91625641月31日、インドネシアの高速鉄道の工事が未だに着工しない。21日にはジョコ大統領や中国の国務委員らが出席しての起工式が行われたことから、建設許可の見通しがあり、一両日中に許可が出ると見られていたが、とんだ誤算の起工式になってしまった・・・



中国から提出されていない必要書類が多く、また中国語だけの記載がほとんどで読むことも出来ず審査が進まない。許可を出した区間はわずか5Kmだけ。

スタート前からこれほどトラブルの連続になるとはインドネシア政府の関係者も思っていなかったようで、騙されたのではないかと後悔する声が強まっている。また1月中に着工出来なかったことで、国内でも不安を口にする見識者が増加。


 
インドネシア国土交通省は中国政府に対して「工事期間中にトラブルが生じても政府は責任は持てないので、中国政府の保証が必須だ」と伝え、「完成できなかった場合、中国が原状回復の責任を持つ」と契約書に追加してほしいと迫った。

フィリピン・マニラ郊外での鉄道建設を中国が途中で投げ出し撤退、その後日本のODAで工事を続行することになったことも、影響しているようだ。

詳細は(source: エキサイト - 中国に騙された! ずさんすぎる高速鉄道計画に大きな後悔ーインドネシア

中国受注の高速鉄道起工式 インドネシア