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こちらはコメントにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2015年12月22日 10:03
■体験談

この前母が亡くなった。葬式も終わり、相続の話合いで兄弟が集まった時に、何故か部外者の弟嫁が同席。
関係ない人は席を外してくれ、と言ったら弟嫁「お義母さんの遺言状を預かっている」とドヤ顔でブチかましてきた。
母が遺言状を作成してたと言う話は全く聞いてないし、第3者の弁護士やら税理士が預かっているのならともかく、何で弟嫁が母の遺言状を持っている? 同席していた税理士さん(父の生前からずっとお世話になってた人)が「とにかく内容を見せて下さい」と言うので読んで見たら…。
財産の大部分を弟に、あと母の所有してた貴金属を全て弟嫁に譲る、と書いてあった。当然我々(兄と私)は承服出来る内容ではない。







大体生前の母と弟嫁は仲が非常に悪かった。結婚当初から弟嫁は母にケンカ売ってたし、母も売られたケンカは買うタイプだから昔から諍いが絶えなかった。ここ十数年は絶縁状態だったし、母が病気に倒れた時は全く世話も手伝わず見舞いにも来なかった。どう考えたって母が弟嫁に貴金属全て譲るとは考えられない。
しかし弟嫁は強気。母直筆のサイン(文章はワープロ)がある、これは有効だと。確かにサインは母の字だが何か変。サインは紙の真ん中あたりに
ドーンと書いてある。普通文章書いた後の署名は右下に来ないか?
暫く遺言状を見ていた税理士さん、落ち着いた声で「この遺言状は無効です。おそらく第3者が偽装したものと判断できます」
それを聞いて発狂する弟嫁「だってサインは本人の物よ!疑うなら筆跡鑑定しなさいよ!」弟も確かにサインは本物だと主張。2人は税理士さんに掴みかからんばかりに迫った。
しかし税理士さんは全く動じず「まず捺印してあるのは弟さんの実印でお母様のものではありません。この遺言状は2枚に渡って書いてありますが1枚目と2枚目の紙の質が全然違います。…それにこの遺言状の作成日は○年○月○日とありますが、この頃はお母様は意識不明でとても遺言状を書ける状態ではありません。おそらくお母様が名前を試し書きした紙に、後からワープロで書き足したんじゃないんですか?」
言い当てられたのか茫然とする2人。そこに税理士さんの追い討ち。
「お母様は生前私にこう言っていました。『遺言状は絶対作らない。法的に定められた割合で子供達に分与します。もし私の死後に遺言状が出てきたらそれは絶対に偽物ですから』って」税理士さんが遺言状を書いておく事を母に勧めた時、母はきっぱりとそう言ったそうだ。母はこうなる事を見越してたんだな。
私以上に怒り狂った兄が文書偽造で弟夫婦を訴えると言った。しかしそれだけは勘弁してくれと、弟は相続破棄するのとこれからも我々とは絶縁と言う事で手打ち。まあそんなに母の遺産は高額じゃないから、裁判やらが面倒だったことも有る。母の貴金属類は私と兄嫁さん(母の面倒をよく見てくれたいい人)とで相談して分けた。
弟夫婦は母の遺産を見越して家やら車のローンを組んでたらしい。絶縁だと言ってるのに、弟夫婦の援助依頼のメールや凸がウザいので、兄がやっぱり弟夫婦を訴えようかと画策しているらしい。どうなることやら。


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