晶葉「出来たぞ助手。時間を止めるスイッチだ」
晶葉「その通りだ。そのアレだ」
P「具体的に例をあげるなら、ドラ○もんに出てくるタンマウォッチ的な……あれか！？」
晶葉「そうだ。そのあれだ」
P「時間停止系のAVとかに出てくる……あの！？」
晶葉「いや、それは知らんが……というか助手よ。私は大人びてはいるが、まだ14なんだ。その私に対してその例えは……」ｶｧｧ
P「すげぇ……すげぇよ晶葉！ 天才だな！ ジーニアス！ 晶葉ちゃんマジジーニアス！」
晶葉「聞け」
晶葉「出来るだけたくさんのアイドルに使って、データを取ってきてくれ」
P「分かった。晶葉がドン引きするくらい使いまくってくる」
晶葉「期待してるぞ」
晶葉「使い方は至って簡単だ。アンテナを対象に向けて、そのボタンを押すだけ。それだけで相手の時間は完全に停止する」
晶葉「もう1度相手に向かって押すか、10分ほど経つと時間停止は解除される」
晶葉「ふむ。簡単に説明すると、そのスイッチは空間内に満ちるタキオン粒子を観測し同時に収集することができる。収集したタキオン粒子はを仮想的にだが――」
P「聞いておいてなんだが、全然分かる気がしねぇ！ ヒャア我慢できねえ！ 限界だ押すね！」ﾎﾟﾁﾘ
晶葉「こら、まだ説明の途中――」
ｼｭｲｨｨｨｨｨﾝ
晶葉「――」
P「晶葉が俺に手を伸ばした状態で止まった……」
P「ほ、本当に止まってるのか？ おーい晶葉ー」ﾌﾘﾌﾘ
P「瞬きもしない……」
P「ちっぱい眼鏡ツインテール白衣口リサイエンティスト……」ﾎﾞｿ
晶葉「――」
P「普段だったら明らかに健康を害しそうな光線銃を向けてくるような悪口に対しても……不動！」
P「ほ、本物だ！ この時間停止スイッチは……本物だッ」ﾆﾔﾘ
P「と、ということは……今なら何をしてもバレないってことか」
P「……ククク……フフフフ」
晶葉（ふむ、躊躇なく私に対してもスイッチを押したな）
晶葉（流石は助手というべきか）
晶葉（ちなみに助手に渡したスイッチは何の変哲もないただのスイッチだ。当然のことながら、時間を止めることなんてできない）
晶葉（私は今、時間を止められたかのように演技をしている）
晶葉（まさかアイドルとして培ってきた演技力が、こんな場面で役立つとはな）
晶葉（人は相手が無防備かつ、何をしても記憶に残らない状態になった時、どんなリアクションを起こすのか）
晶葉（実に興味深い実験だ）
晶葉（今後の実験にも大いに役立つだろうデータを期待している）
晶葉（……）
晶葉（まあ、実験云々はあくまで私の目的だ。もう一つの目的は他のアイドル達に希望を叶えること）
晶葉（何故だか分からんが、私の元に『プロデューサーが全くセクハラをしてくれない。何とかしてくれ』という要望が多々届いている）
晶葉（私を一体何だと思っているか色々と問い質したいところだが……まあ、アイドルのモチベーション向上に繋がるのなら、別に構わないだろう）
晶葉（それに私も……ほんの少しだが、どんなセクハラをされるか……気になる部分もある）
晶葉（さて助手よ。キミは無防備な私に何をするつもりだ？）
P「くそ、ふざけんなよ晶葉……こんなの我慢できるわけないだろうが！」
P「今までお前を前にしても、必死でこの欲望を抑え付けてきたのに……」ｷﾞﾘｷﾞﾘ
P「俺の目の前でこんな風に無防備な姿を晒しやがって……！」
P「はぁ……はぁ……晶葉……お前が悪いんだぞ……」ﾂｶﾂｶ
晶葉（じょ、助手のこんな顔、初めて見たぞ）
晶葉（わ、私はそんなにも助手を我慢させていたのか……？）
晶葉（い、一体何をされるんだ？）ﾄﾞｷﾄﾞｷ
P「晶葉ァ！」ﾊﾞｻｯ
晶葉（白衣を脱がされた！？）
晶葉（マ、マズイぞ！ 助手のこの様子と白衣を脱がしたということ……ま、まさか私を！？）
晶葉（せいぜい軽いセクハラくらいだと思っていたが、これは想定外だ！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ
晶葉（い、今なら冗談だったと無かったことにできる……！）
P「あきは……あきは……」ﾊｧﾊｧ
晶葉（……）
晶葉（し、仕方が無い！ 私も科学者の端くれだ！ 科学の為に体を差し出す覚悟はできている！）
晶葉（さあ、助手よ！ 来い！）
晶葉（ただ、できれば……その……優しくして欲しい）ﾓｼﾞﾓｼﾞ
晶葉（あっ……眼鏡が）
P「これもな」ﾊﾟﾁﾝ
晶葉（髪留めが……）ﾌｧｻ
P「さて。行くぞ晶葉」
晶葉（か、科学万歳……！）
ﾊﾟｼｬｯ
晶葉（ん？）
ﾊﾟｼｬｯ
ﾊﾟｼｬｯﾂﾊﾟｼｬｯ
晶葉（何故……写真を撮るのだ助手よ？）
晶葉（それともよく分からないが、行為の及ぶ前に写真を撮る趣味でもあるのか……？）
P「いい。やっぱりいい」
P「俺の思った通りだ。いつもの眼鏡ツインテール白衣もいいけど……眼鏡無しのストレートヘアー正統派美少女晶葉もいい！」
P「いやぁ、時間停止スイッチ様様だな。普段だったら、眼鏡外してストレートヘアーにしてくれ、なんてとても頼めないしな」
P「この機に撮れるだけ撮っとかないと」
ﾊﾟｼｬｯ
ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬｯ
晶葉（……）ｶｧｧ
P「ふぅ。満足した」
P「さてと。髪型を戻して、眼鏡を付けて白衣を着せて……と」
P「じゃ、お疲れ晶葉。次行ってくるわ」ｽﾀｽﾀｽﾀ
晶葉（……）
晶葉「……ふっ」
晶葉「想像していたのと少し違ったが……少し！ ほんの少し違ったが！」ｶｧｧ
晶葉「……こほん。まあ、アレだ。助手がちゃんとスイッチを使用することも分かったし、内に秘めた欲望を発露させるのも確認できた」
晶葉「後は全アイドルにメールをして、と」ﾒﾙﾒﾙ
晶葉「私は部屋に帰って、助手がデータを持ち帰るまで待つだけ、と」
晶葉「……」
晶葉「たまにストレートヘアーにするのもいいかもしれんな」
晶葉「コンタクトレンズの購入も検討しておくか……」
晶葉「……まあ、気が向いたらだが」
雪美「……」ﾄﾃﾄﾃ
P「おーい雪美！」
雪美「……っ！ P……見つけた……」ﾃｯﾃｯﾃ
P「見つけたって、俺を探してたのか？」
雪美「……うん。早くPに……セク……」
P「セク？」
雪美「……間違えた。何でもない……」
ペロ「ミャア」
P「おっ、ペロも一緒か」
P「さて、雪美。最初に謝っておく。すまん」ｽｯ
雪美「なに……それ……？ スイッチ……？ よくわからないけど……いいよ？ Pの……好きにして……」
P「ちょっとした罪悪感はあるが……押す！」ﾎﾟﾁ
ｼｭｲｨｨｨｨﾝ
雪見「――」
ペロ「――」
P「雪美、そしてペロ……お前達の時間は止まった」
P「いつもいつも無防備に俺の膝に乗ってきて……俺が自制心を保つのがどれだけ辛かったのか分かるか？」
雪美（ごめんね……P……でも、今なら好きにしてもいいから……）
P「今なら何をしても絶対にばれない。社会的制裁を恐れる必要もない」ｼﾞﾘｼﾞﾘ
P「すまない雪美……本当にすまない……駄目な大人ですまない」
P「もうこの欲望を抑えることはできないんだ」
雪美（うれしい……Pが私のことを……そんな風に思っててくれて……すごくうれしい）
雪美（私も……ずっとPと……深く繋がりたかったから……やっと……これで……）
P「はぁ……はぁ……」
P「お前を抱きしめて、その艶やかな毛並みを……思う存分撫で回してやるよ……」
P「いやだって言っても、絶対に離さないからな……」
雪美（うん……きて……P……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ
雪美（来た……♪）
P「ペロ！ ペロオオオオオ！」ｶﾞｼｯ
ペロ「！？」
P「クソ！ 相変わらずいい毛並みだなおい！ 撫でまくってやる！ オラオラ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ペロ「――」
P「オラ喉出せ！ こうか！？ これがいいのか！？」ｸｼｸｼ
ペロ「――」
P「よっしゃ真正面から見つめてやる！ 普段だったら逃げちゃうからな！ 嫌ってほど見つめてやる！」ｼﾞｰ
ペロ「――」
P「ああ、もうカワイイな！ キスしてやる！」ﾁｭｯﾁｭ
ペロ「――」
P「……ふぅ」
P「いやぁ、堪能したなぁ……堪能したなぁ！」
P「すまんな雪美。ペロにこんな事しちゃって。もっとも時間の止まっている雪美には見えもせず聞こえもしないだろうがな」
P「じゃあ俺は行くよ」ｽﾀｽﾀｽﾀ
ペロ「……フミャァ」ｸﾞｯﾀﾘ
雪美「ペロ」
ペロ「……ミャ？」
雪美「正座」
ペロ「！？」
雪美「正座……して……」
ペロ「……ミャ、ミャア」ｾｲｻﾞ
雪美「ペロ……私……怒ってる……どうしてか……分かる？」
ペロ「ミャ、ミャア？」ﾌﾙﾌﾙ
雪美「ペロ……いっぱい……Pに可愛がってもらった……ずるい……ご主人様を差しておいて……」
ペロ「ミャア……」
雪美「今日……勝負下着……履いてきたのに…………恥ずかしいの我慢して……履いてきたのに……」
ペロ「はぁ……」
雪美「……」
雪美「……あ」ﾋﾟｺｰﾝ
雪美「ペロ……Pに……いっぱいキスされてた……」
雪美「ペロが……キスされた所に……私がキスしたら……Pとキスしたことに……なる……？」
ペロ「！？」
雪美「ペロ……動かないで……ね」ｼﾞﾘｼﾞﾘ
ペロ「……ミャア」ｶﾞｸﾘ
乃々（どうしてもりくぼが机の下にいるか、それは……い、いや、いつもの事なんです
コメント一覧
-
- 2016年01月28日 19:46
- 時間停止できたら、とりあえず職場に行って仕事終わらせないと…
-
- 2016年01月28日 19:59
- 猫に正座させるのやめーやwww
-
- 2016年01月28日 20:05
- アルティメット凛…見たい！
-
- 2016年01月28日 20:07
- 文香に霊的な文献を読んでもらったって……え？
それってつまり日本語じゃないなにか魔術的な言語でかかれてたりしたのか……？
-
- 2016年01月28日 20:09
- すっごい気持ち悪いｓｓ
アイドルに作者の性欲を押し付けないでほしい
-
- 2016年01月28日 20:11
- 性欲…とはちょっと違うような気が
-
- 2016年01月28日 20:16
- 5が読んでないのは分かったが、気持ち悪いのには同意する
-
- 2016年01月28日 20:18
- とりあえずウサミン可愛い
-
- 2016年01月28日 20:30
- ※5と7は鏡でも見たのか？
-
- 2016年01月28日 20:40
- ウサミン大勝利
-
- 2016年01月28日 20:41
- 一番得をしたのがまさかのペロさんという事実
-
- 2016年01月28日 20:41
- このPはDa値極振りだったかぁー
-
- 2016年01月28日 20:53
- もりくろにブラジル水着着せたい
-
- 2016年01月28日 20:56
- きのこがわりとのうこうにいじられていたので、おれとくでした（こなみかん）。
幸子に対する愛が深過ぎる！
-
- 2016年01月28日 20:59
- ※5,7
そもそもアイマスはP自体が気持ち悪い生き物なんだから同族嫌悪はよしなさいな
-
- 2016年01月28日 21:01
- アイドルって普通Pといちゃこらするもんだろ（暴言）
-
- 2016年01月28日 21:07
- さりげなくきらりが最大級にセクハラされてるのに反応無しかよ畜生
-
- 2016年01月28日 21:09
- アイドルに作者の性欲を押し付けるなとはいうが二次創作の半分くらいはそういう作品だと思う
というか公式でやらないような設定の自分の妄想やアイデアを元にして書くものだろ二次創作って
-
- 2016年01月28日 21:20
- このP自体が気持ち悪いのは一部の隙もなく同意できるが
それを嫌う彼らは何を求めてここにきてるんだろう…
-
- 2016年01月28日 21:21
- これ普通に１人10分以上経ってそうだし、時間なんて止まってないって絶対分かってやってるだろ……
-
- 2016年01月28日 21:25
- あの子リベンジ編はよ！
-
- 2016年01月28日 21:39
- ※16
秋元康「そうですね」
-
- 2016年01月28日 21:57
- メガネ外した時点でこのPとは解りあえない、そう思いました
-
- 2016年01月28日 22:06
- そう、こういうのでいいんだよ
-
- 2016年01月28日 22:18
- とりあえず「俺だけの時間だぜ」は絶対言いたいよな
-
- 2016年01月28日 22:19
- 秋葉の眼鏡を外した時点で読む気失せた、マジガッデム。
-
- 2016年01月28日 22:19
- 実に変態で、だが紳士！まさに我らがモバＰだったよ。
-
- 2016年01月28日 22:24
- みりあのおでこに氷嚢（玉袋）でも乗せてくるかな
-
- 2016年01月28日 22:31
- やめなされやめなされ
おニャン子クラブのメンバーと結婚した秋元康の話題はやめなされ
-
- 2016年01月28日 22:34
- 可愛がられたペロにキレる雪美、輝子にキレるぼのの(もりくろ)となかなか目新しくて良かった。
でも卯月はやっぱり天然鬼畜なのねw
-
- 2016年01月28日 22:37
- なんかウサミンを除いて登場アイドルの年齢低すぎやしませんかね、もっとこう美優さんの下腹部に顔を押し付けて「ママーッ！帰りたいよーっ！お家に入れてよママーッ！」と叫んだりするSSだと思ったのに
-
- 2016年01月28日 22:43
- ※31
そんなオマエはおとうさんの『お袋』の中に還るべき！！
-
- 2016年01月28日 22:48
- ※31
ちょっと闇が深すぎなんじゃないですかね・・・
-
- 2016年01月28日 22:53
- タキオン……アルティメット……うっ頭が
-
- 2016年01月28日 23:09
- ？？？「俺は既に未来を掴んでいる。そしてこれからも掴み続ける！」
-
- 2016年01月28日 23:19
- 凛とウサミンだけ面白かったのよ
その前オールカットしちゃおう
-
- 2016年01月28日 23:28
- P「へへへ、普段は絶対に見れない蘭子のスケッチブックの中身を見てやるぜ」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
蘭子(やーめーてー!?)←耳まで真っ赤
-
- 2016年01月28日 23:30
- ※31のせいで※28が霞んで見えたので幸子のシックスパックを愛でてこようと思いました
-
- 2016年01月28日 23:30
- 持っているだけで霊感が上がる石を売ってくれる千川さんは本当に天使だなあ
-
- 2016年01月28日 23:34
- 蘭子がやみのま！してる横でカッコイイポーズをしてツーショットを撮りたいッス！
-
- 2016年01月28日 23:36
- 加蓮の名前がことごとく変わってる
-
- 2016年01月28日 23:45
- ※40
綺羅星☆！ とかどうだ？
-
- 2016年01月28日 23:47
- もりくろ単品で一本書いてほしい
-
- 2016年01月28日 23:57
- （何故だろう？ ※39の背後に厄病神の影がチラついてるような・・・？）
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