絵里 希
1: 名無しなのに合格 2015/11/12(木) 22:50:29.37 ID:tvBWve5W.net
絵里「のん!試験をするわよ」
のんたぬ「やん?」
―国語の試験である
舌っ足らずだが日常会話には一応不自由しないのんたぬであったが
日本語のちゃんとした読み書きまでは中々厳しい状態だった。
絵里はのんたぬの将来のために、
日本語の宿題を毎日1ページ課題として与えていたのだ。
絵里「…国語ドリルはちゃんと進めているわよね?」
のんたぬ「や~ん。のんちゃあがんばったやん!」
絵里「あ、そう。では、おさらいを兼ねて試験をします」
のんたぬ「や…やん…」ゴクリ
絵里はそう言って白紙の紙をのんたぬへ差し出した
絵里「鉛筆を持ってきて。前にプレゼントしたでしょう?」
のんたぬ「やん!だいじにつかってるやん!」
絵里はのんたぬにステッドラー社の鉛筆を買い与えていた
これは国産の物より多少高価で、美術学生などが鉛筆デッサン等で使用するものである
のんたぬはお絵かきが好きらしいので、絵里はのんたぬのために仕方なく良い鉛筆を選んであげていた
のんたぬもよく使うので手に馴染んでいる
絵里「では先ず名前を書いて下さい」
のんたぬ「…やん!らくしょうやん!」
あ や せ の ん た め
絵里「…ふぅーん。では次に、私と亜里沙の名前を書いてみて。」
のんたぬ「…や…やん!」
あ や せ え い
あ や せ あ い さ
のんたぬ「かけたやん。どうえぃち?なかなかのものやん?」
絵里「…よくがんばったわね。でも…ねぇ…」
のんたぬ「…ぅや?」
絵里「のん、最近、練習をさぼっていたでしょう?」
のんたぬ「そっ…そんなことないやん!えぃち、これをみるやん!」
のんたぬは国語ドリルを絵里に見せた
国語ドリルにはひらがながページいっぱいに書かれていたが、
一応のんたぬは宿題をちゃんとやっているみたいだ。
絵里「・・・ふぅーん、あっそう。一応やってるみたいね。」
のんたぬ「やん?」
―国語の試験である
舌っ足らずだが日常会話には一応不自由しないのんたぬであったが
日本語のちゃんとした読み書きまでは中々厳しい状態だった。
絵里はのんたぬの将来のために、
日本語の宿題を毎日1ページ課題として与えていたのだ。
絵里「…国語ドリルはちゃんと進めているわよね?」
のんたぬ「や~ん。のんちゃあがんばったやん!」
絵里「あ、そう。では、おさらいを兼ねて試験をします」
のんたぬ「や…やん…」ゴクリ
絵里はそう言って白紙の紙をのんたぬへ差し出した
絵里「鉛筆を持ってきて。前にプレゼントしたでしょう?」
のんたぬ「やん!だいじにつかってるやん!」
絵里はのんたぬにステッドラー社の鉛筆を買い与えていた
これは国産の物より多少高価で、美術学生などが鉛筆デッサン等で使用するものである
のんたぬはお絵かきが好きらしいので、絵里はのんたぬのために仕方なく良い鉛筆を選んであげていた
のんたぬもよく使うので手に馴染んでいる
絵里「では先ず名前を書いて下さい」
のんたぬ「…やん!らくしょうやん!」
あ や せ の ん た め
絵里「…ふぅーん。では次に、私と亜里沙の名前を書いてみて。」
のんたぬ「…や…やん!」
あ や せ え い
あ や せ あ い さ
のんたぬ「かけたやん。どうえぃち?なかなかのものやん?」
絵里「…よくがんばったわね。でも…ねぇ…」
のんたぬ「…ぅや?」
絵里「のん、最近、練習をさぼっていたでしょう?」
のんたぬ「そっ…そんなことないやん!えぃち、これをみるやん!」
のんたぬは国語ドリルを絵里に見せた
国語ドリルにはひらがながページいっぱいに書かれていたが、
一応のんたぬは宿題をちゃんとやっているみたいだ。
絵里「・・・ふぅーん、あっそう。一応やってるみたいね。」
2: 名無しなのに合格 2015/11/12(木) 22:52:39.79 ID:tvBWve5W.net
のんたぬ「せやろ?のんちゃあもがんばったやん!」
絵里「でも…これは…一週間分としては明らかにページ数が足りないわ」
のんたぬ「やん・・・!?(ビクッ)」
絵里は勉めてやさしく語りかける
絵里「のん、ちょっといいいかしら。ここ、みて。」
のんたぬ「・・・ゃ・・やん?」
ドリルの右上に小さく赤い字で日付が見える
絵里が採点したときにその日の日付を記しておいたものだ。
どうやらのんたぬは一週間で2ページしか進めていないようだ。
絵里「ここ、なんて書いてあるかわかる?」
のんたぬ「…わかやん…のんちゃあ、まだよめへんやん・・・」
絵里「・・・わからなくてもまだいいわ。これは一緒に採点した日。」
絵里「…未採点のページが2枚しかないわ。本来ならば7枚あって然るべきよ?」
のんたぬは”人生で初めて”自分にキツく当たる絵里に恐怖と動揺を覚えていた。
のんたぬ「…やん…」
絵里「では、ここでのんに質問よ。どうして未完成の課題を堂々と私に見せたのかしら?」
のんたぬ「・・ぅゃん・・・えぃち…それはなぁ・・・ぅぅ・・しゅくだい・・・がんばったんや・・!
れんしゅうさぼってない…しょぅこやん!」
のんたぬ「えぃち・・・ちゃんとみてないん・・?」
絵里「誤魔化しても駄目よ?・・・あと国語が終わったら算数のお勉強も必要ね」
絵里はドリルのページを捲る。
絵里「とにかくのん、これをみて。これが昨日の分。一昨日の分。その前、その前、みんな白紙。」
ペラペラと白紙のページののんたぬに見せつける。
のんたぬ「・・・やん・・・(ぐずっ)」
(ペラペラ)
絵里「はい、宿題サボったのはこの日からね。その前まではちゃんとやっている。偉いわ。」
絵里「だけど、その日以降、白紙よ。」
(ペラペラ)
のんたぬ「・・・ぁんなぁ・・・ぅぅ・・・や゛ん・・・(ぐずぐずっ)」
絵里「でも…これは…一週間分としては明らかにページ数が足りないわ」
のんたぬ「やん・・・!?(ビクッ)」
絵里は勉めてやさしく語りかける
絵里「のん、ちょっといいいかしら。ここ、みて。」
のんたぬ「・・・ゃ・・やん?」
ドリルの右上に小さく赤い字で日付が見える
絵里が採点したときにその日の日付を記しておいたものだ。
どうやらのんたぬは一週間で2ページしか進めていないようだ。
絵里「ここ、なんて書いてあるかわかる?」
のんたぬ「…わかやん…のんちゃあ、まだよめへんやん・・・」
絵里「・・・わからなくてもまだいいわ。これは一緒に採点した日。」
絵里「…未採点のページが2枚しかないわ。本来ならば7枚あって然るべきよ?」
のんたぬは”人生で初めて”自分にキツく当たる絵里に恐怖と動揺を覚えていた。
のんたぬ「…やん…」
絵里「では、ここでのんに質問よ。どうして未完成の課題を堂々と私に見せたのかしら?」
のんたぬ「・・ぅゃん・・・えぃち…それはなぁ・・・ぅぅ・・しゅくだい・・・がんばったんや・・!
れんしゅうさぼってない…しょぅこやん!」
のんたぬ「えぃち・・・ちゃんとみてないん・・?」
絵里「誤魔化しても駄目よ?・・・あと国語が終わったら算数のお勉強も必要ね」
絵里はドリルのページを捲る。
絵里「とにかくのん、これをみて。これが昨日の分。一昨日の分。その前、その前、みんな白紙。」
ペラペラと白紙のページののんたぬに見せつける。
のんたぬ「・・・やん・・・(ぐずっ)」
(ペラペラ)
絵里「はい、宿題サボったのはこの日からね。その前まではちゃんとやっている。偉いわ。」
絵里「だけど、その日以降、白紙よ。」
(ペラペラ)
のんたぬ「・・・ぁんなぁ・・・ぅぅ・・・や゛ん・・・(ぐずぐずっ)」
3: 名無しなのに合格 2015/11/12(木) 22:53:59.48 ID:tvBWve5W.net
絵里「よくみて、のん。私はこの日を境に毎日採点を辞めてる。ちょっと私も忙しいからね。」
(白紙とそうでないページの境をのんたぬに見せる)
のんたぬ「・・・ぅゃっ・・ぅゃ゛ん・・・えぃち・・・(ぐずぐずぐずっ)」
のんたぬの表情は段々険しくなってくる。
のんたぬ「・・・ぅゃ゛っ・・・ぅゃ゛ぁぁっ・・・(ひっぐひっぐ)」
のんたぬ「・・・し゛っぽし゛ゃぁさわらせへん・・・さ゛わら゛せへんや゛ぁ゛ぁん・・・(ぐずぐずぐずぐずっ)」
のんたぬは尻尾を丸めてうずくまる。
わざとドリルのページを視界に入れないようにしているようだ。
絵里「だめよ、目をそらしちゃだめ」
のんたぬの顔を上にあげる。
のんたぬ「・・・ゃ゛ぁん・・・!!」
絵里「のんは毎日『きょうもしゅくだいおわったやん!』って言ってたわよね?」
絵里「まあ私もちゃんと確認したかなったのが悪いけど」
のんたぬの心は恐怖に加え、ちょっぴり怒りの感情が芽生えた。
のんたぬ「…なんでやぁん…!やんやんや゛んや゛んぅゃ゛ん!!(ぐずぐずひっぐひっぐ)」
絵里の足元をポカポカ叩く半泣きののんたぬ。
のんたぬはのんたぬ自身、この湧き出る初めての感情に狼狽している。
絵里「なにしてるののん?やんやんだけじゃわからないわよ」
絵里「のん、落ち着いて聞いて。」
のんたぬ「・・・や゛ぁん・・・えぃちぃぃぃぃ!!」
絵里「だから落ち着いて聞いて。(グリッ)」
(のんたぬの尻尾を踏みつけ動きを抑える)
のんたぬ「・・・ぃぎゃ゛ん゛!!なにするや゛ん!!し゛っぽさんし゛っぽさんい゛だい゛い゛だぁい゛や゛ぁ゛ぁ゛ん!!」
怒りの感情が更にわくのんたぬ。
怒りと悲しみと恐怖があわさり表情はコロコロ変わる。
絵里「ごめんなさい・・・こうするしか無かったの。本当に。静かにしてくれるかしら」
のんたぬ「・・・や゛ぁん・・・」
絵里「静かになったのね。ありがとのん」
(足を尻尾から離し、頭を撫でる)
絵里は頭を撫でたままのんたぬに迫る。
(白紙とそうでないページの境をのんたぬに見せる)
のんたぬ「・・・ぅゃっ・・ぅゃ゛ん・・・えぃち・・・(ぐずぐずぐずっ)」
のんたぬの表情は段々険しくなってくる。
のんたぬ「・・・ぅゃ゛っ・・・ぅゃ゛ぁぁっ・・・(ひっぐひっぐ)」
のんたぬ「・・・し゛っぽし゛ゃぁさわらせへん・・・さ゛わら゛せへんや゛ぁ゛ぁん・・・(ぐずぐずぐずぐずっ)」
のんたぬは尻尾を丸めてうずくまる。
わざとドリルのページを視界に入れないようにしているようだ。
絵里「だめよ、目をそらしちゃだめ」
のんたぬの顔を上にあげる。
のんたぬ「・・・ゃ゛ぁん・・・!!」
絵里「のんは毎日『きょうもしゅくだいおわったやん!』って言ってたわよね?」
絵里「まあ私もちゃんと確認したかなったのが悪いけど」
のんたぬの心は恐怖に加え、ちょっぴり怒りの感情が芽生えた。
のんたぬ「…なんでやぁん…!やんやんや゛んや゛んぅゃ゛ん!!(ぐずぐずひっぐひっぐ)」
絵里の足元をポカポカ叩く半泣きののんたぬ。
のんたぬはのんたぬ自身、この湧き出る初めての感情に狼狽している。
絵里「なにしてるののん?やんやんだけじゃわからないわよ」
絵里「のん、落ち着いて聞いて。」
のんたぬ「・・・や゛ぁん・・・えぃちぃぃぃぃ!!」
絵里「だから落ち着いて聞いて。(グリッ)」
(のんたぬの尻尾を踏みつけ動きを抑える)
のんたぬ「・・・ぃぎゃ゛ん゛!!なにするや゛ん!!し゛っぽさんし゛っぽさんい゛だい゛い゛だぁい゛や゛ぁ゛ぁ゛ん!!」
怒りの感情が更にわくのんたぬ。
怒りと悲しみと恐怖があわさり表情はコロコロ変わる。
絵里「ごめんなさい・・・こうするしか無かったの。本当に。静かにしてくれるかしら」
のんたぬ「・・・や゛ぁん・・・」
絵里「静かになったのね。ありがとのん」
(足を尻尾から離し、頭を撫でる)
絵里は頭を撫でたままのんたぬに迫る。
4: 名無しなのに合格 2015/11/12(木) 22:54:55.65 ID:tvBWve5W.net
絵里「(ここはしっかりガツンと叱らなきゃ。のんの将来のためにもね)」
絵里「はっきりさせましょう。まず、最初はちゃんと宿題をやっていた。でもそれは私が毎日見てるから」
絵里「次。私が忙しく見れないときは、のんは私に『宿題を毎日ちゃんとやってる』と教えてくれた。」
のんたぬ「・・・ぅ゛ぅ゛・・・・」
のんたぬはまた尻尾にかぶさってうずくまり震えてる。
絵里は頭を撫でながら、更に真実へ突き進む。
絵里「でも、宿題のドリルの大部分は白紙で、実際には『1週間のうち2日しか』やっていなかった。」
のんたぬ「・・・ゃ゛ぁ゛ん゛・・・・・・ち゛が゛う゛ん゛ゃ・・・ち゛が゛う゛ん゛や゛ぁ゛ん゛・・・え゛ぃ゛ち゛ぃ・・・」
半泣きのんたぬ。また涙が溢れてきそう。
絵里「のんは、私にやっていない宿題をやったと言った。」
絵里「のんは私に嘘を付いた。私を騙した。」
・・・
・・・
絵里「「「ちがうの!!のんたぬ!!!!この嘘つき狸ぃ!!」」」
・・・
のんたぬ「!?」(ビクビクビクッ)
・・・
のんたぬはゆっくり顔を上げた。
・・・
のんたぬ「ぁや゛っ・・!ぅぎゅ゛ゃ゛っ・・・!!!」(ビクビクブルブル)
・・・
目には大粒の涙があふれだす。
・・・
のんたぬ「ぅぅぅゃゃぁぁぁ・・・!ぁゃ゛ぴっ・・!ぅぴゅぎゅ゛ゃ゛っ・・・!!!」(ビクビクブルブルビクビク)
・・・
奥に秘めていた感情が爆発する。
・・・
のんたぬ「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ぃや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!ぃや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!」
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!え゛ぃ゛ち゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」
絵里「はっきりさせましょう。まず、最初はちゃんと宿題をやっていた。でもそれは私が毎日見てるから」
絵里「次。私が忙しく見れないときは、のんは私に『宿題を毎日ちゃんとやってる』と教えてくれた。」
のんたぬ「・・・ぅ゛ぅ゛・・・・」
のんたぬはまた尻尾にかぶさってうずくまり震えてる。
絵里は頭を撫でながら、更に真実へ突き進む。
絵里「でも、宿題のドリルの大部分は白紙で、実際には『1週間のうち2日しか』やっていなかった。」
のんたぬ「・・・ゃ゛ぁ゛ん゛・・・・・・ち゛が゛う゛ん゛ゃ・・・ち゛が゛う゛ん゛や゛ぁ゛ん゛・・・え゛ぃ゛ち゛ぃ・・・」
半泣きのんたぬ。また涙が溢れてきそう。
絵里「のんは、私にやっていない宿題をやったと言った。」
絵里「のんは私に嘘を付いた。私を騙した。」
・・・
・・・
絵里「「「ちがうの!!のんたぬ!!!!この嘘つき狸ぃ!!」」」
・・・
のんたぬ「!?」(ビクビクビクッ)
・・・
のんたぬはゆっくり顔を上げた。
・・・
のんたぬ「ぁや゛っ・・!ぅぎゅ゛ゃ゛っ・・・!!!」(ビクビクブルブル)
・・・
目には大粒の涙があふれだす。
・・・
のんたぬ「ぅぅぅゃゃぁぁぁ・・・!ぁゃ゛ぴっ・・!ぅぴゅぎゅ゛ゃ゛っ・・・!!!」(ビクビクブルブルビクビク)
・・・
奥に秘めていた感情が爆発する。
・・・
のんたぬ「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ぃや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!ぃや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!」
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!え゛ぃ゛ち゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」
5: 名無しなのに合格 2015/11/12(木) 22:56:13.47 ID:tvBWve5W.net
手足をバタつかせ、顔を涙と鼻水でグジャグジャにしながら泣き喚く。
いままでの可愛い顔からは想像できないほど歪ませた顔で泣き喚く。
絵里「・・・あれ、この臭いは・・?しーしーおもらししちゃったのかしら・・・仕方ないわねー」
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!え゛ぃ゛ち゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」
中々泣きやまない。
のんたぬ「え゛ぃ゛ち゛き゛や゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」
絵里「・・・あれ、私の事が嫌い?これで反省してくれればいいんだけど、中々うまくいかないようね」
絵里「…しかし、悪戯っ子なのんたぬも良いけど、こののんたぬも良いわね」
絵里「・・・のんたぬの新しい姿、素敵だわ」
・・・今回がきっかけで知らずの内にプチいじめに目覚めてしまった絵里。
絵里「のん、泣いてないでほら、鉛筆、もちなさい」
絵里「お勉強した事は復習しないと直ぐに忘れてしまうのよ?」
絵里「まだ大丈夫!今日からまた頑張りましょう?」
泣き喚くのんたぬの小さなお手手に無理矢理鉛筆を持たせるが、当然お構いなし。
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!え゛ぃ゛ち゛え゛ぃ゛ち゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い!!!!」
一瞬鉛筆を持つが、すぐに放り投げてしまう。
絵里「だめじゃないの放り投げちゃ。ほら、ちゃんともって!」
絵里はのんたぬのお手手に鉛筆を固定し、その手に覆いかぶさり、のんたぬの手でちゃんと名前を書いた。
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん・・・や゛ぁ゛ぁ゛ん・・・お゛て゛て゛し゛ゃ゛ん゛や゛め゛る゛やん・・・!」
絵里「はい!よく出来ました!次は私の名前よ~」
・・・
こうして、絵里は半ば泣きじゃくるのんたぬを可愛がりながらその日の練習を終えた。
いつもよりも一段と目が輝いている絵里でした。
いままでの可愛い顔からは想像できないほど歪ませた顔で泣き喚く。
絵里「・・・あれ、この臭いは・・?しーしーおもらししちゃったのかしら・・・仕方ないわねー」
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!え゛ぃ゛ち゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」
中々泣きやまない。
のんたぬ「え゛ぃ゛ち゛き゛や゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」
絵里「・・・あれ、私の事が嫌い?これで反省してくれればいいんだけど、中々うまくいかないようね」
絵里「…しかし、悪戯っ子なのんたぬも良いけど、こののんたぬも良いわね」
絵里「・・・のんたぬの新しい姿、素敵だわ」
・・・今回がきっかけで知らずの内にプチいじめに目覚めてしまった絵里。
絵里「のん、泣いてないでほら、鉛筆、もちなさい」
絵里「お勉強した事は復習しないと直ぐに忘れてしまうのよ?」
絵里「まだ大丈夫!今日からまた頑張りましょう?」
泣き喚くのんたぬの小さなお手手に無理矢理鉛筆を持たせるが、当然お構いなし。
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!え゛ぃ゛ち゛え゛ぃ゛ち゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い!!!!」
一瞬鉛筆を持つが、すぐに放り投げてしまう。
絵里「だめじゃないの放り投げちゃ。ほら、ちゃんともって!」
絵里はのんたぬのお手手に鉛筆を固定し、その手に覆いかぶさり、のんたぬの手でちゃんと名前を書いた。
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん・・・や゛ぁ゛ぁ゛ん・・・お゛て゛て゛し゛ゃ゛ん゛や゛め゛る゛やん・・・!」
絵里「はい!よく出来ました!次は私の名前よ~」
・・・
こうして、絵里は半ば泣きじゃくるのんたぬを可愛がりながらその日の練習を終えた。
いつもよりも一段と目が輝いている絵里でした。
6: 名無しなのに合格 2015/11/12(木) 22:56:51.80 ID:tvBWve5W.net
翌日
・・・不信感いっぱいののんたぬ。
のんたぬ「えぃち・・?うや゛ん・・・!」
・・・国語ドリルと鉛筆に近寄らなくなってしまったのんたぬ。
のんたぬ「ぃや゛ゃ゛ぁぁぁん!!う゛や゛あ゛あ゛あ゛ん!!!どげでどげてごわ゛い゛ご゛わ゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」
・・・近づけると涙目で怒り出すのんたぬ。
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん・・・や゛ぁ゛ぁ゛ん・・・ぐる゛な゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」
白紙のページを見せるとまたまた泣きわめいてしまった。
絵里「ほらほら、涙でびしょびしょになっちゃったから新しいドリル10冊も買っちゃったわ。あとこれは算数ね!」
のんたぬのケージの中にドリルを投げ込む。
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん・・・や゛ぁ゛ぁ゛ん・・・ごめ゛ん゛し゛ゃ゛ぁ゛!!ごめ゛ん゛し゛ゃ゛ぁ゛!!
ごめ゛ん゛し゛ゃ゛ぁ゛!!ごめ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」
泣きながらドリルをビリビリに破くのんたぬ。
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!どぃ゛る゛き゛や゛い゛き゛や゛い゛ごめ゛ん゛し゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!!」
のんたぬ「ごわ゛い゛ご゛わ゛い゛だぢゅげでだぢゅげでや゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」
絵里「なにやってるの!!!のんたぬ!!勉強道具を壊さないでよ!!!」(ドガァ!)
ケージの中で暴れたのんたぬは、絵里がケージを一蹴すると「ぐぴょぉぉぉ」という謎の叫び声を上げたのち、失神してしまった。
絵里「暫く壊れるまでこれで遊べそうだわね。ちゃんと謝ってくれたし、無様で可愛いわ、のんたぬ。」
Fin
・・・不信感いっぱいののんたぬ。
のんたぬ「えぃち・・?うや゛ん・・・!」
・・・国語ドリルと鉛筆に近寄らなくなってしまったのんたぬ。
のんたぬ「ぃや゛ゃ゛ぁぁぁん!!う゛や゛あ゛あ゛あ゛ん!!!どげでどげてごわ゛い゛ご゛わ゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」
・・・近づけると涙目で怒り出すのんたぬ。
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん・・・や゛ぁ゛ぁ゛ん・・・ぐる゛な゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」
白紙のページを見せるとまたまた泣きわめいてしまった。
絵里「ほらほら、涙でびしょびしょになっちゃったから新しいドリル10冊も買っちゃったわ。あとこれは算数ね!」
のんたぬのケージの中にドリルを投げ込む。
のんたぬ「や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん・・・や゛ぁ゛ぁ゛ん・・・ごめ゛ん゛し゛ゃ゛ぁ゛!!ごめ゛ん゛し゛ゃ゛ぁ゛!!
ごめ゛ん゛し゛ゃ゛ぁ゛!!ごめ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!」
泣きながらドリルをビリビリに破くのんたぬ。
のんたぬ「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!どぃ゛る゛き゛や゛い゛き゛や゛い゛ごめ゛ん゛し゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!!」
のんたぬ「ごわ゛い゛ご゛わ゛い゛だぢゅげでだぢゅげでや゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!」
絵里「なにやってるの!!!のんたぬ!!勉強道具を壊さないでよ!!!」(ドガァ!)
ケージの中で暴れたのんたぬは、絵里がケージを一蹴すると「ぐぴょぉぉぉ」という謎の叫び声を上げたのち、失神してしまった。
絵里「暫く壊れるまでこれで遊べそうだわね。ちゃんと謝ってくれたし、無様で可愛いわ、のんたぬ。」
Fin