車椅子を除雪機に改造、近所の道路を除雪する男性が話題に
■雪の道路をきれいにしよう
日本にもあったらいいなあ、こういうの。というわけでアメリカはネブラスカ州のニュース。車椅子を改造して除雪機にしちゃってる男性が話題です。
写真の男性はジャスティン・アンダーソンさん。ネブラスカ州のベルビューに住んでいます。彼はイラク戦争に派兵されていた復員軍人の方です。戦争で足を切断したため、車椅子で生活しています。ジャスティンさんは事前基金団体から外でも行動できるようにとオフロード用の車椅子をもらっていたのですが、この冬の雪を見て、何か役立つことはできないかと思案していたのでした。彼曰く、
「子どもやその両親が雪でつまづいたり、怪我したりするのを心配していたんです。それで、何かできないかな、と。」
彼はオフロード用の車椅子にブレードを取り付け、除雪機にすることを思いついたのでした。近所を走り回っては歩道の上の雪を除け、歩きやすくする活動をすることにしたのです。
「あまり見たことない光景だったろうからね。何人もの人が写真を撮っていくんだよ。」
■地域への恩返しとして
車椅子には昨年ブレードを取り付けたのですが、上下に動かすことも可能で、路面に合わせて上手に雪をかき集めることができるのだとか。便利ですな。ジャスティンさんは自分が地域に何か恩返しする機会ができて嬉しいとコメントしています。
「コミュ二ティは私が足の切断や脳腫瘍などで苦しんでいる時にたくさんのサポートをしてもらいました。こういうことで地域の人に喜んでもらえれば、とても満足です。」
電動の車椅子はよく見るけど、この強力なキャタピラ仕様は初めて見ました。北海道に住んでいると、冬はこういうのがあれば良いんだけどなーと思うことしきり。
ちなみに映像はこちらです。
<ネタ元:Nebraska veteran uses wheelchair to plow snow from sidewalks>
One Response so far
1月 24th, 2016
18:45
事前基金団体
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