モバP「え?なに、お前ら彼氏いんの?」
卯月「居ますよ」
未央「居るよー」
モバP(以下P)「」
※キャラ崩壊、口調注意
凛「変なプロデューサー。今更何を言ってるの?」
P(凛が嘘を言っている様子は無い……え、なにこれドッキリ?)
未央「プロデューサー?」
P(勿論、俺と彼女らはプロデューサーとアイドル。一線を超えるわけには行かない。だけど、彼氏が居るって聞くと結構きつい……胃が痛くなってきた)
卯月「はい、知ってます。だけど……私達だって女の子なんです。恋くらいしたいんですよ?」
P(卯月の言う事ももっともだ。表向きはファンを裏切らない為に恋愛禁止を公言している。だけど、彼女達は高校生なのだ。それ以外の子も居るけど、結構願望強い人とか。だから、恋をすること自体は否定しない)
P「……そ、そのさ……もし、嫌だったら言わなくてもいいんだが……お前らの彼氏ってどんな奴なんだ? ほら、プロデューサーとして一応把握くらいはしないとって」
凛「ふふ、プロデューサーったらおかしなこと言うんだね」クスッ
P「?」
凛「でも、聞きたいって言うなら教えてあげるよ」
P「お、おう……是非、教えてくれ」
P(なんだ?何かが変だぞ?……だけど、何が変なのかがいまいちわからない)
瑞樹「わかるわ」
P(瑞樹さんは一言だけそう言うと、事務所から出ていった。何だったんだろうか、分からないわ)
P(一般人なら相手のプライバシーもあるから、全力で相手を保護しなければならない。もし、この業界の人ならば相手と相談し、あえて発表する事で逆に注目を集めることも可能だ)
凛「うーん、一応業界の人だよ。表舞台には出ないけど」
卯月「そうですね、俳優さんとかでは無いですね」
P(なるほど、つまりは俺みたいなプロデューサー関係か?でも、そうなると少し心配だ。俳優とかならまだしも、プロデューサー系になると、番組に出させるから……つまりはそういう事をしろって強要してくるタイプもある。もしかしたら、彼女達が騙されている可能性もあるな)
未央「ええ///もう!プロデューサーったら、一体どんなこと聞くつもりなの?///」
凛「……大丈夫だよ、プロデューサー。私は、プロデューサーの事信じてるから、訴えたりなんてしないよ」
卯月「私も信じてますので大丈夫です!」
未央「そ、そんな事言ったら私だって信じてるし!///」
P「皆……ありがとう。聞きたい事ってのは……その……」
P「に、肉体的な関係を持ったかどうかだ……っ」
NG「」
P「大事な……大事な事なんだ」
P(それいかんによっては、相手の方に真意を確かめる必要がある。もし、何かを餌に彼女らを利用してるなら……俺は、たとえ業界から干されようとも彼女らを守らなければならない)
未央「どうやら……マジっぽいね。うん、プロデューサーがえっちな事を考えて聞いてるんじゃないって分かったよ」
P「ありがとう、未央」
未央「あ、当たり前の事言っただけだよ///」プイス
P「で、結局の所どうなんだ?」
卯月「私もです。今はアイドルとプロデューサー。結ばれるのは夢が叶ってからでも遅くないって言ってくれましたよ」
未央「私だって勿論ないよ! それはプロデューサーが一番知ってるじゃん!」
P(彼女達は皆真剣な表情で、嘘をついてるようには見えない。これでも、俺は職業柄、人の顔色を窺うのは得意だ。顔を見れば嘘を吐いているかどうかくらいは分かる。……彼女達の言葉を聞いて、俺は一先ず安心することにした。少なくとも、相手は何かを餌にしてるようではないようだな)
P(だけど……まだ違和感が、ある)
凛「プロデューサーったら、それを私達に言わせるの?」
卯月「もう、プロデューサーさんったら///」
未央「プロデューサーはしょうがないにゃぁ」
P(未央にゃんか……ありだな。って、そうじゃなくて! なんで、相手の事を聞いただけでこんなに赤くなるんだ? ……ああ、そうか。それだけ相手の事が好きって事か。……うう、やっぱ胃が痛い)
P「うん」
卯月「だけど、芯はしっかりしてて私達を影からサポートしてくれます」
P「うん」
未央「それでいて、大人の癖に子供みたいなところがあって、たまに見せる無邪気な笑顔がたまらなく好きなんだよね///」
NG「「「そうそう! 笑顔がね!」」」
P「あ、分かったわ違和感の正体。お前ら、もしかして同一人物の事話してるのか?」
凛「そうだけど?」
未央「何をいまさら」
P「おいおい……」
P(それって、つまりは三股って事じゃないのか?しかも、彼女達はそれを分かっていて付き合っている。やはり、騙されているのか?)
凛「良いも何も……私達が話し合った結果だしね」
未央「私達は3人で一つ。だから、好きな人も3人一緒って感じだね」
卯月「3人が同じ人を好きになったので、これが一番良いかなって思ったんです……」
P(それほどまでにそいつの事を……。この3人をこうまで魅了する奴……か。一体、どんな奴なんだろうか)
P「単刀直入に聞く……お前達の彼氏って誰なんだ?」
P(ここまで来たら、もう直接聞くしかない。そして、当の本人に真意を確かめるんだ)
NG(Pを指差す)スッ
P(後ろを振り向くが誰も居ない。試しに横に移動してみると、3人の指がそのまま俺の方へと動く)
P「なぁ……ふざけてないで、教えてくれよ。大丈夫だ、別に殴り込みにいこうって訳じゃないんだから」
凛「プロデューサーこそ何言ってんの?」
P「え?」
卯月「私達の彼氏は……プロデューサーさんですよ?」
P「は?」
未央「いやー、いきなり他人事のように聞いてくるからびっくりしたよ!」
凛「うんうん。本当に何にも知らないみたいに振舞うから驚いたけど、プロデューサーは寂しかっただけなんだってすぐに分かったよ。だから、遠回りして私達からプロデューサーへの気持ちを聞きたかったんだよね?」
卯月「そうですよ。もうそんな何も知らないみたいな演技しなくて良いんですよ?」ニコォ
P「」ゾクリ
凛「最初はさ……私達3人がプロデューサーを好きになったって知った時、喧嘩になったんだ。でも、途中で気づいたの。私達3人はいつも一緒だから好きな人が一緒なのも当然。だから、3人で幸せを分け合おうって」
P「だ、だけど……俺は初耳だぞ?お前らと付き合うとも言ってないし……」
未央「アハハ!プロデューサーったらおかしいね?そんなの言わなくても分かるじゃん。私達……もう魂レベルで繋がってるんだから」
凛「未央ったら、そのセリフ凄くロックだね」
卯月「ふふ、李衣菜ちゃんが聞いたら怒っちゃうよ。私のロックを取らないでって」
NG「「「アハハハハ!!」」」
P(そうか。今、ようやく本当の違和感に気づいた。彼女達……彼女達の目にはハイライトが無い)
凛「プロデューサー?」
卯月「どこ行くんですかぁ?」
P(回り込まれた!)
未央「知らなかったの? ニュージェネレーションからは逃げられないんだよ?」
P (くそ……何か、何か手は無いのか!誰でも良いから助けてくれ……神様仏様ちひろ様!)
幸子「フフーン!おはようございます!今日も可愛いボクがやってきましたよ!」
P(幸子オオオオオオオオオオ!)
幸子「え?え?どうした
コメント一覧
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- 2016年01月10日 23:44
- うーん…
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- 2016年01月10日 23:45
- ゴミすぎんだろ
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- 2016年01月10日 23:46
- みおうざ
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- 2016年01月10日 23:46
- え?何が書きたかったの?www
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- 2016年01月10日 23:47
- 怖いよこれホラーだよ。
千枝!一緒にあのお城みたいな建物に逃げよう!
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- 2016年01月10日 23:49
- ヤンデレとか大好物です
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- 2016年01月10日 23:53
- 腹パンネタを使うとか分かってないな精神的なにわかPか何か?
-
- 2016年01月10日 23:54
- いいね、こういうの。
ただ、幸子に腹パンしたのだけは見過ごせませんねぇ……
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