『彼岸島 48日後…』管理人感想レビューだぜェ!最新話の内容(ネタバレ)を含んぢまってるから、読むんなら自己責任になっちまうけど許してくれェ!そして雅のヤロウぜってェ許さねェ!
芦ノ湖にある海賊船…そこには東京から逃げてきた人間がいるみてェだ。明さんと盟友・勝っちゃんはその人間から東京へはどう行けるかを聞きにいく見てェだ。ぶっちゃけそんな面倒なことせずに東京向かって入っちまえばええんじゃって思いがちだけど、明さんは優秀だからね、何かきっといい考えがあるに違いねェ。…今まで明さんのやってきたことに何か間違いはあったか!?ねェよちくしょう!
…そうして明さんは芦ノ湖に浮かぶ海賊船へと、スワンボートでやってきた。ギコギコギコギコ…そしたら何か撃ってきやがった!スワンちゃんの頭が吹き飛んぢまったじゃねェか!これじゃあただの首なし白鳥じゃねェか!気色悪ィ!…明さんや勝っちゃんをここまで運んでくれたスワンちゃんの頭を吹き飛ばしやがって…人間どもぜってェ許さねェ!
…だが明さん、気をつけてください。相手はあの太いスワンちゃんの首を吹き飛ばすような武器を持っている。おそらくですが、あの海賊船の大砲から撃ってきた可能性があります。ということは、大砲のあるだけ相手はバンバン撃ってくるに違いありません。…ってそれもう助からねェじゃねェか!ちくしょうスワンボートは足こぎ遅ェんだよちくしょう死んぢまう!…あれ?明さんがいない…まさか湖に落ちちまったのか!?
違ェ!明さんは海賊船にジャンプして乗り込んだんだ!さすが明さん!…よく見たら、空中で義手を外して隠し刀を船に引っ掛けたみてェだ。ぶっちゃけそんなことしなくても普通にジャンプすりゃあエエって思うし、よく見たら義手を左手で持って、袖の中に入れるなんていう高度技術まで披露しちゃってる。
これは義手じゃ!
…そうか、明さんの技術を人間どもに見せ付けるためのパフォーマンスなんだ!さすが明さん!やはり救世主のやることはすげェ!
さあ、船に乗り込んでしまえば大砲なんか使えねェ!あとは人間どもがいるところまで登って…いやがった人間ども!ざっと20人ほどいやがる!…所詮ただの人間、武器さえ奪っちまえば明さんにたてつくことなんてできねェ!
銃は一丁…まさか、スワンちゃんを殺したのはこの銃だってのか!?あぶねェ!なんてことだ…この銃、スワンちゃんの頭を吹き飛ばすほどの威力があるのか!そしてその威力の反動に負けねェ人間…明さんだから余裕でぶっ倒せたみてェだけど、もし勝っちゃんが戦っていたら、今頃勝っちゃんは殺されちまってたかもしれねェ…だが、もう大丈夫だ。互いに人間同士、話し合えば通じるはず。そもそも攻撃をしかけてきたのは吸血鬼が襲ってきやがったと思ったからに違いねェ!…私たちは人間じゃ!てめェらはさっさと明さんに東京への行き方を教えるんじゃ!
え?
何言ってやがるこの人間ども…救世主様は今目の前にいらっしゃるではないか。彼岸島という地獄から参上した、吸血鬼どもの荒波にもまれて人間最高峰の力を得た救世主様、明様が目の前にいらっしゃるではないか。…その救世主様に向かって「救世主様に殺されちまえ」とは何て暴言じゃ!人間のくせに生意気なヤロウだ!ひれ伏せ! ひれ伏すがいい!
何じゃこのタイミングに…別のスワンちゃんが現れやがった!ちくしょうこれからこの人間どもを粛清するところじゃったっていうのに…
ガハハハハハハ
何だこの大男は!?いや…師匠や斧神、金剛様と比べたらかわいらしい入道ちゃんじゃねェか!まさかコイツ救世主様か!?…ただでけェだけの入道ちゃんじゃねェか!所詮明さんの相手じゃねェ!ちくしょう調子に乗りやがって!てめェなんか明さんが…え?戦わない?
…し、しまった…ここ最近の連戦で、自分もかなり好戦的になっちまってたみてェだ。相手は人間、同士じゃ。話あえばきっと分かり合える。情報だって教えてくれるに違いねェし、仲間になってくれるかもしれねェ。まずはこの入道ちゃんに話を聞かねば…
そうだ、もうこれ以上残酷なシーンは見たくねェんだ。ただでさえ辛いことが大阪で山ほどあった。もう、新田さんやヨネさんのような惨劇は見たくねェんだ…明さん、決して入道ちゃんを怒らせるようなことだけはしないでください。頭を下げることも、大事ですよ………………ああダメだ心配だ!明さんのことだから、無表情で淡々と目的を語って、そして入道ちゃんを怒らせちまうかもしれねェ。戦いなら完璧じゃが、フリーズンハートだからな明さん。ああ心配だ…
いや大丈夫かもしれねェ!我らの松本先生ェは映画を見て「救いのあるラストに、ホント救われました」とコメントされている。つまりこれから救いのある展開が待ってるに違いねェ!…よっしゃ、これで人間は救われた!これならもう悲惨な戦いにはならねェはずじゃ!松本先生ェが「ル・アーヴルの靴みがき」を見てくれて超助かる!
価格: ¥ 540
雅(みやび)の首を取るため、吸血鬼の本陣である塔を目指す明(あきら)。厳重な監視の目をかいくぐり本丸に近づく。しかし、その行く手に突如巨大な影が! 現れたのは、史上最大級の邪鬼(オニ)。主を守るかのごとく明に立ちはだかる。はたして明は無事に雅のもとに行けるのか!?