ほむら「今日はメタルビルドのストライクフリーダム発売日よ!」まどか「う、うん…」
- 2016年01月05日 23:40
- SS、魔法少女まどか☆マギカ
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ほむら「学生には無理よ…授業中に予約が開始されたらしいけど瞬殺だったのだから…」
まどか「すごいよね…27000円近くするのにすぐ売り切れちゃうなんて…」
ほむら「転売する人達が買い占めるのよ…まるでインキュベーターそのものだわ…まどかは予約できたの?」
まどか「私は普通のフリーダムのほうが好きだからパスかな…それにね、デスティニーもあるんだ」
ほむら「ななななな、なんですって!?」
まどか「うん、アレンジされててとっても格好良いんだよ?」
ほむら「わかってるわよ…私だって何度欲した事か…まどかはメタルビルドのストフリ見たことないでしょ?」
まどか「ストライクフリーダムって私あまりカッコいいって思わないんだ…取ってつけたような武装ばかりで…」
ほむら「この写真を見ても?」
つ(メタルビルドストライクフリーダム)
まどか「えええええ!?かっこよすぎ!?これ本当にストライクフリーダムなの!?」
ほむら「残念ながら事実よ…私だってスルーつもりだったわ…でもこの写真を見た途端すべての心を奪われた…」
まどか「ほむらちゃん…私欲しいよ…ストライクフリーダム!」
さやか「ふふふ、抜け駆けはさせないわよまどか、ほむら」
ほむら「美樹さやか…ストライクフリーダムならこれをあげるわ」
つ(MOBILE SUIT IN ACTION ストライクフリーダム)
さやか「何このプラと塩ビの塊…」
ほむら「あなたにはそれで十分だって言ってるの…」
マミ「あら、暁美さん…ずるいわよ…私も今回ストライクフリーダムを手に入れる為に早く授業を切り上げるつもりよ…」
ほむら「巴マミ…あなたにはこれをあげる」
つ(HGストライクフリーダム)
マミ「なによこの太ったガンダム」
ほむら「あなたにぴったりじゃない」
マミ「は?」
ほむら「そう?貴女は今度発売するオルフェンズのHGのグシオンでも買ってれば良いのよ…」
マミ「いちいち頭にくるわね…買うわよもちろん…貴女は?」
ほむら「買うに決まってるでしょう…」
まどか「みんな…早く玩具屋いかないと売り切れちゃうよ…?」
一同「はっ!?」
メタルビルド ストライクフリーダム
【この商品は売り切れました】
ほむら「くっ…やはり狩られているわね…人口密度の高い立地のお店はまず絶望的と考えるべきかしら」
さやか「そもそも午前中あたりから並ばないとやばかったんじゃないかなぁ…デスティニーの時なんてそりゃ地獄だったわよ」
ほむら「あなたもデスティニー手に入れたと言うの?!」
さやか「まどかと並んで買ったんだよ?」
まどか「えへへ」
マミ「うらやましいわ、私なんてダブルオーライザーとエクシアしかないのに…」
ほむら「嫌味なの貴女達!?」
まどか「マスターグレードが霞んで見えちゃうくらいの精密な造詣だもんね…」
マミ「家に飾ってある天ミナを見てるだけで目が癒されるわね…」
まどか「マミさん天ミナあるんだー…良いなぁ…」
さやか「マミさんもなかなかやりますねぇ…」
マミ「発売日に朝一番で並んで買ったわ」
ほむら「どうやってそんなに簡単に手に入れられるのよ!」
ほむら「割とこう言う田舎にあるお店って言うのは穴場だったりするのよ」
まどか「発売日なのになぜかずっと売れ残ってる時ってあるもんね!」
さやか「イ○ンはどっちかっていうと子供のが多いしね」
マミ「あら、ガンダムを探し回ってる私たちも十分に子供じゃないかしら?」
一同「」
ほむら「ほ、ほら探すわよ !」
マミ「ティロ・フィナーr!」
ほむら「落ち着いて巴さん!」
さやか「気持ちは分かりますけど!」
まどか「店を吹き飛ばしたら駄目ですよ!」
マミ「だって…消費者の下へ届かずテンバイヤーの人達にしか行き届かないなら…皆死ぬしかないじゃない!」
ほむら「じゃあ今まで手に入らなかった時はどうしてたのよ」
マミ「やけ食いして不貞寝してたわ」
ほむら「単純すぎよ…さあ、どんどん探さないとなくなるわ…」
まどか「私が通ってる穴場だよ!」
ほむら「まだこんな化石みたいなお店が残っているなんて…お店はたたんだものかと思っていたわ…」
まどか「個人のお店として継続してやってるみたい、割とレアなのもあったりお勧めだよ!」
マミ「見て暁美さん!元祖SDガンダムのプラモデルが未だにあるわ!」
ほむら「し、信じられないわ…」
さやか「あー!メタルビルドのデスティニーがあるー!」
ほむら「!?!?!?!?」
ダッダッダッダッズサー!!!!
ほむら「げっとよ!捕まえた…もう離さない!」
まどか「ストライクフリーダムを買いに来たんじゃ…」
さやか「良く金あるな…まさか現金をふくs」
ガシ
さやか「へぶ」
ほむら「変な事を言うのはやめなさい…これは私が夜間の工事現場のアルバイトで貯めたお金よ…」
マミ「そこまでやるのね…」
まどか「でもストライクフリーダムは置いてないね…」
店長「すみません~午前中にあっという間に売れちゃって…」
一同「」
さやか「やったじゃん!しかも初めてなのに運命かー…幸せもんだねぇ…!」
マミ「私も元祖SDシリーズを買いあさってしまった…」
ほむら「元祖SDスペリオルカイザー…信じられないものを手に入れてしまったわね」
マミ「ええ、悪魔や円環の理にないような黄金の輝きに包まれた神様よああ幸せ…」
ほむら&まどか「余計なお世話!」
マミ「よくよく見ればこのMBの運命のシルエット…デザインが本当に悪魔みたいで暁美さんにぴったりね。もちろんかっこいいって意味で…」
ほむら「そ、そう…ありがとう。褒め言葉として受け取っておきます///」
まどか「さあ皆でストライクフリーダムを買おうね!」
まどか「プレ値で4万円だって…たかすぎるねー」
ほむら「消費者をなめてるぼったくり価格ね…」
さやか「これでも売れちゃうからバイヤーって居なくならないんだろうなぁ…」
マミ「まるでどこかのQBね」
ほむら「奴らに屈したら負けよ!私たちは定価でストライクフリーダムを手に入れてみせるわ…」
さやか「あ、メタルビルドのバンシィがあるー!これ欲しかったんだよねぇ…しかも中古でなぜか安いよ!買っちゃおうかな…」
ほむら「まあ…その値段なら別に問題ないだろうけど…ただ美樹さん…これはメタルビルドではなくGFF METAL COMPOSITE っていうシリーズのものよ?」
さやか「え!?そうなの!?なんか似てるから一緒なのかなと…」
ほむら「まあメタルビルドは元々GFF METAL COMPOSITE の技術をふんだんに生かしたものだからギミックは似通ってるわ」
さやか「UCシリーズ好きだから買っちゃお!ほむらはバンシィ好き?」
ほむら「好きに決まってるでしょ黒カラーだし…ノルンも好きよ?」
ほむら「まさかの山○電気でさえ売り切れだったわ…」
さやか「でもまあ別な欲しいものをゲットできたしそこまで残念ではないかなぁ…」
マミ「そうね、思わぬ掘り出し物をゲットできたわけだし…そこは感謝ね」
まどか「うんうん、欲しいものを買いに言った時、それとは別にまた欲しいものが出来ちゃう事ってあるもんね…」
と、そのときだった…
客「うーん…欲しいけど2万円以上はちょっとなぁ…」
売り切れの売り場にストライクフリーダムを1つそっと戻す客の姿が
マミ「!?」
さやか「!?」
ほむら「!?」
まどか「ね、ねえあれって…ふぼぉ!」
ばちん!
ほむら「まどかごめんなさい!」
まどかの顔に盾をべチンとぶつけて売り場に戻されたストライクフリーダムに物凄い速度で向かうほむら
マミ「させないわ!暁美さん!」
ほむら「きゃああああ!」ゴロゴロゴロ
マスケット銃をほむらの足へひっかけ転ばすマミ
さやか「そうはさせませんよマミさん!」
マミ「あ!ちょ!」
さやかは大量の剣でマミの周りを囲み大きな壁を作った
さやか「最後に輝くのはこのさやかちゃんでしたー!」
まどか「させないよー!はあっ!」
突如まどかの矢がさやかのマントに刺さりこける
さやか「ふぼっ!」
まどか「ティヒヒ、円環の理に勝てるわけがないんだなぁこれが!」
と勝ち誇るまどかの足に誰かの手
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