Apple Musicにハイレゾストリーミングがやってくる?
CDを超える音質を実現する音楽データ「ハイレゾ」。家電量販店でも対応商品が増えてきたこの新規格ですが、その波はまだまだ広がりを見せそうです。アップル情報に詳しいMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]によると、アップルはハイレゾ仕様に対応したストリーミングを2016年にむけて開発しているというのです。
ハイレゾという言葉は昔から使われてきましたが、2014年にJEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)はハイレゾを「CD、もしくはDATを超えるクオリティの音源」と定義しました。つまりCDの44.1kHz/16bitやDATの48kHz/16bitを超えるクオリティの音源はすべてハイレゾ扱いとなります。
今回の情報によれば、アップルは96kHz/24bitのハイレゾストリーミングを開発しています。確かにサンプリング周波数も量子化ビット数も、CDを圧倒的に上回るスペックです。このクオリティのストリーミングサービスが聞けるとすればユーザーとしては嬉しい限りですが、一方ではCDクオリティの3倍以上となるデータ容量が心配でもあります。
また同ブログでは、高級オーディオメーカーがLightning対応オーディオケーブルを2016年に追加する計画だとも伝えています。これは少し前の話ですが、以前Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]は「iPhone 7はヘッドホン端子を廃止し、Lightningポート経由でイヤホンを接続する」と報じました。もしそれが事実なら、今回伝えられたオーディオメーカーの動きもiPhone 7での変更を裏付けるものとなります。
手持ちのイヤホンがそのまま使えなくなるのは正直痛いですが、Lightningポートだけを搭載して薄型にリニューアルされたiPhone 7の姿もぜひ見てみたいですね!
image by d8nn / shutterstock.com
source: Macお宝鑑定団Blog[羅針盤]
(塚本直樹)
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