転載元:ロン「ハーマイオニーが黒人になった」ハリー「『錯乱呪文』でもかけられたのかい?」
魔法省 闇祓い局
ロン「僕は正気だよ!助けてくれよハリー!ポッター局長!」
ハリー「落ち着けよ……君ね、夫婦間の問題をここに持ってくるのやめてくれって何度言わせるのさ」
ロン「これが落ち着いていられるかい!?想像してみろ、ある日帰ったら家に知らない黒人の女の人がいて、自分の奥さんだって名乗るんだぜ!?君ならどうする!?」
ハリー「とりあえず『武装解除』して拘束、所持品を『化けの皮はがし』呪文で調べた後、省にべリタセラム使用の許可を取るね」
ロン「ヒューッ!敏腕闇祓いは冷静沈着ですっげーや!マーリンの髭!」
ハリー「だから落ち着けよ……短い間でも君もそうだっだじゃないか、まったく」
ハリポタ続編演劇 キャスト発表 ハーマイオニーは黒人女性に
http://www.pottermania.jp/info/event/log2015/151221Harry_Potter_and_the_Cursed_Child_Annouces_Its_Leads_Casts.htm
なんだこれ→URL開く→なんだこれ!?
・彡(°)(°)「お!近所のJCやんけ声かけたろ!」
・男の娘「残念実はおと――」男「嘘だ!」
・子供「らんら〜ん♪」熊「あっ」子供「あっ」熊「あっ」もぐもぐ
・シンジ「毛虫なんてどうかな?」 ゲンドウ「・・・・・・」
・悟空「ブルマ先っちょだけ挿れさせてくんねぇか」 ブルマ「はぁ!?」
・【※画像あり】このHカップJKの体操服姿どうみても不自然すぎやろwwwwwwwwwwwww
・巨乳よりも何倍も敏感に反応する膨らみかけのちっぱい!!
・【衝撃画像】壇蜜・フルヌード(乳首丸出し)でフ●ラ○オ!⇒2ch「完全にAVだろ、これ…」
・【※神スレ※】パ●ティに手突っ込んで手マンしてる画像クレメンス → 「シコった」「女だけどシ...
・【wおかえりw】一度足を洗うも結局戻ってきてしまった悲しいA●女優がこちらwwwwwww...
ハリー「たちの悪い、いや、意味の分からない冗談はもういいよ。君、暇なら書類手伝って行ってくれない?」
ロン「冗談だったらどれだけいいか……今回は本当に!大真面目に大問題なんだ!」
ハリー「それ、先週ハーマイオニーと痴話喧嘩の末頭にポットを被った状態でここに来た時も聞いてる……ちなみに僕今その時の報告書を――」
ロン「真面目に聞いてくれよハリー!言ってるだろ!?ハーマイオニーが黒人になっちまったんだ、って!」
ハリー「君こそ真面目にどうかしてるんじゃないのか……何か変なものでも食べたとか」
ロン「ん?ハーマイオニーの料理がなんだって?」
ハリー「……あー、まぁ、性質の悪い薬なんかを盛られてない可能性が無いとも言えないな、その分だと」
ロンハー家前
ロン「なんだかんだ言って仕事を切り上げて僕ん家に着いて来てくれるハリーって本当に親友だよな」
ハリー「義兄風を吹かせたのが誰かは言わないよ……どうせ帰りに寄るつもりだったからね。今日は子供たちが『隠れ穴』に帰ってるから」
ロン「僕のとこもさ……で、二人を送って帰ってきたらハーマイオニーがおったまげた事になってたんだ」
ハリー「はいはい……何が言いたいのか分からないけどさ」
ガチャッ
ハリー「喧嘩して僕に仲裁を頼みたいなら、いつもみたいに普通に呼べよ。ハーマイオニー、またなにか――」
黒マイオニー「あら、ハリー!こんばんは!来るなら連絡くれれば――」
ハリー「間違えました」
バタンッ!!!
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「…………は?」
ロン「…………な?」
ハリー「……ハハハ、ちょっと残業続きで疲れてるのかな。いけないいけない。週に何度ロンの家に来させられてると思ってるんだまったく。えーっと?ここは何番地だっけ?」
ロン「確認しても、住所は合ってるぜ。ここは僕ん家、そして今のがハーマイオニーだ」
ハリー「いやいやいや」
ロン「だから言ったろ」
ハリー「別人じゃないか!」
ロン「だから言ったろって言ってるだろ」
ハリー「……精々、その、君の言うことがありえるとしても……何かに腹を立てたハーマイオニーが、呪文で凄く日焼けして?やさぐれた雰囲気でも出して無言の抗議をしてるのかな、と思っていたけどさ」
ロン「別人だろ?人種から」
ハリー「……聞きたいんだけど、それでも君が今の女の人をハーマイオニーだと言い切る理由はなんだい?」
ロン「そりゃ最初は僕だって『誰だよ!ハーマイオニーはどこだ!?』って問い詰めたさ。でも、彼女、言うことなすことハーマイオニーなんだ」
ハリー「……僕達しか知らないことも知ってる、そういうことかい?」
ロン「あぁ……学生時代の僕達の冒険、最近あった家族の間での出来事、それに」
ハリー「……」
ロン「それに、ハリーの思春期全開だった頃の面白発言集……おっと」
ハリー「事が済んだら『忘却術士』がここに派遣されると思っておけよ」
ハリー「……帰っていいかい?」
ロン「駄目だ。朝まで付き合ってもらうぞ、義弟よ。そして解決してくれ僕らの英雄」
ハリー「君の中では僕にいくつの称号があるんだろうね……」
ガチャッ
黒マイオニー「あ、やっと入ってきたわね。何をコソコソしているの?」
ハリー「あ、ハハハ。ちょっとね……えーっと、あー……ハーマイ、オニー?だよね?」
黒マイオニー「だよね、って。なあに、ハリー。親友の顔を忘れたの?」
ハリー「いや、覚えてるよ。しっかりはっきり覚えてるからこその質問なんだけどさ」
ハリー「えっと、あー……少し、焼けた?その、ハハ……またフランスにでも行ったのかい?」
黒マイオニー「ふふっ、いつの話なの、それ。私達が三年生になる夏休みよね……パパとママももう歳だから、スキーに行く元気はないと思うわ」
ハリー「そ、そう……そりゃいいや」
黒マイオニー「よかないわよ。でも、私達家族で行くっていうのはありね。あそこはステキなところだもの。料理も美味しいし。ブイヤベースとか……ロン、私別に今くしゃみしてないわよ」
ロン「……ハーマイオニーだ」
黒マイオニー「なにそれ。私はいつだってハーマイオニーでしょ……それじゃ私、料理の続きするわね。ハリー、来るなら早く連絡を頂戴。知ってるでしょう?料理は『ガンプの元素変容の法則』の5つの例外の1つで――」
ハリー「ご、ごめんなさい」
ハリー「……ハーマイオニーだ」
ロン「……ハーマイオニーだろ」
ハリー「でも、今キッチンで料理をしてる後姿は……」
トントントントン
黒マイオニー「〜♪」
ハリー「……違う人だ」
ロン「違う人だろ」
ハリー「……君と二人だから言うけど、昔カフェで気になった黒人の女の子にちょっと似てる」
ロン「ジニーには言わないでやるから一つ貸しだぜハリー。今度ランチおごれよ」
ハリー「その理屈で言うと僕は向こう一年はランチ代に困らないんだけどね」
ハリー「声しか元のハーマイオニーとの共通点がないじゃないか」
ロン「あぁ……肌は言わずもがな。背も随分高くなってるし、顔も……」
ハリー「……」
ロン「唇がぷっくりしてて、目が大きい。あとは……そうだな。後ろから見た時これでもかって主張してるあのドンケツとか、悪くない」
ハリー「…………」
ロン「まあ、アリかナシかで言ったらアリではあるんだけど」
ハリー「誰にも言わないでやるから黙れよ。十個ほど貸しが増えたよこれで」
ロン「冗談の一つくらい言わせろよ……どうすればいいんだろう」
ハリー「とりあえず、ジニーに『すぐに来てくれ!』って手紙は飛ばしたよ」
ロン「頼りになる妹がいてよかったよ……どうしてこんなことになったんだろう」
ハリー「ハーマイオニー本人が至って普通に接してくる以上、こっちも大きく出れないしね……これで慌てふためいているようなら杖を調べるなりなんなり出来るんだけど」
ロン「普通、だもんなぁ。なんならいつもより機嫌がいいくらいだぜ。相当気に入ってるのかな、あの姿が」
ハリー「いや、あの反応を見るに自覚がないのかもしれない……うん、そうか」
ロン「なんだい?」
ハリー「誰かに、変身させられてる可能性があるんじゃないか?そうなると、僕もここからは本気で事にかからなきゃいけなくなる」
ロン「ここからは、って……今までは?」
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「……ごめん、正直ちょっと面白かった」
ロン「……いや、いいよ。うん。僕もこれで相手がネビルなら、ヒーヒー言って笑ってるから。うん」
ハリー「誰か他の魔法使いか魔女に姿を変えられて、それで、記憶を……」
ロン「でも、なんでだって黒人なのさ。何の意味があって?」
ハリー「それは……分からない。僕らが困るの見てを楽しむつもり、とか」
ロン「嫌がらせするつもりなら、エロイーズ・ミジョンみたく鼻でもずらしてやる方が効果的だろ?」
ハリー「君は何の嫌がらせでことあるごとに彼女をそういう引用に使うのか」
ロン「変な顔って言ったら彼女だろ」
ハリー「獄中にもいるじゃないか、一人」
ロン「あれは変な顔じゃない、悲惨な顔だろ、あのアンブリ、オエッ、ババアはさ。」
ロン「別人にするって、ただ意味不明なだけだよ。そりゃ、混乱はさせられてるけどさぁ」
黒マイオニー「珍しく真剣な話をしてるみたいね。続きは食事の後にでもしたら?」
ハリー「あ、あぁ、ありがとう……あー、そういえばもうすぐジニーも来るよ」
黒マイオニー「まあ!ハリー、だからそれならそうと早く言ってとさっきも!」
ハリー「ご、ごめん……ほかの事で頭が真っ黒、いや、一杯で……」
黒マイオニー「黒いのはあなたの髪の毛だけにして頂戴!」
ハリー「…………うん、そうだね」
ロン「よく堪えたぜハリー」
書くと思ったぜあんたなら
黒マイオニー「もう、あなたって少しも昔と変わらないんだから!」
ハリー「……」
黒マイオニー「昔から言わなきゃいけないことをちゃんと言わずに!ロン!あなたもよ?」
ロン「……」
黒マイオニー「そうやって大事なことには気づかずに!そう!気づいたら目の前が真っ黒になるのよ!真っ黒に!」
ハリー「……(真っ黒なのは君だろとつっこみたい)」
黒マイオニー「なあに、言いたいことがあるならハッキリ言って頂戴。白黒つけましょう?」
ロン「……(黒いのは君だけにしろとつっこみたい)」
コンコンッ
黒マイオニー「だから、あなたたちは――あら、ジニーかしら。もう、本当にすぐじゃないの」
ハリー「あ、あぁ、ごめん。緊急事態だったものだから」
黒マイオニー「よくあることじゃない、家でみんなでお食事なんて」
ロン「こんなことがよくあったら僕ぁマーリンの髭が何メートルあっても足りないよ」
黒マイオニー「はいはい猿股猿股。追加のお客様はジニーだけなんでしょうね?」
ハリー「うん……あ、待てよ。そうだ。今日は家にも客が来てたんだ。だから、ひょっとして――」
ガチャッ
ジニー「こんばんは。ハリー、あんな手紙をよこして何事なの……えっ!?」
ルーナ「こんちは。あんまりだったからあたしも着いてきたけど……あれ?」
黒マイオニー「こんばんは、二人とも」
ハリー「……ルーナが一緒かも、って」
ロン「あぁ、こりゃまたややこしくなりそうだ」
ジニー「えっ、あ、えっ?あの、そこにいるの……え?アンジェリーナのご親戚?」
ルーナ「こんばんは、ハーマイオニー。お邪魔してもいい?」
黒マイオニー「あら、何言ってるのジニー。私は……えっ」
ハリー「!?」
ロン「!?」
ジニー「えっ、ルーナ?ハーマイオニーって、何言って……」
ルーナ「あら、名前も変えたの? 見れば分かるもン、あんたがハーマイオニーだって」
黒マイオニー「……」
ルーナ「でも、あたしは前の方が好きかな。だってあの巻き髪って、ゲルヌンブリの――」
黒マイオニー「……ふーっ。まったく、あなたには敵わないわね。座って、二人とも。ロン、ハリー、ごめんなさい。全部説明するわ」
ハリー「ポリジュース薬……あぁ、そっか。馴染み深すぎて思いつかなかった。闇祓い失格だなぁ」
ジニー「その理屈よくわかんないけど……もー!!びっくりしたわ!」
ロン「まったくだ!!!まったくだよ本当に!」
ハーマイオニー「ごめんなさい……」
ルーナ「あたしはあれはあれで面白いと思ったけど」
ハリー「ある意味ね」
ロン「面白くてたまるか! ハーマイオニー、君らしくないぜこんな悪戯するなんて。勘弁してくれよ」
ハーマイオニー「悪戯じゃ、ないのよ。真剣だったの……」
ハリー「……ロン、聞いてあげようよ。ハーマイオニー、どうしたのさ」
ジニー「ロンが何かしたなら私が『コウモリ鼻くそ』るわ」
ルーナ「話してみれば楽になるもン」
ハーマイオニー「……」
ハーマイオニー「……私、今、『魔法法執行部』にいるじゃない?」
ハリー「あー、うん。『魔法動物規制管理部』を経てね」
ジニー「キャリアまっしぐら、凄いことじゃない。それが?」
ハーマイオニー「そう。『規制管理部』で、いいえ、その前からね。学生の頃から私、不等な扱いを受ける生き物たちのために働いていたわ」
ロン「反吐が……いや、うん。続けて」
ハーマイオニー「でもね、分かったの。彼らの生き方まで否定するやり方は間違ってるわ。変えなくてはいけないのは彼らに対する私達の態度で、彼らを理解することが必要なんだ、って。規制管理部じゃ、根本的な解決にはならなかった」
ハリー「……」
ハーマイオニー「だから、今の部署に移れて凄く誇らしいし、光栄だわ。そこで、やらなくちゃいけないことも見えてきたの。魔法族が魔法族以外への差別、よりも先に」
ロン「……」
ハーマイオニー「魔法族、の『内』でさえ差別している以上、ここからまず変えないと、って」
ジニー「……」
ルーナ「お茶もらっていい?」
ロン「空気読めよ」
ロン「……君が今の部署に移ってから、『マグルやマグル生まれを差別する法案』を撤廃するよう頑張ってるのは、みんな知ってるよ。もちのロンで」
ハーマイオニー「そう……けど、ね。今まで言ったことなかったけれど、これまで、省内で『マグル生まれだから連中を贔屓するだけだ』って……言われたことは一度や二度ではないわ」
ロン「ちょっと待っててくれる?魔法省に特大ドラゴン花火五百個ほど放り込んでくるから」
ハーマイオニー「落ち着いて。いいのよ、それは。でも、悔しかったわ。そんな偏見が邪魔して、聞いてもらえないことがあるなんて。そんな、時ね……あー、彼に、あったの」
ジニー「彼?誰?」
ハーマイオニー「あー、その……えぇっと……たまたま、英国魔法省に用事で……執行部に来たのは私に会いにと言っていたけど……」
ルーナ「?」
ハーマイオニー「ほら、去年ワールドカップ優勝の後引退して、ブルガリアの『魔法ゲーム・スポーツ部』に入る打診を受けてるって報道もあったでしょ?その……」
ハリー「クラムが来たんだね」
ロン「ちょっと待っててくれる?ブルガリアにスクリュート型花火五千個ほどぶちこんでくるから」
ハーマイオニー「お、落ち着いて頂戴」
ロン「野郎、一度涙ながらに引退した時は流石に同情してやったってのに……」
ハリー「去年の復帰からの代表入りの時は散々叩かれてたっけ……君は擁護側だったと思うけど?」
ロン「今なら言えるね。『ひっこめ!ビッキー!』って」
ハーマイオニー「やめて頂戴……で、少しお話しして。それで、あー」
ハーマイオニー「『君ヴぁ昔と、少しも変わらないね』って」
ロン「ブラッジャー投げつけてやりたいよな」
ハーマイオニー「それで、思ったの……私は、変わるべきなんじゃないかしら、って」
ハリー「うん……うん?」
ハーマイオニー「いつまでも、なに?ロンの言い方で言えば『舐められる』のは……変わらないせいなのかしら、って」
ジニー「……その理屈は、よく……」
ルーナ「結婚して似たんだねきっと。面白ロンだ」
ハーマイオニー「それで……マグル社会では、黒人というだけで差別される風潮が未だに残ってるの。でも、キングズリーは堂々としているわ。そのことに、気づいて……」
ロン「……」
ハーマイオニー「えーっと、それで……そう、なれればいいわ、って……あの、思って」
ロン「ものの見事に迷走したわけだ」
ハーマイオニー「……マーリンの猿股」
ロン「あぁ、そりゃもう特大の大猿股だよ」
ハーマイオニー「……心配かけてごめんなさい」
ロン「まったくだ……まったくだよハーマイオニー!その変身した女の人にも謝っておけよな!知り合いかい?」
ハーマイオニー「ロンドンで入ったカフェで見かけた店員よ。私から見ても魅力的だったから、一本だけ」
ハリー「ロンドンの、なんて店?」
ジニー「その情報どうしても必要?」
ハリー「いや、うん、はは、なんでもないなんでも……つくづく、君らしくなかったねハーマイオニー」
ロン「その通り!大体、なんだい!?ビッキーなんかに言われたことでこんな暴走をするなんて!」
ハーマイオニー「それは、その……」
ロン「省の中でのことにしてもだ!君が出世することにやっかむ連中のことなんて!いいや、そんな奴がいるなら僕に言えよ!それかパパに!聖マンゴ送りにしてくれるぜ!」
ハーマイオニー「……ごめんなさい」
ロン「君は君だからいいんだ、いいか!ハーマイオニー!変わる必要なんてない!!」
ハーマイオニー「……ごめ……え?」
ハリー「……あー」
ジニー「……この流れかー」
ルーナ「子供たちがいなくてよかったもン」
ロン「君はそれだけで十分魅力的だし、誰にも負けないんだ!いいか!」
ロン「僕のハーマイオニーに勝手するのは、例え君本人でも許さな――なっ!?っちょ、ハーマイオニー、ちょ――」
ハーマイオニー「あぁ、ロン――ロン!あなたって――あなたって本当に!」
ハリー「ワールドカップの時の観客席の二人のキスの写真、まだジョージの店に飾ってあるってあるのかな。これも追加してもらおうよ」
ジニー「何枚目になるのかしらね」
ルーナ「頑張れぇ、ロナルド。息継ぎしないと倒れちゃうもン」
完
ジェームズ「モリーばあちゃん、アルバスに悪戯仕掛けたことは反省してるからもう勘弁してよ……」
モリー「だめです!さあ、書き取りなさい!学校でもいつもしてるんでしょうねまったく!その悪戯小僧っぷりは誰に似たんだか!名前かしらねえ!」
ジェームズ「なにそれ……えぇっと……アルバス、『呪われた子供』にしてごめんなさい、っと……」
今度こそ、完
びっくりしたけどそれはそれで正当続編楽しみやで!
日本で公開するなら、このインパクトを超えるには剛○とかキャスティングするしかないな!
『ロン「○力マイオニーはもう友達じゃない」』で会おうや!
じゃあの!
演劇版ハリー・ポッター
ハリー・ポッターと呪われた子供
2016年7月30日 公開開始!
乙!笑ったwwww
黒人ってことにケチはつけたくないけどエマのイメージがなぁ
差別はあかん言って誰よりも差別しちゃってるのが向こうの人の特徴だから仕方ない
最初から黒人だったならいいけどな
途中からあえて黒人に変更するのはちょっとな
作中では明言されてない←まあ確かに
だからあえて黒人にしよう←ファッ!?
本当にこういうオチならいいけど何故ああしたのか
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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:03:49.81 ID:KA0n5JpRO
魔法省 闇祓い局
ロン「僕は正気だよ!助けてくれよハリー!ポッター局長!」
ハリー「落ち着けよ……君ね、夫婦間の問題をここに持ってくるのやめてくれって何度言わせるのさ」
ロン「これが落ち着いていられるかい!?想像してみろ、ある日帰ったら家に知らない黒人の女の人がいて、自分の奥さんだって名乗るんだぜ!?君ならどうする!?」
ハリー「とりあえず『武装解除』して拘束、所持品を『化けの皮はがし』呪文で調べた後、省にべリタセラム使用の許可を取るね」
ロン「ヒューッ!敏腕闇祓いは冷静沈着ですっげーや!マーリンの髭!」
ハリー「だから落ち着けよ……短い間でも君もそうだっだじゃないか、まったく」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:06:15.72 ID:KA0n5JpRO
ハリポタ続編演劇 キャスト発表 ハーマイオニーは黒人女性に
http://www.pottermania.jp/info/event/log2015/151221Harry_Potter_and_the_Cursed_Child_Annouces_Its_Leads_Casts.htm
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:08:15.30 ID:/yezbpxZo
なんだこれ→URL開く→なんだこれ!?
・彡(°)(°)「お!近所のJCやんけ声かけたろ!」
・男の娘「残念実はおと――」男「嘘だ!」
・子供「らんら〜ん♪」熊「あっ」子供「あっ」熊「あっ」もぐもぐ
・シンジ「毛虫なんてどうかな?」 ゲンドウ「・・・・・・」
・悟空「ブルマ先っちょだけ挿れさせてくんねぇか」 ブルマ「はぁ!?」
・【※画像あり】このHカップJKの体操服姿どうみても不自然すぎやろwwwwwwwwwwwww
・巨乳よりも何倍も敏感に反応する膨らみかけのちっぱい!!
・【衝撃画像】壇蜜・フルヌード(乳首丸出し)でフ●ラ○オ!⇒2ch「完全にAVだろ、これ…」
・【※神スレ※】パ●ティに手突っ込んで手マンしてる画像クレメンス → 「シコった」「女だけどシ...
・【wおかえりw】一度足を洗うも結局戻ってきてしまった悲しいA●女優がこちらwwwwwww...
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:09:01.93 ID:KA0n5JpRO
ハリー「たちの悪い、いや、意味の分からない冗談はもういいよ。君、暇なら書類手伝って行ってくれない?」
ロン「冗談だったらどれだけいいか……今回は本当に!大真面目に大問題なんだ!」
ハリー「それ、先週ハーマイオニーと痴話喧嘩の末頭にポットを被った状態でここに来た時も聞いてる……ちなみに僕今その時の報告書を――」
ロン「真面目に聞いてくれよハリー!言ってるだろ!?ハーマイオニーが黒人になっちまったんだ、って!」
ハリー「君こそ真面目にどうかしてるんじゃないのか……何か変なものでも食べたとか」
ロン「ん?ハーマイオニーの料理がなんだって?」
ハリー「……あー、まぁ、性質の悪い薬なんかを盛られてない可能性が無いとも言えないな、その分だと」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:13:29.38 ID:KA0n5JpRO
ロンハー家前
ロン「なんだかんだ言って仕事を切り上げて僕ん家に着いて来てくれるハリーって本当に親友だよな」
ハリー「義兄風を吹かせたのが誰かは言わないよ……どうせ帰りに寄るつもりだったからね。今日は子供たちが『隠れ穴』に帰ってるから」
ロン「僕のとこもさ……で、二人を送って帰ってきたらハーマイオニーがおったまげた事になってたんだ」
ハリー「はいはい……何が言いたいのか分からないけどさ」
ガチャッ
ハリー「喧嘩して僕に仲裁を頼みたいなら、いつもみたいに普通に呼べよ。ハーマイオニー、またなにか――」
黒マイオニー「あら、ハリー!こんばんは!来るなら連絡くれれば――」
ハリー「間違えました」
バタンッ!!!
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「…………は?」
ロン「…………な?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:16:40.50 ID:KA0n5JpRO
ハリー「……ハハハ、ちょっと残業続きで疲れてるのかな。いけないいけない。週に何度ロンの家に来させられてると思ってるんだまったく。えーっと?ここは何番地だっけ?」
ロン「確認しても、住所は合ってるぜ。ここは僕ん家、そして今のがハーマイオニーだ」
ハリー「いやいやいや」
ロン「だから言ったろ」
ハリー「別人じゃないか!」
ロン「だから言ったろって言ってるだろ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:25:04.52 ID:KA0n5JpRO
ハリー「……精々、その、君の言うことがありえるとしても……何かに腹を立てたハーマイオニーが、呪文で凄く日焼けして?やさぐれた雰囲気でも出して無言の抗議をしてるのかな、と思っていたけどさ」
ロン「別人だろ?人種から」
ハリー「……聞きたいんだけど、それでも君が今の女の人をハーマイオニーだと言い切る理由はなんだい?」
ロン「そりゃ最初は僕だって『誰だよ!ハーマイオニーはどこだ!?』って問い詰めたさ。でも、彼女、言うことなすことハーマイオニーなんだ」
ハリー「……僕達しか知らないことも知ってる、そういうことかい?」
ロン「あぁ……学生時代の僕達の冒険、最近あった家族の間での出来事、それに」
ハリー「……」
ロン「それに、ハリーの思春期全開だった頃の面白発言集……おっと」
ハリー「事が済んだら『忘却術士』がここに派遣されると思っておけよ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:29:25.28 ID:KA0n5JpRO
ハリー「……帰っていいかい?」
ロン「駄目だ。朝まで付き合ってもらうぞ、義弟よ。そして解決してくれ僕らの英雄」
ハリー「君の中では僕にいくつの称号があるんだろうね……」
ガチャッ
黒マイオニー「あ、やっと入ってきたわね。何をコソコソしているの?」
ハリー「あ、ハハハ。ちょっとね……えーっと、あー……ハーマイ、オニー?だよね?」
黒マイオニー「だよね、って。なあに、ハリー。親友の顔を忘れたの?」
ハリー「いや、覚えてるよ。しっかりはっきり覚えてるからこその質問なんだけどさ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:36:22.69 ID:KA0n5JpRO
ハリー「えっと、あー……少し、焼けた?その、ハハ……またフランスにでも行ったのかい?」
黒マイオニー「ふふっ、いつの話なの、それ。私達が三年生になる夏休みよね……パパとママももう歳だから、スキーに行く元気はないと思うわ」
ハリー「そ、そう……そりゃいいや」
黒マイオニー「よかないわよ。でも、私達家族で行くっていうのはありね。あそこはステキなところだもの。料理も美味しいし。ブイヤベースとか……ロン、私別に今くしゃみしてないわよ」
ロン「……ハーマイオニーだ」
黒マイオニー「なにそれ。私はいつだってハーマイオニーでしょ……それじゃ私、料理の続きするわね。ハリー、来るなら早く連絡を頂戴。知ってるでしょう?料理は『ガンプの元素変容の法則』の5つの例外の1つで――」
ハリー「ご、ごめんなさい」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:37:34.65 ID:KA0n5JpRO
ハリー「……ハーマイオニーだ」
ロン「……ハーマイオニーだろ」
ハリー「でも、今キッチンで料理をしてる後姿は……」
トントントントン
黒マイオニー「〜♪」
ハリー「……違う人だ」
ロン「違う人だろ」
ハリー「……君と二人だから言うけど、昔カフェで気になった黒人の女の子にちょっと似てる」
ロン「ジニーには言わないでやるから一つ貸しだぜハリー。今度ランチおごれよ」
ハリー「その理屈で言うと僕は向こう一年はランチ代に困らないんだけどね」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:41:54.81 ID:KA0n5JpRO
ハリー「声しか元のハーマイオニーとの共通点がないじゃないか」
ロン「あぁ……肌は言わずもがな。背も随分高くなってるし、顔も……」
ハリー「……」
ロン「唇がぷっくりしてて、目が大きい。あとは……そうだな。後ろから見た時これでもかって主張してるあのドンケツとか、悪くない」
ハリー「…………」
ロン「まあ、アリかナシかで言ったらアリではあるんだけど」
ハリー「誰にも言わないでやるから黙れよ。十個ほど貸しが増えたよこれで」
ロン「冗談の一つくらい言わせろよ……どうすればいいんだろう」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:43:20.07 ID:KA0n5JpRO
ハリー「とりあえず、ジニーに『すぐに来てくれ!』って手紙は飛ばしたよ」
ロン「頼りになる妹がいてよかったよ……どうしてこんなことになったんだろう」
ハリー「ハーマイオニー本人が至って普通に接してくる以上、こっちも大きく出れないしね……これで慌てふためいているようなら杖を調べるなりなんなり出来るんだけど」
ロン「普通、だもんなぁ。なんならいつもより機嫌がいいくらいだぜ。相当気に入ってるのかな、あの姿が」
ハリー「いや、あの反応を見るに自覚がないのかもしれない……うん、そうか」
ロン「なんだい?」
ハリー「誰かに、変身させられてる可能性があるんじゃないか?そうなると、僕もここからは本気で事にかからなきゃいけなくなる」
ロン「ここからは、って……今までは?」
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「……ごめん、正直ちょっと面白かった」
ロン「……いや、いいよ。うん。僕もこれで相手がネビルなら、ヒーヒー言って笑ってるから。うん」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:46:10.45 ID:KA0n5JpRO
ハリー「誰か他の魔法使いか魔女に姿を変えられて、それで、記憶を……」
ロン「でも、なんでだって黒人なのさ。何の意味があって?」
ハリー「それは……分からない。僕らが困るの見てを楽しむつもり、とか」
ロン「嫌がらせするつもりなら、エロイーズ・ミジョンみたく鼻でもずらしてやる方が効果的だろ?」
ハリー「君は何の嫌がらせでことあるごとに彼女をそういう引用に使うのか」
ロン「変な顔って言ったら彼女だろ」
ハリー「獄中にもいるじゃないか、一人」
ロン「あれは変な顔じゃない、悲惨な顔だろ、あのアンブリ、オエッ、ババアはさ。」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:52:38.35 ID:KA0n5JpRO
ロン「別人にするって、ただ意味不明なだけだよ。そりゃ、混乱はさせられてるけどさぁ」
黒マイオニー「珍しく真剣な話をしてるみたいね。続きは食事の後にでもしたら?」
ハリー「あ、あぁ、ありがとう……あー、そういえばもうすぐジニーも来るよ」
黒マイオニー「まあ!ハリー、だからそれならそうと早く言ってとさっきも!」
ハリー「ご、ごめん……ほかの事で頭が真っ黒、いや、一杯で……」
黒マイオニー「黒いのはあなたの髪の毛だけにして頂戴!」
ハリー「…………うん、そうだね」
ロン「よく堪えたぜハリー」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:54:15.88 ID:ugEKrwGuO
書くと思ったぜあんたなら
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:54:49.09 ID:KA0n5JpRO
黒マイオニー「もう、あなたって少しも昔と変わらないんだから!」
ハリー「……」
黒マイオニー「昔から言わなきゃいけないことをちゃんと言わずに!ロン!あなたもよ?」
ロン「……」
黒マイオニー「そうやって大事なことには気づかずに!そう!気づいたら目の前が真っ黒になるのよ!真っ黒に!」
ハリー「……(真っ黒なのは君だろとつっこみたい)」
黒マイオニー「なあに、言いたいことがあるならハッキリ言って頂戴。白黒つけましょう?」
ロン「……(黒いのは君だけにしろとつっこみたい)」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 16:55:47.53 ID:KA0n5JpRO
コンコンッ
黒マイオニー「だから、あなたたちは――あら、ジニーかしら。もう、本当にすぐじゃないの」
ハリー「あ、あぁ、ごめん。緊急事態だったものだから」
黒マイオニー「よくあることじゃない、家でみんなでお食事なんて」
ロン「こんなことがよくあったら僕ぁマーリンの髭が何メートルあっても足りないよ」
黒マイオニー「はいはい猿股猿股。追加のお客様はジニーだけなんでしょうね?」
ハリー「うん……あ、待てよ。そうだ。今日は家にも客が来てたんだ。だから、ひょっとして――」
ガチャッ
ジニー「こんばんは。ハリー、あんな手紙をよこして何事なの……えっ!?」
ルーナ「こんちは。あんまりだったからあたしも着いてきたけど……あれ?」
黒マイオニー「こんばんは、二人とも」
ハリー「……ルーナが一緒かも、って」
ロン「あぁ、こりゃまたややこしくなりそうだ」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:00:31.24 ID:KA0n5JpRO
ジニー「えっ、あ、えっ?あの、そこにいるの……え?アンジェリーナのご親戚?」
ルーナ「こんばんは、ハーマイオニー。お邪魔してもいい?」
黒マイオニー「あら、何言ってるのジニー。私は……えっ」
ハリー「!?」
ロン「!?」
ジニー「えっ、ルーナ?ハーマイオニーって、何言って……」
ルーナ「あら、名前も変えたの? 見れば分かるもン、あんたがハーマイオニーだって」
黒マイオニー「……」
ルーナ「でも、あたしは前の方が好きかな。だってあの巻き髪って、ゲルヌンブリの――」
黒マイオニー「……ふーっ。まったく、あなたには敵わないわね。座って、二人とも。ロン、ハリー、ごめんなさい。全部説明するわ」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:03:58.46 ID:KA0n5JpRO
ハリー「ポリジュース薬……あぁ、そっか。馴染み深すぎて思いつかなかった。闇祓い失格だなぁ」
ジニー「その理屈よくわかんないけど……もー!!びっくりしたわ!」
ロン「まったくだ!!!まったくだよ本当に!」
ハーマイオニー「ごめんなさい……」
ルーナ「あたしはあれはあれで面白いと思ったけど」
ハリー「ある意味ね」
ロン「面白くてたまるか! ハーマイオニー、君らしくないぜこんな悪戯するなんて。勘弁してくれよ」
ハーマイオニー「悪戯じゃ、ないのよ。真剣だったの……」
ハリー「……ロン、聞いてあげようよ。ハーマイオニー、どうしたのさ」
ジニー「ロンが何かしたなら私が『コウモリ鼻くそ』るわ」
ルーナ「話してみれば楽になるもン」
ハーマイオニー「……」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:06:00.13 ID:KA0n5JpRO
ハーマイオニー「……私、今、『魔法法執行部』にいるじゃない?」
ハリー「あー、うん。『魔法動物規制管理部』を経てね」
ジニー「キャリアまっしぐら、凄いことじゃない。それが?」
ハーマイオニー「そう。『規制管理部』で、いいえ、その前からね。学生の頃から私、不等な扱いを受ける生き物たちのために働いていたわ」
ロン「反吐が……いや、うん。続けて」
ハーマイオニー「でもね、分かったの。彼らの生き方まで否定するやり方は間違ってるわ。変えなくてはいけないのは彼らに対する私達の態度で、彼らを理解することが必要なんだ、って。規制管理部じゃ、根本的な解決にはならなかった」
ハリー「……」
ハーマイオニー「だから、今の部署に移れて凄く誇らしいし、光栄だわ。そこで、やらなくちゃいけないことも見えてきたの。魔法族が魔法族以外への差別、よりも先に」
ロン「……」
ハーマイオニー「魔法族、の『内』でさえ差別している以上、ここからまず変えないと、って」
ジニー「……」
ルーナ「お茶もらっていい?」
ロン「空気読めよ」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:07:30.75 ID:KA0n5JpRO
ロン「……君が今の部署に移ってから、『マグルやマグル生まれを差別する法案』を撤廃するよう頑張ってるのは、みんな知ってるよ。もちのロンで」
ハーマイオニー「そう……けど、ね。今まで言ったことなかったけれど、これまで、省内で『マグル生まれだから連中を贔屓するだけだ』って……言われたことは一度や二度ではないわ」
ロン「ちょっと待っててくれる?魔法省に特大ドラゴン花火五百個ほど放り込んでくるから」
ハーマイオニー「落ち着いて。いいのよ、それは。でも、悔しかったわ。そんな偏見が邪魔して、聞いてもらえないことがあるなんて。そんな、時ね……あー、彼に、あったの」
ジニー「彼?誰?」
ハーマイオニー「あー、その……えぇっと……たまたま、英国魔法省に用事で……執行部に来たのは私に会いにと言っていたけど……」
ルーナ「?」
ハーマイオニー「ほら、去年ワールドカップ優勝の後引退して、ブルガリアの『魔法ゲーム・スポーツ部』に入る打診を受けてるって報道もあったでしょ?その……」
ハリー「クラムが来たんだね」
ロン「ちょっと待っててくれる?ブルガリアにスクリュート型花火五千個ほどぶちこんでくるから」
ハーマイオニー「お、落ち着いて頂戴」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:14:08.53 ID:KA0n5JpRO
ロン「野郎、一度涙ながらに引退した時は流石に同情してやったってのに……」
ハリー「去年の復帰からの代表入りの時は散々叩かれてたっけ……君は擁護側だったと思うけど?」
ロン「今なら言えるね。『ひっこめ!ビッキー!』って」
ハーマイオニー「やめて頂戴……で、少しお話しして。それで、あー」
ハーマイオニー「『君ヴぁ昔と、少しも変わらないね』って」
ロン「ブラッジャー投げつけてやりたいよな」
ハーマイオニー「それで、思ったの……私は、変わるべきなんじゃないかしら、って」
ハリー「うん……うん?」
ハーマイオニー「いつまでも、なに?ロンの言い方で言えば『舐められる』のは……変わらないせいなのかしら、って」
ジニー「……その理屈は、よく……」
ルーナ「結婚して似たんだねきっと。面白ロンだ」
ハーマイオニー「それで……マグル社会では、黒人というだけで差別される風潮が未だに残ってるの。でも、キングズリーは堂々としているわ。そのことに、気づいて……」
ロン「……」
ハーマイオニー「えーっと、それで……そう、なれればいいわ、って……あの、思って」
ロン「ものの見事に迷走したわけだ」
ハーマイオニー「……マーリンの猿股」
ロン「あぁ、そりゃもう特大の大猿股だよ」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:30:45.41 ID:KA0n5JpRO
ハーマイオニー「……心配かけてごめんなさい」
ロン「まったくだ……まったくだよハーマイオニー!その変身した女の人にも謝っておけよな!知り合いかい?」
ハーマイオニー「ロンドンで入ったカフェで見かけた店員よ。私から見ても魅力的だったから、一本だけ」
ハリー「ロンドンの、なんて店?」
ジニー「その情報どうしても必要?」
ハリー「いや、うん、はは、なんでもないなんでも……つくづく、君らしくなかったねハーマイオニー」
ロン「その通り!大体、なんだい!?ビッキーなんかに言われたことでこんな暴走をするなんて!」
ハーマイオニー「それは、その……」
ロン「省の中でのことにしてもだ!君が出世することにやっかむ連中のことなんて!いいや、そんな奴がいるなら僕に言えよ!それかパパに!聖マンゴ送りにしてくれるぜ!」
ハーマイオニー「……ごめんなさい」
ロン「君は君だからいいんだ、いいか!ハーマイオニー!変わる必要なんてない!!」
ハーマイオニー「……ごめ……え?」
ハリー「……あー」
ジニー「……この流れかー」
ルーナ「子供たちがいなくてよかったもン」
ロン「君はそれだけで十分魅力的だし、誰にも負けないんだ!いいか!」
ロン「僕のハーマイオニーに勝手するのは、例え君本人でも許さな――なっ!?っちょ、ハーマイオニー、ちょ――」
ハーマイオニー「あぁ、ロン――ロン!あなたって――あなたって本当に!」
ハリー「ワールドカップの時の観客席の二人のキスの写真、まだジョージの店に飾ってあるってあるのかな。これも追加してもらおうよ」
ジニー「何枚目になるのかしらね」
ルーナ「頑張れぇ、ロナルド。息継ぎしないと倒れちゃうもン」
完
ジェームズ「モリーばあちゃん、アルバスに悪戯仕掛けたことは反省してるからもう勘弁してよ……」
モリー「だめです!さあ、書き取りなさい!学校でもいつもしてるんでしょうねまったく!その悪戯小僧っぷりは誰に似たんだか!名前かしらねえ!」
ジェームズ「なにそれ……えぇっと……アルバス、『呪われた子供』にしてごめんなさい、っと……」
今度こそ、完
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:34:25.30 ID:KA0n5JpRO
びっくりしたけどそれはそれで正当続編楽しみやで!
日本で公開するなら、このインパクトを超えるには剛○とかキャスティングするしかないな!
『ロン「○力マイオニーはもう友達じゃない」』で会おうや!
じゃあの!
演劇版ハリー・ポッター
ハリー・ポッターと呪われた子供
2016年7月30日 公開開始!
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:44:02.75 ID:7qoJyFF30
乙!笑ったwwww
黒人ってことにケチはつけたくないけどエマのイメージがなぁ
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:48:57.69 ID:uoDWxA0V0
差別はあかん言って誰よりも差別しちゃってるのが向こうの人の特徴だから仕方ない
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 17:52:38.79 ID:Mm4zDDwM0
最初から黒人だったならいいけどな
途中からあえて黒人に変更するのはちょっとな
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 18:04:31.64 ID:68qUAKUbo
作中では明言されてない←まあ確かに
だからあえて黒人にしよう←ファッ!?
本当にこういうオチならいいけど何故ああしたのか
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