は間違っていなかったはず。フレアでも来ていれば千日手になっていたわ)はッ!」
フースーヤ「う……」
セシル「あれは口封じの矢!」
カイン「普通の白魔道士には無い、これがローザの強みだな」
フースーヤ「フンッ!」
ローザ「く!」
ゴルベーザ「気合で沈黙をはねのけただと!?」
スカルミリョーネ「筋肉は伊達ではないのか……」
バルバリシア「いや筋肉があるだけじゃ普通はできないわよ?」
257: ◆xfXcrstrTc 2015/09/30(水) 03:01:30.70 ID:M60d81ps0
フースーヤ「この肉体の輝き。これこそ真理と刻みこむがよい」
ローザ「ごめんなさい。何が正しいかなんて、興味は無いの」
ローザ「正義よりも、正しいことよりも、大切なものがある……」
フースーヤ「むッ……!」
ローザ「(攻撃力においては私が有利……!)」
フースーヤ「(バイオが効いている今しか好機は……!)」
ローザ「ここッ!」
フースーヤ「(腕を取られた!? うおっ、揺さぶりだけで、意識が――)」
ローザ「トルネド一本背負い!」
(ズドム!)
ローザ「……ふぅ」
ローザ「これで……」
258: ◆xfXcrstrTc 2015/09/30(水) 03:12:57.06 ID:M60d81ps0
ローザ「全裸よりもレオタードの方が真理だと証明できたかしら」
セシル「ローザも何かおかしい!」
バルバリシア「こいつが気絶したからなのか、以前ほど脱ぎたいとは思わないわね」
スカルミリョーネ「お見苦しいものを見せてしまいました」
ゴルベーザ「気にするな。それで、もう月にゆくのか?」
ゼロムス「操縦の方法は自分が見ていたので、できますが……」
これからどうする? >>260
260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:34:23.10 ID:RLWg2Ggmo
幻獣界を支配下におくために乗り込む
261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 07:45:21.53 ID:/RtIRTZkO
乙
全裸より着衣とは分かってるじゃないか
262: ◆xfXcrstrTc 2015/10/04(日) 00:13:21.16 ID:PDEHKEnS0
セシル「……心残りとすれば、バロン城の地下に行っておきたい」
カイン「……王の声がするというあれか」
シド「赤い翼の伝令から聞いた事じゃが、確かに気になるのう」
バルバリシア「そう、カイナッツォも倒されたのね」
ローザ「恨む?」
スカルミリョーネ「…… …… …… ……いや」
バルバリシア「正直あまり好きじゃなかったもの。そこまで悲しくはない」
スカルミリョーネ「私が頑張って言葉を選ぼうとした努力を無にするな……」
ゴルベーザ「ルビカンテもカイナッツォも、戦いの中でしか生きられない性質だった……責はわたしが背負ってゆく」
263: ◆xfXcrstrTc 2015/10/04(日) 00:15:59.71 ID:PDEHKEnS0
〜 バロン城 地下 〜
バロン王「よくぞ来た、セシル、カイン」
セシル「陛下……」
カイン「本当の、陛下なのか……」
バロン王「私がふがいないために苦労をかけてしまったようだ。ローザ、すまない」
ローザ「いえ、そんな」
シド「この子らは立派にやっとります。何も心配はありません」
バロン王「ああ……私も力を貸したいが、この身は幻獣となった。召喚士の力なくば世界に現れることかなわぬ……」
バハムート(テレパシー)「そうでもない。幻獣王を打ち倒し、召喚士でなくとも『支配権』を認められれば、あるいは」
セシル「幻獣王とは、どこに?」
バハムート(テレパシー)「幻界へ通じる、時空の歪んだ場所があるはず。だいぶ地の奥深くになるがな」
264: ◆xfXcrstrTc 2015/10/04(日) 00:17:40.81 ID:PDEHKEnS0
カイン「クリスタルも集まっていないし、ゼムスとやらの侵略計画もそうそう動かないだろう。オレは幻界に行きたい」
ローザ「陛下の無念の思いを晴らさせてあげたいわ」
ゼロムス「時間には余裕があると思います」
ゴルベーザ「であれば、わたしも特に問題は無い」
セシル「よし……行こう、地底に」
シド「時に陛下、あなたほどのお人がなぜ殺されてしまったんですかな?」
バロン王「それは……>>266」
265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/04(日) 00:17:48.01 ID:Y4hzz4drO
本格的にリディア抜きで話が進みだしたな……
266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/04(日) 00:21:27.80 ID:j32OHPKp0
↑
269: ◆xfXcrstrTc 2015/10/04(日) 00:38:42.10 ID:PDEHKEnS0
バロン王「本格的にリディア抜きで話が進み出したな……」
セシル「はい?」
カイン「誰ですかそれは?」
バロン王「いや、独り言だ。水のカイナッツォ、あやつが側近に化けていた。酒に酔ったときに持ってこさせた水に無味無臭の毒が入っていた……」
ローザ「私との戦いの時も水の中に薬を流していたし、とても納得できるわ」
シド「おまえたちも国の重鎮になるんじゃから、口にするものには気をつけるんじゃぞ?」
バロン王「うむ……セシル、気をつけてゆけ」
〜 ミスト 〜
リディア「お、お母さんがすごい熱で……!」
ミストドラゴン「わかりました、アントリオンの分泌物を取ってきます」
バハムート(テレパシー)「私が行ってきましょう。あなたはリディアについていてあげてください」
ミストドラゴン「幻獣神様ァ!? なぜ地上に!?」
270: ◆xfXcrstrTc 2015/10/04(日) 00:52:15.73 ID:PDEHKEnS0
〜 バロン 城門前 〜
赤い翼隊員「隊長、いつでも出発できます!」
セシル「きみにも心配をかけてしまったな」
赤い翼隊員「いえ、むしろ隊長を守れず醜態を晒したこと、お許しください」
スカルミリョーネ「(ふふん)」
ゴルベーザ「そこは得意げになってはいけないだろう……」
カイン「地下にも世界があるというのはアガルトの村で聞いて知っている。だが『祖先との契約』という赤い石はどこで手に入るのだろうか?」
バルバリシア「ほっほっほほほ。それならゴルベーザ様の指示で動いていた頃に世界中を調査してあるわ。>>272よ」
272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/04(日) 01:06:57.72 ID:dNnsD279o
エブラーナ
275: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 20:51:01.07 ID:wLxWZtVu0
セシル「エブラーナ? まったく国交の無い所か……」
ゴルベーザ「その石も、地下へ通ずる井戸に投げ込む必要がある。なくなってしまうとなれば、渡してはくれないだろう」
スカルミリョーネ「バブイルの塔を……地下へ地下へ下りてゆくしかないでしょう……」
バルバリシア「徒歩で? 飛空挺も無しに?」
シド「どのみち地底での海はマグマと聞く。最新型とはいえ、今の飛空挺で熱に耐えるのは無理じゃ。ひとまずセシル達は下りてみてくれ」
ローザ「シドは?」
シド「その間に飛空挺の強化じゃ! あまり高速で飛ぶことはできなくなるが、より頑丈にグレードアップしてやるわい!」
276: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 20:52:44.55 ID:wLxWZtVu0
〜 バブイルの塔 地下部分 〜
ゴルベーザ「ここは……現代の机に、現代の薬品類? 誰かいるのか」
ルゲイエ「高所から落ちた弾性の強い物質は、ほぼ同じ高さまで跳ぶ。これを位置エネルギーと呼ぶのじゃ」
エッジ「空気が……『風』が触れるから、まったく同じ高さまでは来ないってか。スゲー理屈だな」
ルゲイエ「事実じゃ。 ……ん? や、やや! ゴ、ゴルベーザさま!」
エッジ「なにっ!」(スチャッ)
セシル「待ってくれ、こちらに戦意は無い!」
カイン「ゴルベーザも何者かに操られていたんだ」
ローザ「――かくかくしかじか、というわけなの」
エッジ「はー……お月さんに、ねえ。にわかには信じがたい話だけどよ」
ルゲイエ「まさかゴルベーザさまも しょうきにもどった とは……」
カイン「おいやめろ」
エッジ「おもしろ……、もとい、いまひとつ信用できねーな! 監視がてら、おれ様もついて行かせてもらうぜ!」
277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 21:12:10.10 ID:v8s2fJzCO
カインェ…
278: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 21:19:04.57 ID:wLxWZtVu0
カイン「敵は、月から精神波を飛ばしてくるような存在だぞ? 危険だという事はわかっているのか?」
エッジ「ヘッ、この星の命を殺し尽くそうとしてるんだろ? どのみち危険なら、待ってるよか、こっちから攻める方が性に合ってるんでね!」
セシル「カイン、仕方ないさ。説明するために事情も話してしまったし、素直に力を借りよう」
エッジ「そうこなくっちゃ!」
ルゲイエ「わたしのボディは、もう戦闘に耐えられそうにありません。せめて道具類をお持ちくだされ」
ゴルベーザ「恩に着る」
ルゲイエ「スカルミリョーネ、バルバリシア、ゴルベーザさまをたのむ」
スカルミリョーネ「もとより……そのつもりだ……」
バルバリシア「ほほほ、あんたは気楽に待っていなさい!」
バブイルの塔内部では、何か起きるかな? >>280
280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 21:28:08.87 ID:pBfpE28H0
巨人とダンスバトルになる
281: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 22:08:45.22 ID:wLxWZtVu0
巨人兵「マテ」
スカルミリョーネ「喋った……!?」
巨人兵「(ズッ)」
巨人兵「(タン)」
巨人兵「(ズッズッ)」
巨人兵「(タン!)」
ローザ「…………?」
巨人兵「(ズッ)」
巨人兵「(タン)」
巨人兵「(ズッズッ)」
巨人兵「(タン!)」
282: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 22:09:46.43 ID:wLxWZtVu0
エッジ「(ズッ)」
カイン「(タン)」
エッジ「(ズッ)」
カイン「(タン)」
ゴルベーザ「(ズッズッ)」
バルバリシア「(タン!)」
エッジ「(バッ!)」
カイン「(バッ!)」
ゴルベーザ「(バッ!)」
バルバリシア「(バッ!)」
283: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 22:19:55.59 ID:wLxWZtVu0
((((ピシガシグッグッ))))
ゴルベーザ「よし、先に進むぞ」
スカルミリョーネ「何が……なんだか……わからない……」
ローザ「見て! 窓の外」
エッジ「これが地底世界か、すげえな」
セシル「向こうに城が見える。塔から出たらひとまずあの場所を目指そう」
カイン「あと何十階ぶん下りればいいのやら、だがな」
ゴルベーザ「マグマの向こうに町のようなものも見える。やはり飛空挺は必要か」
ローザ「シドの方針は正解だったわね」
ジオットの第一声 >>285
285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/07(水) 22:31:32.98 ID:Gbmibwh4o
戦車隊、撃ち方始め!
286: ◆xfXcrstrTc 2015/10/07(水) 23:44:03.41 ID:wLxWZtVu0
ジオット「戦車隊、撃ち方始め!」
砲兵ドワーフ「ラリホー!」
バルバリシア「撃ってきた!? トルネド!」
ローザ「竜巻で防ぎきれなかったぶんは狙い撃つわ」
カイン「砲弾とてオレの槍に貫けぬものは無い」
ゴルベーザ「バロン2人の物理攻撃が強すぎてつらい。なぜ城壁を壊すような砲撃を受けて、涼しい顔なのだ」
セシル「僕も早く失ったぶんを取り戻さないとな……おっと(ドーン!)スカルミリョーネ大丈夫か?」
スカルミリョーネ「あ、ああ……庇ってもらって助かる……(まさかセシルも本来はカインと同じくらい強かったのか……?)」
操縦ドワーフ「王様! 砲塔がどんどん壊されてくー!」
砲兵ドワーフ「でも兵士にケガ人は1人も出てないー!」
ジオット「な、なんという……手加減をしながらでも余裕だというのか」
バルバリシア「(拡声)あー、あー、テステス。早めに矛を収めることね、われらが本気でかかればおまえたちなんて(バチコーン!)あたぁっ!?」
ローザ「挑発しないの」
287: ◆xfXcrstrTc 2015/10/08(木) 00:01:05.62 ID:8CL6Uhtw0
〜 ドワーフ城 〜
砲兵ドワーフ「悪かったー! 塔から出ずるもの、破壊を撒くという伝説を鵜呑みにして……本当にすまないー!」
門番ドワーフ「地上から来たー!? とんでもないお客様ー!」
衛兵ドワーフ「ラリホー!」
セシル「おおう……みんなテンションが高いな」
エッジ「しっかし、お前ら強かったんだなあ。>>288」
ジオット「まことに申し訳ないことをした。何もしていない者に攻撃を加えるなど、人としてやってはならない事であった。いかなる責めも受けよう」
セシル「頭を上げてください。僕達は幻獣となった方から言われ、幻界へ通じる道を探しているのです、何かご存知のことはありませんか?」
ジオット「それならばマグマの中の小島に、通路として使われるような洞窟がある。実際にもぐって行った者はいないが、おそらく……」
セシル「マグマを渡ることはできないのですか?」
ジオット「町へゆく耐熱船はある。しかし地上の人々の肉体で熱に耐えられるかどうか」
ローザ「やっぱり、シド待ちかしら」
ジオット「地上から大きなものを運び入れるならば、道を開けよう。この石を約束の地に投げ込むといい」
シドを待って幻界の洞窟へ。幻界では…… >>290
290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/08(木) 00:09:44.80 ID:wwACo2fNO
リヴァイアサンとアスラの夫婦喧嘩勃発
292: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/08(木) 01:43:18.59 ID:VFbjAJyAO
どいつもこいつも血気盛んやな
293: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 21:29:12.80 ID:LoMlGHcu0
〜 幻獣の町 〜
セシル「ローザのレビテトがあって助かったよ。しかしここは」
カイン「あまり歓迎されていないようだ。用件だけをすみやかに済ませた方がいいだろう」
スカルミリョーネ「……フシュルルル……人間も、幻獣も、変わらぬ……価値観が違うだけだ……完全な善など有りはしない……」
バルバリシア「おやめ、嫌われて不機嫌なのはわかるけどローブの下からキバが覗いてるわ」
ゴルベーザ「スカルミリョーネ、わたしは、おまえの心の中にある良さを知っている。そう卑屈になるな」
スカルミリョーネ「……申し訳ございません。ありがとうございます」
ローザ「これは……」
エッジ「なにぃ!? エブラーナの伝説に伝わる与一の弓だぜ! 引ける力があるなら最高の弓じゃねえか!?」
ローザ「そうね、キラーボウと使い分けましょう」
エッジ「へ? 当てやすさも威力も勝ってるってのに、何を使い分けるんだい?」
ローザ「殴りつけるならクロスボウタイプの方がいいでしょ?」
ゴルベーザ「弓を鈍器として活用するか……」
294: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 21:37:48.81 ID:LoMlGHcu0
幻獣の司書「うへえ……勘弁してくれよ」
セシル「どうかなさったのですか?」
幻獣の利用客「アスラさまとリヴァイアサンさまが夫婦喧嘩を始めてしまってね」
エッジ「へえ、なんだか知らねえが、バトルして落ち着かせりゃいいのか?」
ゴルベーザ「ローザやカインの姿を見ても臆することのない姿勢からして、エッジも強者のようだが……そう血気にはやることもないのではないだろうか」
シド「よっしゃ、まずは話を聞いてみるとするかの」
セシル「ごめんくだ……」
アスラ「>>296!」
リヴァイアサン「>>298!」
296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:40:35.59 ID:OVGmKXhfO
この女誰なの!
298: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:47:19.05 ID:x92UN54do
どうして誰も私の事を『さん』付けで呼ばないんだ!
299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:47:56.43 ID:OVGmKXhfO
見事なまでに噛み合ってねえ……
300: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 21:57:53.31 ID:ie02wIGlO
わろた
301: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 22:14:55.51 ID:LoMlGHcu0
アスラ「リヴァイアサンサンってネタは色々な所でやっているから今更でしょう! それより私の質問に答えなさい! この写真の女は!」
リヴァイアサン「スカウトしようとした召喚士だ! それ以上でもそれ以下でもない!」
アスラ「たとえそれが本当だとしても、また船を沈める気ですか!?」
リヴァイアサン「緊急事態なのだ! ミストの村も滅ぼされ…………ん? 滅ぼされていない?」
セシル「あの……」
アスラ「む、人間ですか。この地底の奥深くまで来るとは、ただものではありませんね」
セシル「幻獣オーディンの力を借りるため、幻獣王の支配権を得に来ました」
アスラ「ほう。私達の力を得るのではなく、単に勝負しに来ましたか。いいでしょう、ちょうどストレスが溜まっていたところです。行きますよ!」
エッジ「幻獣の女王が八つ当たりなんかしていいのかよ!?」
カイン「ぼやくのは後だ!(ガキィン)」
リヴァイアサン「ほっほっ、そちらの方はむしろ幻獣に近いようじゃな。あいにくじゃが大人しくしていてもらうぞ」
スカルミリョーネ「手助け無用は構わんが……」
バルバリシア「今さらとりつくろっても無意味だと思うわよ?」
リヴァイアサン「うぐう」
302: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 22:30:03.07 ID:LoMlGHcu0
アスラ「プロテス!」
カイン「なんて馬鹿力だ、オレが押されるとは……」
リヴァイアサン「(今までの試練では、自ら攻撃することはなかったはずだが……めっちゃ怒らせた? ワシ結構やばい?)」
ローザ「それなら……ホーリー!」
アスラ「フンッ!(ドガッ)」
ローザ「くぅっ……ま、魔法の力まで逆に利用してカウンターを……」
アスラ「ほう、白魔道士の身で、今の技術を見極めたか。その通り、あらゆるものに反応し、あらゆる力を流して返す」
セシル「ケアルラ! いったん距離を取るんだ!」
アスラ「そう来るならば私も回復させてもらいましょう。ケアルダ」
ゴルベーザ「まずい、向こうの回復量も多い。千日手になりかねないぞ!」
シド「どんなものにもカウンターを返すとなると、うかつにバーサクをかけてもらうわけにもいかん……さすが幻獣の女王!」
303: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 22:43:22.04 ID:LoMlGHcu0
エッジ「火遁ッ!」
アスラ「なんだその憐れな術は……」
エッジ「あんたが言うのかよ! くそ、斬りかかった方がいいなこりゃ(ブォン!)うおお!? こえーこえー、分身しといて良かったぜ」
アスラ「天よりの光のごとく降りかかる攻撃も、地に反射した熱のごとき変則的な攻撃も、私の手にかかればいなすことができる」
アスラ「魔法の力とて同じこと。ゆえに私の三面六臂の姿勢を指して人は、天地魔闘の構えと呼ぶ」
セシル「なんか凄いの来た!?」
アスラ「ケアルダ。どうしました、そのままでは私に勝てませんよ」
カイン「気楽に言ってくれる……」
アスラ「カーカカカカ!」
エッジ「キャラがブレッブレだなあんた!」
アスラ「失礼。なにしろ顔が3つもあるもので」
304: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 22:45:07.67 ID:LoMlGHcu0
ローザ「……」
ローザ「リフレク」
(フォーン)
アスラ「あ」
305: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 22:57:49.92 ID:LoMlGHcu0
〜 いっぽう そのころ 〜
ヤン「ハァッ!」
ダークエルフ「グゲェェェェ!」
ヤン「ふぅ……助力、感謝いたす、ギルバート殿」
ギルバート「いえいえ、トロイア、ファブール、ダムシアンの友好のためです……火傷ももうすっかり良くなりましたしね」
〜 幻界 〜
アスラ「あそこまで追い詰められていたにも関わらず冷静で柔軟な発想力、お見事です。あなたがたは見事に試練を乗り越えました」
ローザ「(敵の回復を止める手段としてリフレクは、わりと思いつくと思うけど……異常なパワーにさらされた状態では想像できないものなのかしら)」
リヴァイアサン「さて、それではお相手するとしよう……準備はよいか?」
ローザ「ええ」
セシル「いざ参る」
セシルの行動 >>306
ゴルベーザの行動 >>308
306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 23:06:35.26 ID:VlnBCkVDo
伝説の剣でメッタ刺し
308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 23:07:30.44 ID:0BuDDsrDO
黒龍召喚
309: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 23:23:54.29 ID:LoMlGHcu0
リヴァイアサン「なぜか私の見ていた未来よりも、はるかに良い方向へ運命が傾いたようだ……セシル、ゴルベーザ、おまえたち2人のな」
ゴルベーザ「わたしの場合は、スカルミリョーネのおかげだ。賞賛されるべきはスカルミリョーネと、己ひとりでも進む道を決めたセシルだろう」
セシル「……そんな立派なものじゃない。水のクリスタルに呼びかけられるまでは、本当に奪うつもりだった」
フースーヤ(では、わたしのおかげという事か)
セシル(すごく嫌だけど、確かにその通りなのかも知れない……)
リヴァイアサン「水の龍、海の王を倒してみせよ」
セシル「兄さん、黒龍に足場になってもらうことはできるか?」
ゴルベーザ「ああ。参れ黒龍!」
カイン「飛び移るなら、隙を造るのはオレ達の役目か。シド、ゆくぞ!」
シド「あいよ!」
ローザ「ブリンク!」
310: ◆xfXcrstrTc 2015/10/10(土) 23:50:36.00 ID:LoMlGHcu0
カイン「(ガリョッ)っ、外した……」
リヴァイアサン「おおおおお!」
シド「ぬああああ! パワーで負けるわけにはいかんのじゃあぁ!」
セシル「ありがたい、おかげで飛び移れた! 手加減……無用!(ザシャシャシャシャ)」
リヴァイアサン「頭部へ集中するのは正しいが……いささか軽挙に過ぎるぞ!」
(ザザザザザ)
ローザ「カイナッツォよりはるかに大きな水の流れが……地上だというのに!」
シド「いかん、跳べカイン!」
リヴァイアサン「大津波(タイダルウェイブ)!」
ゴルベーザ「うおお! くッ、黒龍も消えてしまった」
こくりゅう「(俺、一度も黒い牙使ってなくね?)」
セシルどうなった? >>312
リヴァイアサンの行動 >>314
312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 23:52:47.85 ID:bbEj3pU9O
要レイズ
314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/10(土) 23:56:16.15 ID:uRrqIo3+o
丸呑み
316: ◆xfXcrstrTc 2015/10/13(火) 22:58:10.94 ID:vmyi3FVq0
(ズゴゴゴゴ)
リヴァイアサン「いただきます(ぱっくん)」
カイン「セシルーーーーー!?」
リヴァイアサン「ブリザラ!」
ゴルベーザ「威力を抑えて短時間で何発も撃ち、渦を氷漬けにするか……近付くのが難しい、詠唱を開始する」
ローザ「シェル! いいわ、ゴルベーザ。私が時間を稼ぎましょう」
シド「ワシもポーション係になろう! 遠距離の攻撃手段を持たないのはワシだけじゃからな」
エッジ「百発百中のニンジャの技、とくと見やがれ!」
リヴァイアサン「ほう、ひとり減っても連携は崩れぬか」
カイン「(ザカッ)セシルは必ず取り戻す! オレの槍めがけて、やれ、ゴルベーザ!」
ゴルベーザ「サンダガ!」
317: ◆xfXcrstrTc 2015/10/13(火) 23:17:41.81 ID:vmyi3FVq0
エッジ「うっしゃあ!(バリン)」
シド「ふんぬぁぁぁ!(バキィン)」
ローザ「ケアルガ! あまり無茶をしないで、凍傷は治してもハンマ