夏樹「ロックで」幸子「可愛い」
夏樹「なあPさん。一体いつになったらあたしをトップアイドルとやらにしてくれるんだ?」
P「あのなぁ・・まだお前をスカウトして2ヶ月だぞ?気が早すぎるんじゃないのか?」
夏樹「そんなこといってもさー。ロッカーはじっとしてるのは嫌いなんだよ」
夏樹「あたしのプロデューサーならわかるだろ?あたしのこの湧き上がるロックを!」
P「闘志を燃やしてくれるのは嬉しいが、はいこれ。次のファンレターな」ドサ
P「しっかり読んで返事書くんだぞ」
夏樹「そりゃ駆け出しのあたしにファンレターくれるファンは大事だよ?ファンレターも大事に読んでるし返事も全力で書いてる」
夏樹「でもわざわざ事務所で書くことないだろ」
P「じゃあ夏樹。一つ聞くが、前にお前が書いたファンレターの返事覚えてるか?」
夏樹「前の・・?んーなんだったっけ?よく覚えてないや」
P「『ああ!!いつも39!69!』だ!!なんだよそれ!雑か!!」
夏樹「あ、あんたがあんまり長すぎると駄目だから完結にまとめろっていったんだろ!」
P「だからって雑すぎるわ!だからこうして俺が随時目を通してるんだよ」
夏樹「んんー・・・アイドルってやっぱり難しいな・・」
夏樹「あたしも他の子みたいの早くライブがんがんやりまくりたいなー」
P「みんなこういう下積みをしっかり踏んでるから今があるんだ。焦らなくても夏樹も時期にそういう仕事が来るよ」
夏樹「そいつはもう聞き飽きましたよー」
P「まったく・・・」
ちひろ「失礼します!今事務所で手の空いているアイドルの子はいますか!?」
夏樹「!」
P「ちひろさん!?一体どうしたんですか!?」
ちひろ「そ、それが幸子ちゃんの今日のステージに出演予定だったアイドルの子達が渋滞にはまって間に合わないそうで・・」
P「確かに、今日の幸子の仕事は生中継番組の中間コーナー・・・ゲストがいなくちゃ番組にならない・・」
P「でも今日は生憎ほとんどが出先だ。一番早くてもみくと加蓮のロケがあと2時間後・・・・」
夏樹「・・・」
P「・・・・」
夏樹「ほらPさん!急げって!時間がないんだろ!」ニコニコ
P「ま、待て!夏樹!お前に生番組はまだ早い気が」
夏樹「何いってんだよ!いつかはやる仕事が速く回ってきただけさ!生ライブなんて燃えるじゃねーか!」
夏樹「それにどの道あたしが行かなきゃ間に合わないんだろ?いいのか幸子が恥をかいても」
P「ぐ・・・仕方ない。番組には俺から伝えておく。お前は先に車に乗っとけ」
P「失礼します」
幸子「Pさん!もう!どうなってるんですか!可愛い僕のプランがめちゃくちゃですよ!」
P「それについては後。・・・はい!そういう流れでお願いします!はい!」
幸子「Pさん・・?」
P「幸子、ゲストは今日間に合いそうにないんだ。だから急遽、夏樹が代役でピンチヒッターだ!」
幸子「夏樹さんがですか・・・?」
夏樹「ああ!そういうことだ。よろしくな!幸子」
幸子「ふ、ふん!!精々可愛い僕に出番を全部もっていかれないように頑張ることですね!」
夏樹「お!いいねぇ!あたしも負けないからな!」
P「はぁ・・イレギュラーは極力避けたいんだがな」
夏樹「何言ってるのさ!イレギュラーに勝ってこそロックってもんだろ?」
P「ここまできたからには行くしかないな。番組の流れ、台本はもう目を通したか?」
夏樹「生ライブなんだろ?シナリオなんて必要ない!・・っていいたいけど、まぁ仕事だしな。目は通したよ」
夏樹「でも肝心のコーナー名が伏字ってどういうことだ?書いてるのは触りのトークと閉めの返しだけじゃない?」
P「それなんだが、今日は特番の中の1コーナーだ。向こうの番組でこのコーナーの内容が決まるらしい」
夏樹「面白そうじゃん!!いいねぇ!要はアドリブってことだろ?」
P「そうなるな・・・」
夏樹「今日はついてるな!ここであたしを度派手にアピールできちゃえばなお良しだな!」
P「胃が痛い・・」
幸子「僕は全然平気ですが、夏樹さんは大丈夫ですか?」
夏樹「なんだよ幸子、心配してくれてんのか?ありがとな!あたしは勿論平気だぜ!なんでもこいだ!」
幸子「相手にとって不足なしですね!」
P「よしじゃあいって来い!」
幸子「可愛い僕と!」
夏樹「え!?あ、ろ、ロックなあたしの!」
夏樹幸子『なんでもチャレンジコーナー!』
夏樹「随分適当なコーナー名だな・・・」
幸子「中継先でコーナー内容が決定されるからまぁ、仕方ないですね」
夏樹「じゃあ中継先のみんな!あたしたちのやるコーナー内容を決めてくれ!」
二人のやるコーナーもし何かあれば書き込んでください!
30分ほどしたら書き始めます。
なければそんとき考えたもので行きたいと思います。
夏樹「えーっと、何々・・?箱の中身はなんじゃろな・・?って、あの箱の中身を当てる奴か?」
幸子「可愛い僕のコーナーにしては、随分と地味目な感じですが、僕は一切手は抜きませんよ!」
夏樹「いいねぇー!あたしも負けちゃいられないね!」
幸子「で、これが箱・・・」
夏樹「なんか思っていたより大きいな・・」
幸子「あのぉ・・・生き物とかはさすがに・・・いませんよね?」
夏樹「い、生き物!?」
幸子「あっ、内緒・・早く始めろと・・・」
夏樹「・・・」
幸子「ど、どっちからいきます?ぼ、僕は優しいので、夏樹さんに先を譲ってあげてもいいですよ?」
夏樹「!、こ、ここで引いたらロックとはいえないよな!行くぜ!!!」
箱の中身、幸子の分も含めて2つ募集します。
安価になる予定はなかったのですが・・・先着で。10分後再開します。
なければ適当なもので書かせてもらいます
よろしくお願いします
夏樹「ん・・?」モフ
夏樹「うわあああああああ!!!!」ガタ!
幸子「うわあああああああ!!!!」ガタ!
幸子「どうしたんですか!!?」
夏樹「なんかモフってした!!!それに、なんか臭い!!」
幸子「そ、それはぬいぐるいとか、モフモフの物は多いですよ」
夏樹「あ、ぬいぐるみ・・・よ、よし!」ササ
ウサギ「これはロック味」ペロ
夏樹「うわああああああああ!!!!!!!」
幸子「うわああああああああ!!!!!!!」
夏樹「なんで幸子まで大声上げるんだよ!」
幸子「夏樹さんがいきなり大声上げるからですよ!」
夏樹「い、今舐められた!!い、いきてる!生き物だって!!!」
幸子「ええ!?そんなまさか・・」
夏樹「いいから!幸子も触ってみろって!」
幸子「ルール違反ですよ!僕の番は次なんですから!」
P「ウサギにビビッている夏樹は番組からも好印象だな」
幸子「今更ロックでクールな感じを取り繕っても夏樹さんの可愛らしいシャウトは全世界に生中継されましたよ」
夏樹「ぐっ・・・」
幸子「ま、まあ2回連続で生き物みたいな、そんなド素人が考えるベッタベッタな脚本じゃあありませんよね~・・ね」
夏樹「予防線張ってるのばればれだって」
幸子「あ、次の箱が来ましたね・・・大きさは変わらず、じゃあ、行きますよ!」
夏樹「お!一気にいったな!」
夏樹「ん?」
幸子「(何も・・・?ない?それともすごく小さいもの・・?)」スカ
幸子「(きっと地面に落ちている、もしくは地面にへばりついてるもの・・・か生き物・・・)」スカ スカ
幸子「(正直、触りたくない。怖い。でも僕はプロです。与えられた仕事は今までもしっかりこなしてきた)」スカ スカ
幸子「(この仕事を取ってきたPさんのためにも・・・い、いや!なんでPさんのためなんですか!これは僕のため!そう!可愛い僕の!)」スカ スカ
幸子「(きっと僕が怖がってこのままつまらないまま終わってしまったらPさん、怒られるだろうな・・・そしたらPさんの信用も落ちて最悪クビなんてことにも)」スカ スカ
幸子「(考えすぎかも・・でも、何が起こるのかわからないのが芸能界・・ううぅ・・でもなんで何もないんだろう・・・やっぱり地面に・・・)」スカ スカ
幸子「(でも地面にいるものって・・・もしかしてサソリとか、蜘蛛・・蛇!?・・・・い、いや!そんなのPさんが許可するわけ)」スカ スカ
幸子「(あ、でもこの前のロケでアナコンダを首に巻かれたしアナコンダ繋がりで今回もなんてことも・・・うぅ・・・僕噛まれて死んじゃったらどうしよう可愛い僕が死んじゃったらこの芸能界の大きな損害になることは間違いな)」スカ スカ
P「幸子がすごく険しい顔や、泣きそうな顔を浮かべながら何も入っていない空箱の中をひたすら慎重に探っている」
P「なにこれ超おもしろい」
幸子「
コメント一覧
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- 2016年01月15日 21:50
- 親方!空から如月弦太郎が!
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- 2016年01月15日 21:52
- なかなか見ないコンビで楽しかった
夏樹、アニメ二期で声ついてシングル曲もらってだりなつ回もあったし、いい女だしもっと人気出るといいな
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- 2016年01月15日 22:20
- 幸子は「僕」じゃなくて「ボク」な。これくらいは調べるなりなんなりしろよ。
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- 2016年01月15日 22:24
- いい・・・
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- 2016年01月15日 22:34
- 幸子の一人称以外はよかった
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- 2016年01月15日 22:37
- このなつきち何かだりー入ってね?
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- 2016年01月15日 23:00
- 幸子の仕事内容をこぞって芸人系の類いのものにするお約束は好きじゃない
バカのひとつ覚えじゃないんだからさ
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- 2016年01月15日 23:23
- でも俺は幸子に世界の珍獣を追ったり、世界のお祭りにガチ参加したり、森三中と温泉行ったりしてほしい。
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