ヒストリア「…」エレン「…」
※原作最新話までの内容あり
エレンとヒストリアがだらだら会話するだけ。
アホでくだらないです。
ヒストリア「…あ?」
エレン「…どうした?」
ヒストリア「あれ…さっきまで凄く大事な夢を見てた気がするんだけど…たぶんもう思い出せない。」
エレン「あぁ…俺もたまに見るよ、そういう夢。」
ヒストリア「…」ジー
エレン「…」
ヒストリア「…」ジー
エレン「なんだよ。」
ヒストリア「なんか昔どこかで見た事あるような…」
エレン「俺をか?」
ヒストリア「エレンが女装してたような気がするんだけど…」
エレン「お前は何を言ってるんだ。」
ヒストリア「…」ジー
エレン(またかよ)
エレン「…巨人の硬化、出来なくて悪かったな…」
ヒストリア「え?」
エレン「え?」
ヒストリア「何で私に謝るの?」
エレン「何でって…ユミルを助けに行きたかったんじゃないのか?」
ヒストリア「助ける…助けるってのは何か違う気がして来た。ユミルはあの時、自分の意志であっち側に行ったんだから…私がどうこうする問題じゃないと思うし。」
エレン「そうか…」
エレン「今までお前からの目線が怖くてちょっとびくびくしてたけど安心したよ。」
ヒストリア「読者の人達も私が裏切るんじゃないか!とか色々な予想してたみたいだけど。冷静に考えたら裏切る理由なんか無いからね。だいたいこんな弱い私が調査兵団裏切るなんて展開あっても二ページくらいで捕まっちゃうよ。」
エレン「何の話だよ…」
ヒストリア「気にしないで。」
ヒストリア「だいたい目付きが怖いから裏切るって発想が安易だよね?何?目付き悪い人は悪人なの?じゃあエレンもジャンもリヴァイ兵長も悪人なんじゃないの?」
エレン「お前怒ってないか?」
ヒストリア「怒ってないよ、私は空っぽな人間だから」
エレン「いや、なんかさっきからよくしゃべってるし…」
ヒストリア「そんな事ないよ、私は空っぽな人間だから」
エレン「…」
エレン「まぁ…ムキになってる奴は放っておいてだ」
ヒストリア「ムキになってないもん!!!」
エレン(なってるじゃねぇか)
エレン「みんなは大丈夫だろうか…ジャンが俺、アルミンがヒストリアに変装してるけど…全然似てないし。」
ヒストリア「…ジャンは、エレンと同じような悪人面で似てるからバレないよ。」
エレン「俺はあんな馬面じゃねぇ!!」
ヒストリア「悪人面は否定しないんだね。」
エレン「アルミンは…そもそも男だし…」
ヒストリア「アルミンはもうあの姿のままでいいんじゃないかな?」
エレン「駄目に決まってるだろ。」
エレン「お前だって心配だろ?みんなのこと…」
ヒストリア「それが、正直よくわからない…」
エレン「…」
ヒストリア「クリスタなら、みんなの心配をしてただろうね。クリスタ・レンズはいい子だから…」
ヒストリア「でも、ヒストリア・レイスは誰からも愛されずに育って…そもそも生まれてくる事すら望まれてなかった子で…」
ヒストリア「みんながっかりしてたでしょ?本当の私はこんなに空っぽで…クリスタ・レンズみたいないい子はどこにもいない。」
エレン「…」
ヒストリア「…」
エレン「…実は、さっきお前が寝てる間に調査兵が来て、あいつらがどうなった報告してきたんだけどさ。」
ヒストリア「…」
エレン「…あいつら、みんな…中央憲兵に捕まって…殺されたらしい…」
ヒストリア「…え?」
エレン「…」
エレン「…」
ヒストリア「嘘だよね?」ウルウル
エレン「…」
ヒストリア「ねぇ、嘘だって言ってよ!!」ウルウルウルウル
エレン「あぁ、嘘だよ。」
ヒストリア「え?」
エレン「すまんな、嘘だ。」
ヒストリア「…」
エレン「不謹慎な嘘ついちまったから後でみんなに謝っとこ。」
ヒストリア「何でそんな嘘ついたの…」ガクッ
エレン「いや、お前を確かめようと思って。やっぱりみんなが心配だな。」
ヒストリア「…わかんないよ…」グスッ
エレン「まぁ、お前は別に空っぽなんかじゃねぇって事だよ。」
エレン「たぶんお前は…まだ、自分で本当の自分がなんなのか分かって無いだけだろ。」
ヒストリア「…」
エレン「お前は、みんなががっかりしてるとか言ってたけどよ…本当にそう思うか?」
ヒストリア「…」
エレン「あいつらはみんな、いい奴等だからよ…それくらいの事でがっかりなんかしないと思うぜ。それに、どうでもいい人間の為にあそこまで体張れるか?アルミンなんかお前の変装してるんだぞ。」
ヒストリア「…」
エレン「それに、クリスタの頃は作ったような感じで気持ち悪かったよ、正直。」
ヒストリア「酷い。」
エレン「うん、ごめん。」
エレン「でもよ…今のお前は作ったような感じじゃないから、今の方がいいと思うぜ。」
ヒストリア「…ありがとう…」
コンコン
エレン「ん、扉を叩く音だ。だが…まだ任務が終わるのは早い筈だ。」
ヒストリア「郵便屋さんかな。」
エレン「んなわけない。」
バタンッ!!
エレン「!!」
ヒストリア「!!」
中央憲兵「見つけたぞ、エレン・イェーガーとヒストリア・レイス!」
エレン(やべぇ、中央憲兵に見つかった!)
ヒストリア「…」ガタッ
ヒストリア「違います。私は鈴木花子で…こちらが兄の鈴木健治です。」
エレン「は!?」
中央憲兵「あ、そうでしたか…申し訳ありません、鈴木さん…」
エレン「は!?」
中央憲兵B「お騒がせしましたー」
バタンッ
エレン「帰って行った!?」
ヒストリア「中央憲兵は頭が悪いと聞いたから試してみたら…」
エレン「悪すぎるだろ!!」
ヒストリア「うん、私も驚きを隠せないよ。」
エレン「…だいたい、俺ら何も似てねぇだろ…」
ヒストリア「そう?私とエレンって似てると思うけど。」
エレン「そうかぁ?」
ヒストリア「うん、目付きがちょっとキツいとことか」
エレン「自分で目付きキツいって言ってるよ」
ヒストリア「もしかして私達って兄妹?」
エレン「突然だな。」
ヒストリア「私達が知らないだけでさ…そういう可能性もあるかも知れないじゃん?」
エレン「いきなり言われてもなぁ、まぁ全く可能性が無いとも言い切れないが…」
ヒストリア「あるかも知れないジャン?」
エレン「お前、実はテンション高いだろ。」
ヒストリア「そんな事ないよ、私は空っぽな人間だよ。」
エレン「そうは見えねぇ。」
ヒストリア「じゃあ、今からエレンの事お兄ちゃんって呼んでいい?」
エレン「やめろ、いきなりそんな呼び方されても気持ち悪いだけだ」
ヒストリア「だよね。私も気持ち悪いから言いたくない。本当に気持ち悪いよ」
エレン「最初に言い出したのお前だろ」
ヒストリア「なんでこんな会話になったんだっけ」
エレン「お前が中央憲兵に変な嘘言ってからだな」
ヒストリア「あぁ、そうか……でも、もし本当に兄妹なら家族が出来るのは嬉しいかも…」
エレン「そうだな…俺も今、家族はミカサしかいないからな…」
ヒストリア「アルミンは?」
エレン「アルミンは親友だよ。まぁでも…あいつも今は家族みたいなもんか」
ヒストリア「羨ましいな…親友や家族がいて」
エレン「お前だってユミルやサシャと仲良かったろ」
ヒストリア「…」
ヒストリア「ユミルはもういないし…サシャは、今の私をどう思ってるか…」
エレン「気にしすぎだよ」
ヒストリア「そうかな」
エレン「うん」
ヒストリア「…」
エレン「…」
コンコン
エレン「!」
ヒストリア「はい、鈴木です。」
エレン「もういいよ、それは。」
ミカサ「エレン、今戻った」
サシャ「ヒストリア、エレン、何もありませんでしたか!?」
ヒストリア「うん」
エレン「あぁ、中央憲兵が一回来たがなんとかなった。」
ジャン「おいおい、本当に大丈夫か?また来たりしないだろうな…」
エレン「大丈夫だ、あいつら頭が悪いから」
ヒストリア「予想以上に頭が悪かったから」
エレン「ところで、お前らも無事に終わったのか?」
コニー「おぉ、俺達は天才だからな。あれくらい余裕だぜ」
ジャン「…だが…アルミンが…」
ミカサ「…」
エレン「…!アルミンに何かあったのか?」
アルミン「」
ジャン「ずっとこんな状態だ。」
ミカサ「アルミン…」
エレン「何があったんだよ!?」
アルミン「」
エレン「おい、アルミン!何があったんだよ!?」
ヒストリア「…」
アルミン「お、おじ…おじさ…が…」
エレン「え!?」
アルミン「おじさんが…ホモに目覚めて…告白された…」
エレン「はぁ!?」
サシャ「アルミン、最初おじさんにはぁはぁ言われながら抱きつかれてたんですよ…」プププッ
コニー「そんで最後には、僕は普通だったのに君のせいで大変なんだ!とか言われてな…」クククッ
エレン「なんだそりゃ!?てか笑ってやるなよ、アルミンが可哀想だろ!!」
ヒストリア「…」プルプル
アルミ
コメント一覧
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- 2016年01月15日 22:35
- なんで今さら?
-
- 2016年01月15日 23:09
- エロSS殆どまとめから消えてんな
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