トナカイ「新しいサンタが女の人だった」
- 2015年12月23日 21:40
- SS、神話・民話・不思議な話
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トナカイ「は、はい。 よろしくお願いします……」
トナカイ「……」
トナカイ「……」
トナカイ(やべえ、可愛い)
トナカイ(しかもめっちゃくちゃ顔整ってんじゃねえかよ。 やべえよ可愛いよ)
トナカイ(それになりより胸でけえ……)
トナカイ「あ、あの……お嬢さん」
女「?」
トナカイ「失礼な事をお聞きしてしまうのですが……ご年齢は?」
女「18歳だよ!!」
トナカイ「!!!」
トナカイ(18歳であんなに胸でけえのか!?)
トナカイ(18歳であんなに可愛いのか!?)
トナカイ(18歳なのにサンタなのか!?)
トナカイ「あ、あの……どうしてサンタに?」
女「私? あのね、私のおじいちゃんがサンタだったの!!」
トナカイ「はあ……」
女「おじいちゃんを見てたら私もおじいちゃんみたいに夢を届ける仕事がしたいって思うようになって……それでサンタさんになることにしたの!!」
トナカイ「おお……」
トナカイ(こんな若い子が大学を捨ててまでサンタに……)
トナカイ(……)
トナカイ(最高じゃねえか……誰だか知らないけどありがとうおじいちゃん……)
トナカイ「分かりました、じゃあ行きましょう」
トナカイ(……)
トナカイ(……やっぱでけえ)
女「……?」
トナカイ「服に……雪がいっぱいついてますよ」
女「あ、ほんとだ」
トナカイ「俺がふり払ってあげますよ」
女「あ、大丈夫だよ。 これぐらい私でも……」
トナカイ「いえ、トナカイはこういう雑業もこなさなきゃいけません」
パッパッ
女「そ、そうなんだ……ありがとね」
トナカイ「いえいえ」
トナカイ「……」
トナカイ(めっちゃ柔らかかった)
トナカイ(メストナカイと圧倒的に違うじゃねえかよ……)
トナカイ(てことはこの人のおじいちゃんはお○ぱい触り放題……)
トナカイ(……ん? 触り放題……?)
トナカイ「あの……」
女「?」
トナカイ「……彼氏とかは?」
女「私? いないよ」
トナカイ「!!!!」
トナカイ「……」
トナカイ「……」
トナカイ(……俺にも可能性はある!!)
トナカイ「……あ!! 尻にも雪ついてますよ!!」
女「えっ、本当?」
トナカイ「振り払ってあげます!!」
女「い、いいって……」
トナカイ「自分、雑用担当ですから!!」
パッパッ
女「あ、ありがとう……」
トナカイ「……」
トナカイ(……いい尻だった)
トナカイ(うっひょお!! たまんねえ!!///)
女「……トナカイさん、気持ちは嬉しいんだけど……私もそこまで子どもじゃないし……」
トナカイ「は、はい……」
トナカイ「……」
トナカイ(だが俺はやめない)
トナカイ「やっぱ振り払ってあげますって!!」
女「だからいいって!!」
トナカイ「ああ!! 顔に雪が!! 任せてください!!」ペロペロペロペロ
女「だからいいって……」
トナカイ「……なんですか?」
女「……私の前のサンタさんってどんな人だった?」
トナカイ「前の……ですか」
トナカイ(あのクソじじいか)
トナカイ「前のサンタさんは……めちゃくちゃ嫌な人でしたね」
女「!」
トナカイ「いっつも失敗ばっかしては俺を鞭で叩いたり長い説教されられたり……パシらせたり……あの人が怒ってない方が珍しいぐらいでしたよ」
トナカイ「俺が確かに悪かったですけど限度ってもんがあるじゃないですか……」
トナカイ「それに何が一番いやだったかって口臭ですよ口臭。 臭いったらありゃしない。 ちゃんと歯磨いてんのかよって思うぐらいですよ」
トナカイ「まああの人もこの間歳で引退したしもう会うことはないですがね」
トナカイ「それに比べてお嬢さんは本当に優しい……あなたみたいな人に早く会いたかった」
女「……そっか」
トナカイ「……何かあったんですか?」
女「……ううん。 なんでもない」
女「……」
トナカイ「……ん?」
トナカイ(表情が暗い……)
トナカイ「……なにかあったんですか?」
女「……ううん、なんでもない」
トナカイ(なんでもないわけないだろ……)
トナカイ「俺たちパートナーじゃないっすか……何か悩みがあるんだったら教えてくださいよ」
女「……」
トナカイ「……」
女「おじいちゃん……死んじゃった」
トナカイ「!!!」
女「いざその時が来るとなると……やっぱり辛いね」
トナカイ「……」
女「ご、ごめんね。 こんな話してる場合じゃないよね……行こっか」
トナカイ「……生きてますよ」
女「え?」
トナカイ「おじいさんは今でも生きてますよ……お嬢さんの心の中に」
女「トナカイさん……」
トナカイ「……」
トナカイ(やべえ、すげえ恥ずかしい)
トナカイ「!!」
女「ありがとうトナカイさん……私ちょっと元気でてきた!」
女「おじいちゃんのためにも笑ってなきゃね!!」
トナカイ「……」
トナカイ(やべえ、守ってあげてえ)
トナカイ(おじいさん……安らかにお眠りください……この子の笑顔は私が守ります)
トナカイ「そうですね。 あ、雪ついてますよ」パッパッ
女「あ、ありがとう……ねえトナカイさん」
トナカイ「なんですか?」
女「私の家に来てもらってもいいかな? ちょっと見せたいものがあるんだけど……」
トナカイ「!!!!!」
トナカイ(み、みみみ、見せたいもの!?)
トナカイ(見せたいもの……それはもしや……)
トナカイ(……お○ぱい!!!)
女「うん、そうだね!!」
トナカイ(お嬢さん嬉しそうだなぁ……そんなに俺にお○ぱい見せたいのか)
トナカイ(この人の乳首を想像しただけで……むふふふふ///)
女「ここが私の家だよ!」
トナカイ「お邪魔します!!」
トナカイ(お○ぱい! お○ぱい!)
女「どうしたの?」
トナカイ「お、お嬢さん……あそこにある仏壇は……」
女「……私のおじいちゃんのだよ」
トナカイ(おいおいマジかよ……あの遺影って……)
トナカイ(俺の大嫌いな口臭いくそじじいじゃねえか!!!)
トナカイ(……っは!!)
トナカイ『前のサンタさんは……めちゃくちゃ嫌な人でしたね』
トナカイ『それに何が一番いやだったかって口臭ですよ口臭。 臭いったらありゃしない。 ちゃんと歯磨いてんのかよって思うぐらいですよ』
トナカイ(俺やべえこと言ったんじゃ……)
トナカイ「お、お嬢さん!! この間はすいませんでした!!」
女「?」
トナカイ「おじいさんのことを嫌いって言ったり口臭いとか言ってすいませんでした!!」
女「う、ううん。 気にしてないよ」
トナカイ「!!」
トナカイ(こ、この話の流れでお○ぱい!?)
女「……もう出てきていいよ」
トナカイ「……?」
トナカイ(……っは!!)
トナカイ(まさか……俺とこの人は知らないうちにシちゃってて……もう子どもが!?)
ガラッ
サンタ「あー疲れたー」
トナカイ「!!!!?」
トナカイ(こいつ、死んだはずじゃ!?)
トナカイ「お嬢さん!! これは一体どういうことですか!?」
サンタ「ワシの口から説明しよう」
トナカイ「!」
サンタ「お前がワシのことをどう思ってるのか知りたくてな……ワシの前じゃ本音も言えないと思ってな」
トナカイ「それでお孫さんを使って……ていうか死んだって設定、必要だったんですか?」
サンタ「いや、ワシが死んだって聞いて泣くか見た
コメント一覧
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- 2015年12月23日 22:06
- 女の子のサンタコスほど目を惹かれるものはないよな
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- 2015年12月23日 22:12
- そっかー、そーなのか
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- 2015年12月23日 22:17
- 身ぐるみ剥がされた人の事だと思った。
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- 2015年12月23日 22:35
- しかし普通に考えたら、雪が降るような真冬に、防寒で超厚着してるはずだから、顔はともかくおっぱいと尻のデカさは、わかんねんじゃね?
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- 2015年12月23日 22:48
- クリスマスらしいお話でした。
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- 2015年12月23日 23:23
- なぁ、急に喰いたくなったんだがトナカイの料理って何がある?誰か手伝ってくれない?
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