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絵里
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1: 名無しで叶える物語(テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:27:11.48 ID:fR3ythO+0.net
・『ラブライブ!』の二次創作の百合SSです
・えりうみです
・原作設定で絵里ちゃんが高三の時の話です
・作者はえりうみ推しのSS初心者ライバーです
 (地の文も初めてなので大目に見てください・・・)
・実はとある有名歌手様の曲をモチーフにしたSSです
 すごい泣ける歌なのでぜひ聞いてみてください!
・歌詞に合わせた鬱展開があるので苦手な人はブラウザバック
・えりうみは共鳴

それでは、μ'sic S.T.A.R.T!!



  ◆  ◆  ◆

絵里「オラァッもっと膣締め上げなさいッッ!!」ズボズボチカッ

後輩2「んあ゙ぁあ゙あっ♥ しゅいませぇえ゙え゙ぇえんっっ♥&
    かいちょおぉ゙っ♥おっきぃいいよお゙お゙おおおっ♥♥」ビクンビクンッ

2: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:28:21.23 ID:fR3ythO+0.net
絵里「んぅっ♥ 出すわよッ!どこに欲しいか言いなさいっ!!」ズボッズッポポ

後輩2「なかですぅ゙っゔう♥
    かいちょぉのバフチンっ♥あたしにスパシーボしてくらしゃいぃいい♥♥」ビクン

絵里「いいわよっ・・・んんっスパッシィーーボォオオッッッ!!!」ズボボボ ドピューン

後輩2「あぁぁあ゙あああ゙っっ♥♥ナボコフしちゃぅゔゔっっ♥♥」プシャー




心臓の音

とくとく鳴ってる ぜえぜえ鳴いてる

生きてるって感じがした

なのに・・・・・私のハートはもう、冷え始めてしまう


後輩2「ぁぁあああっ・・・♥
    かいちょおのザミャーチン・・・♥ あったかいぃい・・・♥」ビクンビクン


どうしてだろう

こんなに身体を重ねたって

どうして 心だけは埋められないの

4: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:29:15.40 ID:fR3ythO+0.net
カーテンを閉め切った生徒会室

今日の子のにおいと、私たちの汗

隙間から差し込む午後の光

光にさらされるのが 怖かった


後輩2「・・・・会長。ティッシュどうぞ」

絵里「ありがとう。・・・ごめんね」


すると、その子も笑ってくれた

私が抱いてきた子たちは みんな同じ顔をする

私が傷つけてきた子たちは

みんな


後輩2「あたし、都合のいい女ですね。ドラマみたい」あははっ

絵里「・・・さ、お着替えしましょう?」


タオルで拭いてあげる

私がスパシーボしたザミャーチンで汚れた身体をきれいに

そんなことしたって

この罪は洗い流せないのに

6: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:31:32.89 ID:fR3ythO+0.net
ガチャッ

絵里「っ!? の、のぞみっ!?」


希「ごめんえりち! いま海未ちゃんに見つかったら殺される!
  ちょっとかくまってな!!

  今だけうちのこと、えりち、守って!!」


いきなり現れた希

足下で、下着姿のあの子が身を隠す

希は


なにも言わない


後輩2「あ、あの・・・」

絵里「いいから、着替えちゃいなさい。
   もう、今のは希がわるいんだからね」

ごめーん、って遠い声

希は何でもゆるしてくれる

ゆるしてくれるのが 怖かった



後輩2「わぁ♡ 会長のバフチン、まだ全然ボリシェビキですねっ」つんつん

絵里「いいから早く帰ってっ!!///」

8: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:33:32.57 ID:fR3ythO+0.net
ドアの閉まる音が、耳に重く刺さった


絵里「・・・・何も、言わないのね」

希「えりちは言わない方が応えるやん?」


あの子の瞳が

私の胸の奥まで 照らしていた

陰の中まで、ずっと


希「・・・・えりちって、うちらメンバーとはしないんよね」

絵里「うん。・・・それだけは、ダメって決めてる」


ウソ

否定されるのが 怖いだけ

ううん、違う

私よりも私の身体を求められるのが、一番怖いの

わかってるのに、身体の関係にすがってばかり



もし誘われちゃったら、分からない

海未ならそんなこと、絶対しないけれど


絵里「・・・いつもね、こんなこと続けてちゃダメって思うの。
   だけど、そしたら、怖くなって」

希「ほーんと欲望にすぐ負けちゃうんやから。
  えりち、負けが多いね」


笑った顔

その顔も 信じられなくなってしまう

9: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:34:55.16 ID:fR3ythO+0.net
ガチャッ

海未「すみません絵里、ここらで凛とのぞ――」


希「・・・・・」

海未「・・・・・」ニコッ

絵里「・・・・・知らない、って言うように頼まれたんだけど」

希「えりちー!? この裏切り者っ!!」ガーン

絵里「いや、今さらもうバレバレじゃない・・・」


希「あれっ? わわっ大変、空から巨大なスプートニクがっ!」ユビサシ

海未「へっ?  ああっちょっ希っ!待ちなさいっ!!」


嵐が過ぎ去っていく

海未はひとつ、ため息をもらした


絵里「もう、海未もちょっとは練習ゆるくしてあげたら?」ふふっ

海未「二人ともすぐ調子に乗るんですから・・・」はぁ


なんでもない、友達同士みたいな会話

いつまでも続けていたかった


でも、海未は見逃してくれない

あの子はいつだって 正しい人だから


海未「・・・それであの、絵里、
   どうしてそんな格好なんですか?///」

10: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:36:48.97 ID:fR3ythO+0.net
絵里「・・・ちょっと暑くなっちゃって、着替えようとしてたとこっ」

床に広がってたシャツに腕を通した

まだ暖かい

海未の目なんて、見れるわけなかった



海未「――うちの弓道部の子と、会ったんですか?」


ああ

遅かったんだ


絵里「別に・・・会ってお茶して、ちょっとチカチーロしただけよ」

海未「本当のことを聞かせてください!」


言い逃れなんてできそうになかった

いっそ、海未に全てぶちまけてしまおうかしら?

きっとそうでもしなければ

私は変われないのだから・・・


負けるな、私

11: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/05(土) 23:38:04.60 ID:fR3ythO+0.net
――――――
――――
――

 後輩5「あむっ・・・♡ちゅっれろっ・・・♡ んふぅううっ・・・///」フェラッ

 絵里「そうそう、いい子よ・・・
    私のバフチンもすっかりボリシェビキしちゃった」ニコッ

 後輩5「ぷはぁっ! ・・・先輩、そろそろ、・・・くださいぃ///」


 絵里「だぁめ♪ ちゃーんと先輩におねだりしなさい?」クチュッ

 後輩5「あぁあっっ♥ せんぱぁい・・・はあっはあっ・・・♥
     私のえっちなメンシェビキでっ・・・スパシーボしてくださぁい・・・!!///」カアッ

 絵里「よくできました♪」

 ズブリッ


 後輩5「ぁぁあ゙あ゙ああっっ♥きぼちぃい゙い゙ぃい♥ 
     せんぱいのバフチンっ♥ ゴーゴリしてりゅうぅう♥♥」プッシャー

 絵里「もうっあなたの中、すっかりツヴェターエワね?
    まだまだいくわよ・・・」

 絵里「ハルルルルァアッショオオーーーッ!!」ズッポンズポポン


――
――――
――――――


海未「ぅ・・・え、えりがっ、そんな・・・・///」ぐるぐる


絵里「そうよ、最低でしょう?」

海未「そ、そんなっ・・・/// はっハレンチですぅうう!///」きゅー ばたんっ


海未の目が、回った

目を回したまま 卒倒してしまう

16: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 01:23:52.57 ID:9uEv9PTl0.net
倒れてしまった海未

助け起こそうとして 我に返った


私の指は、汚れてしまっている


絵里「・・・・っ」


床に広がった黒髪

薄く開いたままの唇

あの子の身体の線も、近くにいる私は知っていた

もし、あんなすてきな人とチカチーロできたら、



――ダメ、それだけはダメ!


深呼吸をひとつ

またたいた瞼、気持ちを他にそらす


もう、こんな日々は終わりにしなきゃいけない

身も心もきれいにして、あなたと出会い直すの

生まれ変わるの

17: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 01:24:49.39 ID:9uEv9PTl0.net
  ◆  ◆  ◆


絵里「スパッスィーボォオオオオゥウゥッッ!!!」ドッピューン


級友1「やぁあああっっ♥
    あやせさんのっザミャーチンがながれこみゅううううっ♥♥」ビクンビクンッ




結局また、誰かの身体にすがってしまう

必要とされてるって思いたかったの


あの子の笑顔がまた離れてしまう

18: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 01:25:44.05 ID:9uEv9PTl0.net
調子を崩してるって、亜里沙にも見破られてたみたい

見かけは普通にできてるって思ってたのに

昨日の夜、心配そうな顔で打ち明けられた


亜里沙「これ、ユキホからもらったの♪」


かごいっぱいのフルーツ

高坂家で余ってしまったという


お姉ちゃん、無理はしないでね

亜里沙が言ってくれる

元気出して、なんて

マスカットをひとふさ切ってくれた


――言えない、言えないわよ



口の中ではじけたマスカットの果実

酸味が、心の奥まで突き刺す

その痛みを忘れたくって

誰かを頼ってしまう

19: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 01:26:34.95 ID:9uEv9PTl0.net
級友1「・・・・あんた、いつか刺されるよ」

絵里「・・・そうなったら、そうなればいいのよ」チュプ

級友1「ひゃぅう♡ って、人の話を聞いてっ!」


殺されてしまえばいい

ひとりになると、いつもそう思う


だけど本当は、そんな状況に甘えてたの

いつまでも続くだなんて





海未「――ぁ」


絵里「っ!?」ドピュッ


見られた

海未に、見られた

20: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 01:30:46.96 ID:9uEv9PTl0.net
絵里「海未っ、待って――!」


おいかける

おいすがる

でも、あの子はいなくなってしまう


最後に見た顔

涙の一粒が

目尻をかすめて



絵里「――あ」


動けなくなった私の身体

わかってた

もう、触れる資格なんて――


級友1「行きなよ」

絵里「だって・・・分かるでしょう!?」

級友1「わかるよ。あの子を見るときのあんた、全然違う顔してた」

絵里「・・・っ!」


ザミャーチンまみれの手で

私の肩が強く押された

21: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイ 8096-ikTG) 2015/12/06(日) 01:39:53.89 ID:9uEv9PTl0.net
私は海未を探し回った

海未の残り香を追い求めて 駆け抜けた




            ______
            \        \    向かいのホーム
             |,.\        \
           /   \        \ 
          /    ,. i \_______\ 
          |    /.| |\||_______||~
          | .|   | | |  ||          ||
  _./⌒..───' | / | | .||          ||
  __/⌒ 二二ニニ ノ  U  ||        ||




    |       ノ⌒)    /
    |      ( /  /
    |      || /         _ ―――-
__ノ       | | /     -  ̄
| |          ||     _ノ")
ヽ二二 ヽ -―- 、/ /     (  /    路地裏の窓
_____/ /" ̄/ /ヽヽ_ / /
   /  / _  / /___/ /  -―  、
   |  |/ /    ___/        ヽ
   .\ヽ∠_____/゚ 。     _       \
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             ヽ-二二-―'




こんなところにいるはずないのに

24: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 02:39:53.57 ID:9uEv9PTl0.net
歩き疲れて 立ち止まってしまう

見上げた空はとうに暮れて

遠い町の歓楽街で 私は迷子だった


汚れた空気

けばけばしいネオンライト

化粧まみれの女たち

チャイナタウンのような

いつか本で見た 香港かマカオの風景に似た場所


けれども 今の私にはうってつけの場所に思えた

いっそここで身を投げて――


目に留まったビル

ちょっと汚いけれど、まあまあましなビルに見えた

私はそこに踏み入れようとして


ブルルッ

着信はあの子からだった

『神田明神で待ってます』


私は急ぐ

あの子が待つ神田明神へ――

25: ◆rB0CA7jVXk (テレビ埼玉)@\(^o^)/ (ワッチョイW 8096-PMkI) 2015/12/06(日) 02:40:22.93 ID:9uEv9PTl0.net
  ◆  ◆  ◆


絵里「――みたいなイメージで、
   愛欲に溺れながらも自分を取り戻す、的な?」

絵里「こう、罪人が償いを経て、許される的な・・・
   デュエットは、そういうテーマで一曲お願いできないかしら!」

絵里「で、あわよくば振り付けでこう、アダルティな感じに、」



真姫「できるわけないでしょっ?!
   海未の性格考えてみなさいよっ!!」

絵里「即答!?」