【艦これ】財団「艦core?」【ACVD】
財団「何だいそれ?新しい人間の可能性かい?」
J「いや、DMMゲームスが提供するブラウザゲーム『艦隊これくしょん』と我々ACシリーズのコラボ作品の総称、だそうだ」
財団「ふうん、艦隊これくしょんというのは?」
J「WW2の時代の艦艇を集め、自分だけの艦隊を構築し、人類を滅ぼそうとする敵である深海棲艦と戦うという」
財団「人は人によって滅びる。それが必然だ!」
J「話の腰を折るな」
J「……サービス開始は2013年の4月からだが、その後爆発的な勢いでユーザーを獲得し、ついにはサーバーが耐えきれなくなりユーザー登録規制を行うというブラウザゲームとしては異例の大ヒット。2016年時点で300万人近い登録者数を誇り、未だに強い人気を誇るブラウザゲームの雄といえよう」
財団「へえ、そんなに人気があるのかい?興味深いね」
J「ほう、貴様がこの手のモノに興味を持つとは。ならば、実際に触れてみるか?」
財団「いや、それは面倒だ。適当にググるよ」
J「そういうとこ貴様ホントハッキリしてるな」
財団「……J?」
J「何だ」
財団「君の言う艦隊これくしょん、検索してみたんだけどね」
J「ああ」
財団「ええと、この、艦娘?これが艦隊これくしょんなのかい?」
J「その通りだが」
J「いや、戦略SLGというのはあながち間違いではない」
財団「おや、そうなのかい?パッと見よくある札束ゲーの様にしか見えないけれど」
J「確かに課金要素が無いわけではないが、課金して手に入る物の殆どは無くても問題ない物が大半な上、普通のプレイでもそれなりの数が手に入る。艦娘を手に入れるための建造……これは他ゲーでいうガチャに当たるが、これも無料ででき、基本的にこの無料ガチャでほぼ全てのの艦娘が出現する」
財団「基本的にってところが引っかかるね」
J「イベント先行実装の艦娘やドロップ限定の艦娘は出ないからな。とはいえこれらの艦娘も本実装や敵からのドロップで入手できるから、問題ない」
J「グッズや書籍といったメディアミックス展開などで収益を得るというビジネスモデルらしい。それになんだかんだ母港拡張やドック解放といったコスパのいい課金要素も多い、応急修理女神や間宮伊良湖にはちょっと……と躊躇う様なライト層でも、これらの物には課金するという奴も多い。プレイヤー数も多い故、そういう微課金層の課金だけでもかなりの収益を出しているはずだ」
財団「なるほど、で、戦略SLGに近いというのはどういう意味だい」
J「このゲームにおいては、何をするにも鋼材、弾薬、燃料、ボーキサイトの4種の資源が必要になる。艦娘の建造、装備の開発、艦娘の出撃、ダメージを受けた艦娘の回復。この資源は時間経過や遠征というクエストをクリアする事で回復する。とは言え無計画な建造や開発を行えば出撃すらままならなくなる。この辺のバランスが非常に難しいゲームでもある故、戦略SLG的な要素も強いと言ったんだ」
財団「君やけに詳しいね、やっているのかい?」
J「いや、一時期死神部隊の中で流行ってな、私も散々熱く語られた」
J「最近はグラブ◯?とやらにはまっているらしいがな」
財団「へぇ、まあどうでもい……」画像検索スイー
財団「……ん?」
J「どうした」
財団「いや、この……銀髪で白っぽいブレザーの子?この子も艦娘なのかな?」
財団「鹿島ね、鹿島……」
財団「……可愛いじゃないか……」ボソッ
J「!?」
J「ざ、財団……?」
財団「何だい?」
財団「言ってないけど?ああ、可能性とは言ったね、うん」
J(お前の中では鹿島とあの傭兵は同格なのか)
財団「いやでもこれは少々まずいね、いやまずいまずい」
J「何がだ」
財団「いいかい、鹿島は人間ではなく、艦娘だ。となれば則ち、可能性が存在しうるという事だ」
財団「例えば今ここに自殺しようと考えるまでに思い詰めている人間がいるとして、その彼が鹿島のことを知ったとする」
財団「すると彼は鹿島の可愛さ……まあ僕としてはそこはどうでもいいんだけど、一般論でね?」
財団「話を戻すけど、鹿島の可愛さに自殺を思いとどまってしまう。そして彼は鹿島に感謝を覚え、周りの人間にも鹿島の存在を教えてしまう」
財団「するとどうなるか、鹿島の存在が人間の間で加速度的に広がる→世界中で戦争がアホらしくなって停戦が相次ぐ→世界が平和になってしまう→ひいては汚染問題も解決してしまう→ますます平和」
財団「そうなってしまったら人類の滅亡など、夢のまた夢になってしまう」
J(いかん財団が壊れた)
財団「由々しき事態だ。早急に対処する必要がある」
J「どうすると言うんだ」
財団「可能性のある者はすべて消去します、それが我々の計画ですから」
J「そうか、頑張れ」
財団「いやいやいや、君も来るんだよ?」
J「えっ」
J「……」
財団「そして鹿島を抹殺する」
J「頭おかしいんじゃないのか」
財団「イカれてるのは全部だ」
J(ひょっとして最近傭兵少なくて暇なんだろうかこいつ)
提督「……というわけで、今回の目的はあくまで威力偵察だ。深追いはせず、向こうの迎撃能力を見極め次第撤退するように」
提督「質問のある者は……いないようだな。では艦隊、出げ」
瑞鶴「提督、電探班から緊急連絡!鎮守府近海に突如として所属不明の飛行体が2つ出現!」
提督「深海側の攻撃か?このタイミングで来たのはこちらとしては好都合というか間が悪いというか……オーダーを変更する。艦隊はこの不明飛行体に接触し、必要ならば撃墜せよ、判断は任せる」
提督「では改めて……艦隊、出撃せよ!」
財団ヘリ「転送成功、J、調子はどうだい」
J(黒栗)「何故私はこれ(N-WGⅨ/v)に乗ってるんだ」
財団ヘリ「この世界には深海なんたらとかいうヘンなのがいるんだろう?邪魔されても面倒だからね、いざという時は頼んだよ」
J「まさかそのためだけに私は連れてこられたのか?」
財団ヘリ「いやいやいや、ちゃんと他の理由もあるよ?」
J「ほう?」
J「うむ」
財団ヘリ「すると恐らく艦娘が迎撃に出てくるから、君がこれを相手取る」
J「戦いはいい、私にはそれが必要なんだ」
財団ヘリ「最近暇だったしねぇ、存分に暴れるといい。で、その混乱に乗じて僕が鎮守府に浸入して、鹿島に会う」
J「やはり会いたいだけじゃないか抹殺はどうした、というか私は結局囮か」
J「しなかったりって何だ」
財団ヘリ「味方にできそうならって事だよ……っと、どうやら歓迎会が向こうから来てくれた様だね」
J「(味方にできたら連れ帰る気なのか……?)鎮守府の探知網の中に入っていたのか、まあいい。やる事は変わらん」
財団ヘリ「じゃ、頼んだよ……あ、迎撃部隊は痛めつけるくらいにしといてね、沈めちゃったりしたら鹿島が悲しむ……じゃなくて、色々面倒だからね」
J「もう隠す気もないだろう……メインシステム、戦闘モードを起動」
赤城「深海側の新型……なんでしょうか。にしては随分と印象が違いますが」
陸奥「とりあえず、もう少し接近して……」バァン!
J「……貴様等に恨みはない、正直やる気もそこまで湧かん、が、一応は命令なのでな」ジャキッ
加賀「し、喋った!?」
J「許しは請わん、恨め」ドヒャア!
提督「瑞鶴、迎撃頼めるか?」
瑞鶴「烈風借りるわよ」
提督「ああ、好きにしろ」
瑞鶴「りょーかい。んじゃ、ちゃちゃっと行ってくるから」
提督「頼むぞ」
テキ、セッキン、キケン、キケン
財団ヘリ「?」
烈風妖精「」クセモノメー
ガンガンガンガン!
財団ヘリ「あらら見つかってたか、まあKE装甲は薄いとはいえ流石にあんな小さなラジコン飛行機に載るような機銃で落ちは……」ボフッ
烈風妖精A「」エンジンガヒヲフイタゾー
烈風妖精B「」モウチョットダー
財団ヘリ「……この程度、想定の範囲内だよぉ!アハッアハハッアハァハッ!」
ヒュンヒュンヒュンヒュン……グシャァッ!
瑞鶴「……提督ー、こちら瑞鶴。鎮守府上空を侵犯していた不明ヘリコ
コメント一覧
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- 2016年01月19日 22:29
- ここが、この鎮守府が、私の魂の場所よ!
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- 2016年01月19日 22:30
- ここたま!
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- 2016年01月19日 22:34
- 世に文月のあらんことを
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- 2016年01月19日 22:38
- 世に卯月のあらんことを!
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- 2016年01月19日 22:44
- 深海棲艦が両断されてしまう
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- 2016年01月19日 22:53
- アサルトアーマーとか海がコジマに汚染される!!
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- 2016年01月19日 22:56
- ヴェンデッタは…マズい…
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- 2016年01月19日 23:03
- この感じだ!ACSSだ!我らにはそれが必要だ!
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- 2016年01月19日 23:05
- 主任妖精とか欲しいな
>ヴェンデッタ 黒い鳥がアップを始めました
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- 2016年01月19日 23:10
- 2016年現在だったら300万人近いじゃなくて400万人近いじゃね?
確か先週の時点で370万以上でしょ?
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- 2016年01月19日 23:12
- エヴァグリイイィィイン
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- 2016年01月19日 23:16
- 不明な提督に続きこいつらもかw
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- 2016年01月19日 23:23
- 硬派な艦coreも見たいです
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- 2016年01月19日 23:59
- 水没艦娘…縁起悪りぃなぁ…
金剛「不明なユニット(深海棲艦由来の)が接続されマシタ…」
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