ごきげんよう。

いよいよ、『Go！プリンセスプリキュア』も最終回です。いやぁ......ほんと1年って短いですね。始まったばかりの頃に「みんなの評価はどう？」という記事を書いたのも、つい最近のような気がします。

以下ネタバレがあるので、ご注意下さい。放送開始当時の感想ですが、

「プリンセスになる」という中学1年生とは思えない夢ですが、本人も歳相応とは言いがたいと自覚しているようで、自分の夢を尋ねられた時にちょっと口ごもるシーンが印象的でした。これも本作のテーマとなるところではないでしょうか。

きっとプリキュアとして戦ううちに、友だちと一緒に戦ううちに、誰かの夢を守っていくうちに、いつしか胸を張って自分の夢も言い放てるようになる。そんな心の成長を期待したくなります。

そう、今でこそプリンセスバカ一直線的なはるはるですが、始めはちょっぴり自信がなく、子供じみた夢だと思っていたことがあったのです。

そんな彼女がいろいろな人と出会い、語り、戦い、自問自答を繰り返して成長していくうちに、「自分は、自分の描くプリンセスの姿になるんだ！」と、自分の中でのプリンセス像へと向かう心を示してくれたのは、本当にうれしく思いました。

そして、作品としての感想となりますが、全体を通して最終回までの盛り上げ方の上手さが際立っていますね！

特に、先週の第49話 「決戦ディスピア！グランプリンセス誕生！」では思わず拳を握って、息を止める勢いでテレビに集中してしまいました。こういった感覚は久しぶりです......。

パワーアップしたディスピアの強大な力、大きなダメージを受けて倒れこむ少女たち、そして絶望に包まれていく世界。さらに、いつの間にかこちらがわにいたシャットさん。絶望の闇に打ちひしがれる中、自然と生まれた人々からのエールを力に、プリンセス（夢へ向かって）へと駆け上がる！

あのシーンはまさに本作のテーマそのもの。あの時、テレビを見ていた小さなお友達はみんな、心の中で応援していたはずです。

......いえ、小さなお友達に限りません。あの日、36歳の大きなお友達も、娘と一緒に真剣にプリキュアを応援していました。きっと僕だけではなく、日本中の大きなお友達も、口には出さずとも叫んでいたに違いありません。がんばれ！ いけ！ GO！プリキュア！ と。

さぁ、いよいよ、最終回です。

目指していた夢の姿、グランプリンセスとなった4人は、果たしてどうなるのでしょうか？ そして我らがシャットさんは!?

夢へGO！GO！ ごきげんよう！

©ABC・東映アニメーション

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Go！プリンセスプリキュア 第50話予告 「はるかなる夢へ！Go！プリンセスプリキュア！」［YouTube］

（キュアコグレ）