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『アングリーバード』が映画化、10月1日に国内公開で予告ムービー公開中。30億ダウンロードゲーム - Engadget Japanese
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全世界で30億ダウンロードされたモバイルゲームをフルCGアニメ化した映画『アングリーバード』の日本での上映が10月1日に決定し、予告編がネットで公開中です。ゲーム内では2D風の毛並みだった主役の鳥達が3Dモデリングとなってフサフサ感も豊かになり、大冒険を繰り広げる見込みです。
映画『アングリーバード』の原作は、フィンランドのRovio Entertainmentが開発したモバイルゲーム『Angry Birds』。2010年には「世界で最も成功したモバイルゲーム」と言われた勢いで、2013年にRovioは日本オフィスを開設。国内ではキャラクタービジネスも展開し、2014年9月から少女漫画誌『なかよし』でコラボ漫画『Stella〜ナナと魔法の英単語』を連載中です。

映画は原作キャラクターの中からレッド(一発の威力が高い)、チャック(貫通力がある)、ボム(設置すると爆発)の3匹が意地悪なピッグ(豚)達に盗まれた卵を取り返すために大冒険するというストーリー。予告編では家にボールをぶつけられた上に爆睡から叩き起こされたレッドがボールの代わりに赤ちゃんバードを蹴っ飛ばし、世界一短気な鳥のキレやすさを披露しています。

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プロデューサーは『怪盗グルーの月泥棒3D』のジョン・コーエン。気難しくて怒りっぽいが色々あって子煩悩になるキャラを主役にさせたら右に出る者はいない製作だけに、期待を裏切らないハートフル長編が期待できそうです。

しかし、今回国内向けに公開された予告編は、昨年9月に海外向けに公開されたティザーの一部を切り取った映像で、新規のシーンは出ていません。一時、Rovioは従業員を500人から800人まで増やしたものの、2013年には純利益が半減して110人の大量リストラ。その原因は「モバイルゲーミング以外の分野に投資を行ったこと」とされますが、その中にはアニメーションスタジオを買収した費用(すでにテレビ放映されているアニメを制作しているKombo社であり、今回の映画とは別物ですが)も含まれると思われます。

日本では海外ほどには人気がブレイクせず、かと言ってRovioが現在主流のfree-to-playに転換することに熱心でもないので、大きな好転がありそうもないゲーム版『Angry Birds』。もしも今回の映画が大ヒットした暁には、レッド達も「怪盗グルー」シリーズのミニオン張りに愛されキャラになるかもしれません。
『アングリーバード』が映画化、10月1日に国内公開で予告ムービー公開中。30億ダウンロードゲーム

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