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今度は『マイクロソフトSIM』登場、データプランをWindowsから購入。MSアカウントで直接プリペイド払い - Engadget Japanese


[Image credit: Getty]

Apple SIM に続いて、今度はマイクロソフトSIMが登場します。マイクロソフトがWindows 10向けに公開したアプリ Cellular Data と組み合わせることで、Windows上で各事業者のモバイルデータ通信プランを選んで接続できる仕組みです。

必要なときにその場所で使えるネットワークを選べるほか、マイクロソフトアカウントから直接プリペイド支払いできることが特徴。通信会社との新規契約やクレジットカード登録などは不要です。

マイクロソフトが Windows Store で公開したアプリ Cellular Data はこちら。ものすごくシンプルなアイコンです。

使い方はタスクバーのWiFiアイコンを押す、ネットワーク一覧で Cellular Dataを選ぶ、設定から使いたいプランを選んで支払う、という流れ。条件として、マイクロソフトSIMと対応Windowsデバイスが必要とされています。

要は Apple SIM と同じく、一枚あればどこにいても、提携したネットワーク事業者を選んで使える仕組みです。マイクロソフトSIMの場合はマイクロソフトアカウントから直接支払いができる点が便利。

Apple SIM は iOS の設定から通信業者を選んだあと、それぞれの業者の提供する画面でアカウント作成やクレジットカードの登録などが必要で、App Store の残高で支払うことはできませんでした。

支払い方法の関係か、マイクロソフトSIMで購入できるのは一定期間または一定容量のプリペイドプランのみ。複数の地域で現地のネットワークを使えるものの、国際ローミングプランは現時点で非対応。近日中に提供予定とされています。

アプリはストアに並んだものの、肝心のマイクロソフトSIMはどう手に入れるのか、マイクロソフトSIMが使える「対応Windowsデバイス」がどの機種なのか特に発表がなく不明。

一方フランスのMVNE業者 transatel は、マイクロソフトSIMのサービスプロバイダに選ばれたこと、自社の 901 SIM 技術が採用されたことを発表しています。そちらによると、transatel の901 SIMが現時点で対応するのは38か国、今年Q1中には50か国に拡大する見込み。ただしマイクロソフトSIMの対応地域や提供地域についてはまだ発表がありません。


SIMスロットとセルラー通信機能を備えるWindows タブレットやPCは各社から数多く販売されるようになりました。SIMロックフリー機はデフォルトあるいはオプションとしてマイクロソフトSIM入りで販売すれば、必要になった時に、その場所で使えるデータプランを必要なだけ購入できて便利になりそうです。
今度は『マイクロソフトSIM』登場、データプランをWindowsから購入。MSアカウントで直接プリペイド払い

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