戻る

このページは以下ＵＲＬのキャッシュです
http://kyuukaiou.ldblog.jp/archives/1683696.html

日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」などで政治、社会情勢に鋭い分析を見せる読売テレビ解説委員長・春川正明氏（５４）は、毎年のようにＭＬＢ観戦に行くなど、自他共に認める野球好き。愛する阪神同様、監督が代わった巨人に注目しています。高橋監督には、国際舞台で活躍できる選手を育ててほしい、と期待しました。

　私もＯＢの一人である関大野球部が一昨年秋のリーグ戦で優勝。神宮大会に出場した際、東京での練習場所として使わせていただき、私も訪ねたのが、日吉にある高橋監督の母校・慶大野球部グラウンドでした。関大も慶大もユニホームが同じ伝統のグレーで、私が大学３年の秋には東西対抗で対戦したこともあり、縁を感じます。我が愛する阪神も今年から金本監督となり、両チームが時を同じくして、一時代を築いた中心打者が監督としてチームを率いるという構図。これまた縁を感じずにはいられません。

　「大阪対東京」「泥臭さとスマートさ」「雑草とエリート」「熱血とクール」。両チームの個性を体現するかのようなリーダーの下、どんな野球を見せてくれるのか、いつものシーズンにも増して伝統の一戦が楽しみです。

　とはいえ、私はスター選手が指導者経験もないまま、いきなり監督になることはどうか、とも思っています。

　毎年のように観戦に行っているＭＬＢでは、どんなに有名な選手でも、まずはマイナーなどで経験を積んで実績を残してからメジャーに上がってきます。

さらに違うのは、メディアの監督に対する扱い。メジャーにも個性あふれる名物監督はたくさんいますが、「金本阪神」「高橋巨人」といった監督を前面に出した報じ方はまれ。誰が監督になったら観客収入が増える―といった議論も聞かない。野球をやるのはあくまでも選手、という報じ方です。

　しかし、ここは日本。両軍の戦い方のみならず、両監督がいったいどんな采配を振るうのか、メディアもファンも大いに注目するし、私も期待しています。

　阪神ファンとしては、金本監督がどんな野球をするのかは想像がつきますが、高橋監督の野球はまだ見えてこないだけに楽しみですね。来年はＷＢＣもある。

２０年東京五輪では野球の復活が濃厚です。大学時代から国際試合を経験し、アテネ五輪にも出場した高橋監督には、ぜひ世界で戦える選手を育ててほしいですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160117-00000274-sph-base