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美希
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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:23:17.712 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「ねーねー!りっちゃーん!」

真美「遊ぼーよー!」

律子「何言ってんのよ…そんな場合じゃないでしょ…」

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:24:41.137 ID:nAnH+j6I0.net
美希「zzz」

律子「ほら、美希、あんたも起きなさい!いつまで寝てんの!」

美希「ん~…まだ眠いの…」

律子「しゃんとしなさい!しゃんと!じゃあ私行くからね?ちゃんと確認しときなさいよ?」
バタン

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:25:32.274 ID:nAnH+j6I0.net
伊織「律子もよくやるわねぇ…」

真「まぁあのユニットは律子にべったりなトップ3で組んでるからね」

伊織「ほんと、あいつら律子いなくなったらどうする気なのかしらね」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:26:22.905 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「もう!いおりん!さっきから聞き捨てならないよ!?」

真美「そうだよ!真美たちだってちゃんとできるよぉ!」

美希「そうなの!律子…さんがミキたちのやる気が出る前に言うからやる気なくしちゃうだけなの!」

伊織「あんた中々最低なこと言ってるわよ…」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:27:47.654 ID:nAnH+j6I0.net
真「亜美にしても真美にしても、日頃から誰に宿題見てもらってるの?」

真美「うっ…」

亜美「…りっちゃんです」

真「美希も、朝寝坊して遅刻寸前だったのを家まで車で迎えにきてくれたのは誰?」

美希「うっ…律子…さんなの…」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:28:48.129 ID:nAnH+j6I0.net
伊織「あんたたちはもっと律子に感謝しなさい!律子がいるからあんたたちが仕事できてるんでしょうが!」

亜美真美「「はぁい…」」

美希「それもそうなの…」

伊織「全く…あんたたちがそんなだから律子もおちおち復帰できないのよ」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:29:48.664 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「えっ!?りっちゃん復帰するの!!」

真美「見たい!見たい!」

美希「ミキね!魔法をかけて歌ってもらってね!それでね!それでね!」

伊織「話を聞きなさいよ!」

真「律子のこと好きすぎるでしょ…」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:32:48.820 ID:nAnH+j6I0.net
伊織「今度のライブで出てみないかって社長と言ってたのを聞いただけよ。まぁ断ってたけどね」

亜美「えぇぇ!?」

真美「なんで!?なんで!?りっちゃんのステージ見たいよぉ!」

伊織「『今はプロデュース業に専念したいので…』って言ってたけど…」

真「まぁあんだけお世話に時間割いてたらね…」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:34:41.360 ID:nAnH+j6I0.net
美希「そんな…」

亜美「亜美たちの…」

真美「せいなの…?」

伊織「だからね、あんたたちももうちょっと…」

亜美真美美希「「「…」」」

伊織「ちょ、ちょっと?」

真「どうしたの?」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:35:20.476 ID:nAnH+j6I0.net
伊織「い、いや、あのね?律子は元々プロデューサー志望だったし、それだけじゃ…」

美希「決めたの!!」

伊織「今度は何!?」

美希「亜美!真美!ミキたちジリツするの!」

亜美「ジリツ?」

真「あー、自立ね」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:37:35.491 ID:nAnH+j6I0.net
真美「どういう意味?」

伊織「自分のことは自分でやるってことよ」

亜美「えっ…」

真美「それは…」

美希「やるの!律子さんを復帰させるために!」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:39:26.585 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「…うん!」

真美「真美も頑張る!いっつもりっちゃん頑張ってるもん!」

美希「ミキ、律子…さん大好きだから…がんばるの」

亜美真美美希「「「えいえいおー!」」」

真「…なんか大変なことになっちゃったんじゃない?」

伊織「…私知ーらない…」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:40:57.615 ID:nAnH+j6I0.net
それから

律子「亜美ー?真美ー?宿題を…」

亜美「したよー」
真美「終わってるよー」

律子「えっ!?見せてみなさい!」

亜美「はい」
真美「ほい」

律子「…できてる」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:42:54.827 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「じゃあレッスン行ってくんねー」

律子「え?まだ早いわよ?」

真美「今日は歩いて行きたい気分なの、じゃあねー」

律子「あっ…」

バタン

律子「…」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:44:30.214 ID:nAnH+j6I0.net
律子「ちょっと、美希?いつまでも寝てないで…」

美希「ん?美希別に寝てないよ?」

律子「えっ!?じゃあ何してるの?」

美希「今度の新曲の確認してたの!」

律子「…そう…偉いじゃない!」

美希「ミキが本気になればこんなもんなの!じゃあお仕事行ってくるの!」

バタン

律子「…行ってらっしゃい」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:45:30.681 ID:nAnH+j6I0.net
亜美真美「「ふぃ~」」

美希「疲れたの~」

律子「ほらほら、疲れたのはわかるけ…
美希「さぁ、アンコール行くの!」

亜美真美「「うん!」」

律子「…ど…」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:47:13.722 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「ん?りっちゃんなんか言った?」

律子「ううん…なんでもないわ…」

真美「亜美ー!早くー!」

亜美「はいはーい!じゃあね、りっちゃん」

律子「…」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:48:26.680 ID:nAnH+j6I0.net
P「いやー、あいつらもしっかりしてきたなー」

律子「…」

P「…って言ったらなんでこうなっちゃうんだよ」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:49:03.428 ID:nAnH+j6I0.net
律子「…さー…」

P「ん?」

律子「ブ”ロ”デ”ュ”ザ”~」ブワァ

P「ど、どうしたんだよ!?」

律子「あ”の”娘”達”が”ぁ”~」ウワァァン

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:50:10.324 ID:nAnH+j6I0.net
P「美希と亜美真美が?」

律子「じ”っ”が”り”じ”で”ぎ”で”~」

P「え?何?『しっかりしてきて』って言ってるのか?」

律子「うっぐ…もう…私なんか必要ないって思ってるんじゃ…ひっぐ…」

P「んなこたぁないだろ…」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:51:21.454 ID:nAnH+j6I0.net
律子「『もうりっちゃんなんかいらないよぉ!』とか…『律子…さん…はっきり言って邪魔なの!』とか言われたら…」

P「言わないよ!?誰?今出てきた娘!?」

律子「うわぁぁぁあん!寂しいよぉぉぉお!」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:53:45.984 ID:nAnH+j6I0.net
律子「びぇぇぇぇえん!」

P「どうしたもんかな…」

亜美「ふいー」

真美「アンコール…」

美希「終わったの!」

P(やばい!今の律子を見せたら…)

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:54:44.702 ID:nAnH+j6I0.net
P「律…」

律子「お疲れ様」キリッ

P「!?」

美希「ハニー?どうかしたの?」

P「い、いや…なんでもない…」

P(なんとかあいつらの前では取り繕えてるのか…)

P「しかし、早めに対処しないとな…原因は一体…」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:56:10.392 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「今日で一ヶ月だよね!」

真美「そろそろりっちゃんも安心してくれたかな?」

美希「ダメなの!まだまだ律子…さんの復帰話が出てないの!律子…さんが
『復帰するのが当たり前』みたいな空気にならないといけないって思うな!」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:57:03.097 ID:nAnH+j6I0.net
アイドルA「律子ぉ?」

アイドルB「律子って誰よ?」

アイドルC「喋ってるのが765プロってことは秋月律子でしょ」

アイドルB「あぁ、あのアイドルで売れなかったからプロデューサーに転向した人?」

亜美「あ”?」

真美「お”?」

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:58:41.495 ID:nAnH+j6I0.net
アイドルA「何よ?文句あるわけ?」

亜美「りっちゃんの当時の人気を知らないなんて…誰?この人達…?」

美希「多分今日のフェスの相手なの…たしか961プロのえっと…」

真美「なんか最近デビューした人達っしょ?」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 00:59:44.537 ID:nAnH+j6I0.net
アイドルC「えぇ、そうよ」

アイドルA「私たちは天下の961プロよ?765プロの中でどれだけ売れたか知らないけど私たちからしたら通過点でしかないわ、秋月律子も、もちろんあなた達もね」

亜美「むきー!」

真美「ミキミキィ!あいつらあんなこと言ってるよぉ!?」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:00:30.113 ID:nAnH+j6I0.net
美希「…言わせておけばいいの」

亜美「でもぉ…」

美希「文句があるならステージで勝負するのがアイドル…なの…多分律子…さんならそう言うって思うな!」

真美「そうだけどぉ…」

美希「それにね…」

亜美真美「「?」」

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:01:17.707 ID:nAnH+j6I0.net
美希「ミキも…ちょっと怒っちゃったから…今日は手加減できそうにないな…」

亜美真美「「うん!」」

亜美「へっへー!見てろよー!」

真美「ギッタギタにしてやるー!」

アイドルB「ふん!上等よ!かかってきなさい!三流プロダクション!」

バチバチバチバチ

P「…なるほどな」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:02:01.264 ID:nAnH+j6I0.net
ステージ中
アイドルA(な、なによ…こいつら…)

アイドルB(動きが…歌声が…)

アイドルC(全然違う…レベルが違いすぎる…)

ソレガ!マリオッネット!

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:02:30.449 ID:nAnH+j6I0.net
亜美(んっふっふー!今日の亜美たちは絶好調だよぉ!)

真美(真美たちもだけど…ミキミキのキレがエグい…よっぽど悔しかったんだろうなぁ…)

ア-ナタ-ニ キ-モチトドカナイ ア-アモ-ド-カシ-イ-

美希(できる…できるの!今ならなんだってできる!まるで無限に力が湧いて…!?)

グキッ

亜美真美「「!?」」

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:04:08.038 ID:nAnH+j6I0.net
ホラネ ナミダ ヒトツ-ブモデナ-イ-

ココロガ コワレソ- ダ-ヨ-

美希(…やっちゃったの)

バッ

亜美真美「「ミキミキ!」」

美希「ごめんなの…」

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:05:09.161 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「そんなことどうでもいいよぉ!」

真美「足は大丈夫なの!?」

美希「大丈夫なの…アンコールくらいは…」

P「そんなわけないだろ!」

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:05:35.128 ID:nAnH+j6I0.net
美希「…ハニー」

P「足…見せてみろ…」

美希「大丈…」

P「美希!」

美希「…」スッ

亜美「うわぁ…」

真美「腫れが…」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:06:17.633 ID:nAnH+j6I0.net
P「美希…最近無理をしすぎたんだよ…疲れが溜まっていたんだ…それは俺たちの責任だ…すまない…」

美希「ハニー…」

P「アンコールは無理だ…でも大丈夫だよ、勝ちは勝ちなんだか…
アイドルA「ふん!折角勝ってもアンコールに応えられないんじゃあねぇ?」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:06:50.474 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「もう!こんな時までしつこいよ!」

真美「そうだそうだ!」

アイドルB「でも、舞台上で怪我をして、ファンの期待に応えられないアイドルが本当にプロって言えるの?」

美希 ギリィッ

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:07:23.100 ID:nAnH+j6I0.net
アイドルC「こんなんじゃあんたたちや秋月律子はアイドルとしてもプロデューサーとしても三流よ?おほほほほ」

亜美「…う…」

真美「…うぅ…」

亜美真美「「うがぁぁぁぁぁぁあ!!」」

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:08:35.850 ID:nAnH+j6I0.net
P「亜美!真美!やめろ!」ガシッガシッ

亜美「うるさい!うるさい!うるさい!うるさぁぁぁぁぁぁぁい!!!」バタバタ

真美「ミキミキは…ミキミキは…凄いんだ!1人でだってお前たちくらい余裕なんだ!」バタバタ

41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:09:27.097 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「りっちゃんだって…りっちゃんだって…うぅぅ…」ボロボロ

真美「りっちゃんも凄いんだぞ!毎日遅くまで仕事してるのに真美たちの…レッスンまで見てくれて…うぅぅ」ボロボロ

アイドルB「何を言っても、あなた達がステージに立てない事実は変わらないわ。負け犬の遠吠えよ」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:09:56.687 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「うぅぅ…」ポロポロ

真美「兄ちゃん…離して…離してよぉ…」ポロポロ

P「それはダメだ」

亜美「どうして!」

P「『文句があるならステージで勝負するならアイドル』」

亜美真美「「!?」」

P「律子ならそう言うんじゃないのか?」

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:10:46.818 ID:nAnH+j6I0.net
真美「でもぉ…兄ちゃぁん…悔しいよぉ…」

P「…大丈夫、お前らの姿を見て…本気になったやつがいる」

??「ほら、美希、顔あげなさい!」

美希「!?」

??「亜美?真美?いつまでも泣いてちゃダメでしょ?」

亜美「こ、この声は…」

真美「りっちゃん!?」

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:11:14.085 ID:nAnH+j6I0.net
律子「あなた達の仇は私がとるわ!それと…」

美希亜美真美「「「?」」」

律子「私のことで怒ってくれて…ありがとう」

美希「律子さーん!」ブワァッ
亜美真美「「りっちゃーん!」」ブワァッ

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:12:02.266 ID:nAnH+j6I0.net
カ-ガ-ミ-ノナ-カ- タ-メイ-キ-ガヒ-ト-ツ-

観客「あれ?美希ちゃん達は?」ザワザワ

観客「おい!美希ちゃん達を出せ!」ザワザワ

亜美「りっちゃん!」

アイドルA「やっぱり無理なんじゃない…」

真美「何をぉ!?」

P「亜美、真美、黙って見てろ」

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:12:29.964 ID:nAnH+j6I0.net
キョ-オカショッガボイフレ-ン ミンナイウケド-

観客「お、おい…あれ秋月律子じゃねーか?」ザワザワ

観客「マジかよ!?俺好きだったんだよ!」ザワザワ

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:12:56.962 ID:nAnH+j6I0.net
ツ-クエ-ノナッカ- カ-キ-カ-ケ-ノラブレ-タ-

観客「すげぇ!全く衰えてねぇ!」ワ-ワ-

観客「りっちゃん!俺だ!結婚してくれ!」ワ-ワ-

アイドルB「な、なによ…これ…」

アイドルC「さっき以上の盛り上がりじゃない…」

48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:13:39.029 ID:nAnH+j6I0.net
コ-イ-ヲ-ユメミ-ル オヒメサマハ-

観客「りっちゃん!エビフリャー最高!」ワ-ワ-

観客「りっちゃん!俺はパイナポーも好きだぞ!」ワ-ワ-

美希「…やっぱり律子さんは凄いの」

亜美「ミキミキが…」

真美「普通にさん付けして…」

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:14:11.834 ID:nAnH+j6I0.net
イツカ-ステ-キ-ナ- オウジサマニ-メグリアエル-

観客「おい!誰だ!トイレっつったやつ!ぶっ殺すぞ!」ワ-ワ-

観客「りっちゃんは可愛いですよ!」ワ-ワ-

黒井「貴様ら…」

アイドルABC「「「社長…」」」

黒井「真の強者とは、相手との実力差を測るものだ!」

アイドルABC「「「…」」」

黒井「そんなことすらできないのなら…養成所からやりなおせ!」

アイドルABC ビクッ

アイドルABC「「「うわぁぁぁあん!?」」」ダッ

黒井「チッ…また厄介なやつを復帰させよって…」

50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:14:52.919 ID:nAnH+j6I0.net
ハ-ヤ-クソンナヒガキマスヨウニ-
ソット-ヒトッミ-ヲトジルカラ-

観客「…」

亜美「あまりの完成度にファンの兄ちゃん達が黙った…」

真美「流石りっちゃんやでぇ…」

黒井「おい、三流プロデューサー」

P「何でしょう?」

黒井「…今回はうちのものがすまなかったな…しかし、秋月もろとも正々堂々潰させてもらうぞ!」

P「…うけてたちますよ」

黒井「ふん、さらばだ貧乏プロダクションども、アデュー!」

美希「黒井社長も素直じゃないの…」

51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:15:38.980 ID:nAnH+j6I0.net
律子「魔法をかけて!」

観客「…」

観客「…」

観客「…」

観客「…わ…」

観客「わぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:16:03.912 ID:nAnH+j6I0.net
律子「ふぅ…」

亜美真美「「りっちゃーん!」」ダキッ
美希「律子…さーん!」ダキッ

律子「わぁ!もう!あなたたち!危ないでしょ!…ふふふふふ♪」

亜美真美「「りっちゃーん…りっちゃーん…」」

53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:16:39.424 ID:nAnH+j6I0.net
律子「美希!」

美希「はいなの!」

律子「…今回はあなたのコンディション調整のミスよ…さっきの娘たちの言う通り、プロデューサーや私にもっと頼りなさい」

美希「うぅぅ…」

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:17:09.125 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「りっちゃん!」

真美「ミキミキは…ミキミキは…」

律子「…これはプロデューサーとしての言葉…」

美希「?」

律子「今からは…アイドルとして…友達として…ありがとう…私のためにしてくれてたのよね…嬉しいわ」

美希「り”づ”ご”~」ブワァァ

律子「ふふふ♪さんは…今日はいっか♪」

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:17:38.241 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「じゃありっちゃんもアイドルに…」

律子「それは難しいわね~」

真美「な、なんで!?真美たちいい子にしてたっしょ!?」

律子「あのねー…私の仕事はあんたたちのお世話だけじゃないのよ?寧ろそれ以外の仕事の方が多いんだから」

美希「そんなぁ…」

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:18:32.704 ID:nAnH+j6I0.net
律子「…でも、年に一度の765プロ単独ライブだけは出るようにしようかしらね…」

亜美「えぇぇ!?」

真美「ほんとぉ!?」

律子「えぇ、それならアイドルしてもあなた達のプロデュースができるでしょ?」

亜美真美「「り”っ”ぢ”ゃ”~ん”」」ビェェェェン
美希「り”づ”ご”~」ビェェェェン

律子「あんたたち…何回泣くのよ…」

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:19:04.831 ID:nAnH+j6I0.net
亜美真美「「すぴー」」

美希「むにゃむにゃ」

律子「もう…泣きつかれたら寝ちゃうなんて…」

P「亜美真美任せて大丈夫だったか?」

律子「えぇ、プロデューサーこそ美希任せて大丈夫でした?」

P「おう!背中が幸せな気分に…」
律子「あ”?」

P「すいません…」

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:19:38.045 ID:nAnH+j6I0.net
律子「…プロデューサー…さっきの話ですが…勝手に言っちゃいましたけど…大丈夫ですか?」

P「おう!やれやれ!好き放題暴れてこい!」

59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:19:58.820 ID:nAnH+j6I0.net
律子「でも仕事が…」

P「なーに、小鳥さんにコミケに行く
体力があるうちは大丈夫だよ」

小鳥「ピヨォッホォ!?」

真「小鳥さん?どうしたんですか?」

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:20:29.298 ID:nAnH+j6I0.net
小鳥「いえ…急にくしゃみが…はっ!?これは誰か素敵な人が私のことを噂して…」

真(今のくしゃみだったんだ…)
雪歩(今のくしゃみだったんですね…)
伊織(あのふざけたやつくしゃみだったのね…)
やよい「今の変な声くしゃみだったんですかぁ?」

全員「「「「!?」」」」

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:21:01.727 ID:nAnH+j6I0.net
律子「…ありがとうございます」

P「それと…」

律子「?」

P「目、こいつらが起きるまでに戻しとけよ?真っ赤だぞ?」

律子「えっ!?ちょっ…プロデューサー!?」

P「ふふふ…」

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/02(月) 01:21:19.668 ID:nAnH+j6I0.net
亜美「う~ん…」ムニャムニャ

真美「りっちゃ~ん…」ムニャムニャ

美希「だーいすき…なのぉ…」ムニャムニャ

美希亜美真美「「「えへへへ…」」」ムニャムニャ

終わり