戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://elephant.2chblog.jp/archives/52153062.html


【食戟のソーマ】緋沙子「お、おあがりよ…//」|エレファント速報:SSまとめブログ

TOP

【食戟のソーマ】緋沙子「お、おあがりよ…//」

1: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/22(火) 23:36:25.78 ID:WRXdUxgl0



緋沙子「三番卓注文入ったぞ!〇〇と〇〇!」

創真「あいよ!これ五番卓に頼むわ!」

緋沙子「任せろ!」


「いやー、今の創真ちゃん達見てると、長かったゆきひら休業も在って良かったなって思うよ」

「ホントホント、逞しくなって帰ってきたと思ったらまさか、ねえ」ニコニコ

「おーいお嬢ちゃん!注文お願いできるかい?」


緋沙子「はい!ただ今!」

「でさ、でさ、お嬢ちゃん、いつになったら正式に創真ちゃんの奥さんになるんだい?」ニコニコ

緋沙子「お客様ったら、何度目ですか?もうその手は食らいませんよ」

「ちぇー、最初の頃なんかは顔真っ赤にして可愛かったのになー」

緋沙子「フフ、お褒めの言葉として受け取っておきますね」


創真「いやいや、ホントホント、いつも同じ慌て方するんだもんなー」

緋沙子「ゆ、幸平!!?き、貴様何故此処に!?注文はどうした!!」

創真「ひと段落ついたからいるワケだけど」

緋沙子「~~~~~ッ!/////」


「ハハ、始まった始まった」

「いやー、やっぱり花があるのはいいですなー」ニコニコ




2: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/22(火) 23:44:01.96 ID:WRXdUxgl0



緋沙子「ありがとうございましたー!!」

ガララ…



緋沙子「ふう…」

創真「うい。お疲れ」


緋沙子「幸平、ん。お疲れ」


創真「緋沙子、もう客も居ねえんだぜ?」


緋沙子「…創真…お、お疲れ///」

創真「いい加減慣れないかねーその呼び方」

緋沙子「う、五月蝿い!お前は逆にお客様の前だろうといつもいつも緋沙子緋沙子と!」


創真「あれ、嫌だった?」

緋沙子「…そ、その質問はズルイと言ってるだろう…//」


創真「やっぱ秘書子ちゃんは可愛いな?」ナデナデ


秘書子「秘書子と呼ぶな!!あと撫でるなあ!!//」





3: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/22(火) 23:57:04.83 ID:WRXdUxgl0



―――四年前


えりな「…そう。幸平君と」


緋沙子「…は、はい…。誠に勝手を申してるのは重々承知ですが…、幸平創真と共に三年ほど、海外各所での修行をと…」


えりな「嬉しいわ。緋沙子」

緋沙子「え……?」


えりな「私になんて気を遣わず、自分の好きな道へ進みなさい。同行があの男なのが唯一気に障る所だけれど…」


えりな「まあ…認めたくはないけど、本当に認めたくないけど、あの男なら緋沙子を任せても大丈夫でしょう」


緋沙子「落胆…なさらないのですか…?」


えりな「何を言っているの。寧ろ嬉しいわ。こうやって緋沙子が自分の気持ちをまっすぐ言ってくれたんだから」


緋沙子「えりな様…ッ!」ダキッ


えりな「キャッ!い、いきなり抱きつかないでちょうだい///」


緋沙子「ありがとうございます…海外の後はまだ何も決まっておりませんが…必ず連絡させていただきます…!」


えりな「…私こそありがとう、緋沙子」ナデナデ

えりな「それはそうと、各所と聞いたけれど、具体的なコースが出来ているの?幸平君が手配しているとは…」


緋沙子「問題ありません。幸平創真のお父上が色々とツタを使って下さいまして」

えりな「城一郎様が!?!?ひ、ひひ緋沙子!!!気など遣わず毎日でも連絡しなさい!!!」

緋沙子「え、えりな様…」


緋沙子(お父上と同じ現場というわけではありませんよ…)





5: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:03:14.69 ID:AcRvCYBO0




緋沙子「」パチッ


緋沙子「…いい夢を見たな。もう、四年も前になるのか…」フフッ

創真「…ん…緋沙子…?」ムニャ


緋沙子「そ、創真…起こしてしまったか?」


創真「……」ジーッ

緋沙子「…なんだ、ジロジロと」


創真「いい夢でも見たか?凄い優しい笑顔してんぜ。可愛かった」


緋沙子「なッ――!」


創真「あ、いつもの可愛い秘書子ちゃんに戻った」ニシシ


緋沙子「お前は朝からーー!!」


緋沙子(えりな様、ありがとうございます…。貴方のおかげで、私は今も、とても幸せです)





7: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:10:43.68 ID:AcRvCYBO0


『お祭り』


緋沙子「町内会のお祭り?」


創真「そうそう。年に一度あってさ。出店の枠が一個余っちまったからゆきひらでやってくれねえか、って言われてよ」

緋沙子「…定食屋が出店って、どういった内容にするつもりだ」


創真「まあそこは皆に食べてもらえて回しやすいメニューで行けばなんとかなるだろー」ヘラヘラ


緋沙子「…反対だ」


創真「えーなんでだ?前に〇〇さんとこの出店の手伝い頼まれた時は乗り気だったじゃんか。そらメニューは俺達で、っていう違いはあるけどよー」


緋沙子「…からだ」ボソッ


創真「え?わり聞こえね」


緋沙子「前回の出店の時!やたらと女が集まった!他の出店もあると言うのに一点集中してるかのように!」


創真「…ヤキモチ?」


緋沙子「そんなこと―――ッ!!」

創真「そんなこと?」


緋沙子「……ある」


創真「……」ナデナデ


緋沙子「…ばかあ//」





9: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:18:56.65 ID:AcRvCYBO0



緋沙子「結局押し通されてしまった…」ズーン


創真「いやー、午前中だけでこんな繁盛するとはな。手伝い呼んどいて助かったぜ」


緋沙子(コイツは自分の店を誇りに思ってる割には過小評価していないか…?ゆきひらの味ならばこの程度の混雑は想像できるだろうに…)


緋沙子(それに…)チラッ


倉瀬「…?緋沙子ちゃん、どうかしたー?」ニコー

緋沙子「いえ、今日は急にお手伝いを頼んで申し訳ありません」


倉瀬「ううん。私に出来ることは限られちゃってるけど、頼ってくれたからには精一杯頑張るよ!」


緋沙子(創真の鈍感さには恐れ入る…)


創真「それにしても倉瀬と緋沙子も仲良くなったよなー、初めて会った時からは考えられないぜ」ヘラヘラ


緋沙子「はぁ……」





10: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:24:14.53 ID:AcRvCYBO0

『いつもの』


創真「………」

緋沙子「………?」

創真「」ニタァ

緋沙子「……!!!」

緋沙子「」ソロー


創真「なあなあ緋沙子緋沙子」


緋沙子「……っ、な、なんだ…」


創真「ちょっと試作料理思いついたんでよー食べてくんねえか?」


緋沙子「断固拒否する!!!さっきのお前の顔!アレはいつもの時のだ!絶対私はあんな類のものは口にはせん!!」

創真「あんなものとはひでえなあ。折角うまく閃きがきいたアイデアだったのによ…」



緋沙子(…少し言い過ぎたかな)


緋沙子「…何を食べさせるつもりなのかくらいは聞こう」


創真「煮干のチョコフォンデュ」


緋沙子「ふざけるなーーー!!!やっぱりいつものじゃないか!!!」

創真「今回は女子受けを狙って」


緋沙子「黙れ!!今日という今日は食わん!絶対にそんなもの食べないからな!!」


※食べさせられたました。




12: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:31:38.91 ID:AcRvCYBO0


『女の敵』


緋沙子「ゴミ出しよし。うん。今日の仕事は終わりだな」


????「」カサカサ


緋沙子「…ん?」

ゴ??リ「」ヤァ


緋沙子「」


キャアアアアアアアアア!!!



創真「緋沙子!?どうした!!!」


緋沙子「そ、そうまぁ…」ウルウル


創真「そんな泣きそうになって…何があったんだ!?」


緋沙子「……リがぁ」

創真「…ん?」



緋沙子「ゴキブリがぁ……」ウルウル


創真「…………」


―――10分後


創真「すっぽんの首切り落とす緋沙子が虫の類ダメだったなんてなー。今までまるで知らなかったぜ」


緋沙子「///」カァーッ

緋沙子「し、仕方ないだろう!!少なくともアレは違う!アレは女の敵だ!!」


創真「そんなもんかー?極星寮のメンツは全員へっちゃらだったぜー?」


緋沙子「た、田所さんもか!?」


創真「おお。微動打にしなかった覚えがある」


創真(あ、丸井がダメだったの思い出した)


緋沙子(わ、私がおかしいのか……?)





14: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:39:33.80 ID:AcRvCYBO0


『経営学』


緋沙子「時に創真」


創真「んー?」

緋沙子「私たちは一般教養も遠月学園で習ったわけだが、その手の成績はどうだったんだ?」


創真「どうしたんだ急に?」


緋沙子「いや、それなりの理由もあるのだが、単純な興味が大きい。あまりその手の話をすることがなかったから」


創真「いいわけでも、特別悪いわけでもなかったなー。ベンキョウが嫌いって訳じゃねえぜ」

緋沙子「そうか。今度経営学についてある程度の教授をしたいと思っててな。一人でも困らぬよう詰め込んでおけば何かと助かるだろう」



創真「……え」


緋沙子「創真…?どうした?やはり多少専門的な学問になると億劫か?」


創真「一人でも困らぬようにって…お前何処か行くつもりなのか…?」


緋沙子「…あ」


創真「…何か不都合なことがあんなら謝るしなおす。緋沙子に出ていかれんのは…辛い」


緋沙子「…謝るのは私の方だ。全くそんなつもりで言ったんじゃないんだ。私が創真の元から離れる気なんてない」


創真「そ、っか」


創真「……良かった」ニッコリ


緋沙子(…く、こ、こんなにも幸福感が押し寄せてくるものなのか…ッ//)





15: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 00:47:23.93 ID:AcRvCYBO0


『眼鏡』


緋沙子「」ンー


創真「」ヒョコッ

緋沙子「!?お、驚かせるな急に!」


創真「いやー悪い悪い。眼鏡秘書子ちゃんが見えたからついなー」ヘラヘラ


緋沙子「秘書子言うな!あと雑務中だから眼鏡を掛けてるんだろ!わかってて邪魔してるのか!」

創真「いやいやー」


創真「単純に、眼鏡かけた緋沙子が、いつもと違う感じの可愛さで近くで見たくなっちまってよー」


緋沙子「…な、な、…ッ」


――緋沙子ビジョン――


創真「眼鏡かけたお前が可愛くて近づかずにはいられなくてなっ…」キラキラ



緋沙子「」バタン

創真「緋沙子!?」





24: ◆4Bt2FH9jXc 2015/09/23(水) 19:45:43.76 ID:AcRvCYBO0


『占い』


TV「今日の運勢?!」

緋沙子「」ジー


創真「緋沙子ってそういうの見るタイプだっけか?なんかイメージだと鼻で笑ってそうなんだけど」


緋沙子「お前は私を何だと思ってるんだ…。確かに的を射てはいるが…」

創真「あ、やっぱ信じるタイプってわけじゃねえのな」

緋沙子「当たり前だ。こんな何の根拠もない…」


TV「ざんねーん!今日の貴方の運勢、あまり良く事が運びませ?ん…」

緋沙子「」ピクッ

創真「おー残念だったな緋沙子ー。まあこんなん良い時以外なかったことにしときゃいいんだよー」ヘラヘラ


緋沙子「ちょっと黙っていろ。続きが聞こえん」

創真(…思いっきり信じてねえか?)


TV「そんな貴方のラッキーアイテム!ズバリ、気に入ってるTシャツです!でもでもー、ただ着れば良いってものではありませ?ん…。パジャマとして着てみてください!運勢アップ間違いなしです!」


創真(なんかムカつく喋り方だな
このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
    • 月間ランキング
    • はてぶ新着
    • アクセスランキング

    SSをツイートする

    SSをはてブする

    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年01月08日 23:14
      • おうやっぱメインヒロインは秘書子だわ
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年01月08日 23:30
      • 5 もう上がっとる…はぇーよ…

        やっぱり緋沙子が一番!
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年01月08日 23:51
      • 親父のツタを辿って画面外のボーナスステージでも行ったんか
      • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年01月08日 23:59
      • 5 秘書子はカワイイなぁ〜

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

    カテゴリ別アーカイブ
    月別アーカイブ
    記事検索
    スポンサードリンク
    最新記事
    新着コメント
    LINE読者登録QRコード
    LINE読者登録QRコード
    解析タグ
    ブログパーツ
    ツヴァイ料金
    スポンサードリンク

    • ライブドアブログ

    ページトップへ

    © 2011 エレファント速報:SSまとめブログ. Customize by yoshihira Powered by ライブドアブログ