9154820妊娠中の女性が身につけている「マタニティーマーク」。厚生労働省が定めてから10年になるが、「幸せ自慢」「妊娠は病気じゃない」など批判の声もあり、「付けたくない」と萎縮する人も出てきた。最近はマークの大きさも遠慮がちに小さくなっている。



ミキハウス子育て総研が昨年12月にインターネット上で行った調査(有効回答数482人)では、妊娠中にマークを「付けなかった」と回答した人は32%に上り、「途中から外した」人を含めると4割以上になった。

理由を尋ねると、「わざと押されたりすると聞いた」という不安の声や、「見てつらい思いをする人もいる」と不妊に悩む人に配慮する意見もみられた。
「嫌な思いをしたことがあるか」との問いには、「妊婦は偉いのか」と言われたり、遊園地で「妊婦は来るな」と言われたりしたケースもあったという。

見えないサイン マタニティーマーク


雑誌「初めてのたまごクラブ」は毎号マークをあしらったストラップを付録にしているが、平成23年に直径10センチだった大きさが、最新号では同5・5センチに縮小。「目立たないものがいい」という読者の要望を反映させたという。

(source: SankeiBiz - 小さくなったマタニティーマーク 批判に萎縮…「付けたくない」

マタニティーマークが年々小さくなっている?