fcd5a585819acb433b886834ed32c624

真姫 穂乃果
ダウンロード (1)

1: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:56:16.09 ID:Ck0z5zt40.net
穂乃果「ねぇ、真姫ちゃん」

真姫「何よ」カキカキ

穂乃果「今日、クリスマスだよね?」

真姫「そうね」カキカキ

穂乃果「……」

真姫「……」カリカリ

穂乃果「穂乃果と真姫ちゃんはお付き合いしてるんだよね?」

真姫「そうよ」カキカキ

穂乃果「じゃあ少しくらい穂乃果の事構ってよー!!」ワーン

真姫「ヴェエエエ!?」

2: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:56:39.60 ID:Ck0z5zt40.net
真姫「じゃあ何がしたいのよ」ハァ

穂乃果「うーん……じゃあ、真姫ちゃんとお出かけしたいなー」

真姫「寒いわ」

穂乃果「冬なんだから当たり前だよね」

真姫「いいじゃない。室内でのんびりしてましょ?」

穂乃果「ぐすん……」ウルウル

真姫「……はぁ、わかったわよ。じゃあ外に出ましょう」

穂乃果「わーい!真姫ちゃんとデートだー!」パァー

真姫「立ち直り早いわね」ヤレヤレ

3: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:57:04.07 ID:Ck0z5zt40.net
穂乃果「……やっぱりここなんだよねぇ」

真姫「秋葉原ね」

穂乃果「分かってたよ……真姫ちゃん」

真姫「し、仕方ないじゃない!ノープランなんだから!」

穂乃果「嘘だよーほら、ゲームセンター行こうよ♪」

真姫「……仕方ないわね」

真姫(待ちなさい真姫……ここで穂乃果にいいとこを見せれば……)

4: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:57:27.41 ID:Ck0z5zt40.net
穂乃果「す、すごーい!真姫ちゃんUFOキャッチャーの物全部取っちゃった!」

真姫「ふふっ、当然よ!そしてこれは全部穂乃果にあげるわ!」

穂乃果「わーい!真姫ちゃん大好きー!」モッギュー

真姫「ふふふ……私もよ穂乃果」カミノケクルクル

真姫「そしてこれも穂乃果へのプレゼントよ」キリッ

穂乃果「はぅ///真姫ちゃん……もう最高だよっ!!」

真姫「うふふふふ///」

5: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:57:54.30 ID:Ck0z5zt40.net
真姫(……いける。いけるわこの計画!)

穂乃果「何してるの真姫ちゃん?」

真姫「へ?あ、いや違うのよ!」

穂乃果「?」

真姫「あー、ごほん。なんでもないから行くわよ」

真姫「ところで何が欲しいのかしら?」

穂乃果「んーっと……あ、あれ!」

真姫「……何このでかいぬいぐるみ」

穂乃果「この寝そべりぬいぐるみ真姫ちゃんみたいだよ!」ホラホラ

真姫「というか、まんま私じゃないかしら……これ」

穂乃果「かわいいなぁ~///」

真姫「そう、なら私に任せなさい!」

穂乃果「真姫ちゃん!頑張って!」ファイトダヨッ!

6: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:58:22.89 ID:Ck0z5zt40.net
穂乃果「……ねぇ真姫ちゃん」

真姫「な、何よ」

穂乃果「もういいから他のやりにいこ?」

真姫「ま、待って!あと少し……あと少しだから!」チャリーン

穂乃果「さっきも同じこと言ってたよー……」プゥー

真姫「次は取ってみせるわ!」

穂乃果「むー……あ、いい事思いついた!」

真姫「いい事?」

穂乃果「ちょっと穂乃果にやらせて?」

真姫「まあ……いいけど」

穂乃果「人形にアームを引っ掛けて……押すように落とす!」ドスン

穂乃果「わーい!真姫ちゃん人形取れたよー♪」ピョンピョン

真姫「ヴェエエエ……」ガーン

真姫「つ、次よ!次のゲームで勝負よ!」

穂乃果「うん♪よーし!負けないよ!」

7: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:59:01.50 ID:Ck0z5zt40.net
穂乃果「ふふーん♪ゲームは全部穂乃果の勝ちだね♪」

真姫「ま、まさか全部負けるなんて……」ガックシ

穂乃果「ダンスゲームはちょっと危うい感じだったけど後は全部穂乃果の勝ち♪」ブイッ

真姫「く、悔しいわ……穂乃果に負けるってなんか悔しいわ……」

穂乃果「あ、あはは……そろそろどこかで休憩しよっか」

真姫「そうね、どこかで休める場所はないかしら……」ウーン

穂乃果「そうだねぇ……どこにしようか?」

真姫「あ、そうだ。この近くにいつも利用する喫茶店があったはずだから寄って行きましょ」

穂乃果「そうだね♪どんなお店なのかなぁ~」ワクワク

8: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 00:59:26.92 ID:Ck0z5zt40.net
カランカランッ

<イラッシャイマセー

真姫「流石クリスマスね。人が多いわ……」ハァ

穂乃果「うん、それにカップルばっかだね」

真姫「私達もカップルでしょ」

穂乃果「そ、そうだけど……///恥ずかしいよ真姫ちゃん///」カァー

真姫「そうね、人前で言う事じゃなかったわ」クスクス

穂乃果「なんか余裕そうだね」

真姫「そうでもないわよ」

穂乃果「そうかなぁ?」

9: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 01:00:46.55 ID:Ck0z5zt40.net
真姫「そういえば、あなたと再会したのも喫茶店だったわね」

穂乃果「うーん、喫茶店というか……コスプレカフェかな?」

真姫「似たようなものよ」

穂乃果「まあそうなのかなぁ?」

真姫「あの時はあなたに思いっきりコーヒーを頭からかけられたわね」

穂乃果「うっ……ご、ごめんなさい……」

真姫「別にいいわよ。まああなたに会えたと思うなら安いものね」

穂乃果「///」

10: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 01:01:31.64 ID:Ck0z5zt40.net
真姫「さて、次はどこに行きたいのかしら?」

穂乃果「うーん……あ!海を見に行こうよ!」

真姫「は?海?」

穂乃果「うん!」

真姫「なんでこんな寒い日に海なのよ……」イミワカンナイ

穂乃果「いやぁ~……逆にね、この時期になると来たくなるんだ」

真姫「……そういうことね」

穂乃果「……嫌だよね」

真姫「たまにはいいわね……あの頃を思い出しそう」

穂乃果「うん……たまにね、行きたくなるんだ」

真姫「そう……、なら早く行きましょ」

11: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 01:01:58.58 ID:Ck0z5zt40.net
穂乃果「ねぇ真姫ちゃん」

真姫「何よ」

穂乃果「夕日、綺麗だね」

真姫「……ええ」

穂乃果「あの時も皆でこの夕日を見たよね」

真姫「そうだったわね」

穂乃果「……」

真姫「今更後悔しても遅いのよ?あなたの選択はあれで正しいの」

穂乃果「うん……何度も何度も考えてあの答えを出したんだ」

穂乃果「ことりちゃんや海未ちゃんに何度も相談して……」

真姫「ええ、私達にもしたわね……答えは同じだったけど」

真姫「いいのよ。絵里や希、そしてにこちゃんの3人がいないμ'sなんて」

真姫「μ'sじゃないもの……」

穂乃果「うん……そうだね」

真姫「さて、そろそろ戻りましょ。寒くなってきたわ」

穂乃果「……うぅっぐしゅっ」グスン

真姫「ほら、泣かないの。私達は離れてもμ'sなんでしょ?」ニコッ

穂乃果「真姫ちゃん……うん、そうだよね!」

12: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 01:02:29.27 ID:Ck0z5zt40.net
真姫「もうすっかり夜ね」

穂乃果「周りは真っ暗だねぇ」

真姫「クリスマスなのにお出かけだけでよかったの?」

穂乃果「穂乃果は凄い楽しかったよ?」

真姫「まあ、穂乃果がよかったならいいんだけど……」カミノケクルクル

穂乃果「えへへ~♪」

真姫「……」

穂乃果「あれ?どうしたの真姫ちゃん?」

真姫「……はい、これ」

穂乃果「え?これは?」

真姫「クリスマスプレゼントよ」

穂乃果「わぁ……」

真姫「な、何よ//」

穂乃果「あ、開けていい?」

真姫「べ、別にたいしたもんじゃないわよ?//」

穂乃果「ううん!そんなことないよ!」

真姫「まだ開けてないのに言わないでよ……」

穂乃果「じゃあ、失礼しまーす」ガサゴゾ

穂乃果「わぁ♪かわいい指輪ー♪」

真姫「気に入った?」

穂乃果「うん!かわいいよこれ!わーい!ありがと真姫ちゃん!!」モッギュー

真姫「ヴェエエエ///」

13: 旭=1000(はんぺん)@\(^o^)/ (ワッチョイ 65c9-BJ3V) 2015/12/26(土) 01:05:06.33 ID:Ck0z5zt40.net
花陽「そんなことがあったんだね」

凛「凛はクリスマスはかよちんと一緒にこたつでのんびりしてたにゃ」

真姫「本来なら私もそうしてる予定だったわよ」

凛「まあ穂乃果ちゃんの行動力には逆らえないものがあるからにゃー」

花陽「うん。でもそのおかげであの頃は色々あって楽しかったんだけどね」ニコッ

真姫「……ズーッズズッ」ゴクゴク

花陽「えーっと……何か嬉しいことがあったの?」

真姫「ええ」

凛「あ!もしかしてサンタさんでも来たかにゃ?」

花陽「え!?……そうなの?」

真姫「ふふっ、凛は鋭いわね。そうよ、サンタさんがきてくれたの!」パァッ

りんぱな(え、笑顔がまぶしい……)

真姫「プレゼントは指輪だったの!まぁ大人になった私には相応の物ってとこかしら」ドヤッ

凛「それほのk「凛ちゃん!だめぇ!!」

真姫「?」

花陽「だ、だめだよ!凛ちゃん!!」

凛「わ、わかったにゃ!」

真姫「どうしたのよ?」

花陽「わ、わぁー!よかったねぇ!!」

凛「す、素敵な贈り物にゃ!」

真姫「うふふ、そうでしょ!」パァッ

花陽(すごい満面な笑顔……)

凛(悔しいけど可愛すぎるにゃ……)

真姫「はぁ……指輪、綺麗ね……//」ウットリ


おわり