TimesNewsは23日(現地時間)、台湾HTCの新型ローエンド級タブレット「HTC Desire T7」のスペック情報が、GFXBenchベンチマークのデータベース上に発見されたことを伝えています。
GFXBenchのデータベース上に登録されていた「HTC IV 5001-A」のスペック情報
HTCが新型タブレットの発売を計画している可能性は長らく指摘されてきました。先日にはインドの輸出入情報サイトZaubaのデータベース上に、HTC Desire T7という名称の同社製7インチタブレットの存在が確認されていましたが、今回GFXBenchのデータベース上に、Desire T7と見られる端末「HTC IV 5001-A」の主なスペック情報が新たに発見されました。
以下は、GFXBenchのデータベース上に登録されていたHTC IV5001-Aの主なスペック。
OS | Android 5.0 Lollipop |
ディスプレイ | 6.9インチ HD(1280×720)ディスプレイ |
SoC | Spreadtrum 1.3GHz駆動 32-bit クアッドコア SC8830 |
GPU | ARM Mali-M400 MP2 |
RAM | 1GB |
ストレージ | 16GB |
メインカメラ | 約500万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 |
ワイヤレス | Bluetooth Wi-Fi NFC |
全体的にローエンド級スペックに仕上げられていることから、おそらくは新興成長市場などを中心に低価格帯に投入されることが予想されます。また、Zauba上に登録されていたデータによると、端末の輸入価格は1万1476インドルピー(約2万円)とのことです。
Zaubaのデータベース上に発見された「HTC Desire T7」のデータ
なお、先日HTCのCEOシェール・ワン氏は今後の同社がスマートフォン事業よりもVR事業に注力していくことを明らかにしましたが(過去記事)、スマートフォン事業から撤退する可能性については明確に否定しています(過去記事)。
長らく続く経営不振を打破するためにはフラッグシップモデルの販売台数を伸ばすことは必須と言え、同時にミッドレンジ帯以下の市場シェアを増大させることも必要不可欠ですが、はたしてDesire T7は市場から色好い反応を引き出すことができるのでしょうか。
[Times News、Zauba via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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