渋谷凛「プロデューサーの首にキスマーク……」
※ただただ駄弁るだけの山無し落ち無し
※アイドル達は耳年増な傾向があり
モバP「じゃ、もうちょい煮詰めてもらって、はい」
ガチャッ
凛「おはようございます」
凛「プロデューサーおは……電話中か」
凛 (邪魔しちゃいけないよね)トスッ
凛 (そう、邪魔しちゃいけないんだけど)ペラ
凛 (ソファに座って雑誌読むふりをしながら、声をかけず見つめてることは悪いことでしょーかっ)
凛 (というわけで)ジーッ
凛 (……うん)
凛 (電話してるプロデューサー、いいね)
凛 (仕事ができる男っていう感じ?)
凛 (私たちのために頑張ってくれてるんだよね)
凛 (私も頑張らなきゃって思うよね)
凛 (…………うん?)
モバP「うーん、そこをなんとか」
凛 (あの首のところ……)
モバP「はい、お願いします」
凛 (もしかして……?)
モバP「はい、はい、失礼します」ピッ
モバP「ふう、これでなんとかなりそうだな」ヤレヤレ
凛「お疲れさま、プロデューサー」
モバP「おお、凛。お疲れ」
凛「ところでさ」
モバP「うん?」
凛「そのく……」ハッ
凛 (いや、そのまま聞くのは早いか)
モバP「え?どこ?」
凛「あ、そっちじゃなくて」
モバP「お?」
凛「とってあげるよ」スタスタ
モバP「頼む」
凛「んーと」ジーッ
凛 (……やっぱりそうか)
凛「はい、とれたよ」
モバP「お、ありがと」
prrrrr……
凛「ん。じゃ、私あっちにいるね」
モバP「おう」フリフリ
ハイ,モシモシ
凛 (あれ、首のやつ。どうみてもキスマークだよね)
凛 (……)
凛 (…………)
凛 (何故っっっっっ!!!)カッ!!
凛 (とりあえず落ち着こう)
凛 (まずは状況の整理だ)
凛 (プロデューサー、2x才。独身……のはず)
凛 (少なくとも結婚はしてないという情報はちひろさんから買収済み。信用していいもの)
凛 (彼女はいるのかな)
奈緒・加蓮「「おはようございます」」
凛「おはよう」
奈緒「おはよ」
加蓮「おはよう凛」
奈緒「プロデューサーは?」
凛「あっちで電話してる」
加蓮「あれー?奈緒ってば真っ先にプロデューサーが気になるの?」・
奈緒「ち、違う!仕事場で挨拶するのは当たり前だろ!?///」
加蓮「だからって、別に探さなくていいよね」
奈緒「いや、だから、その///」
凛 (可愛いなあ)
加蓮 (可愛いなあ)
凛「二人ともさ、そっとプロデューサーの首もと見てよ」
奈緒「なんだよ急に」
加蓮「なんかあるの?」
加蓮「首?」ジーッ
奈緒「うん?」ジーッ
加蓮「……あー」
奈緒「なんか少し赤いな」
凛「うん、そういうこと」
加蓮「そういうことかー」
奈緒「え?なんだよ。なにがそういうことなんだよ」
凛「えっ」
加蓮「えっ」
奈緒「えっ」
奈緒「説明もなにもわけがわからない」
加蓮「しょうがないな、加蓮先生の保健の時間だよ」
ー加蓮先生による保健の授業中ー
奈緒「ななななな///」
凛「うん、そういうことで」
奈緒「プロ、プロデューサーが///」
加蓮 (うぶだねー)
凛 (可愛いなあ)
奈緒「な、なんでそんなこと」
凛「うん、だから反応に困ってるんだよ」
凛「それもそうだけどさ」
凛「単純に気にならない?相手が誰か」
加蓮「気になるね」
奈緒「だ、だめだろ。プロデューサーのプライバシーとか」
凛「じゃあ奈緒はさ、自分が知らない誰かとプロデューサーがイチャイチャしてるのを知らないふり出来るの?」
奈緒「そ、それは……」
加蓮「よし、仲間だね」
凛「まずはプロデューサーに彼女がいるか」
奈緒「ちょ、あたしはまだ納得してないんだけど」
凛「無理して参加しなくていいけど、後で聞いても教えないからね」
奈緒「……わかったよ、参加するよ」
加蓮「素直でよろしい」
凛「さ、プロデューサーに彼女がいるかどうかだけど」
加蓮「いないんじゃない?いたらまゆちゃんが発狂してるよ」
凛「それはそうなんだけど」
加蓮「もし仮にプロデューサーがまゆちゃんを誤魔化せるほどうまく付き合ってたとしてもさ」
加蓮「これだけ女だらけの世界で誰も感づかないことはないと思うよ」
凛「奈緒が言うほどってことは信じていい意見だね」
奈緒「凛それどういう意味だよ」
凛「さっきまで首にキスマークの意味も知らなかったほど鈍感というか無知というかの子が言うんだから余程だねって意味」
奈緒「表出ろ」
加蓮「ま、外に彼女を作るのは難しいだろうね」
凛「『外に』……ということは、『中に』という可能性は」
奈緒「逆にそっちのほうが難しくないか?」
加蓮「確かにね。アイドルと交際なんて危ない橋渡るような人じゃないでしょ」
凛「むしろ事務所内の人だったら誰か絶対気づくよね」
加蓮「続いては……」
凛「そういうお店の可能性?」
加蓮「あー……」
奈緒「……な、なあ」
加蓮「……」アイコンタクト
凛「……」アイコンタクト,ウケタ
凛「奈緒、こっちおいで」
奈緒「え、うん」
ー凛先生による社会科の授業ー
奈緒「なななななな///」
凛「だからなんで知らなかったの」
加蓮「どんだけ純情なんだ」
凛「むしろなんで行為の意味だけ知ってるんだろ」
奈緒「そ、そういう人って、なんでそんなこと///」
加蓮「そりゃ事情は色々だろうけど」
凛「私たちも全く無関係じゃないよね」
奈緒「え!?なんで!?」
加蓮「そりゃー、需要と供給?」
凛「仕方ないね」
ー凛先生による経済学授業ー
奈緒「」プルプルプル
奈緒「だ、だって、人気、落ちちゃったら」グス
加蓮「もしもの話でしょう?それに、あのプロデューサーがそんなことさせるようなことになる前にどうにかするよ」
凛「そ。プロデューサーが私たちをそんな目に会わせると思う?」
奈緒「……」フルフル
凛「だから心配しなくていいよ」
奈緒「……」コク
加蓮「じゃ、協議に戻ろうか」
凛「そうだね」
奈緒「」コクコク
加蓮「というより、行けたかどうかじゃない?」
凛「それもそうだね。昨夜実行可能だったかどうかだね」
加蓮「いや、夜じゃなくて朝方に短時間でって可能性も」
凛「うっ……それもあるか」
奈緒「」キョトン
加蓮「……また必要か」
ー加蓮先生による保険と算数の授業ー
奈緒「つまり、プロデューサーがガッツリタイプでスピードタイプだったら、その、夜に、……ゴニョゴニョなくてもいいってことか」
凛「おー、大分耐性ついたね」
加蓮「教育の賜物だね」
加蓮「まあ推論に推論重ねててもね」
凛「それじゃ再びプロデューサーを観察」
トライアド「……」ジーッ
凛「……あの目の下」
加蓮「……若干隠してるけど」
奈緒「……くまだよな」
凛「昨日まであんなのは」
加蓮・奈緒「「なかった」」
凛「ということは事実として、プロデューサーは少ない睡眠しかとっていない」
加蓮「うわぁますます濃厚に」
凛「朝方の線はないか……?」
加蓮「色々工作する時間も考えると、朝方は厳しいか」
凛「じゃあ、昨日の夜の可能性を検証だね」
凛「昨日の仕事終わりの時間と、残り仕事の量から換算して」
加蓮「じゃあまず昨日は何時に仕事を終えたのか」
奈緒「昨日はあたしらトライアドで一緒だったよな」
凛「六時までは私たちについてたから」
加蓮「その先の話だね」
凛「やっぱり情報が足りないかな」
ガチャッ
未央「おはよー!」
卯月「おはようございます!」
凛「あ、二人ともおはよう」
未央「なになに?トライアドでなに話してたの?」
卯月「おはようございます、奈緒ちゃん、加蓮ちゃん」
奈緒「おはようさん」
加蓮「おはよ」
凛「……」アイコンタクト
加蓮「……」アイコンタクト
奈緒「……」ミヨウミマネ
凛「よし」
卯月・未央「「???」」
ー可愛い凛ちゃんによるこれまでのあ
コメント一覧
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- 2016年01月30日 20:17
- 奈緒可愛い
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- 2016年01月30日 20:21
- 朝起きたら、俺のぽこちんにみりあたんのキスマークがついていた(驚愕)
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- 2016年01月30日 20:34
- ※3
すまん、それ俺のキスマークだ。
お詫びに今晩中しっかり愛を囁いてやるぜ
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- 2016年01月30日 20:37
- よっちゃん頑張ったな
-
- 2016年01月30日 20:40
- 蒼や紅じゃなくて、わた加蓮ちゃんが正妻ってはっきりしたよね。
-
- 2016年01月30日 20:45
- ※6
死体は黙って火葬されてろ
-
- 2016年01月30日 20:58
- 加蓮先生に子供の作り方を教わりたい
-
- 2016年01月30日 21:00
- ※欄のホモとロリコンは滅びのバーストストリーム+マインドクラッシュ浴びせてやる!
-
- 2016年01月30日 21:07
- なぜちひろさんは狼狽えたんだろ?
-
- 2016年01月30日 21:24
- (加蓮の飲み物にトリカブト毒を仕込んでそれを飲んだ加蓮が脳死判定を受けたあと、全てに丸がついた加蓮名義のドナーカードと共に生命維持装置を外す音)
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- 2016年01月30日 21:25
- ※10
どうせ別件で人に知られたらマズいようなことでもしてたに決まっt
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- 2016年01月30日 21:33
- よっちゃん→よっちゃんイカ→イカ臭い→
謎は全て解けた!!
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- 2016年01月30日 21:40
- ※11
(蒼い正妻気取りの実家に火を放って住人もろとも全焼させ、放火に使った道具を蒼い正妻気取りのカバンの中に入れて罪の擦り付けを完遂する音)
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- 2016年01月30日 21:44
- 煮詰めるの使い方間違っていてワロタ。
煮詰めるってのは企画とか物事が完成したときに言う言葉であって、もうちょっと進めてください的な意味合いや行き詰まったみたいな感じでは使わないぞ。
-
- 2016年01月30日 21:56
- 完成した時なら「煮詰まる」じゃねーの。「煮詰める」だと完成の状態に持っていこうとする時だろ
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- 2016年01月30日 22:01
- ※16
貴方が正しい。※15、知ったかぶる前に辞書開くかググる癖付けると恥かくリスクがぐんと減るよ
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- 2016年01月30日 22:03
- ※6
(奈緒から眉毛と下の毛を全部剃り落として加蓮に移植する音)
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- 2016年01月30日 22:33
- お、よっちゃんて誰だい?
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- 2016年01月30日 22:47
- 加蓮マジ天使
あ、いや天使って言ってもお迎えの方じゃないから
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- 2016年01月30日 22:57
- よっちゃんいつもの言ったげて
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- 2016年01月30日 23:04
- ?「スルメじゃないよ酢漬けだよ」
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- 2016年01月30日 23:07
- ※12
壁にも障子にも黄緑が…。無茶しちまったんだな…
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- 2016年01月30日 23:10
- 前書き気持ち悪いよぉ
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- 2016年01月30日 23:14
- 何故だか加蓮の余命があとわずかな予感が気がしてきた
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- 2016年01月30日 23:17
- ※25
いつその時が来るのか読めいませんね……。ふふっ
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- 2016年01月30日 23:24
- ※26
楓さん、言えん家ってPさんのお家だったんですね。
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お前にはピラミッドから運び出したミイラをあてがうからそれで我慢せえ