9to5Googleは28日(現地時間)、FCCのデータベース上に「Google Glass Enterprise Edition」の実機画像が、多数公開されていることを伝えています。
今回、FCCのデータベース上に、現行モデルの「Google Glass(Explorer Edition)」とは異なるデザインを採用する新型モデルの実機画像が複数発見されました。
画像を見る限りでは現行モデルからデザインが変更されており、全体的により堅牢な造りのボディとなった上に、新たにヒンジが設けられたことで折り曲げ可能な構造となっています。また、前面部に搭載されるプリズムもやや大型化しているように見受けられます。
これらの変化は以前に伝えられた情報の内容とも合致しており、おそらく今回発見された画像の端末がエンタープライズおよび産業向けの新型モデルとして登場が噂されている、Google Glass Enterprise Edition(以下:EE)であると見られます。
以前の情報では、EEに米インテルの「Atom」シリーズのプロセッサが採用されるほか、新たに防水性能と5GHz帯の無線通信機能も加わる見込みとされていました(過去記事[1]、[2])。
なお9to5Googleによると、Google Glassの企業向け用途の開発を促進するプログラム「Glass for Work」に参加する数百名の開発者に対しては、既にEEの提供が開始されているとのことですが、米グーグルからEEは発表されていません。
今回こうしてFCCのデータベース上にその姿が公開されたことを踏まえると、いよいよ正式発表が間近に迫りつつあるように思われます。
[FCC via 9to5Google]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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