内容としては、これまでジャニーズ事務所お抱えメディアが報じてきた内容、すなわち、飯島三智氏がジャニーズからSMAPを連れて独立しようとしたものの、木村拓哉さんのみがそれに応じなかったためとん挫した、という事実が前提となったインタビューです。
その上で、騒動の収束が遅れた理由について語っているのですが…さてさて、これが本当に真実、ということなのでしょうか…？→ Geinou Ranking
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様々なメディアが出しているSMAPの独立解散報道の内容は、おおまかに2種類に分かれます。
・SMAPの育ての親・飯島三智氏がジャニーズ事務所からの独立を企てて失敗、SMAPのメンバー4人が巻き込まれた。ひとり残留を貫いたキムタク正義。
・ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長が飯島氏とSMAPにクビを宣告したため、もしくはメリー氏のパワハラが原因で飯島氏が事務所にいられないと感じたため、やむを得ず移籍先を探し、やっと見つかり話がまとまりかけたところで木村さんが裏切ったため事態が泥沼化した。
前者はジャニーズ事務所に近いメディア、大手のスポーツ新聞やテレビのワイドショーなどがこのスタンス。
後者はジャニーズ事務所とは敵対していると言われるメディアやネットメディアに多い論調となります。
今日発売の週刊新潮にはメリー副社長、週刊文春には、ジャニーズ事務所の顧問であり、関連会社「ジャニーズ・エンタテイメント」代表取締役・小杉理宇造（りゅうぞう）氏がそれぞれインタビューに答えています。
ちなみに、文春も当初はメリー氏を直撃したそうですが、
「私、文春大ッ嫌い」
と怒り出したため別の人物が取材に応じることとなったそうです。
だからライバル誌の新潮の取材には答えたのでしょうか。
2人のインタビューは、当然、前者の内容に沿ったものとなっています。
小杉氏は、
（以下引用）
「彼女が明確な意思表示をしたのは去年の10月頃。
メリーさんの答えは明快で、辞めるつもりなら弁護士を連れて来なさいと。
飯島さんがジェイ・ドリームの株主でもあるSMAPのメンバーに声をかけることは、メリーさんも分かっていましたから。
そうなると、もはや1対1の話し合いではなく、契約の話や引き継ぎも含めて交渉しなくてはならない。
それですぐ双方で弁護士を立てたのです」
（以上引用 週刊文春）
と話しています。
『ジェイ・ドリーム』というのは、飯島さんのために作った会社で、ここで彼女はこれまでいろんなことにチャレンジしてきた、その延長線上で自分が決裁権を持ちたいという気持ちが芽生えた、のだとか。
その後、SMAPメンバーに個別に弁護士が面談し、独立の意思があるかどうか確認したところ、4人は飯島さんについていく意思を示し、木村さんは
（以下引用）
「不満があるのは飯島さんなんだから、俺たちを巻き込まないでよ」
（以上引用 週刊文春）
と話し、当初から一貫して独立に反対したとか。
これまで御用メディアが流してきた内容とぴったり一致ですね。当たり前ですが。
しかしこの言葉…飯島さんにはこれまで散々お世話になったのでしょうに、ここまで言っ（たことにし）ちゃいますか。
それはそれで義理を欠く言動のようにも見えますが…。
12月20日ごろ、飯島さんと4人のメンバーは、5人そろっての独立を諦めたとか。
そして、12月末になって田辺エージェンシーの田邊昭知社長が動いたといいます。
メリー氏のインタビューによると…
（以下引用）
昨年末、12月27日だったと思いますが、私の友人からの伝言で、田邊さん（昭知・田辺エージェンシー社長）が、私に
「4人を元に戻してくれないか」
と言ってらっしゃるのを知りました。
田邊さんは、SMAPはひとつであるべきだし、ジャニーズ事務所を出てはいけない、とのお考えだったようです。
私は以前から田邊さんと親しくしています。
ジャニーとも親しい関係です。
「田邊さんがそうやって仕切ってくださるのであれば、私は受け入れましょう」
と、その友人を通じて、OKのお返事をしました。
（以上引用 週刊新潮）
その後、田邊社長は小杉氏にも断りの電話を入れたといいます。
（以下引用）
12月30日には、逆に田辺社長から小杉氏に電話があったという。
「その時田辺社長は
『SMAPは解散も分裂もしちゃいけない。芸能界の損失だ』
と言ってくれました。それで
『存続に向けて自分が動いていいか？』
とそこまで言ってくださったんです。
田辺社長はわざわざ4人のメンバーに、木村君とジャニーさんに詫びて迎え入れてもらいなさいと説得してくださったんです。
それで1月8日、メリーさんと私で田辺社長のところへお礼を言いに行く予定だったんです。
しかし、残念ながらそれまでに4人からは何のアクセスもなかった。
本来なら、あのとき騒動は終わっていたはずだったのです」
（以上引用 週刊文春）
メリー氏も同様の発言をされています。
（以下引用）
ところが、その後、中居からも誰からも何の連絡もありませんでした。
年末から既に1週間以上、経っています。
私はどうしようかな、と思った。
そのまま1月7日まで待ちましたが、結局、それでも何の動きもないままでした。
そこで、私はもう一度、田邊さんに電話をして、先の友人と一緒に田辺エージェンシーへ伺ったんです。
それが1月8日。
その席で私は、
「田邊さん、お心遣いありがとうございます」
「でも、誰からも何も連絡がないので、申し訳ないけれど、私はやっぱり受けない方が良いと思います」
「田邊さんとの約束も守っていないのだから、私も受け入れられるわけがありません」
と言いました。
田邊さんは、多分、私たちはお礼に来たのだと思っておられたのではないでしょうか。
だから、それを聞いて驚かれました。
（以上引用 週刊新潮）
※田邊社長の表記が2種類になっているのは、新潮、文春で表記が違っているためです。
そのまま引用させていただきました。
田邊社長が間に入ったという話、ジャニーズとは敵対関係にあるメディアの週刊女性も報じていました。
ただ、ちょっと内容が違うんですね。
（以下引用）
「ある芸能プロのA社長が、4人のメンバーをジャニーズ事務所に戻れるように立ち上がったんです。
このA社長は芸能界の重鎮で人望もあり、メリーさんといえども、無視できない存在。
12月下旬に1度、メリーさんとこの件で会っているようですが、さすがにことのときはメリーさんの怒りがまだ収まらないのか、“戻さない”の一点張りだったそうです」（テレビ局関係者）
（以上引用 週刊女性）
メリーさんが許さなかったのか、4人が田邊社長の仲介を無視して謝罪に行かなかったのか…いったいどちらが正しいのでしょうか？？
田辺エージェンシーというのは、中居さんが親しくしているタモリさんも所属している事務所です。
その事務所の社長がわざわざ仲介に入ってくれてお膳立てしてくれているのに、それをあえて無視するなんてちょっと考えづらいような気もするんですが…この説が正しいとすると、何かもう一つウラというか、事情が隠されていそうな気もします。
また、これまで報じられているメリーさんの気性を考えると、自分に逆らった者に対してそこまですんなり許そうとするだろうか、という疑問も浮かびます。
※この事実と何か関係が…？
SMAP解散報道はベッキーと「ゲスの極み」川谷の不倫の火消しだった！？ジャニーズの顧問・小杉理宇造氏の正体
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今回のインタビューの最後に、小杉氏はこう述べています。
（以下引用）
「戻ってきたメンバーにとっても、どうすれば一番いいのかを考えることも重要だと考えています。
ただ、4人はメリーさんに滅茶苦茶、怒られるだろうけど」
（以上引用 週刊文春）
あのスマスマでの謝罪で、誰一人SMAPは解散しないとも、事務所に残るとも明言しませんでしたが、とりあえず4人がいったんジャニーズ事務所に戻ったことは確定のようです。
ワイドショーなどもだいぶトーンダウンしてきているようですし、そのうち何事もなかったかのようにこの件には触れなくなっていくのでしょう。
SMAPメンバーも何事もなかったかのように…なれるでしょうか…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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