オレンジや黄色のカラフルな球を砂場に転がして、新種のスポーツに使うようなスティックを持って…まるで宇宙にいるような格好をした彼らは、いったい何をしているのでしょう？

ノースダコタ大学の大学院研究生であるTravis Nelson氏が、NDX-1という宇宙服を着て、ケネディ宇宙センターのSwamp Works レゴリス貯蔵所で取り組んでいるのは、地面にあるものを拾ってコンテナに入れる作業。細やかな粉状の土壌は、火星で発見されたのと同じようなものです。大学チームは、試作段階である宇宙服を着ながら、その機能性について調べられています。

表土上でのサンプル採掘といったタスクを実行するうえで、動きやすさなどの柔軟性が確かめられているようです。トップ写真は、NASAが宇宙服のリサーチまで念入りに行なうことがわかる一枚でした。

source: Dimitri Gerondidakis/NASA

Attila Nagy - Gizmodo US［原文］
（Rina Fukazu）