コミュ障クリスタ
キース「貴様は何者だ!!!」
クリスタ「っ!!!??」ビクウッ
クリスタ「え…ああ…あ、あ、わ、わた、わたしゅハ」
キース「ああ!?」
クリスタ「クリスタレンズデス…」
キース「声が小さいぞ!!貴様は何者だ!!?」
クリスタ「クリスタレンズデス」ガクガクブルブル
キース「声小さいつってんだろがこの美少女め!!」
ユミル(大丈夫かよあいつ)
ベルトルト「さっそくナンパかこの鎧の巨人め」
クリスタ「え?え…あ…えへへ…」
ライナー「いや、えへへじゃなくて名前は…」
クリスタ「あ、ヒス、トリア……あ、ジャナクテ………ク、クリスタ・レンズデス…」
アニ「やめなよライナー、クリスタちゃん困ってるだろ」ガシッ
ライナー「あああ、俺の女神い!!!」ズルズル
コニー「あははは、何してんだよお前!!」
クリスタ「は…は、アハハ…」
ユミル(大丈夫かよあいつ)
サシャ「はあ…はあ…まさか…死ぬほど走らされるなんて…」
サシャ「もっと…色々なものを食べた…かった…」
ドサッ
サシャ「」
ノソノソ…
パンを持ったクリスタ「…」キョロキョロオドオド
サシャ「」ピクッ
サシャ「があああああっ!!」バシュッ
クリスタ「あひゅっ!?」ベタンッ
バクウッ!!!
サシャ「ふー…ふー…」モグモグ
サシャ「これは、パァンッ!!!」
クリスタ「あ、あの……それだけダケド……えっと、パンを、パン…えっと…」
サシャ「パァンを取っておいてくれたんですか!?」
クリスタ「あ、ウン…あ…でも、その前に……あの、あ、あれ…お水…」
サシャ「はっ!!!」
クリスタ「オミズノマナキャ…」
サシャ「神様っ!!!」
クリスタ「お水…」
サシャ「貴女が神様ですか!!?」
クリスタ「え!?エト…」
サシャ「ふんがー!!」モグモグ
クリスタ「ア……ミズ……」
ユミル「本当になにしてんだお前!!?」
クリスタ「」ビクウッゴトンッガシャアアアンッ
ユミル「驚きすぎたアホ」
クリスタ「え、あ…イイコ…ト?」オドオド
ユミル「晩飯の時からイラついてた」
クリスタ「ゴメンナシャイ」
ユミル「…いや謝らなくていいけどよ」
サシャ「神様っ、パァンのおかわりを!!」
クリスタ「えっ…ア…ソノマエニオミズ…ア、オミズコボシテタ…」
ユミル「もう芋女は放っとけよ」
ユミル「それは芋女の為にやったのか?お前の得た達成感や高翌揚感はその労力に見あったか?」
クリスタ「ア……アウ…エト…ソノ……アウ…」オドオド
ユミル「…ごめん、私が悪かったよ」
サシャ「パァンのおかわりを!!」
クリスタ「オミズ…」
ユミル「ちょっと芋女は黙れ」
ユミル「寝るのはえーなオイ」
クリスタ「あ…風邪ヒイチャウ…」
ユミル「こいつを寮まで運ぶぞ、お前の力じゃこいつを運ぶのは無理…」
クリスタ「私が…こうしたかったノハ…」
ユミル「お!?おう」
クリスタ「や、役に…たちゅ…タツ……人間だと…思われたい…から?…ナノカナ…」
ユミル「知るかよ」
クリスタ「ウン」
ユミル「それよりさっさと芋女運ぶぞ」
クリスタ「あ、あの……」
ユミル「なんだ?」
クリスタ「あの…あ…貴女は…あの……ソノ…」
ユミル「…」
クリスタ「なんで…ソノ…あの、いい…い…こと…あ、話してもいい?」
ユミル「いちいち確認とらんでええからさっさと話せや」
クリスタ「アウ……なんで…イイコト…するのかなぁ……ッテ……」
ユミル「こいつに恩を着せるためだ」
クリスタ「ア、オモタイ…」プルプル
クリスタ「ああうっ!!」ベタンッ
ユミル「…非力すぎだお前」
ザワザワ
クリスタ「…」キョロキョロ
ユミル「…」
クリスタ「…」キョロキョロ
ユミル「お前なに私の後ろに隠れてんだよ」
クリスタ「あ…ソノ…」
ユミル「…まあ好きにしろよ」
サシャ「ミカサ、パァンください!」
ミカサ「ダメ」
クリスタ「あ、ブラウスさん……アッカーマンさんの、パン……トッチャダメ…」
ユミル「名前で呼べばいいだろ」
クリスタ「え…イイノ?」
ユミル「…呼べばいいよ」
ジャン「くそー!テメエうらやましい!!」
エレン「服引っ張るなよ!!」
クリスタ「ア……服が破れちゃウ……」
ライナー「おいおい、二人とも寄せよ…」
ジャン「我慢ならねぇ!!」
エレン「やんのかコラァッ!!」
クリスタ「み、ミンナ…トモダチダカラ……ケンカダメ…」オドオド
ユミル「…」
ライナー「こらっ、殴りあいはやめ…」
バキイイイイイッ!!!
ライナー「ごふぁぁぁっ!!」
エレン「あ!すまねぇライナー!!?」
ジャン「うわ、すまん!!」
ライナー「…ふ…これで喧嘩が収まればいいのさ……」
クリスタ「あ、あの…ブラウンさ……ライナー…」
ライナー「!」
クリスタ「あ、あの…ア……だ、だだだだだ……ダイジョブ?」オドオドオドオド
ユミル「お前こそ大丈夫かよ」
クリスタ「ニンジンだよー♪」
馬「ヒヒインッ」
クリスタ「イイコイイコ♪」ナデナデ
アルミン「…僕はいま凄い事に気づいたよ。クリスタは馬相手なら普通に喋る」
エレン「ああ、あんなにニコニコしながら喋るクリスタ初めて見たぜ」
ミカサ「あれ、いつも一緒にいるユミルは?」ザッ
クリスタ「!!!」ビクウッ
ミカサ「驚きすぎ」
エレン「よう、おまえ馬相手なら普通に喋れるんだな」
アルミン「皆にも同じように喋ればいいのに」
クリスタ「ソンナコトナイヨ」
エレン(声小せえ)
アルミン「そういえば今日はユミルと一緒じゃないんだね」
クリスタ「あ…えっと…ユミルは……アッチ…」
エレン「あっちってどっちだよ」
クリスタ「…あ、その…それは……あの、あれで…」
ミカサ「わかった、トイレに行ったのね」
クリスタ「ウン、ソレ」
エレン「おお、よくわかったな」
ミカサ「行き場所を言うのを恥ずかしそうにしてたから何となくわかった」
アルミン「別にクリスタが恥ずかしがらなくていいと思うけどね」
クリスタ「ゴメンナシャイ」
アルミン「いや謝らなくていいよ、クリスタ」
エレン「お前なぁ…まあ、もっと話せとは言わんがせめて声は大きくした方がいいぞ」
ミカサ「ええ…クリスタはおとなしくて可愛いくて天使だから変な男から卑猥な事をされるかも知れない」
アルミン「まあ、確かになんか心配だね」
クリスタ「ダイジョブ」
エレン「大丈夫に見えない」
ミカサ「ところでエレン。私も無口でおとなしい…だからもしかすると変な男から襲われるかも知れない。ので、是非とも私を守って欲し…」
エレン「いや、ミカサは大丈夫だろ。むしろ相手の男が心配なくらいだ」
ミカサ「…それは誉め言葉として受け止めれば良いのだろうか」
アルミン「エレン…」
エレン「だが、まあ勿論…そんなやついたらボコボコにしてやるけどよ」
ミカサ「ズキュウウウンッ!!」
バタッ
クリスタ「ミカサがタオレター!」オドオド
アルミン「またね」
ミカサ「ハナヂガ……食堂でまた会おう」シュタッ
クリスタ(みんないい人だなぁ……私こんなコミュ障なのに…)
ガチャッ
「よう、クリスタ」
クリスタ「!ユミ…」
男「へへ、もう一人だな」
男2「今がチャンスだぜ…ひひひ」
クリスタ「!?!?」
男3「ずっとお前が一人になるの待ってたんだよ。いつもユミルの後ろにいたからな」
クリスタ「え…アッ…ソノ…」
男「ここにいたらユミルが来るかも知れん!連れてくぞ、一応口を塞げ!」
クリスタ「アウー!アウー!」パタパタ
男3「へへ、めんこい娘は最高だぜ!!」
―――近くの林
男「ここまで来たら誰も来ないな」
男2「へへ、楽しもうぜ…」
クリスタ「な…ナニヲ…」オドオド
男3「わかってんだろ!?ああ!?」
クリスタ「エ………トランプ?」
男「なんでトランプになるんだよ!?」
男2「本当にわかって無いのかこいつ」
クリスタ「ア…ソノ……エット…」オドオド
男3「もういい!無理やりだ!!」バッ
クリスタ「ワー」パタパタ
クリスタ「ウウ…」
男2「もう誰も来ないぜ、このまま好き放題…」
クリスタ「アッ…ウウ…た、タタタ…タスケテー!」
男3「んな小さい声で助けなんか来るか…」
コニー「オラアアアアアッ!!!」バコオオオンッ
男「ぎゃーす!!!」ドサッ
男2「んなあ!?」
サシャ「神様になにさらしとんじゃコラアアアッ!!」バヒュヒュンッ
男2「おうち!!!」
ユミル「こんのカス〇ンが!!潰してやる!!」グシャッ
男3「過激な逆セクハラアアアッ!!!」ゴロゴロ
クリスタ「うう…う…うわぁぁぁん…」グスッ
ユミル「もう大丈夫だ…ったく、もっと大声で助けを求めろよ」
サシャ「私の嗅覚でクリスタのピンチを察知しましたからね」
クリスタ「ゴメンナサイ…ありがとう……ウウ…」
コニー「もう泣くなよ、まあ今度から気を付けろよ」
コニー「ああいう怪しい男が現れたら大声叫んで助けを求めるべきだ。それくらい馬鹿にだって分かるぞ」
クリスタ「…!!!」ズキュウウウンッ
コニー「ん?」
クリスタ(カッコいい)
サシャ「どうしたんですか、顔赤いですよクリスタ」
ユミル「オイコラ」
コメント一覧
-
- 2016年01月12日 23:55
- クリスタ…ハムッ…ンチュ…レロ…
-
- 2016年01月12日 23:56
- クリスタの前では、オレの愚息も巨人になっちまうぜ ピキピキ
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