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こちらはコメントにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2016年02月02日 22:04
■体験談

私が小学生低学年の頃、子犬と子猫を拾った。いや拾ったというより押しかけられたと言った方が…。
私が下校中、道端に段ボールが置かれていた。蓋辺りがゴソゴソ動くので覗いてみたら中に子犬と子猫が一匹ずつ入っていた。そっと撫でると犬はぺロペロ猫はニーニー。
可哀相、飼いたいなとは思ったが、連れて帰れば母に怒られると(前にも猫拾ってきて物凄く怒られた)諦めて「優しい人が来て拾ってくれる」事を願って振り向かずにそのまま帰宅した。







ドアを開けた母が「え…」と言って固まっているので、?と思って振り返ったら、さっきの子犬がいた。あの子猫を背に乗せて…。
ヤバい!怒られる!と思って首をすくめてた。母は暫く無言だったが次に発した言葉はボソッと「可愛い…」
子犬と子猫の凶悪ダブルコンボに母はノックダウンし、その2匹を飼う事に決まった。渋る父に母は「私子の情操教育云々」と畳み掛け遂に父を陥落させた。(実際飼う事になったら父が一番2匹にデレデレだったが)
犬も猫も恩を忘れなかったのか、犬は立派に番犬の役目を果たし(空き巣押し売り撃退する事多数)猫は鼠退治に精を出してくれた(時々成果を見せに来て我々をパニックに陥れてくれたことも有ったが)すっかり我が家の一員となった。
犬と猫はお互い「兄弟」と思っていたらしく、餌を食べる時や寝る時はいつも一緒。猫は犬の散歩にも付いて来て、時々犬の背中に乗っかって楽してる事もあった。今だったら通りすがりの人に写メ撮られてツイッターに上げられてただろうなと思う(ウン十年前の話なので)
今実家にはそのコ達の子孫の犬猫がいる。でもずっと一緒に暮らしているのに、あの2匹程には親密ではない(ケンカは流石にしないが、ベタベタもしない)あの2匹には「苦難を一緒に乗り越えた」仲間意識があったのかな。



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