世界最速のチーター、天国へ
世界最速の陸上動物って聞くと何を思い浮かべますか?
馬でしょうか? それとも... ウサイン・ボルト? 違います。米国シンシナティ動物園に住むサラという名前のチーターだったんです。今日、サラは15歳で天国へ走って行ってしまいました。
サラはこの地球上で1番早い哺乳類であり、2012年、100メートルを5.95秒で走り、2009年の自身の記録6.13秒を塗り替えたという偉業を国営ラジオNPRは伝えています。100メートルを5.95秒というのは、すなわち時速約98キロ。11歳のときの記録です。ほとんどのチーターは11歳まで生きることはないそうです。
サラには特別な存在であったもう1つの理由があります。サラはシンシナティ動物園で犬と一緒に育ったんです。犬はチーターを落ち着かせることができるそうで、動物園では一緒に育てることがあります。アナトリアン・シェパードのLexiはサラの「生涯の友」でした。
Sarah and Lexi in 2000 #tbt https://t.co/eLDw7sWuJJ pic.twitter.com/So3xLbXXUf
— Cincinnati Zoo (@CincinnatiZoo) January 22, 2016
上の写真は2000年に撮られたサラとLexiの写真。心がじんわり温まります。サラには、天国でも自由に走り回ってほしいですね。
source: NPR
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(リョウコ)
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