9161271インドネシア・ジャワ島の高速鉄道整備工事が足踏みを続けている。中国が日本との受注合戦に競り勝ち、21日に着工式典が開かれたが、提出書類が中国語で担当官が理解できないなど準備不足が露呈。工事の“出発”にすらこぎ着けられない状況だ・・・



着工式典で、インドネシアのジョコ大統領は「両国政府が協力して着工に至った」と胸を張った。だが、式典を欠席したジョナン運輸相は議会公聴会の質疑で、「評価が終わっていない」として、建設許可はまだ出していないとした。

必要書類が未提出なうえ、提出された書類も多くは中国語で記載されており、「評価のしようがない」とし、事業契約も調印できない状況を明かした。



中国側の計画では、4駅が整備されることになっているが、うち1駅はジャカルタ東部にあるハリム空軍基地の敷地を予定。このため、一部政治家から、「首都防衛のための不可欠な施設だ」と、計画見直しを求める声もあがっているという。

詳細は(source: livedoor ニュース - 中国が受注したジャカルタの高速鉄道 ずさんな書類でいまだに工事進まず

インドネシア高速鉄道 受注競争敗北の背景は