1: 海江田三郎 ★ 2016/01/31(日) 10:22:48.43 ID:CAP_USER.net
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/012600470/
「亡くなった方がいましてね。毎年必ずお参りに行っています」

 10年前、製造業の情報システム責任者2人と話をしていた際、片方の責任者がこうつぶやいた。その企業は基幹システムの
全面再構築に成功したが、プロジェクトの途中でメンバーを失ったという。

 「御社もそうでしたか。うちも同じです」
 それを聞いたもう1人の責任者の答えである。こちらも基幹システムの再構築をしている最中に亡くなった方がいたそうだ。
 「おかげさまでシステムはしっかり動いていますが、忘れるわけにはいきません」
 「仰る通りです」
 このやり取りをしていた2人の責任者の表情は忘れられない。亡くなった方の立場や人数の話もその場で出たが割愛する。
 2人をお呼びしたのは、長年使ってきた基幹システムを全面再構築するプロジェクトをどのように乗り切り、何を学んだか、
語り合ってもらうためだった。意見交換が一段落したとき、片方の責任者が突然、冒頭の話を始めたのである。
 どちらのプロジェクトも開発するソフトウエアの規模が大きく、数年がかりで実施された。予定していた時期に新システムを動かしており、
いわゆる「動かないコンピュータ」(計画通りに動かせなかったプロジェクト)ではなかった。
とはいえ集められた開発者は1000人を超えていたはずで、それだけの人数がいると心身の調子を崩す人がどうしても出てきてしまう。
 こうしたことは両社に限らず、どの企業でも、どんな業種業界においても起こり得る。まして動かないコンピュータの状態に陥ったら、
離脱する人の数はさらに増える。

眠らない、眠れないのは危険
 10年前のことを思い出したのは、動かないコンピュータになりかけた大型プロジェクトについて一文を書いたからである。
『奇跡が起きるか、電力自由化のシステム準備』という題名を付け、日経ビジネスオンラインで本日公開した。その中のくだりを引用する
「情報システムの開発に限らないが、困難なプロジェクトにおいて犠牲者が出ることがある。その引き金は睡眠不足である」
 「プロジェクトには所定の期限があり、それまでに所定の品質の成果物を所定の経費内でつくり上げなければならない。
成果物の内容や経費、投入する人員は調整できるが、1日を48時間にすることはできない」
 「追い込まれたプロジェクトの担当者はまず移動時間を削る。月曜から週末まで現場の近くに、
場合によっては現場の中に泊まり込む。それでも時間が足りない。(中略)例えば会議を減らせばよいのだがそれができない場合、
睡眠時間を削る。深夜まで仕事を続け、わずかな仮眠をとり、翌朝から再開する」
 「期限が迫る。成果物を仕上げられるのか。品質は大丈夫か。担当者は疑心暗鬼になり、人によっては気持ちが高ぶり、
横になっても眠れなくなる。これは心身ともに危険な状態であり、ついには現場に行けなくなり、あるいは入院し、プロジェクトから離脱する人が出てくる」
 自分で書いた文章を読み返していて、別のシステム責任者の言葉を思い出した。都市銀行で勘定系システム
の再構築を数度経験した方にプロジェクトの要諦を尋ねたことがある。彼は「総責任者が寝ること」と答え、次のように説明してくれた。
 「プロジェクトの山場を迎えると、責任感が強い人であればあるほど『現場を見守る』などと言い出して帰らなくなる。だが寝ていないと体を壊しかねないし、
いざという時に正しい判断ができない」
引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1454203368/


2: 海江田三郎 ★ 2016/01/31(日) 10:22:58.08 ID:CAP_USER.net
(中略)

プロジェクトの成功より重要なのは生き残ること
 本稿の題名『「死の行進」から生還するための心得』について触れておく。「死の行進」とはいわゆるデスマーチ・プロジェクトを指す。
この言葉は使いづらいので、ここまでは「動かないコンピュータ」と書いておいた。
 1月20日、構造化分析やオブジェクト指向設計の方法論を提唱し、ソフトウエアの世界に数々の貢献をしたエドワード・ヨードン氏が亡くなった。
手元にあるヨードン氏の著書『デスマーチ』を開くとサインがしてあった。日付は2007年1月31日となっている。
 この日、ソフトウェアテストシンポジウムの基調講演者として来日したヨードン氏に当時の日経コンピュータ編集長がインタビューした
(『「無理なソフト開発」は常態 技術者が生き残る鍵は交渉力』)。同席した筆者は本を持参し、ヨードン氏に署名してもらった。
 この本には題名通り、デスマーチ・プロジェクトが起きる理由、その中に入ってしまった時の乗り切り方が書かれている。
ご冥福を祈りつつ、ヨードン氏が「本(デスマーチ)全体からたったひと言だけ覚えるとすれば」と書いている言葉を紹介する。
 それは「トリアージ(triage)」である。戦場や災害地において必要な医療処置に応じて負傷者を分けることを意味する。
トリアージにはデスマーチ・プロジェクト対策に関係するもう一つの意味がある。「乏しい必需品(最も乏しいのは時間)を最大の効果を引き出す
やり方に割り当てること」だ。
 ただし時間配分が重要なのはデスマーチ・プロジェクトに限ったことではない。そのせいかどうか、デスマーチを通読して最も印象に残ったの
は本の一番最後の記述であった。
 「デスマーチ・プロジェクトを担っているのは個人である、という事実は変わらない。大部分の組織の上層部や官僚主義的な委員会には多く
を期待しないが、最初から破滅が運命づけられているプロジェクトで長い夜と週末を働く個人に(私は)ずっと心を砕いている。
デスマーチ・プロジェクトを最後に成功させることはもちろん重要で、そのための実践的な助言を本書でも提供したが、それよりずっと重要なのは、生き残ることだ」
 息も絶え絶えになって生き残るのではない。ヨードン氏は書いている。「(プロジェクトの成功と生き残りを)健康、
才覚、家族、ユーモアのセンスのどれも損なわないで行うべきなのだ。それができてこそ最高だ」
 上を向いて最高を目指すのは難しい。といって目の前の懸案に集中しているだけでは生還できない恐れがある。

5: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 10:29:40.78 ID:qt6Tkxm9.net
人生やめる前に会社やめろ

6: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 10:30:26.12 ID:jhkL+JF+.net
現代の炭坑だからな
そこにリニアが加わる

10: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 10:39:01.42 ID:1tEAn7DR.net
無理

2文字

15: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 10:46:28.79 ID:wSCGzpAK.net
何千人も関われば、病気で死んだり自殺したりするのは一人くらいいるだろう。
大したことではない。

20: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 10:56:26.17 ID:6FJMYB1p.net
.
 一億総デスマーチ時代、にもう入っていると思う。
 で、成果は出ないんだ。

25: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 11:11:36.08 ID:BcCYurNV.net
>「総責任者が寝ること」
作業員は寝ずに働け

28: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 11:22:41.90 ID:ZKQ1yx8c.net
嫌ならやめてもいいぞ
お前らの代わりは幾らでもいる

最近は中国・インド・インドネシアの優秀な人材の就労ビザが簡単に下りるからな

29: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 11:27:19.59 ID:LKz7Pa1B.net
>>28
ベトナム、ミャンマーなら兎も角、
中国人やらインド人なんてデスマに放り込まれたら即逃げだすぞ

30: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 11:34:18.86 ID:K9MQQVau.net
インドからは見捨てられつつある
欧米企業の日本法人じゃないと集まらない

32: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 11:42:33.90 ID:h1sBRMnD.net
>>30
今はベトナムやね。インドはもう日本を相手してないし。中国は単価が上がった
割には品質が微妙。まあ、ベトナムをそのうちアメリカの方に向くと思う。あそ
この技術者は英語が使えるから。

39: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 12:16:21.48 ID:QdjUJV+w.net
「逃げる」これに尽きる。

入退室記録で2名以上の上司の確認印を必須にすれば
自分だけは守れるかも 有能な上司であればの話だが

47: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 12:28:50.69 ID:mxH+X9dx.net
まああんまりまじめにやらんことだな

社会人になって何がいいって、怒られても殴られないって事だよ
怒鳴られるだけならどうということもない

52: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 12:41:48.29 ID:sUhUyPx2.net
>>47
真面目な人は去っていくから、変人が多い業界と見なされる

51: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 12:41:15.92 ID:UPwzf9Mh.net
ゼネコン会社の超下請けにならないこと。
胡散臭い独立系に入らないこと。
JIET等の人売り商談会に入ってないこと。
20代で大手優良に入れなかったら、別な道に行くこと。
素質や教育なかったら転職先を探すこと。
法律も学ぶこと。

55: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 12:50:18.42 ID:UVxWsx+P.net
前任者が逃亡したなんて話はよくあるよな

59: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 13:18:01.96 ID:ZKQ1yx8c.net
>>55
確か、情報処理試験のプロマネに前任者が居なくなった場合のプロジェクト進め方についての試験が出たことがあった

66: 【関電 62.3 %】 2016/01/31(日) 14:23:43.49 ID:9UanHcWv.net
俺も死にかけて、現在投薬中。
残業を限りなく0にする働き方を覚えたてよ。

68: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 15:40:57.38 ID:HA6D6oVv.net
知り合い(40歳台後半)が大手財閥企業のSEで鬱になった。
引きこもって親が面倒を見てる。

利害関係がなく、長年付き合ってきた趣味友の俺とは
話ができるが他の人は無理。

普通に話しをしても目が泳いじゃってて、危ないと判る。
精神科の先生は危険な状態だったと言っていたと親から聞いた。

経理事務の俺には理解できんが大変な仕事だなと思ったね。

70: 名刺は切らしておりまして 2016/01/31(日) 16:02:12.49 ID:LdylIFnu.net
「否」
一文字で済む

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