日伊国交樹立150周年記念にて国立西洋美術館では2016年3月1日(火)～2016年6月12日(日)の期間にイタリアが誇る天才画家ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571〜1610)の「カラヴァッジョ展」が開催されます。

38歳で没したカラヴァッジョ。現存する真筆は60点強と言われており、その中には移動不可能な作品が多数あります。本展は、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名品と、その影響を受けたカラヴァジズムの作品約60点、その他関連伝記資料などにより構成し、カラヴァッジョの劇的な人生と作品、そして彼の芸術が美術史に与えた影響を紹介します。

出品数は日本で過去最多、世界でも有数の規模となります。是非この機会に。

「エマオの晩餐」1606年、油彩/カンヴァス、ミラノ、ブレラ絵画館

「女占い師」1597年頃、油彩/カンヴァス、ローマ、カピトリーノ絵画館

「エッケ・ホモ」1605年頃、油彩/カンヴァス、ジェノヴァ、ストラーダ・ヌォヴァ美術館ビアンコ宮

「ナルキッソス」（部分） 1599年頃、油彩/カンヴァス、ローマ、バルベリーニ宮国立古典美術館

「トカゲに噛まれる少年」（部分） 1596-97年頃、油彩/カンヴァス、フィレンツェ、ロベルト・ロンギ美術史財団