VRゲーム用エアロバイクでたるんだ体を引き締めたい
みなさんエアロバイクに乗るときって何をしてますか?
ペダルをせっせとこぎながら動画をみたり、ポッドキャストを聞いたりする人も多いと思います。とはいえ、疲れてくると内容が入ってこなくなってきて、なんだかんだ集中できなくなることはありませんか? そんなエアロバイク体験をもっと刺激的なものにしてくれそうなのが、VRゲーム用エアロバイク。開発したのはマサチューセッツ州ケンブリッジのVRスタートアップ「VirZoom」です。ウェブサイトのトップには「あなたを動かすVR(VR THAT MOVES YOU)」の文字が! ぜひ動かしてほしい...!
バイクはOculus RiftやPlayStation VR、HTC ViveなどのVR機器に対応していて、ハンドルの持ち手には操作用のボタンがついてます。バイクに内蔵されたセンサーが体の動きを感知し、ペダルの速度も測定。こげばこぐほど、ゲームのなかでもスピードが上がっていく仕組みになってます。
現段階ではレーシングゲームにくわえて、カウボーイになったりペガサスに乗ったりするゲームが用意されているそう。固定されたエアロバイクに乗って遊ぶため、ほかのVRゲームにくらべて転んでしまう危険が少ないとVirZOOMは話してます。たしかに腕をぶんぶん振り回すこともないですもんね。
CTOのEric Malafeew氏はプレスリリースでこんなふうに語っています。
わたしたちVirZOOMチームは、動かないエアロバイクに乗るという体験をひっくり返し、ユニークなVRゲームプラットフォームを作りあげました。2Dのスクリーンで気を紛らわせるかわりに、強力な没入感をもつVRによって体を動かすようにするのです。それによって運動をしていると感じることなく、運動することができるのです。
バイク(VirZOOMはVRコントローラーと呼んでいます)のお値段は249ドル(約3万円)。消費カロリーや走った距離などを記録してくれるサブスクリプションサービス(月10ドル)も用意されています。今後はマルチプレイヤー機能やサードパーティーゲームも楽しめるようになる予定とのこと。
これからは「ゲームばっかりしていないで体を動かしなさい!」なんて誰も言えなくなってきそうですね。寒くて必要最低限しか動きたくない今日このごろ、これはぜひほしい。
source: VirZoom
Bryan Lufkin - Gizmodo US [原文]
(Haruka Mukai)
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