ツイッター、「優良ユーザー」には広告が出ない仕様に?
「そういえば最近広告を見かけない」という方。もしかしたら、ツイッターに認められたかもしれません。
幹部が続々離職するという、ちょっと心配なニュースも聞こえてくるツイッター。ジャック・ドーシーがCEOに返り咲いてからさまざまなことが試されているようですが、これもその1つなのでしょうか。
Re/codeが報じたところによると、ツイッターは一部の優良ユーザーに対し、広告を非表示にする施策を試していた可能性があるとのこと。これは、7万人のフォロワーを持つRe/codeのライター、Peter Kafkaさん、同じく100万人を超えるRe/codeの編集長、カラ・スウィッシュさんのアカウントからわかったそうで、2人はおそらく「優良ユーザー」扱いになっているそうです。
ツイッターは、ヘビーユーザー、多くのフォロワーを持つ人、単純に有名人などさまざまな要素を考慮し「優良ユーザー」を判定しているのではと、Re/codeでは予想しています。同社にとって重要なユーザーには、広告を見せるより、引き続きツイッターの世界を引っ張るインフルエンサーでいてほしい、ということなのかもしれませんね。
たしかに、ヘビーユーザーほど広告は目に入らなくなるものですが、現在のツイッターにとって広告は重要な収入源のひとつ。今や上場企業となった同社にとっては、それに代わる収入源を見つけないと、株主からの突き上げがきつくなりそうな予感もします…。
source: Re/code
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)
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